成長を基軸に人と情報の流通を整備する Developer Concourse Unit

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January 26, 24

スライド概要

2024/01/26(金) People Experience チーム 活動共有会 で発表した資料.
社内用に作ったものを幾分か修正して出しています.

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各ページのテキスト
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成⻑を基軸に⼈と情報の流通を整備する Developer Concourse Unit サイボウズ株式会社 開発本部 People Experience チーム Developer Concourse Unit ⻄原 翔太/@tomio2480 2024/01/26(⾦) People Experience チーム 活動共有会

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本⽇の話題 ▌1. 突然の Developer Concourse Unit とは ▌2. 情報の流通に着⽬した開発組織の⾜場固め戦略 ▌3. 社外活動に重⼼を寄せる必要不可⽋な⼈員の存在 ▌4. 具体的な⼿段 = 取り組み ▌5. ⼩さく継続的な変化を起こし続けるための指針 ▌X. Developer Concourse Unit のこれから ▌A. 参考資料

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1. 突然の Developer Concourse Unit とは ⾃分の姿勢にあう箱がなかったので作ってもらいました

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1.1. Developer Concourse Unit と申します ▌メンバー : @tomio2480,@jnkykn(敬称略) ▌ねらい : 情報流通の整備を通じ IT エンジニアの成⻑を加速させる ▌対象 : 社内外の IT エンジニアや技術を好み⼿を動かす者 ▌強み : 北海道在住者 100 % ▌弱み : 北海道在住者 100 %

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1.2. もう少しちゃんと背景を…… ▌IT コミュニティに精通したメンバーの⼒を発揮する n メンバー全員 10 年以上 IT コミュニティに関わってきた n 運営,⽴ち上げ,登壇,協賛,参加と多⽅⾯に経験あり n ⻄原が開運研修に⼀本研修を出しているものも関係している ▌エンジニア経験者,教育現場経験者の経験を重ね合わせる n IT エンジニアキャリアの観点,教諭,講師との⽬線からの取り組み ▌地⽅出⾝+在住者として関東外にも着⽬し⽇本⼈⼝の 7 割も掴む

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1.3. Developer Concourse と名付けに含めた気持ち ▌開発者と情報が⾏き来する空間を充実させたい思いで名付けた ▌様々な⽬的を持った⼈たちが,同じ空間から様々な恩恵を受けられる ▌Wikipedia より 「コンコース」 n 鉄道駅、空港ターミナルビル、公園、博覧会場など⼈々が⾏き交う場 で、⼈の集合や流動を⽬的として設置する広い空間を指す。 n 技術学会のIEEEがコミュニティ「IEEEスチューデントコンコース」を設け るなど、インターネットで⼈々が集う場合も⽤いられる。

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2. 情報の流通に着⽬した開発組織の⾜場固め戦略 広報,採⽤,受け⼊れ,成⻑,表彰…… 多⽅⾯に利かせる

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2.1. IT エンジニアとしての専⾨性を磨く環境の整備 ▌成⻑に関する法則 「ロミンガーの法則」 = 70:20:10 の法則 n 「経験」 70 %,他者からの「薫陶」 20 %,「研修」 10 % ▌経験は主業務と捉えて,他の薫陶と研修に効く施策に集中する ▌薫陶強化 : マネージャーへチームの成⻑に資する情報が流れるようにする ▌研修強化 : 勉強会や情報提供の仕組み探求を通じ知識定着を促進

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2.2. 知⾒共有の効果的な仕組みを探求し実践する ▌勉強会や読書会,もくもく会などの形態による効果を理解し使いこなす n これらを実践するために社内外問わずイベントには顔を出していく n 業務的/趣味的,セミナー/ハンズオン,都会/地⽅…… どれも⾏く ▌現段階で動いているもの n 雑な LT 会の派⽣ – Garoon,QA あたりはそのはず(超⾃発的 n ブログを読む会 – ⻄原主催会,PX 体験のよさを知る会

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2.3. 主体を情報流通の整備とした際の各⽅⾯への期待効果 ▌Attract : 継続的に顔を出すことで存在感を⾼める ▌Hire : サイボウズの情報を持って外に出ることで解像感を⾼めてもらう ▌Onboard : 公開情報を増やし⼊社前から知ることができる状態を作る ▌[主]Develop : 社外からの流⼊情報を整備し成⻑環境を整備する ▌Reward : 登壇機会の創出を通じ登壇者の活動に理解を集める ▌Exit : - 他を捨ててでも Develop 領域の 効果は死守します

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3. 社外活動に重⼼を寄せる必要不可⽋な⼈員の存在 ”かえりみる”ためには他者/他社を知らなければならない

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3.1. 情報を集めるためには情報を持っている必要がある ▌⾃社その他の情報をふんだんに持っていると情報交換しやすい n 相⼿もこちらの情報を知ることができてお得 ▌他社等の情報を聞く際にも近い情報をもとに知⾒を構築しやすい ▌何の情報を持っておくべきかは意識して活動する必要がある n サイボウズ関係 : 開発組織の状況,技術スタックなどなど n 関連するコミュニティ関係 : 勢いのある地域,分野などなど

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3.2. 流⼊する情報の量を増やし,質を⾼めるには社外活動 ▌社内の情報流通整備も不可⽋だが我々の強みを⽣かすなら社外 n 社内の整備係とうまく噛み合うよう振る舞いたい ▌Lv.1 動画やスライドのコンテンツ,公開イベント情報 ▌Lv.2 ⾮公開のコンテンツ,イベントの情報 ▌Lv.3 直接個⼈にアプローチしないと引き出せない情報

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4. 具体的な⼿段 = 取り組み ゴールが継続なのか収束なのか,よく理解して進める必要がある

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4.1. 継続型と収束型 ▌インフラ的に振る舞うか,遊撃隊として振る舞うかを認識して動く ▌継続型 n 成⻑継続あるいは落ち⽬にならないために常に取り組まれているべき ▌収束型 n 問題が消滅して課題を感じなくなれば取り組みを終えてもよい

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4.2. 継続型活動の例(1) ▌ブログを読む会 n 他社,他者の状態,流⾏りを知るアンテナの役割 n 感想戦を通じたスキルトランスファーインフラとしての役割 ▌LT 会 n 発表を通じて⾃分らの現在地等を認識し組織学習を活性化する n 新・SECI モデルに基づいて評価しても多様な効果を期待できる

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4.2. 継続型活動の例(2) ▌流氷交差点 n 外部の地⽅ IT コミュニティの現状を記録に残す活動 n 様々な⼈たちや地⽅,状況で構成されている学びの集団を分析 n 貴重な学びの場に光を当てて維持発展を助ける (メンタル完全ダメになったときにストップしてしまったが復活を計画中)

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4.3. 収束型活動の例 ▌スライドをよくする会 n 350 超の現在のスライドが点検できたら終わり n スライドアップロード上のスライドで表⽰のおかしいものを検査 n 正しい状態で情報が表⽰されるように修正作業等を⾏う n セルフチェックしやすいようにガイドライン的なものを整える n 問題のあるスライドを報告できる⼿筈を整えておく n 新しく問題の報告があれば,別プロジェクトとして順次対応する

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4.4. 今後の野望 ▌[継続] プロポーザルを練る会 n どんとこい CfP 募集開始情報,の胆⼒をつける n とにかくネタにタイトルをつけて,400 字で表現する訓練をする n すでに投稿されているプロポーザルを読んで学習も進められるとよい ▌[収束] カンファレンス参加のいろは⼿解き n 個⼈を対象にカンファレンス参加へ同伴して中に⼊り込む⽀援をする n ⼀⼈で⼤満喫できるようになってきたらゴール

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5. ⼩さく継続的な変化を起こし続けるための指針 個⼈の変化を通じてボトムアップで組織をよくする係としての振る舞い

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5.1. 個⼈に利く仕組みと施策で組織変化の影響を回避したい ▌開発組織の変化があるたびに変えているようでは効果測定できない n ⼈間の成⻑は繰り返しの中でわかっていくもの n どういった組織構造になったとしても必要な仕組みと施策を考えたい ▌⾎⾁にしやすいコンパクトさを重視しひとり⽴ちを促しスケールさせたい n いずれにせよ⼩さい負荷で業務への影響を回避したい n コンパクトさ = ⼈数,⼿順,情報量,判断量…… 様々な指標でよい

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X. Developer Concourse Unit のこれから まとめ

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X. 階層問わず個⼈に着⽬した専⾨性に利く成⻑の施策実施 ▌表⾯的にわかりにくい”成⻑”を基軸にすることの難しさを承知でやる n 習慣を変えるような地道な取り組みでなければ地⼒を上げられない ▌社内外どちらにも通⽤する仕組みと施策を繰り返し実践し知⾒を得る n どこにでも通⽤する”⼒のつけ⽅”に着⽬することで実験場を広げる ▌本腰を⼊れにくい取り組みを⽚⼿間でできるようにアレンジする n 勉強をどうやるか,知⾒共有をどうやるか,他社をどう知るか…… 「コンテンツの取り込み」と「社外への突破⼝」はお任せあれ と,胸を張って⾔えるよう⾛り続ける所存です

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A. 参考資料

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A. 参考資料(1) ▌開発運⽤研修 - ITコミュニティ⽂化と情報発信に共通する成⻑と貢献 の要素 n https://www.docswell.com/s/tomio2480/KP9MPXcybozu-it-community-2023 n https://www.youtube.com/watch?v=QSLWLh6N6A8

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A. 参考資料(2) ▌企業等の東京⼀極集中に関する懇談会 とりまとめ(参考資料) n https://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/content/00138 4143.pdf ▌⼈材育成の「70︓20︓10」の法則 | ⼀般社団法⼈⽇本能率協会 JMA n https://jma-news.com/archives/aw_compass/4928

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A. 参考資料(3) ▌組織学習になぜアジャイルが必要なのか︖|CULTIBASE Radio| Management #54 | CULTIBASE n https://www.cultibase.jp/radios/managementradio/6954 ▌カンファレンス筋 is 何 - 積極的にメモっていく姿勢 n https://tomio2480.hatenablog.com/entry/conferencemuscle

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A. 参考資料(4) ▌そもそも⻄原の普段の活動がほぼ全てこの活動軸で動いています ▌Docswell,note,はてなブログ,Podcast,YouTube,X など, 呼ばれて喋ったのも含め各コンテンツに過去の成果がまとまっています. n https://www.docswell.com/user/tomio2480 n https://note.com/tomio2480 n https://tomio2480.hatenablog.com/ n https://tomio2480.hatenablog.com/entry/appearancevideos