バックキャスティング思考を用いたコア技術戦略の実践

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October 05, 19

スライド概要

名古屋工業大学 サービス・イノベーション・コンソーシアム特別講義 「MOT概論」 資料レジュメ

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株式会社ブランドデザイン 代表取締役。食品会社、広告会社を経て、2003年に名古屋工業大学大学院 産業戦略工学専攻 准教授に着任。その後、名古屋工業大学 産学官金連携機構 特任教授、厚労省所管 職業能力開発総合大学校 教授を経て2019年6月より現職。デミング賞審査委員会委員、日本品質奨励賞審査委員、㈱安川電機 社外取締役、㈱ジェイテクト 社外取締役を務める。専門はブランドマネジメント、主戦場は「事業開発」。企業の事業価値創造プロジェクトや幹部人財育成など企業指導多数。主な著書として『日本品質管理学会選書9 ブランドマネジメント:究極的なありたい姿が組織能力を更に高める』(日本規格協会)、『理想追求型QCストーリー』(日科技連出版社)など。

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

バックキャスティング思考を用いた コア技術戦略の実践 名古屋工業大学 産学官金連携機構 加藤雄一郎 Brand Design Lab

2.

第1章 MOTへの招待 Brand Design Lab 2

3.

日本の国際競争力 IMD国際競争力ランキング Brand Design Lab 3

4.

我が国の研究開発投資は世界トップ水準 しかし、莫大な投資は成果に結びついていない Brand Design Lab 4

5.

技術経営の誕生 MOT: Management of Technology Brand Design Lab 5

6.

技術経営(MOT:Management of Technology)とは 技術に立脚する事業を行う企業・組織が 持続的発展のために 技術が持つ可能性を見極めて事業に結びつけ 経済的価値を創出していくマネジメント Brand Design Lab 6

7.

我が国に広がるMOTプログラム Brand Design Lab 7

8.

第2章 コア技術戦略 Brand Design Lab 8

9.

コア技術戦略 コア技術とは、 (1) 容易に真似されない独自技術 (2) 多様な商品に応用できる基盤技術 コア技術戦略とは、 (1) コア技術に資源を集中し、 (2) 技術的優位性を高めつつ、 (3) 広範な商品に活用する戦略 → ROAを高めることができる 独自技術を広範な商品に活用する戦略 Brand Design Lab 9

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MOT基礎セミナー 技術の素性を知る 名古屋工業大学産業戦略工学専攻 (テクノビジネススクール) 江龍修 加藤雄一郎 イオン及び光を用いた素材・用途開 発研究に従事。企業との共同研究 のみならず、実際に製品としてのレー ザー開発、イオン関連機器開発にも 携わってきた。現在も、基礎研究を 主眼としながらも、アウトプットを見 据えた問題解決型のシーズ提案によ り、「技術の幅だし」をキーワードに活 動している。 広告会社の現場マーケティングプラ ンナーとして従事。ブランドを基点と したマーケティングマネジメント分野 において、『実務』と『研究開発』を兼 務。研究開発から得た知見を直ちに 業務に反映させることで、最新フレー ムワークに基づく効果的なマーケティ ング実務遂行の実現を最大の強みと している。2003年着任。 Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 10

11.

【伝えたいメッセージ】 安易なコア認定は 可能性の芽を自ら摘んでしまう Brand Design Lab 11

12.

RFID (Radio Frequency Identification) 内部に特定ビットの情報を格納している 無線通信用のアンテナを持つIC LSI部(チップ)とアンテナを商品タグ等に 貼り付けられる形態にしたインレット実装 コード情報にリンクする属性情報を 別の場所で管理格納する製品管理サーバーとあわせて利用する Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 12

13.

RFID技術の技術特性を表現してみましょう それがどうした? (=So What?) それがどうした? (=So What?) 電磁波を金属に照射すると電流が発生する 金属に電流が流れると電磁波が発生する 電磁波が流れる経路が必要である 原理は電磁誘導である 電磁波を作るためには 電力が必要である 電流が流れるための金属が必要である Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 13

14.

相変わらず、“So what(だから何だ?)”が続く ? それがどうした? (=So What?) 電磁波を出し入れできる 電磁波を金属に照射すると電流が発生する 金属に電流が流れると電磁波が発生する 電磁波が流れる経路が必要である 原理は電磁誘導である 電磁波を作るためには 電力が必要である 電流が流れるための金属が必要である Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 14

15.

論理の飛躍箇所は至る所に存在する 情報の出し入れが出来る 物性屋さんであればわかる ⇒しかし一般人には伝わらない そこで、論理の飛躍を埋める 電磁波を出し入れできる 電磁波を金属に照射すると電流が発生する 金属に電流が流れると電磁波が発生する 電磁波が流れる経路が必要である 原理は電磁誘導である 電磁波を作るためには 電力が必要である 電流が流れるための金属が必要である Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 15

16.

技術特性をツリー構造として“見える化”する RFID技術の技術特性を表現してみましょう 情報の出し入れが出来る 周波数として扱えるオブジェクトを操作できる 送り手が電磁波を操作可能になる 電磁波を出し入れできる 経路の長さを調整することにより 周波数を変化させることができる 電磁波を金属に照射すると電流が発生する 金属に電流が流れると電磁波が発生する 電磁波が流れる経路が必要である 原理は電磁誘導である 電磁波を作るためには 電力が必要である 電流が流れるための金属が必要である Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 16

17.

なぜ 技術の素性を知ることが 必要なのか? 要素技術の発展可能性を ゼロベースで思考するため Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 17

18.

技術特性の“見える化”がもたらす効果 情報の出し入れが出来る 周波数として扱えるオブジェクトを操作できる 送り手が電磁波を操作可能になる 電磁波を出し入れできる 経路の長さを調整することにより 周波数を変化させることができる 電磁波を金属に照射すると電流が発生する 金属に電流が流れると電磁波が発生する 電磁波が流れる経路が必要である 原理は電磁誘導である 電磁波を作るためには 電力が必要である 電流が流れるための金属が必要である Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 18

19.

さきの検討が「微分量」に着目していたことに気づくと・・・ 【微分量】 情報の出し入れが出来る 周波数として扱えるオブジェクトを操作できる 送り手が電磁波を操作可能になる 電磁波を出し入れできる 経路の長さを調整することにより 周波数を変化させることができる 電磁波を金属に照射すると電流が発生する 金属に電流が流れると電磁波が発生する 電磁波が流れる経路が必要である 原理は電磁誘導である 電磁波を作るためには 電力が必要である 電流が流れるための金属が必要である Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 19

20.

もう一方に、「積分量」があるのではないかに気づく 【積分量】 【微分量】 ? 情報の出し入れが出来る 周波数として扱えるオブジェクトを操作できる 送り手が電磁波を操作可能になる 電磁波を出し入れできる 経路の長さを調整することにより 周波数を変化させることができる 電磁波を金属に照射すると電流が発生する 金属に電流が流れると電磁波が発生する 電磁波が流れる経路が必要である 原理は電磁誘導である 電磁波を作るためには 電力が必要である 電流が流れるための金属が必要である Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 20

21.

もう一方に、「積分量」があるのではないかに気づく 【積分量】 【微分量】 材料に当たることによる熱を発する 動力を発する 発電 電磁波による熱を発する 情報の出し入れが出来る 周波数として扱えるオブジェクトを操作できる 送り手が電磁波を操作可能になる 電磁波を出し入れできる 経路の長さを調整することにより 周波数を変化させることができる 電磁波を金属に照射すると電流が発生する 金属に電流が流れると電磁波が発生する 電磁波が流れる経路が必要である 原理は電磁誘導である 電磁波を作るためには 電力が必要である 電流が流れるための金属が必要である “見える化”は、 技術特性が生きる“領域” を教えてくれる Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 21

22.

RFIDの中核的な特徴は何か どちらを「コア」と認識すべきか? 情報の出し入れが出来る 周波数として扱えるオブジェクトを操作できる 送り手が電磁波を操作可能になる 電磁波を出し入れできる 経路の長さを調整することにより 周波数を変化させることができる 電磁波を金属に照射すると電流が発生する 金属に電流が流れると電磁波が発生する 電磁波が流れる経路が必要である 原理は電磁誘導である 電磁波を作るためには 電力が必要である 電流が流れるための金属が必要である コア技術の認定レベルによって 今後の見通し範囲が異なる Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 22

23.

RFIDを活用した各種ソリューション 製造・・・生産工程管理、機器・設備等の資産管理、部品管理、トレーサビリティ など 流通・物流・・・入出庫管理、倉庫管理、検品、商品仕分け など サービス・・・レンタル管理、来場者管理、自動精算 など 小売・・・商品管理、在庫管理、棚卸 など 国・地方自治体・・・環境対策、災害対策、高齢者・障害者支援、道路・交通システム など 医療・・・薬品管理、カルテ検索システム、安全性管理 など アミューズメント・・・キャッシュレスシステム、自動計測システム など その他・・・勤怠管理、文書管理、入退出管理 など Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 23

24.

積分量の存在に気づくには、どちらをコア認定すべきか? どちらを「コア」と認識すべきか? 情報の出し入れが出来る 周波数として扱えるオブジェクトを操作できる 送り手が電磁波を操作可能になる 電磁波を出し入れできる 経路の長さを調整することにより 周波数を変化させることができる 電磁波を金属に照射すると電流が発生する 金属に電流が流れると電磁波が発生する 電磁波が流れる経路が必要である 原理は電磁誘導である 電磁波を作るためには 電力が必要である 電流が流れるための金属が必要である コア技術の認定レベルによって 今後の見通し範囲が異なる Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 24

25.

安易なコア技術認定は 事業化領域を限定する危険性がある 製造・・・生産工程管理、機器・設備等の資産管理、部品管理、トレーサビリティ など 流通・物流・・・入出庫管理、倉庫管理、検品、商品仕分け など サービス・・・レンタル管理、来場者管理、自動精算 など 小売・・・商品管理、在庫管理、棚卸 など 国・地方自治体・・・環境対策、災害対策、高齢者・障害者支援、道路・交通システム など 医療・・・薬品管理、カルテ検索システム、安全性管理 など アミューズメント・・・キャッシュレスシステム、自動計測システム など その他・・・勤怠管理、文書管理、入退出管理 など 逆に言えば 技術の素性を上手に洞察できれば 広範な活躍機会を視野に入れたコア技術戦略が可能 Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 25

26.

要素技術の発展可能性をゼロベースで思考する 【まとめ】 「ここがコア技術だ!」という認定は 応用可能性という観点に基づいて行おう! どちらを「コア技術」と認識すべきか? 情報の出し入れが出来る 周波数として扱えるオブジェクトを操作できる 送り手が電磁波を操作可能になる 電磁波を出し入れできる 経路の長さを調整することにより 周波数を変化させることができる 電磁波を金属に照射すると電流が発生する 金属に電流が流れると電磁波が発生する 電磁波が流れる経路が必要である 原理は電磁誘導である 電磁波を作るためには 電力が必要である 電流が流れるための金属が必要である なぜなら、コア技術の認定レベルによって 今後の事業化範囲が異なるからである Nagoya Institute of Technology, Techno-Business School 26

27.

第3章 技術表現の基本的枠組み VBridge Brand Design Lab 27

28.

Brand Design Lab 28

29.

のちほど質問します ナノイーとは 何をする技術ですか? 心の準備をお願いします Brand Design Lab 29

30.

ナノイーとは 【特徴】 ①マイナスイオンの約1000倍の水分量 ②OHラジカルが毎秒4,800億個発生 ③マイナスイオンよりも約6倍の寿命 ④イオンが弱酸性 「ナノイー」(nanoe)とは、最先端ナノテクノロジーから生まれた、水に包まれた微粒子イオン。 水に高電圧をかけることで生成される。空気イオンに比べて約6倍の長寿命、水分量(体 積比)は約1000倍。ナノイーは空気中はもちろん、付着した菌やニオイなどにも高い抑 制効果をもたらす。 「ナノイー」(nanoe)とは、パナソニックが空気清浄機等々自社製品で発生させる除菌・抗 ウィルスイオンに付けている名称(造語)です。 "ナノ" とは10億分の1メートルを表し、 "イー" とはイオン、ではなく "electric" (電気)を表します。 Brand Design Lab

31.

例.除菌効果のイメージ https://www.youtube.com/watch?v=7Yf8Owdy654 Brand Design Lab 31

32.

例.ウイルスに対する効果のイメージ Brand Design Lab 32

33.

くどいですが、アンモニアに対して ダニの死骸や糞 花粉、ウイルス Brand Design Lab 33

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広がりを見せるナノイー搭載製品 洗濯乾燥機 空気清浄機 洗濯機 乾燥機 エアコン 冷蔵庫 Brand Design Lab 34

35.

ナノイーはまさに理想的なコア技術戦略 コア技術とは、 (1) 容易に真似されない独自技術 (2) 多様な商品に応用できる基盤技術 コア技術戦略とは、 (1) コア技術に資源を集中し、 (2) 技術的優位性を高めつつ、 (3) 広範な商品に活用する戦略 → ROAを高めることができる 独自技術を広範な商品に活用する戦略 Brand Design Lab 35

36.

質問します ナノイーの新たな活用 アイディアを発想してください Brand Design Lab 36

37.

それに先駆けて Brand Design Lab 37

38.

質問します ナノイーとは 何をする技術ですか? Brand Design Lab 38

39.

ナノイーは何をする技術か? ・高反応物質・OHラジカルをつくる技術 ・ナノサイズの帯電粒子をつくる技術 ・負に帯電した微粒子水とイオンを発生する技術 ・微細な隙間に入り込む技術 ・微細な隙間で利用できる技術 ・帯電微粒子水を空気中に噴出する技術 ・プラス帯電を中和する技術 ・プラス電荷を打ち消す技術 ・ ダニの死骸や糞を変性する技術 ・ 花粉を変性する技術 ・ 花粉抗原を失活する技術 ・ 季節性インフルエンザウイルス、 新型インフルエンザウイルス、 鳥インフルエンザウイルス、 ペットウイルスなど、 ウイルスを変性する技術 ・空気中に長時間浮遊する技術 ・空間を介して作用する技術 ・ ウイルスから水素を抜き取る技術 ・ アレル物質から水素を引き抜く技術 ・ 物質から水素を引き抜く技術 ・疎水性の表面を水分で覆う技術 ・疎水性の表面を親水化する技術 ・表面に外気の水分を吸着させる技術 ・疎水性の表面に強い技術 ・水分を微細な隙間に行き届かせる技術 ・水分を深層まで浸透させる技術 ・水分に強い技術 ・水分の取り扱いに長けた技術 ・ アンモニアを分解する技術 ・ 脱臭する技術 ・ 付着臭を分解する技術 ・ 悪性物質を抑制する技術 ・ 快適空間をつくる技術 ・ 空気を綺麗にする技術 ・ 空気を介して、人に作用する ・ 健康を維持する技術 39

40.

【Q】 (1)「ナノイーは何する技術か?」 のリストアップから一つを選び (2)ナノイー技術を活用した 新機能・新ジャンル製品を検討する ただいまから5分ほど検討時間を設けます Brand Design Lab 40

41.

このような枠組みで 新規アイディアを発想した方はいらっしゃいませんか? 悪性物質を 抑制する アレル物質から 水素を抜き取る 花粉抗原を ダニの死骸・ 失活する 糞を変性する ウイルスから 水素を抜き取る ? 季節性 鳥インフル インフルエンザ 新型インフル エンザウイルス エンザウイルス ウイルス ? ペット ウイルス ? この枠組みで思考するかぎり いつまで経っても「悪者やっつける系」のアイディアで終始する Brand Design Lab 41

42.

その発想では現在のラインナップにならない Brand Design Lab 42

43.

美容家電には到底行き着かない Brand Design Lab 43

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あらためて考えてみましょう 悪性物質を 抑制する アレル物質から 水素を抜き取る 花粉抗原を ダニの死骸・ 失活する 糞を変性する ウイルスから 水素を抜き取る ? 季節性 鳥インフル インフルエンザ 新型インフル エンザウイルス エンザウイルス ウイルス Brand Design Lab ? ペット ウイルス ? 44

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あらためて考えてみましょう 悪性物質を 抑制する アレル物質から 水素を抜き取る 花粉抗原を ダニの死骸・ 失活する 糞を変性する ウイルスから 水素を抜き取る ? 季節性 鳥インフル インフルエンザ 新型インフル エンザウイルス エンザウイルス ウイルス Brand Design Lab ペット ウイルス ? 45

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あらためて考えてみましょう 悪性物質を 抑制する アレル物質から 水素を抜き取る 花粉抗原を ダニの死骸・ 失活する 糞を変性する ウイルスから 水素を抜き取る ? 季節性 鳥インフル インフルエンザ 新型インフル エンザウイルス エンザウイルス ウイルス Brand Design Lab ペット ウイルス ? 46

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あらためて考えてみましょう 花粉抗原を ダニの死骸・ 失活する 糞を変性する 悪性物質を 抑制する アレル物質から 水素を抜き取る ウイルスから 水素を抜き取る ? 季節性 鳥インフル インフルエンザ 新型インフル エンザウイルス エンザウイルス ウイルス Brand Design Lab ペット ウイルス ? 47

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? 形を変えてみました アレル物質から 水素を抜き取る ペット ウイルス ウイルスから 水素を抜き取る ? 要は 何をやっているのか? 価値中立化 (=一般化) Brand Design Lab 季節性 新型インフル 鳥インフル インフルエンザ エンザウイルス エンザウイルス ウイルス 花粉抗原を ダニの死骸・ 失活する 糞を変性する 悪性物質を 抑制する 48

49.

? アレル物質から 水素を抜き取る ペット ウイルス ウイルスから 水素を抜き取る ? 対象物質の水素分子を 足し引きする 価値中立化 (=一般化) 季節性 新型インフル 鳥インフル インフルエンザ エンザウイルス エンザウイルス ウイルス 花粉抗原を ダニの死骸・ 失活する 糞を変性する 悪性物質を 抑制する 値を代入する前の変数表現 Brand Design Lab 49

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悪性物質を 抑制する アレル物質から 水素を抜き取る ウイルスから 水素を抜き取る 対象物質の水素分子を 足し引きする Brand Design Lab 50

51.

狭いので左に寄せます 悪性物質を 抑制する 悪性物質を 抑制する アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る ウイルスから 水素を抜き取る 対象物質の水素分子を 足し引きする Brand Design Lab 51

52.

効率的に 美容ケアする 悪性物質を 抑制する 髪内部の 組織結合を作る アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る ジスルフィド結合 を形成する 対象物質の水素分子を 足し引きする Brand Design Lab 52

53.

目指すお星さまが あったから! 悪性物質を 抑制する 忙しい人を 美しい人へ なぜ、 これを発想できた? ジスルフィド結合 を形成する アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る 対象物質の水素分子を 足し引きする 技術の特質を 価値中立的に捉えたから? 技術の特質を 価値中立的に捉えただけでは必要十分ではない Brand Design Lab 53

54.

機能訴求の次元を変える 「ながらビューティ」で効率よく、美しく

55.

商品を通じて カルチャーをつくる! パナソニック株式会社 コンシューマーマーケティング ジャパン本部 コミュニケーション部 クリエイティブ課 齊藤 美和子 Brand Design Lab 55

56.

機能訴求の次元を変える 「ながらビューティ」で効率よく、美しく

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忙しい人を 美しい人へ 効率的に 美容ケアする 悪性物質を 抑制する 髪内部の 組織結合を作る アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る ジスルフィド結合 を形成する 対象物質の水素分子を 足し引きする この特質を 何に活かすか? Brand Design Lab 57

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忙しい人を 美しい人へ 効率的に 効率的に 美容ケアする 美容ケアする 悪性物質を 抑制する 髪内部の 組織結合を作る アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る ジスルフィド結合 を形成する 髪内部の 組織結合を作る ジスルフィド結合 を形成する 対象物質の水素分子を 足し引きする Brand Design Lab 58

59.

忙しい人を 美しい人へ 悪性物質を 抑制する 効率的に 美容ケアする ? 髪内部の 組織結合を作る ? ジスルフィド結合 イオン を形成する 結合 アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る ? 対象物質の水素分子を 足し引きする 長寿命 (600秒) 中核に OHラジカル 微細空間に 届く 豊富な水分量 超微細ナノサイズ (マイナスイオン比1000倍) (5~20nm) Brand Design Lab 弱酸性 59

60.

Brand Design Lab 60

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日常生活に ぜいたくを 忙しい人を 美しい人へ 人体悪影響を 抑制する 人体好影響を 促進する 効率的に 美容ケアする ? 悪性物質を 抑制する 野菜の変色を 防ぐ 髪内部の 組織結合を作る ? アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る エチレンガスから 水素を抜き取る ? ジスルフィド結合 イオン を形成する 結合 ? 対象物質の水素分子を 足し引きする 長寿命 (600秒) 中核に OHラジカル 微細空間に 届く 豊富な水分量 超微細ナノサイズ (マイナスイオン比1000倍) (5~20nm) Brand Design Lab 弱酸性 61

62.

VBridge 日常生活に ぜいたくを ねがい (共創テーマ) みちすじ (共創プロセス) 個々の よろこび (要求項目) 達成事項 (品質要素) はたらき 人体悪影響を 抑制する 人体好影響を 促進する 効率的に 美容ケアする ? 悪性物質を 抑制する 野菜の変色を 防ぐ 髪内部の 組織結合を作る ? アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る エチレンガスから 水素を抜き取る ジスルフィド結合 イオン を形成する 結合 対象物質の水素分子を 足し引きする 長寿命 (600秒) ふるまい (自律機能) (部品・機構) ? 営業と開発の会話を橋渡しして シーズとニーズの架け橋 価値を創造するための コミュニケーションツール (他律機能) なりたち 忙しい人を 美しい人へ 中核に OHラジカル 微細空間に 届く 豊富な水分量 超微細ナノサイズ (マイナスイオン比1000倍) (5~20nm) Brand Design Lab 弱酸性 62

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人体悪影響を 抑制する 悪性物質を 抑制する アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る ? Brand Design Lab 63

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VBridgeを活用したアイディア発想 空き箱大作戦 日常生活に ぜいたくを ねがい (共創テーマ) みちすじ (共創プロセス) たのしみ (要求項目) 達成事項 (品質要素) 人体悪影響を 抑制する 人体好影響を 促進する 効率的に 美容ケアする ? 悪性物質を 抑制する 野菜の変色を 防ぐ 髪内部の 組織結合を作る ? アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る エチレンガスから Hと抜き取る (他律機能) 長寿命 (600秒) ふるまい (自律機能) (部品・機構) ? ? ジスルフィド結合 イオン を形成する 結合 対象物質の水素分子を 足し引きする はたらき なりたち 忙しい人を 美しい人へ 中核に OHラジカル 微細空間に 届く 豊富な水分量 超微細ナノサイズ (マイナスイオン比1000倍) (5~20nm) Brand Design Lab 弱酸性 64

65.

VBridgeを用いた空き箱大作戦の意味合い 現状 目標 差異 問題解決 = (Gap) (あるべき姿) 問題 狭っ! 現状 差異 (Gap) 広い! 目標 現状 差異 (Gap) 目標 = = 問題 問題 ややもすると 狭くなりがちな問題解決範囲を 格段に広げて コア技術の活躍機会を激増させたい Brand Design Lab 65

66.

VBridgeを活用した問題解決範囲の拡大 日常生活に ぜいたくを ねがい (共創テーマ) みちすじ (共創プロセス) たのしみ (要求項目) 達成事項 (品質要素) 人体悪影響を 抑制する 人体好影響を 促進する 効率的に 美容ケアする ? 悪性物質を 抑制する 野菜の変色を 防ぐ 髪内部の 組織結合を作る ? アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る エチレンガスから Hと抜き取る (他律機能) 長寿命 (600秒) ふるまい (自律機能) (部品・機構) ? ? ジスルフィド結合 イオン を形成する 結合 対象物質の水素分子を 足し引きする はたらき なりたち 忙しい人を 美しい人へ 中核に OHラジカル 微細空間に 届く 豊富な水分量 超微細ナノサイズ (マイナスイオン比1000倍) (5~20nm) Brand Design Lab 弱酸性 66

67.

ここまでをまとめます コア技術戦略を実践する上で ポイントは何でしょうか? Brand Design Lab 67

68.

VBridge 日常生活に ぜいたくを ねがい (共創テーマ) みちすじ (共創プロセス) 個々の よろこび (要求項目) 達成事項 (品質要素) 人体悪影響を 抑制する 人体好影響を 促進する 効率的に 美容ケアする ? 悪性物質を 抑制する 野菜の変色を 防ぐ 髪内部の 組織結合を作る ? アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る エチレンガスから Hと抜き取る (他律機能) 長寿命 (600秒) ふるまい (自律機能) (部品・機構) ? ? ジスルフィド結合 イオン を形成する 結合 対象物質の水素分子を 足し引きする はたらき なりたち 忙しい人を 美しい人へ 中核に OHラジカル 微細空間に 届く 豊富な水分量 超微細ナノサイズ (マイナスイオン比1000倍) (5~20nm) Brand Design Lab 弱酸性 68

69.

ヘタすればこの範囲に留まりかねなかった ねがい (共創テーマ) みちすじ (共創プロセス) 個々の よろこび (要求項目) 達成事項 (品質要素) 悪性物質を 抑制する アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る ? はたらき (他律機能) ふるまい (自律機能) なりたち (部品・機構) Brand Design Lab 69

70.

特質を価値中立的に捉えることで広がった ねがい (共創テーマ) みちすじ (共創プロセス) 個々の よろこび (要求項目) 達成事項 (品質要素) はたらき (他律機能) 悪性物質を 抑制する アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る ? エチレンガスから Hと抜き取る ジスルフィド結合 を形成する 対象物質の水素分子を 足し引きする ふるまい (自律機能) なりたち (部品・機構) Brand Design Lab 70

71.

とても重要なこと(1) 技術の能力を 価値中立的に捉えること Brand Design Lab 71

72.

もう一つあります Brand Design Lab 72

73.

ねがい 技術の能力を 価値中立的に捉えることで 発想の自由度は増大する (共創テーマ) みちすじ (共創プロセス) 個々の よろこび (要求項目) 達成事項 (品質要素) はたらき (他律機能) ? ? ? ? ? ? ? ? 対象物質の水素分子を 足し引きする ふるまい (自律機能) なりたち しかし、自由度が大きすぎる (部品・機構) Brand Design Lab 73

74.

実際には発想に方向感が存在した VBridge 日常生活に ぜいたくを ねがい (共創テーマ) みちすじ (共創プロセス) 個々の よろこび (要求項目) 達成事項 (品質要素) 人体悪影響を 抑制する 人体好影響を 促進する 効率的に 美容ケアする ? 悪性物質を 抑制する 野菜の変色を 防ぐ 髪内部の 組織結合を作る ? アレル物質から ウイルスから 水素を抜き取る 水素を抜き取る エチレンガスから Hと抜き取る (他律機能) 長寿命 (600秒) ふるまい (自律機能) (部品・機構) ? ? ジスルフィド結合 イオン を形成する 結合 対象物質の水素分子を 足し引きする はたらき なりたち 忙しい人を 美しい人へ 中核に OHラジカル 微細空間に 届く 豊富な水分量 超微細ナノサイズ (マイナスイオン比1000倍) (5~20nm) Brand Design Lab 弱酸性 74

75.

一つは 忙しい人を 美しい人へ ねがい (共創テーマ) 効率的に 美容ケアする みちすじ (共創プロセス) 個々の 髪内部の 組織結合を作る よろこび (要求項目) ジスルフィド結合 を形成する 達成事項 (品質要素) はたらき (他律機能) 対象物質の水素分子を 足し引きする ふるまい (自律機能) なりたち (部品・機構) Brand Design Lab 75

76.

「ながらビューティ」というテーマがもたらした 忙しい人を 美しい人へ ねがい (共創テーマ) 効率的に 美容ケアする みちすじ (共創プロセス) 個々の 髪内部の 組織結合を作る よろこび (要求項目) ジスルフィド結合 を形成する 達成事項 (品質要素) はたらき (他律機能) 対象物質の水素分子を 足し引きする ふるまい (自律機能) なりたち (部品・機構) Brand Design Lab 76

77.

もう一つも ねがい (共創テーマ) みちすじ (共創プロセス) 個々の よろこび (要求項目) 達成事項 (品質要素) はたらき (他律機能) 日常生活に ぜいたくを 忙しい人を 美しい人へ 人体好影響を 促進する 効率的に 美容ケアする 野菜の変色を 防ぐ 髪内部の 組織結合を作る エチレンガスから Hと抜き取る ジスルフィド結合 を形成する 対象物質の水素分子を 足し引きする ふるまい (自律機能) なりたち (部品・機構) Brand Design Lab 77

78.

「ふだんプレミアム」というテーマがもたらした ねがい (共創テーマ) みちすじ (共創プロセス) 個々の よろこび (要求項目) 達成事項 (品質要素) はたらき (他律機能) 日常生活に ぜいたくを 人体好影響を 促進する 野菜の変色を 防ぐ エチレンガスから Hと抜き取る 対象物質の水素分子を 足し引きする ふるまい (自律機能) なりたち (部品・機構) Brand Design Lab 78

79.

とても重要なこと(2) 事業を通じて 叶えたいお星さま Brand Design Lab 79

80.

≪キーワード≫ バックキャスティング Brand Design Lab 80

81.

バックキャスティング ≪将来起点の新規アイディアの導出≫ フォアキャスティング forecasting バックキャスティング backcasting 将来 現在 将来 現在 現在を起点にして 将来を予測すること 将来を起点にして いま何をすべきか考えること Brand Design Lab 81

82.

習得すべき“思考の質” 価値創造の現状 (1) 「目指す姿」を起点として 自らの持ち物を見直し 改善系 価値 アイディア 目指す姿 改善系 価値 アイディア 新たな 価値 改善系 価値 アイディア 目前の不具合に着目した 改善系アイディア シーズ (2) 目指す姿の高度実現に向けて シーズを価値化する 魅力的な商品開発の鍵は 思考に指向性をもたせること Brand Design Lab 82

83.

長期的展望に立ったコア技術戦略 目指すコア技術戦略 右手に お星さま 目指す姿 事業を通じて目指す理想 新たな 価値 お星さまに近づく技術の価値化 シーズ 左手に シーズ 価値中立表現の徹底 Brand Design Lab 83

84.

これに応えるべく Brand Design Lab 84

85.

バックキャスティングの思考アプローチに基づく 新製品・サービスの開発手法 Brand Design Lab 85

86.

B2B事例 直流安定化電源(スイッチング電源) Brand Design Lab

87.

私たちは事業を通じて何を叶えたいのか? 機能の組織化による知的生産社会の進化 私たちが見据える知的生産社会、それはグローバルに散在する高い専門性を持った人びとが 魅力的な構想のもとに集い、優れた製品・サービスを生み出していく世界です。 構想のもとに創られた製品・サービスを高度に結びつけることで、 単独では成し得ない新しい機能が実現し、私たちの使命「機能の組織化」が具現化されていきます。 私たちが培ってきたアナログ技術は、デジタル技術との融合による 「知能を持ったパワーエレクトロニクス技術」としてあらゆる製品・サービスを繋ぐシステムを創り出し、 新しい価値創造の可能性を切り拓いていきます。 私たちは、機能の組織化を具現化し、お客様と共に「知的生産社会の進化」を実現していきます。 Brand Design Lab

88.

我々は何を持っているか? 高性能 アナログ技術 デジタル 制御技術 データ 通信技術 要求項目の実現に関わりうる当該事業のシーズを棚卸する Brand Design Lab

89.

具体的に我々に何ができうるか? ≪シーズ≫ デジタル 制御技術 ≪顧客の「こんなことできたらいいな」≫ 試作初期の部品選定・調達段階において サプライヤ選択の自由度を上げたい 高性能 アナログ技術 データ 通信技術 構成パーツの組み合わせ特性を 電源が調整・カスタマイズする ≪具体的に我々にできること≫ 要望に対する具体的はたらきかけを検討する Brand Design Lab

90.

こんな新商材はどうだろう? 【構成パーツの組み合わせ特性の調整】 EV構成部品の動作特性範囲のカスタマイズサービス 例えば・・・ A社モーター採用時とB社モータ採用 時の F社ECU特性を機能モジュールが調整す る。 A社製モータ ECU機能 モジュール B社製モータ C社製バッテリ モータ機能 モジュール BATT機能 モジュール コアモジュール F社製ECU 90 E社製ECU Brand Design Lab D社製バッテリ

91.

B2C事例 化粧品 Brand Design Lab

92.

私たちは事業を通じて何を叶えたいのか? 私たちの願い。 それは、あなた自身の力で、新しい人生を切り拓くこと。 そこに大切なのは、自意識。 自意識の回復と高揚こそが、あなた自身の輝きをうみだし、 新しい人生へと積極的に踏み出すために、一番大切なことだと、私たちは考えています。 あなたの自意識を高揚させるのは、あなただけの表情。 ちいさく笑顔をつくってみたら、気持ちが楽になった。 鏡に映る自分を見て、自分が少し好きになった。 「最近きれいになったね」と言われ、新しい一歩を踏み出したくなった。 あなたの表情の変化が、あなたに心の豊かさをもたらします。 これらの表情は、あなただけがもつ色からできています。 ひとりひとりがもつ、肌、唇、瞳、髪、、、千差万別の色。 あなたがもつ色に、一番似合う色を加えることで、 あなたの表情は、より魅力的になるのです。 ご安心ください。 色をはかる・つくる・えらぶという資源をもつ私たちは、 ひとりひとりに一番似合う、表情づくりのプロフェッショナル。 時を経て変ってゆく表情を共に創り続け、 あなたがイキイキと輝いた表情で新しい人生の岐路に立つことを、 何より願っています。 私たちがずっと大切にしてきた言葉、 「寄り添う」という意味は、 あなたの自意識が育まれることを、ともに歩むという意味なのです。 Brand Design Lab 92

93.

我々は何を持っているか? 前出の要求項目実現に関わりうる自社のシーズを棚卸する ≪関連シーズ≫ ≪関連シーズ≫ ≪関連シーズ≫ 肌状態を即時に 診断できるツール 原料から有効成分のみを 抽出する技術 肌細胞の深層に 浸透させる技術 Brand Design Lab 93

94.

具体的に我々に何ができうるか? ≪顧客の「こんなことできたらいいな」≫ ≪シーズ≫ 肌状態計測システム 健康的な印象を 与えたい 有効成分抽出技術 高浸透化技術 肌を支える顔筋細胞の 代謝を向上させる ≪具体的に我々にできること≫ Brand Design Lab 94

95.

こんな新商材はどうだろう? <製品名 又は サービス名> 顔筋細胞マッサージクリーム <製品名 又は サービス名の概要> 表情づくりには、肌表面だけではなく 顔面を支えている顔筋の細胞に働きかける必要がある 顔筋から細胞の活性化を促し、新陳代謝が正常化することで 肌の状態が良くなり、ハリや透明度が向上する さらに、マッサージ効果を高めることで顔筋をほぐすことができ 柔らかい表情にすることができる Brand Design Lab 95

96.

もう一度! 我々は何を持っているか? 前出の要求項目実現に関わりうる自社のシーズを棚卸する ≪関連シーズ≫ ≪関連シーズ≫ ≪関連シーズ≫ 肌状態を即時に 診断できるツール 個々の肌質に合わせて 成分を配合する技術 顧客らしさを引き出す カウンセリング技術 Brand Design Lab 96

97.

具体的に我々に何ができうるか? ≪顧客の「こんなことできたらいいな」≫ ≪シーズ≫ 肌状態計測システム 自分らしい表情で 過ごしたい 肌質別配合調整技術 カウンセリング技術 顧客の美における 固有性を表出させる ≪具体的に我々にできること≫ Brand Design Lab

98.

こんな新商材はどうだろう? <製品名 又は サービス名> 将来像共創カウンセリング <製品名 又は サービス名の概要> 「美しさ」は一朝一夕では、うまれない とくに、「内面からの美」はじっくりと育む必要がある 顧客のこれからの人生の転機となるイベント(結婚、出産など)に 「どういう女性でありたいか」を一緒に考え その女性像に近づくように、日々のスキンケアや化粧法を 提案していくカウンセリングサービス Brand Design Lab 98 98

99.

こんな新商材はどうだろう? 導出された新方策アイディアの一覧 メイクアップ効果のある 色つき美容クリーム 血行不良を改善し 血色を良くする 温感洗顔フォーム 新陳代謝を促す 細胞成長促進 マッサージクリーム 美容効果のある 色つき口紅・チーク Brand Design Lab 99

100.

頭の片隅に留めていただきたい図面 Brand Design Lab 100

101.

バックキャスティング思考によるアイディア導出 ≪我々の能力≫ ≪社会や人々が何をできるようになったらいいんだろう≫ ≪我々にこんなことできないかなあ≫ 未来の期待を出発点に、 自らの能力を照らし合わせて、 アイディアを導出する Brand Design Lab 101

102.

バックキャスティング思考によるアイディア導出 ≪我々の能力≫ デジタル 制御技術 ≪社会や人々が何をできるようになったらいいんだろう≫ 試作初期の部品選定・調達段階において サプライヤ選択の自由度を上げたい 高性能 アナログ技術 データ 通信技術 構成パーツの組み合わせ特性を 電源が調整・カスタマイズする ≪我々にこんなことできないかなあ≫ 未来の期待を出発点に、 自らの能力を照らし合わせて、 アイディアを導出する Brand Design Lab 102

103.

コア技術戦略実践上のポイント 目指す姿 (1) 事業を通じて 叶えたいお星さま 新たな 価値 お星さまに近づく技術の価値化 シーズ (2) 技術の能力を 価値中立的に捉える Brand Design Lab 103

104.

コア技術戦略実践上のポイント (1) 目指す姿 ≪我々の能力≫ デジタル 制御技術 事業を通じて 叶えたいお星さま ≪社会や人々が何をできるようになったらいいんだろう≫ 試作初期の部品選定・調達段階において サプライヤ選択の自由度を上げたい 高性能 アナログ技術 データ 通信技術 構成パーツの組み合わせ特性を 電源が調整・カスタマイズする ≪我々にこんなことできないかなあ≫ Brand Design Lab 104

105.

コア技術戦略実践上のポイント (2) 技術の能力を 価値中立的に捉える ≪我々の能力≫ デジタル 制御技術 目指す姿 シーズ 事業を通じて 叶えたいお星さま ≪社会や人々が何をできるようになったらいいんだろう≫ 試作初期の部品選定・調達段階において サプライヤ選択の自由度を上げたい 高性能 アナログ技術 データ 通信技術 構成パーツの組み合わせ特性を 電源が調整・カスタマイズする ≪我々にこんなことできないかなあ≫ Brand Design Lab 105

106.

コア技術戦略実践上のポイント (3) 技術の能力を 価値中立的に捉える ≪我々の能力≫ デジタル 制御技術 目指す姿 新たな 価値 シーズ 事業を通じて 叶えたいお星さま ≪社会や人々が何をできるようになったらいいんだろう≫ 試作初期の部品選定・調達段階において サプライヤ選択の自由度を上げたい 高性能 アナログ技術 データ 通信技術 構成パーツの組み合わせ特性を 電源が調整・カスタマイズする ≪我々にこんなことできないかなあ≫ Brand Design Lab 106

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これまでのWSとの関係 Brand Design Lab 107

108.

コア技術戦略実践上のポイント (1) 事業を通じて 叶えたいお星さま ≪我々の能力≫ デジタル 制御技術 ≪社会や人々が何をできるようになったらいいんだろう≫ 試作初期の部品選定・調達段階において サプライヤ選択の自由度を上げたい 高性能 アナログ技術 データ 通信技術 構成パーツの組み合わせ特性を 電源が調整・カスタマイズする ≪我々にこんなことできないかなあ≫ Brand Design Lab 108

109.

コア技術戦略実践上のポイント (2) 技術の能力を 価値中立的に捉える ≪我々の能力≫ デジタル 制御技術 ≪社会や人々が何をできるようになったらいいんだろう≫ 試作初期の部品選定・調達段階において サプライヤ選択の自由度を上げたい 高性能 アナログ技術 データ 通信技術 構成パーツの組み合わせ特性を 電源が調整・カスタマイズする ≪我々にこんなことできないかなあ≫ Brand Design Lab 109

110.

コア技術戦略実践上のポイント (3) SDロジックの考え方に基づき 未来のDoニーズを満たす道具の考案 ≪我々の能力≫ デジタル 制御技術 ≪社会や人々が何をできるようになったらいいんだろう≫ 試作初期の部品選定・調達段階において サプライヤ選択の自由度を上げたい 高性能 アナログ技術 データ 通信技術 構成パーツの組み合わせ特性を 電源が調整・カスタマイズする ≪我々にこんなことできないかなあ≫ Brand Design Lab 110

111.

グループワーク Brand Design Lab 111

112.

グループワーク Step1 これまでに検討した花火マップの中から 任意の未来課題を一つ選ぶ Step2 上記の未来課題の実現に関わりうる 自社保有シーズをリストアップする Step3 各シーズごとに 多様なコア表現を試みる Step4 各シーズのコア表現を俯瞰して 顧客は何をどうすることができれば喜ぶかを検討する Step5 上記の顧客Doニーズを満たす道具として 自社が送り出すハード・ソフトを検討する Brand Design Lab 112

113.

グループワーク ≪我々の能力≫ ≪社会や人々が何をできるようになったらいいんだろう≫ 未来課題に関わる保有シーズを列挙後 デジタル 具体的表現から抽象的表現まで 多様なコア技術表現を試み 制御技術 これまでに実施した 任意の花火マップの 任意の未来課題に着目し 高性能 アナログ技術 我々が ハード・ソフトを通じて 何を、どうすれば データ 通信技術 顧客は 何を、どうする ことができるようになるか ≪我々にこんなことできないかなあ≫ Brand Design Lab 113

114.

さあ、始めましょう Brand Design Lab 114

115.

検討タイプ1 Brand Design Lab 115

116.

1.未来課題の設定 Brand Design Lab 116

117.

2.我々は何を持っているか? 前出の要求項目実現に関わりうる自社のシーズを棚卸する ≪関連シーズ≫ ≪関連シーズ≫ Brand Design Lab ≪関連シーズ≫ 117

118.

3.新製品・サービスの検討 <製品名 又は サービス名> <製品名 又は サービス名の概要> Brand Design Lab

119.

検討タイプ2 Brand Design Lab 119

120.

1.自社が誇る要素技術のコアを認定する ・高反応物質・OHラジカルをつくる技術 ・ナノサイズの帯電粒子をつくる技術 ・負に帯電した微粒子水とイオンを発生する技術 ・微細な隙間に入り込む技術 ・微細な隙間で利用できる技術 ・帯電微粒子水を空気中に噴出する技術 ・プラス帯電を中和する技術 ・プラス電荷を打ち消す技術 ・ ・ ・ ・ ・空気中に長時間浮遊する技術 ・空間を介して作用する技術 ・ ウイルスから水素を抜き取る技術 ・ アレル物質から水素を引き抜く技術 ・ 物質から水素を引き抜く技術 ・疎水性の表面を水分で覆う技術 ・疎水性の表面を親水化する技術 ・表面に外気の水分を吸着させる技術 ・疎水性の表面に強い技術 ・水分を微細な隙間に行き届かせる技術 ・水分を深層まで浸透させる技術 ・水分に強い技術 ・水分の取り扱いに長けた技術 ダニの死骸や糞を変性する技術 花粉を変性する技術 花粉抗原を失活する技術 季節性インフルエンザウイルス、 新型インフルエンザウイルス、 鳥インフルエンザウイルス、 ペットウイルスなど、 ウイルスを変性する技術 ・ アンモニアを分解する技術 ・ 脱臭する技術 ・ 付着臭を分解する技術 ・ ・ ・ ・ ・ 悪性物質を抑制する技術 快適空間をつくる技術 空気を綺麗にする技術 空気を介して、人に作用する 健康を維持する技術 ナノイーの場合 Brand Design Lab 120

121.

2.未来課題の設定 Brand Design Lab 121

122.

3.新製品・サービスの検討 <製品名 又は サービス名> <製品名 又は サービス名の概要> Brand Design Lab

123.

どちらかのタイプを選び 各グループでご検討ください Brand Design Lab 123