すんぷちょ事例報告

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January 18, 22

スライド概要

「りっかりっかフェスタ」国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわにて、「演劇が拓くインクルーシブな社会」と題したシンポジウムに代表及川が登壇しました。当団体が取り組む多感覚演劇の取り組みを通して、公立文化施設や、文化行政に今後取り組みが期待されるインクルーシブな対応や社会包摂的な取り組みの必要性についてお話させて頂きました。クリエイション団体にも、文化施設にも、ハード面ソフト面、両方からの個別具体的な合理的配慮が今後ますます求められてくると思います。そもそも文化芸術体験をすることがどのようなことなのか?楽しみながら社会経験を積むことが、ゆくゆくは未来を切り開いていくことにつながる、という話をさせて頂きました。

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各ページのテキスト
1.

すべての人に、アートを 演劇が拓くインクルーシブな社会 〜多感覚演劇ちいさなうみの実践から〜 NPO法人アートワークショップすんぷちょ 代表 及川多香子

2.

「すんぷちょ」とは? ・2008年設立2014年NPO法人化 ・宮城県仙台市拠点 ・アーティストと地域やコミュニティ 市民をつなぐコーディネート団体 舞台公演 ダンスワークショップ ダンスこども食堂

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すべての人に、アートを Oily cart Oily Cart was established in 1981 by Claire de Loon, Max Reinhardt and Tim Webb MBE. Claire was Oily Cart’s Head of Design until 2016; Musical Director Max and Artistic Director WEB Artistic Director (1981 – 2018) – Tim Webb MBE Music Director (1981 – 2018) – Max Reinhardt Head of Design (1981 – 2016) – Claire de Loon Artistic Director – Ellie Griffiths 対象 ・知的障害、自閉症、重度障害、聴覚、視覚等の障害を持つ子ども ・低年齢の子供 impossible audience それぞれの障害や年齢のフォーカスした作品創作と上演 =「全ての観客を対象にしているわけではない」Tim

5.

すべての人に、アートを ・演者と観客が相互に関わりあうことが可能な定員=少人数の定員 Ex)6組の親子→ビジネスとしては成り立たない ・触る、嗅ぐ、味わう、身体で感じるなどの感覚にクローズアップする。 =学習障害、知的障害などがあり通常のストレートプレイやストーリーがあ る作品に馴染めない子どもたちが楽しめる工夫 ・じゅんびぶっくなどの事前資料、電話でのヒアリングなど、親子それぞれの 観劇前の不安を取り除く工夫→ちいさなうみじゅんびぶっく ・演者に求められるもの、インタラクティブな関わり合い インプビゼーション的な対応、ユーモア、楽しむ気持ち ・豊かな音楽性 =音、振動

6.

オイリーカートワークショップ2016

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すべての人に、アートを 障害のある子どものための多感覚演劇「ちいさなうみ」実績 2016年 オイリーカートワークショップ 2017年 自閉症の子どものための多感覚演劇「ちいさなうみ」上演 2018年 ちいさなうみ宮城県内ツアー(仙台、山元町、塩釜) 2019年 TYAインクルーシブシアターフェスティバル出品 2019年 R1文化庁障害者芸術推進事業/重度心身障害児童向け上演 (コロナにより中止) 2020年 国際演劇年間2020掲載/ 公益財団法人国際演劇協会日本センター (ITI UNESCO) 2021年 R3文化庁障害者芸術推進事業/フラットシアターフェスティバルで上演 (コロナ禍での上演)

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すべての人に、アートを

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すべての人に、アートを

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すべての人に、アートを

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すべての人に、アートを

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すべての人に、アートを

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すべての人に、アートを

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すべての人に、アートを

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すべての人に、アートを

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すべての人に、アートを ・楽しめる方法で、社会的な経験を積む →就労や生きがいへ ・生への祝福 →家族のケア ・日々の楽しみ方の提案 →身近な素材、演劇的な遊びの展開