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October 05, 25
スライド概要
よろしくお願いします
Rapberrypiを用いた Kubernetes環境と WireGuardによるVPNの構築 @tasasei 1
環境構築の動機 ● 放置されているラズパイ4Bを有効活用したい。 – 個人で使用するWEBサーバとして使いたい – リモートで常時自由に使えるサーバーが欲しい 2
Kubernetesの構築 ● K3sを使用 – 基本的な方法であるkubeadmでのインストールを 試みるも難しすぎたため方針変更 – K3sとはk8s軽量ディストリビューションの1つ – K3sはワンライナーでインストール可能 – curl -sfL https://get.k3s.io | K3S_KUBECONFIG_MODE="644" INSTALL_K3S_EXEC="server" sh - 3
helmでサービスを起動/管理 ● ● helm(+helmfile)を使用して、artifacthubでチャートを 探し、動かしたいサービスを導入。 導入したサービス – Redmine ● タスク管理 – CommaFeed ● RSSのサブスクライブ – Velero ● K8sをS3互換ストレージへバックアップ 4
VPNの構築 5
固定ドメインの導入 ● 自宅が固定IPではないのでDDNSを導入 ● AWSで導入 – 費用はほぼRoute53+ドメイン代のみ – 他のサービスでも良かったかもしれない 出典: https://aws.amazon.com/startups/learn/building-a-serverless-dynamic-dns-system-with-aws?lang=ja#overview 6
VPNの導入 ● ● pivpn経由でラズパイ本体(サーバ側)にWireGuardを インストール PCやスマホにWireGuardクライアントをインストール – ラズパイにクライアントを登録(事前共有鍵) – クライアント側がアクセスするエンドポイントに ドメインを設定 ● 自宅ルータのポート解放(WireGuard使用分のみ) ● 以上で、家庭内のLANに自由にアクセス可能に。 7
まとめ ● ラズパイ4BにK3sで環境を構築した ● ラズパイ4BにWireGuardサーバーを構築した ● Homelabの環境が整ったことには満足 8