うつ病の症状

うつ病 双極症

抑うつ 状態 過去に 躁状態 あり 双極症 過去の 躁状態 なし うつ病

抑うつ状態 DSM-5-TRでは 抑うつエピソード として定義される

抑うつ気分 客観的には 暗い表情や 流涙など

抑うつ気分 悲哀 主観的には • 落ち込む • 憂うつ • 気が滅入る • 気分が沈む • 気持ちが晴れない • 物悲しい

ショックなことで落ち込む 反応性の抑うつ気分

望んだとおりに ならなかった際の 落胆

友人や家族などを失って生じる 強い悲しみ 反応性の抑うつ気分は 悲嘆 と呼ばれる

うつ病や双極症では 何もなくても生じる 自生的な 抑うつ気分 が生じる

生気的抑うつ 生気的悲哀 胃や胸など体を 掻きむしりたくなったり 重苦しく圧迫感を感じたり 体の感覚を伴う抑うつ気分

抑うつ気分

興味・関心 の喪失

意欲減退 億劫感

精神運動症状

精神運動制止 精神運動抑制 動き出せない不活発 することや話が遅くなる緩慢 会話では、聞かれたことへの返答が遅くなる応答潜時 の延長、話の途中で話すべき内容が出てこなくて途中 で止まる、話がゆっくりになるなど 活動では、行動に移せない、行動がゆっくりになるなど

精神運動焦燥 ウロウロと歩き回る 手をモジモジさせる 貧乏揺すりする 落ち着かずに話続ける など

全身倦怠感 易疲労感 い

不眠

食欲減退

判断力低下 集中力低下

罪責感 自己価値観の低下

希死念慮 など死に関する反復的な思考

うつ病の60%が 不安症を伴う Kessler et al., JAMA. 2003 PMID: 12813115 うつ病の85%が 不安を伴う Gorman, Depress Anxiety. 1996 PMID: 9166648

朝の増悪の傾向

極度の抑うつ状態で生じる 微小妄想 心気妄想 罪業妄想 貧困妄想