令和8年度診療報酬改定|近視進行抑制薬の検査「年2回・2種類まで」新算定ルール完全ガイド

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June 01, 26

スライド概要

令和8年度診療報酬改定で新設された、近視進行抑制薬(リジュセアミニ点眼液)に伴う眼科学的検査の算定ルールを解説します。対象患者・年2回の受診上限・同日2種類までの限度を、背景の選定療養から窓口やレセプト業務の実務対応まで、図解でわかりやすく整理。眼科クリニックや医療事務の方が、適切な保険請求と返戻防止に活用できる完全ガイドです。

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近視進行抑制薬の検査を新たに評価|令和8年度改定で年2回・2種類までの算定要件を新設
https://www.daitoku0110.news/p/myopia-drug-exam-revision-2026

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病院事務長。急性期から回復期まで多岐にわたる医療機関で勤務。 医事、介護事務、経理、財務、税務、監査、総務、設備、情報システム、地域連携、法人業務まで、幅広い部門で自ら実務を経験し全体を統括。福祉業界の知見やイベント開催経験に加え、課題解決のためにAIエージェントを作成し、法人を支援した実績も多数有する。 【公開資料】主に以下の2テーマでスライド・動画を提供。 1. 令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈など)や施設基準、医療DXの解説 2. AIエージェント(miiboなど)の構築・活用

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1.

令和8年度 診療報酬改定の 要点と実務対応 近視進行抑制薬に伴う眼科学的検査 の「新・算定ルール」完全ガイド 眼科クリニック経営支援室 | 2026年4月施行版

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新ルールの全体像:対象と2つの算定上限 対象患者 近視の進行抑制を目的 とし、該当する近視進行 抑制薬を投与している 患者。 算定回数の上限 眼科学的検査の算定は 「年2回」 の受診に限定。 検査種類の上限 1回の受診(同日)で 算定できる検査は 「2種類」 まで。

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改定の背景:新薬の承認と「選定療養」への位置づけ 新薬承認 - 令和6年12月27日 ・小児の近視治療に用いられる低濃度アトロ ピン点眼薬が新たに薬事承認。 ・一般名:アトロピン硫酸塩水和物 ・販売名:リジュセアミニ点眼液0.025% (1日1回就寝前に1滴を点眼) 選定療養への追加 ・当該医薬品は「薬価未収載」であるため、 選定療養への追加が提案された。 ・これにより、患者は保険診療(定期検査な ど)を受けながら、自己負担で近視進行抑 制薬による治療を併用することが可能に。

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臨床の要請と制度の空白を埋める新ルール 臨床の要請 ・関係学会の指針により、治療 中は3〜6か月ごとに近視の 進行状況を確認。 ・対象:屈折検査(D261)、 矯正視力検査(D263)など。 ギャップ 制度の空白 ・現行の眼科学的検査の通則に は、近視進行抑制薬の処方に 係る検査の算定取り扱いが 定められていなかった。 令和8年度改定により、専用の算定要件(通則)を新設し、 このギャップを解消。

5.

新要件の解説①:治療サイクルに合致した「年2回」の上限 定期観察サイクル (3〜6か月ごと) 定期観察サイクル (3〜6か月ごと) 0か月 (治療開始) 1回目の算定 6か月 2回目の算定 12か月 要件1(対象):近視進行抑制薬(リジュセアミニ点眼液等)による治療を受けている患者。 要件2(回数):眼科学的検査は「年2回の受診」に限り算定可能。 Insight:「年2回」という上限は、学会指針の定期観察頻度に基づいて合理的に設定されています。

6.

新要件の解説②:同日受診時の検査は「2種類」まで 実施した検査(Input) 屈折検査 (D261) 矯正視力検査 (D263) 眼圧検査 細隙灯顕微鏡検査... 令和8年度新ルール 「1回の受診につき2種類限度」 算定可能(Billable) ¥ ¥ 選択した2種類のみ 算定不可(Unbillable) 3種類目以降の検査(まるめ) 同一受診日にどれだけ多くの眼科学的検査を実施しても、レセプト上で算定できるのは最大2種類に制限されます。

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制度の移行:現行ルールと改定後の比較マトリクス 比較項目 現行 (Pre-R8) 令和8年度改定(R8 Revision) 眼科学的検査の通則 規定なし 近視進行抑制薬に関する規定を新設 対象患者 特段の指定なし 近視の進行抑制を目的とし、 該当医薬品を投与している患者 算定回数の上限 制限なし 年2回の受診に限り算定 同日検査の種類上限 制限なし 複数実施した場合、2種類を限度

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実務への影響:窓口・レセプト業務の必須チェックポイント 【対象の確認】 患者は 近視進行抑制薬を 処方されているか? NO 通常ルールで算定 YES 【履歴の確認】 当該年において、 既に「2回」眼科学的検査を 算定しているか? YES 今回の検査は 算定不可 NO 【同日検査の整理】 本日、3種類以上の 眼科学的検査を 実施したか? NO 実施した検査を すべて算定 YES 算定点数の高い 「2種類」のみ を選択して レセプト入力

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結論:令和8年度改定への対応 近視進行抑制薬の管理は、明確なルール下へ。 「年2回・2種類まで」 新薬の承認と選定療養化に伴い、眼科学的検査の算定要件が厳格化されました。 適切な保険請求と返戻防止のため、直ちに院内のレセプト入力フローと 医師・事務間の連携手順をアップデートしてください。