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May 26, 24
スライド概要
以下の論文の要約です。
Ogihara, Y. (2024). Numbers of articles in the three Japanese national newspapers, 1872-2021. Scientific Data, 11, 437. https://doi.org/10.1038/s41597-024-03245-9
青山学院大学 教育人間科学部 心理学科 個人ウェブサイト:https://sites.google.com/site/yujiogiharaweb/home Google Scholar:https://scholar.google.co.jp/citations?user=QOX4MokAAAAJ&hl=ja&oi=ao
1/8 【論文要約】 Ogihara (2024, Scientific Data). Numbers of articles in the three Japanese national newspapers, 1872–2021. 青山学院大学 荻原祐二
概要 2/8 • 三大全国紙(読売・朝日・毎日新聞)のデータベースに 収録された、1872~2021年の各年の記事数を報告 – 新聞は、多くの学術領域で分析されてきた ⇔ しかし、先行研究は相対頻度(全記事に占める割合)を検討 していないことが多い – 記事の絶対頻度と相対頻度は異なるパターンの結果と なり得るため、絶対頻度を検討するだけでは不十分 → 記事の絶対頻度だけでなく、相対頻度も検討する必要性 → 相対頻度を算出するため、体系的な検索を網羅的に 行い、各年の全記事数を報告 – 相対頻度の算出を可能にし、多くの学術領域に貢献
問題 3/8 • 新聞は、多くの学術領域で分析されてきた – 人文学・社会科学・自然科学 ⇔ しかし、日本の新聞を用いた先行研究は、相対頻度 (全記事に占める割合)を検討していないことが多い • 分析対象とする記事の絶対頻度(数)を検討 – 絶対頻度と相対頻度は異なるパターンの結果となり 得るため、異なる結論となる可能性 → 絶対頻度を検討するだけでは不十分であり、判断を 誤らせることも → 絶対頻度だけでなく、相対頻度も検討する必要性 – 相対頻度の算出を可能にすることで、多くの学術 領域に貢献可能
方法 4/8 • 体系的な検索を網羅的に行い、各年の全記 事数を報告 – 期間:1872~2021年 • 150年間 – 対象:日本の三大全国紙のデータベース • 読売新聞・朝日新聞・毎日新聞 – 敢えて空欄で検索を行うことで、指定条件におけ る収録記事数が分かる • ターゲット語を指定しない • 手法の妥当性は各新聞社に確認済み
結果 • 各年の記事数 – ローデータ • https://doi.org/10.17605/OSF.IO/F8SH3 5/8
結果 6/8
文献情報 7/8 • Ogihara, Y. (2024). Numbers of articles in the three Japanese national newspapers, 18722021. Scientific Data, 11, 437. https://doi.org/10.1038/s41597-024-03245-9 – オープンアクセスですので、どなたでもお読み 頂けます。
注意 8/8 • 出典(=論文)の情報を適切に明記して頂ければ、 こちらのファイルを授業等に利用可能です。 • こちらのファイルと論文の間に差異がある 場合は、論文の情報を優先してください。 • 最終更新:2024/5/26 – アップロード:2024/5/26