タイで子育てをする日本につながる家族の学校選択に関する調査報告

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June 28, 22

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2022年6月19日学校選択調査報告会 報告資料

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タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会(JMHERAT) https://jmherat2006.wixsite.com/jmherat/

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タイで子育てをする日本につながる家族の 学校選択に関する調査報告 タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会(JMHERAT) 学校選択調査チーム 松岡里奈・久保亜樹・村木佳子・常見千絵・齋藤沙夜花 2022年6月19日(日)Zoom

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発表の構成 ・本報告の目的 ・どのような調査をしたのか ・調査概要:結果を報告する学校の種類一覧 ・調査結果の概要:家族の移動の傾向 ・調査結果詳細 1. タイの日本につながる家族はどのような学習言語の学校を選択するのか ー幼稚園から大学までー 1.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 1.2 日日家族(日本人同士の婚姻による家族)の場合 1.3 その他国際家族(日本人とタイ以外の国籍の人との婚姻による国際家族)の場合 2. タイの日本につながる家族は今子どもが通っている学校をどのような理由で選択しているのか 2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.2 日日家族(日本人同士の婚姻による家族)の場合 2.3 その他国際家族(日本人とタイ以外の国籍の人との婚姻による国際家族)の場合 ・報告のおわりに Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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本報告の目的 1. 2022年2月1日~2月20日に行った「タイ在住者および在タイ経験者の子ども の学校選択に関わる意識調査」の結果の報告をすること。 2. アンケートに回答してくださった方々に向けて、結果をお伝えすること。 3. この報告を通じて、これから学校選択をしていく方々の参考になるデータを提示 すること。 4. この調査を通じて、タイで子育てをする家族について見えてきた、私たちの理解 を伝えること。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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どのような調査をしたのか ● 目的:タイ在住者および在タイ経験者は、子どもが進学する学校としてどのような学校を選ん ● ● ● ● でいるのか、それはどのような理由で選んでいるのかなど、タイにおける子どもの学校選択の 実態を明らかにし、そこからわかる家族のFLP( Family Language Policy=家族の言語政 策)についての理解を深める。 ⇒タイの複数言語環境で育つ子どもの言語発達や成長を支援するための知見につなげて いきたい。 対象:タイで子どもの学校を選択した経験のある/している(日本語で回答ができる)親 ※この約30年間はタイの教育政策に大きい変化はないため、現在の子どもの 年齢を問わ ず行った。インターナショナルスクールにタイ国籍者が入れるように 変わったのもちょうど 30年前からである。 時期:2022年2月1日~2月20日 方法:Googleフォーム 内容:家族構成、家庭内使用言語、子どもごとの学校選択とその理由、家庭内言語実践、家庭 外言語実践など Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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調査概要:結果を報告する学校の種類一覧 保 育 園 ・ 幼 稚 園 小 学 校 ~ 高 校 ● ● ● ● ● ● ● タイ語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ タイ語と英語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ タイ語と日本語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ タイ語と日本語と英語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ 英語で保育や教育が行われる英語圏系インターナショナル保育園・幼稚園@タイ 日本語と英語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ…ほぼバンコク 日本語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ…ほぼバンコク ● ● ● ● ● ● タイ語で学習する公立校@タイ タイ語で学習する私立校@タイ タイのカリキュラムをタイ語と英語で学ぶバイリンガルスクール@タイ タイ語が基本の学校にあるイングリッシュコース(EPなど)@タイ 米/英などの英語圏系インターナショナルスクール@タイ/東南アジア/欧州/アフリカ 日本人学校/日系高校@タイ …バンコクとタイ東部の2校で小・中のみ。 ※日系高校はバンコクに小規模校の1校。2022年度より新入生募集停止。 ● 中華系インターナショナルスクール@タイ Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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調査概要:結果を報告する学校の種類一覧 ● タイ語の大学(日本語学科以外)@タイ ● タイ語の大学の日本語学科@タイ ● タイ語の大学に附属する英語で学ぶインターコース@タイ ● 英語が学習言語の大学@タイ 大 学 ● 英語で学ぶ大学@日本 ● 日本語で学ぶ大学@日本 ● 英語で学ぶ大学@英語圏 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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調査結果の概要:家族の移動の傾向 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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家族の移動の傾向 ◆タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族):全84家族 ・二か国を移動した家族 9家族 ・複数国を移動した家族 1家族 ・移動の経験がない家族 74家族 →タイ定住型の家族が多い(今後移動する可能性が残っている家族も含む) ◆日日家族(日本人同士の婚姻による家族):全95家族 ・移動を経験している家族が半数程度(親の海外駐在などによる移動) ・タイでの学校選択が中心になっている家族が半数程度 (親が日本から来タイし、長く仕事をしているなど) →移動型の家族(短期滞在型)とタイ長期滞在型の家族がいる ◆その他国際家族(日本人とタイ以外の国籍の人との婚姻による国際家族):全10家族 ・タイでの学校選択が中心になっている家族 8家族 ・そのうち、タイだけで学校選択を経験している家族が半数程度 →タイ長期滞在型の家族が多い Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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調査結果詳細 1.タイの日本につながる家族は どのような学習言語の学校を選択するのか ー幼稚園から大学までー Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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図の読み取り方説明 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.1 タイ日家族の場合 1.1.1 タイ語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■タイ語の保育園・幼稚園 ■タイ語と英語の保育園・幼稚園 ■英語の保育園・幼稚園 ■日本語の保育園・幼稚園 ■日本語の保育園・幼稚園@日本 左のグラフの読み取り方を 説明します。 (すべてのパターンでほぼ同 じ基準で示している) ◇小学校~高校 ■タイ語私立校 ■タイ語公立校 ■EP ■バイリンガルスクール ■英語インター ■日本人学校 ■日本語で学ぶ学校@日本 ■日本の通信制の学校 ■英語インター@その他 ◇大学 ■タイ語の大学(日本語学科以外) ■タイ語の大学の日本語学科 ■タイの大学のインターコース ■英語で学ぶ大学@日本 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.1 タイ日家族の場合 1.1.1 タイ語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■タイ語の保育園・幼稚園 ■タイ語と英語の保育園・幼稚園 ■英語の保育園・幼稚園 ■日本語の保育園・幼稚園 ■日本語の保育園・幼稚園@日本 ◇小学校~高校 ■タイ語私立校 ■タイ語公立校 ■EP ■バイリンガルスクール ■英語インター ■日本人学校 ■日本語で学ぶ学校@日本 ■日本の通信制の学校 ■英語インター@その他 ◇大学 ■タイ語の大学(日本語学科以外) ■タイ語の大学の日本語学科 ■タイの大学のインターコース ■英語で学ぶ大学@日本 ① 一番左は保育園・幼稚園 時代、右に行くにつれて 学校の段階があがってい く。 ② 1 行に一人のお子さんの 学習言語の変遷がわかる。 ③ 学校を学習言語ごとに色 分けして変遷を表した。 色味の基本 ⚫ 青 :タイ語系 ⚫ 緑 :英語系 ⚫ 赤 :日本語系 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.1 タイ日家族の場合 1.1.1 タイ語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■タイ語の保育園・幼稚園 ■タイ語と英語の保育園・幼稚園 ■英語の保育園・幼稚園 ■日本語の保育園・幼稚園 ■日本語の保育園・幼稚園@日本 ◇小学校~高校 ■タイ語私立校 ■タイ語公立校 ■EP ■バイリンガルスクール ■英語インター ■日本人学校 ■日本語で学ぶ学校@日本 ■日本の通信制の学校 ■英語インター@その他 ◇大学 ■タイ語の大学(日本語学科以外) ■タイ語の大学の日本語学科 ■タイの大学のインターコース ■英語で学ぶ大学@日本 ★自分のお子さんの 次の学校選択の情報の読み取り方 A)現在EPコースの中学生 ① 幼稚園・保育園時代の学習言語 を思い返す。➡タイ語だった。 ➡図 を 確 認 「 た く さ ん い る な あ」 ② 小学校時代の学校(学習言語) を思い返す。➡タイ語だった。 ➡図 を 確 認 「 た く さ ん い る な あ」 ③ そこから中学でEPを選んだのは 「少ない!4人だ」 ④ その4人の次の学校選択は… 「なるほど」 すぐに「中学生EP」を探そうと すると混乱するため注意。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.1 タイ日家族の場合 1.1.1 タイ語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■タイ語の保育園・幼稚園 ■タイ語と英語の保育園・幼稚園 ■英語の保育園・幼稚園 ■日本語の保育園・幼稚園 ■日本語の保育園・幼稚園@日本 ◇小学校~高校 ■タイ語私立校 ■タイ語公立校 ■EP ■バイリンガルスクール ■英語インター ■日本人学校 ■日本語で学ぶ学校@日本 ■日本の通信制の学校 ■英語インター@その他 ◇大学 ■タイ語の大学(日本語学科以外) ■タイ語の大学の日本語学科 ■タイの大学のインターコース ■英語で学ぶ大学@日本 ★自分のお子さんの 次の学校選択の情報の読み取り方 B)現在タイ語と英語の幼稚園 ① 幼稚園・保育園の水色を探す。 ➡転園の結果タイ語と英語にな った3人を発見。※下にも一人 いるが、まだ小学校入学前のた め参考にはならない。 ② その 先の小学 校選択を見 る。 「全員がバイリンガルスクール に入っている!でも一人はタイ 語の私立校に転校しているのか …」 ③ 中学生以上はいないためその先 は不明。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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報告の順番 ★幼稚園選択を起点に、そこからどのように学校選択が行われていくのか 1.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 1.1.1 タイ語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 1.1.2 タイ語と英語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 1.1.3 日本語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 1.1.4 タイ語と日本語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 1.1.5 タイ語と日本語と英語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 1.1.6 英語圏系インターナショナル保育園・幼稚園@タイ からその後 1.1.7 タイ国外の保育園・幼稚園 からその後(タイの学校選択が行われる) 1.1.8 まとめ 1.2 日日家族(日本人同士の婚姻による家族)の場合 1.3 その他国際家族(日本人とタイ以外の国籍の人との婚姻による国際家族)の場合 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.1 タイ日家族の場合 (タイ人と日本人の婚姻による国際家族) Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.1 タイ日家族の場合 1.1.1 タイ語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■タイ語の保育園・幼稚園 ■タイ語と英語の保育園・幼稚園 ■英語の保育園・幼稚園 ■日本語の保育園・幼稚園 ■日本語の保育園・幼稚園@日本 ◇小学校~高校 ■タイ語私立校 ■タイ語公立校 ■EP ■バイリンガルスクール ■英語インター ■日本人学校 ■日本語で学ぶ学校@日本 ■日本の通信制の学校 ■英語インター@その他 ◇大学 ■タイ語の大学(日本語学科以外) ■タイ語の大学の日本語学科 ■英語が学習言語のタイの大学 ■英語で学ぶ大学@日本 読み取れること 1) タイ語を学習言語に選ぶ人は、大学も一 貫してタイ語を学習言語に選ぶことが多 い 2) でも、大学では日本語学科を選んだり、 インターコースを選ぶ方もいる 3) 一方で、子どもに学校での英語の習得 も積極的に望む家庭は、中学からEPや バイリンガルスクールでなだらかに英語 学習を取り入れ、その後インターに進む 家庭がある。これは、小学校から英語学 習を取り入れる方がいるのも同様の傾 向。 4) 少数ではあるが、日本人学校を小・中と 選んだ家庭は、高校で日本の通信高校、 そしてタイのインターコースを選んだ家庭 がある。(その他、日本人学校からタイの バイリンガルスクールに入る選択肢もあ る。➡ブレイクアウトルームの当事者部屋 へ。) Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.1 タイ日家族の場合 1.1.2 タイ語と英語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■タイ語と英語の保育園・幼稚園 ■タイ語の幼稚園のインターコース ◇小学校~高校 ■タイ語公立校 ■バイリンガルスクール ■EP ■英語インター ■英語インター@その他 ■日本人学校 ■日本語で学ぶ学校@日本 読み取れること 1) タイ語だけでなく英語も幼稚園時代の学習言語に選んだ場合、高校ま では2言語の学習言語環境を選ぶ傾向にある。 2) 大学選択においてはタイ国内の大学で様々な言語環境を選んでいる。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤) ◇大学 ■タイ語の大学(日本語学科以外) ■タイ語の大学の日本語学科 ■タイ語の大学の英語インター コース ■英語が学習言語のタイの大学

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1.1 タイ日家族の場合 1.1.3 日本語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■日本語の保育園・幼稚園 ■英語の保育園・幼稚園 ◇小学校~高校 ■日本人学校 ■EP ■英語インター 読み取れること 1) タイ国内(バンコク・シーラチャー)で日本語のみで学習を進めると、高校で日本 語の選択肢がなくなるため、タイに長期で滞在する見通しがついている場合は、 どこかの時点でインターナショナルスクールに移動する傾向にある。 2) 日本語の幼稚園から始まった場合に、タイ語と英語のEPの小学校を経て、中学 ではインターナショナルスクールへと、なだらかに英語環境への移動が見られる。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤) ◇大学 ■英語が学習言語のタイの大学 ■英語で学ぶ大学@英語圏

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1.1 タイ日家族の場合 1.1.4 タイ語と日本語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■タイ語と日本語の保育園・幼稚園 ■タイ語の保育園・幼稚園 ◇小学校~高校 ■EP ■バイリンガルスクール ◇大学 ■英語が学習言語のタイの大学 読み取れること 1) タイ語と日本語の幼稚園を経た後、小学校からタイ語と英語の学習 環境を選ぶ家族が、3家族見られた。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.1 タイ日家族の場合 1.1.5 タイ語と日本語と英語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■タイ語と日本語と英語で保育や 教育が行われる保育園・幼稚園 ◇小学校~高校 ■EP ■バイリンガルスクール 読み取れること 1) タイ語と日本語と英語の3言語の幼稚園を経た後は、タイでの長期 滞在を視野に入れて、タイ語と英語の学習言語環境を選ぶ家庭が3 家族見られた。 2) その場合、大学では英語を学習言語とする傾向にある。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤) ◇大学 ■タイ語が基本の大学のインター コース ■英語が学習言語のタイの大学

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1.1 タイ日家族の場合 1.1.6 英語圏系インターナショナル保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■英語の保育園・幼稚園 ◇小学校~高校 ■英語インター ■バイリンガルスクール ■タイ語公立校 ■日本語で学ぶ学校@日本 読み取れること 1) 幼稚園時代からインターナショナルスクールを選択 する家庭は、小学校以降も基本的にはインターナシ ョナルスクールでの学習を続ける傾向にある。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤) ◇大学 ■英語が学習言語のタイの大学 ■英語で学ぶ大学@英語圏 ■日本語で学ぶ大学@日本

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1.1 タイ日家族の場合 1.1.7 タイ国外の保育園・幼稚園 からその後(タイの学校選択が行われる) 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 読み取れること 1) 各国の移動を経験した後でも、苦労は伴っただろうが、タイ語 が学習言語の中学・高校・大学を選択できた例が1例ある。 2) 移動が続くことが想定される家庭は、英語を学習言語とする 選択をするのだろう。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤) ◇幼稚園 ■英語の保育園・幼稚園@英語圏 ■英語の保育園・幼稚園@東欧 ◇小学校~高校 ■タイ語公立校 ■日本語で学ぶ学校@日本 ■EP ■英語インター ■タイ語が基本の学校の英語で 学ぶインターコース ■英語インター@東南アジア ■英語インター@アフリカ ◇大学 ■タイ語の大学(日本語学科以外)

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1.1 タイ日家族の場合 1.1.8 まとめ タイ日国際家族の学校選択の傾向まとめ 1) タイに長期滞在する見込みのある家庭は、タイ語のみを学習言語とするか、もし くは、英語を学習言語に取り入れる(EPやバイリンガルスクール)傾向にある。 2) タイに長期滞在する見込みのある家庭で、日本語を学習言語に選んだ場合は、 いずれかの段階で学習言語を英語に切り替える傾向にある。 3) 初めからインターナショナルスクールを選択した場合は、そのままインターナショ ナルスクールを選択し続ける傾向にある。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.2 日日家族の場合 (日本人同士の婚姻による家族) Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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報告の順番 ★幼稚園選択を起点に、そこからどのように学校選択が行われていくのか 1.2 日日家族(日本人同士の婚姻による家族)の場合 1.2.1 タイ語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 1.2.2 タイ語と英語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 1.2.3 日本語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 1.2.4 タイ語と日本語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 1.2.5 タイ語と日本語と英語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 1.2.6 英語圏系インターナショナル保育園・幼稚園@タイ からその後 1.2.7 中華系インターナショナル保育園・幼稚園@タイ からその後 1.2.8 タイ国外の保育園・幼稚園 からその後(タイの学校選択が行われる) 1.2.9 まとめ Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.2 日日家族の場合 1.2.1 タイ語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■タイ語の保育園・幼稚園 ■タイ語と英語の保育園・幼稚園 ■日本語の保育園・幼稚園@日本 ◇小学校~高校 ■タイ語私立校 ■英語インター@タイ ■日本人学校タイ ■日本語の学校@日本 ◇大学 ■日本語で学ぶ大学@日本 読み取れること 1)「タイの文化に触れさせたい」「タイ滞在が長くなる」という理由からタイ語の保育園・幼稚園を選ぶ家庭が 多いものの、進学先は日本人学校が多い。 2)いつ移動になるかわからないので、移動先でも困らないようにとインターを選ぶ 人もいた。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.2 日日家族の場合 1.2.2 タイ語と英語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■タイ語と英語の保育園・幼稚園 ◇小学校~高校 ■バイリンガルスクール ■日本語の学校@日本 読み取れること 1)バイリンガルスクールをそのまま継続する傾向にある。 2)対象者が現在小学生なので、今後、どのように進んでいくかわからない。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.2 日日家族の場合 1.2.3 日本語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■ タイ語の保育園・幼稚園 ■英語の保育園・幼稚園@タイ ■日本語の保育園・幼稚園@タイ ■日本語の保育園・幼稚園@日本 ■日本語の保育園・幼稚園@その他 ◇小学校~高校 ■タイ語私立校 ■EP ■英語インター@タイ ■英語インター@日本 ■英語インター@その他 ■日本人学校@タイ ■日本語の学校@日本 ■日本人学校@その他 ◇大学 ■インターコース@タイ ■英語大学@その他 ■日本語で学ぶ大学@日本 ■進学せず Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤) 読み取れること 1)日本語での教育を選択した家庭 はそのまま大学まで日本語での 教育を選択する傾向にある。 2)タイ国内での高校進学を見越し て、インターに進む家庭もある。

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1.2 日日家族の場合 1.2.4 タイ語と日本語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■タイ語と日本語の幼稚園・保育園 ◇小学校~高校 ■英語インター@タイ ■英語インター@その他 ■日本人学校@タイ 読み取れること 1)幼稚園では2言語での教育を選択しているが、小学校では全員日本語を選択。 2)インターを選んだ家庭は兄弟の影響があって、転校した。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.2 日日家族の場合 1.2.5 タイ語と日本語と英語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■タイ語と日本語と英語の幼稚園 ◇小学校~高校 ■英語インター@タイ ■英語インター@その他 ■日本人学校@タイ ■日本語の学校@日本 ◇大学 ■日本語で学ぶ大学@日本 読み取れること 1)幼稚園では3言語での教育を選択しているが、小学校選択では日本語1言語を選択 する傾向にある。 2)小学校の途中から中学校にかけてインターに移っていく傾向にある。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.2 日日家族の場合 1.2.6 英語圏系インターナショナル保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■英語の保育園・幼稚園@タイ ■英語の保育園・幼稚園@その他 ■日本語の保育園・幼稚園@タイ ■日本語の保育園・幼稚園@日本 ◇小学校~高校 ■英語インター@タイ ■英語インター@その他 ■日本人学校@タイ ■日本語の学校@日本 ■日本人学校@その他 ■バイリンガルスクール@日本 ■不明 読み取れること 1)インターナショナルスクールにそのまま進学する家庭が多い。 2)日本帰国後も、小学校選択ではバイリンガルスクールや英語プログラムを選ぶ 家庭が半数いる。(7人中4人) 3)他の国であっても、継続してインター系で学んでいる。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤) ◇大学 ■大学の英語プログラム@日本

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1.2 日日家族の場合 1.2.7 中華系インターナショナル保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■中国語の保育園・幼稚園@タイ ◇小学校~高校 ■中華系インターナショナル@タイ 読み取れること 1)タイへ来る前に中国に住んでいたこともあり、中華系の学校へ進学。 2)中国語での教育を続けていきたいという親の思いがあった。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.2 日日家族の場合 1.2.8 タイ国外の保育園・幼稚園 からその後(タイの学校選択が行われる) 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 ◇幼稚園 ■ タイ語の保育園・幼稚園 ■英語の保育園・幼稚園@タイ ■英語の保育園・幼稚園@日本 ■英語の保育園・幼稚園@その他 ■日本語と英語の保育園・幼稚園@タイ ■日本語と英語の保育園・幼稚園@日本 ■日本語と英語の保育園・幼稚園@その他 ■日本語の保育園・幼稚園@タイ ■日本語の保育園・幼稚園@日本 ■日本語の保育園・幼稚園@その他 ■中国語の保育園・幼稚園@その他 ◇小学校~高校 ■タイ語私立校 ■英語インター@タイ ■英語インター@日本 ■英語インター@その他 ■日本人学校@タイ ■日本語の学校@日本 ■日本人学校@その他 ■中華系インターナショナル@タイ ◇大学 ■進学せず Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤) 読み取れること 1)日本からタイへの移動で は、日本人学校を選択する 傾向にある。 2)タイ国外のインターからの場 合は、タイ国内でもインター での学習を継続している。 3)日本人学校を選択した家庭 の中には、小学校から中学 校にかけてインターに移る 家庭もみられる。

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1.2 タイ日家族の場合 1.2.9 まとめ 日日家族の学校選択の傾向まとめ 1) タイ語、日本語、タイ語と日本語、タイ語と日本語と英語、英語、どの学習言語を 幼稚園で選択したとしても、次の教育段階では、日本語を選択する傾向にある。 2) タイ長期滞在を見越して、ある教育段階でインターナショナルスクールに進学す る傾向にある。 3) 初めからインターナショナルスクールを選択した家庭は、そのままインターナショ ナルスクールに通い続ける傾向にある。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.3 その他国際家族の場合 (日本人とタイ以外の国籍の人との婚姻による国際家族) Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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報告の順番 ★幼稚園選択を起点に、そこからどのように学校選択が行われていくのか 1.3 その他国際家族(日本人とタイ以外の国籍の人との婚姻による国際家族)の場合 1.3.1 タイ語と英語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 1.3.2 日本語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 1.3.3 英語圏系インターナショナル保育園・幼稚園@タイ からその後 1.3.4 タイ国外の保育園・幼稚園 からその後(タイの学校選択が行われる) 1.3.5 まとめ Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.3 その他国際家族の場合 1.3.1 タイ語と英語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 フィリピン 読み取れること ◇幼稚園 ■タイ語と英語の保育園・幼稚園 1) 幼稚園から一貫してタイ語と英語で教育が行 われる学校を選択している。 2) ご両親ともにタイで仕事をしており、これからも 長くタイで生活するという見通しを持っている。 タイ語と英語の保育園・幼稚園を選択したタイ 日家族の傾向と似ているのではないか。 3) 小学校卒業後は、EPコースがある公立校に進 学予定とのこと。 ◇小学校~高校 ■タイ語が基本の学校にあるイングリ ッシュコース(EPなど)@タイ Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.3 その他国際家族の場合 1.3.2 日本語で保育や教育が行われる保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 フィリピン マレーシア イギリス アメリカ 中国 ◇幼稚園 ■日本語の保育園・幼稚園 読み取れること 1) 中学校までは日本人学校を選択するが、高 校からはタイ国内外の英語で学ぶ学校に進 学する傾向がある。 2) 1例ずつではあるが、小学校から英語や中華 系インターに進むケース、幼稚園から一貫し て日本語を選択するケースも見られた。 ◇小学校~高校 ■英語インター ■英語インター@その他 ■日本人学校 ■中華系インター ◇大学 ■英語で学ぶ大学@その他 ■日本語で学ぶ大学@日本 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.3 その他国際家族の場合 1.3.3 英語圏系インターナショナル保育園・幼稚園@タイ からその後 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 イギリス ベトナム 読み取れること ◇幼稚園 ■英語の保育園・幼稚園@タイ ■日本語の保育園・幼稚園 1) インターナショナルスクールを選択した場合、 日日家族、タイ日家族とも似た傾向にある。 2) 途中で日本語の保育園や幼稚園、日本人学 校に通わせた場合もあるが、中学や高校から は再び英語系の学校に戻っている。(同じ家 族) ◇小学校~高校 ■英語インター ■英語インター@その他 ■日本人学校 ◇大学 ■英語で学ぶ大学@その他 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.3 その他国際家族の場合 1.3.4 タイ国外の保育園・幼稚園 からその後(タイの学校選択が行われる) 保/幼 小学校 中学校 高校 大学 中国 インドネシア? 読み取れること 1) 来タイ前も日本以外の国の英語インター 校で学んでいた場合、タイでも英語イン ター校を選択し、大学はカナダやオランダ などタイ国外の大学に進学している。 2) 小学校入学時に日本から来タイした場合、 日本人学校を選択している。 ◇幼稚園 ■英語の保育園・幼稚園@その他 ■日本語の保育園・幼稚園@日本 ■日本語の保育園・幼稚園@その他 ◇小学校~高校 ■英語インター ■英語インター@その他 ■日本人学校 ◇大学 ■英語で学ぶ大学@その他 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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1.3 その他国際家族の場合 1.3.5 まとめ その他国際家族の学校選択の傾向まとめ 1) 保育園・幼稚園や小学校では日本語を選択する傾向にある。 2) 年齢が上がるにしたがって、徐々に英語系インターを選択する傾向がみられる。 3) 大学はタイ国外の大学を選択する傾向にある。(大学進学者7名全員) Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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調査結果詳細 2.タイの日本につながる家族は 今子どもが通っている学校を どのような理由で選択しているのか Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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学校選択理由の分析に使用した枠組み 「FLPダイナミックモデル」(Curdt-Christiansen & Huang, 2020、拙訳の上一部編集) 家族の言語政策(Family Language Policy)に影響を与えている要因にはど のようなものがあるのか、それら要因がど のように動的に影響を与え合うのかなど を考えるための指針。 このモデルで示されている FLPに影響を与える各要因を 少しでもわかるように編集しなおしたのが次。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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各家庭の学校選択理由を解釈するための分類基準 理由タイトル 説明 ※拙訳の上、加筆修正、再解釈 A① 社会政治的要因 所属する社会における教育制度や、親の所属する職場の規定によるもの。 A② 社 会 か A③ ら の 影 響 A④ 社会文化的要因 言語は文化の表れと見なし、その言語にはその社会において文化的価値が あるとされているもの。 社会経済的要因 その社会においてその言語を習得することによって喚起できる経済力のこ と。 社会言語学的要因 その社会において、その言語そのものに価値があると信じられているため に習得を狙うもの。 A⑤ 社会生活的要因 その社会におけるインフラや安全性あるいは居住地や学費などの生活条件によっ て学校を選択し、その選択が言語選択につながる要因。 (松岡・深澤, 2022) Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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各家庭の学校選択理由を解釈するための分類基準 理由タイトル 説明 ※拙訳の上、加筆修正、再解釈 B① 家族のつながり 保護者が楽しい・つらいなどの感情や幸せな記憶などを言語によって共有で きることが子ども・親・祖父母のつながりを深めたり相互理解ができるように なると考えていること。 B② 家族の一員としてのアイデンティティ 保護者が家族のルーツの継承を通して、子どもに国際家族であることや、家 族の一員であることを認識してほしいと考えていること。 親 B③ 継承したい文化 が 考 え B④ 子の言語発達は親の責任という意識 て い る B⑤ 子どもの主体性 こ と 保護者が家族が子どもに継承したいと思う文化的慣習を学ばせたいと考え ていること。 保護者が、自身の過去の経験、育ち、得た知識から、子の言語習得と進路に 期待をし、それを支えるには保護者が関わらないといけないと意識しているも の。 家族の言語使用のパターンの決定や子どもの学校の選択など、子どもの言 語使用環境を子ども自身が選択すること。 B⑥ 将来の移動可能性 (本研究会独自要因) 家族の国の移動などによる将来の生活設計や、将来の移動が関わる教育の 接続を考慮したもの。 B⑦ その時点での子どもの言語能力 (松岡・深澤, 2022の言い換え) 保護者が子どもの言語能力や言語使用状況を考慮したもの。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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図の読み取り方説明 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.1 今、小学生の子どもの小学校を、どのような理由で選択したのか B④子の言語 発達は親の責 任という意識 9人 A②社会文化 B⑦その時点で 的要因 の子どもの言 語能力 7人 B④等:タイにいるのでタイ語をしっかり身につ けさせたい。将来的な選択肢を広げるため。 6人 この後に始まるページの読 み取り方を説明します。 (すべてのパターンでほぼ同 じ基準で示している) Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.1 今、小学生の子どもの小学校を、どのような理由で選択したのか B④子の言語 発達は親の責 任という意識 9人 A②社会文化 B⑦その時点で 的要因 の子どもの言 語能力 7人 B④等:タイにいるのでタイ語をしっかり身につ けさせたい。将来的な選択肢を広げるため。 6人 横軸がひとりの学校選択の 流れです。 例えば、タイ語で学ぶ私立 小学校を選択する前には、 どの保育園・幼稚園に通っ ていたのかを示しています。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.1 今、小学生の子どもの小学校を、どのような理由で選択したのか B④子の言語 発達は親の責 任という意識 9人 A②社会文化 B⑦その時点で 的要因 の子どもの言 語能力 7人 B④等:タイにいるのでタイ語をしっかり身につ けさせたい。将来的な選択肢を広げるため。 6人 左から見て色が変わるポイント は、転園・転校したことを示し ています。その転園を経験した したうえでの小学校選択という 意味になります。 転園・転校していない場合は左 から色が変わりません。 ※ 学 校 の 種類 が 変わ ら ない 転 園・転校の有無は提示していま せん。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.1 今、小学生の子どもの小学校を、どのような理由で選択したのか B④子の言語 発達は親の責 任という意識 9人 A②社会文化 B⑦その時点で 的要因 の子どもの言 語能力 7人 B④等:タイにいるのでタイ語をしっかり身につ けさせたい。将来的な選択肢を広げるため。 6人 これは、タイ語で学ぶ私立校の 選択理由を、「学校選択理由を 解釈するための分類基準」をも とに分類した結果です。 多かったものを示しています。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.1 今、小学生の子どもの小学校を、どのような理由で選択したのか B④子の言語 発達は親の責 任という意識 9人 A②社会文化 B⑦その時点で 的要因 の子どもの言 語能力 7人 B④等:タイにいるのでタイ語をしっかり身につ けさせたい。将来的な選択肢を広げるため。 6人 色付きの背景の枠内にあるのは、 調査で得られた回答例です。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.1 今、小学生の子どもの小学校を、どのような理由で選択したのか タイ人夫は海外で育ったためタイの文化知識・タイ語が弱く、 子どもにはそうなってほしくなかった。将来インターに行くと しても母国語を強化してからの方がいいと考えたため。 タイファミリーの跡取りであり、家族の希望も あって、タイ人として生きる道を選んだ。 タイの 学校は、日本的な教育方針、内容であった為。 学習言語が変わる選択をしていた 場合には、2枚目のページで取り上 げ、実際の回答例を示します。 「みんな一緒」と枠にはめるのではなく、個性を 引き伸ばしてくれる教育方針が気にいりました。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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報告の順番 ★近年の学校選択の理由を示します 2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.1 今、小学生の子どもの小学校を、親がどのような理由で選択したのか 2.1.2 今、中学生・高校生の子どもの中学校を、親がどのような理由で選択したのか 2.1.3 今、高校生・大学生の子どもの高校を、親がどのような理由で選択したのか 2.1.4 今、大学生~29才以下の子どもの大学を、親がどのような理由で選択したのか 2.2 日日家族(日本人同士の婚姻による家族)の場合 2.3 その他国際家族(日本人とタイ以外の国籍の人との婚姻による国際家族)の場合 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.1 タイ日家族の場合 (タイ人と日本人の婚姻による国際家族) Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.1 今、小学生の子どもの小学校を、どのような理由で選択したのか B④子の言語 A②社会文 B⑦その時点 発達は親の責 化的要因 での子どもの 任という意識 言語能力 9人 7人 6人 B④子の言語発達は A③社会経済 親の責任という意識 的要因 5人 B④等:タイにいるのでタイ語をしっかり身につけ させたい。将来的な選択肢を広げるため。 B④・B➆等: 母国語をまず は強化したかっ たため。 A④社会言語学 的要因 2人 2人 B④等:両親とも英語で苦労したので英語 が習得できる学校がいいと思ったが、イン ターは通える範囲に学費や学力で適当な 学校がない上、インター教育よりタイ語の読 み書きをきちんとできてほしかった。 B④・A④等:英語が多少でもできれば日本や他の国に行くこ とになったとしてもコミュニケーションがとれるし、<中略>「タイ 語のみの学校」を選択しなかった理由は、いくら家庭内言語が タイ語でも他のタイ人家庭よりも語彙力や使用頻度が少なく なるため子どもにとって不利になるのではないかという点。 B④子の言語発達は A④社会言語学的 親の責任という意識 要因 3人 A②等:コミュニケーション様式が 使う言語環境によって大きく変わ ると思うから。➡タイで生きるなら タイ文化の環境で育てたい 2人 B④子の言語発 B⑦その時点 A③社会経 B⑤子どもの B②家族の一員 達は親の責任と での子どもの 済的要因 主体性 としてのアイデン いう意識 言語能力 ティティ 1人 1人 1人 A③社会経済 B④子の言語発達は親 的要因 の責任という意識 6人 1人 A④社会言語 学的要因 5人 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤) 3人 1人 B④・B②等:日本人として日 本語を自身の母語の一つと して身につけてほしいから。 A③等:これからの時代は地球が舞台に なり、好きな場所で好きな学びや仕事が できる、選択の幅が広がる

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2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.1 今、小学生の子どもの小学校を、どのような理由で選択したのか タイ人夫は海外で育ったためタイの文化知識・タイ語が 弱く、子どもにはそうなってほしくなかった。将来インター に行くとしても母国語を強化してからの方がいいと考え たため。 タイファミリーの跡取りであり、家族の希望も あって、タイ人として生きる道を選んだ。 タイの学 校は、日本的な教育方針、内容であった為。 「みんな一緒」と枠にはめるのではなく、個性を 引き伸ばしてくれる教育方針が気にいりました。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.2 今、中学生・高校生の子どもの中学校を、どのような理由で選択したのか A②社会文化 A④社会言語学 B④子の言語発達は 的要因 的要因 親の責任という意識 4人 A②社会文化 的要因 4人 4人 B④子の言語発達は親 B⑤子どもの の責任という意識 主体性 6人 5人 A②・A④等:日本に移住する 予定もなかったので。 A②・A④等:小学校は、子供の母語を作る大 切な時期だから、家庭で一番使用している言 語の学校を選ぶほうがいいという話を聞いた から。<後略> A②・B④等:タイに住んでいる限り軸とな る母国語をタイ語にしたかったので 4人 A④社会言語学的要因 B⑤子どもの主体性 3人 1人 A④等:小学生で日本語を学べる選択授業が あり、トリリンガルな環境がある為。 B④子の言語発達は親の責任という意識 B⑤子どもの主体性 2人 2人 A②社会文化 B②家族の一員として 的要因 のアイデンティティ 2人 B④子の言語発達は 親の責任という意識 2人 2人 B④子の言語発達は B⑤子どもの B⑦その時点での 親の責任という意識 主体性 子どもの言語能力 1人 1人 1人 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤) B④等:タイに永住すると決めた為、 タイ語と英語が習得できるという理 由で選択した。 A②等:(国際家族の一員として)イ ンターナショナルに育ってほしいから B④・B⑦等:日本語が1番理解度が高かっ たので。第一言語を強固なものにするため。

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2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.2 今、中学生・高校生の子どもの中学校を、どのような理由で選択したのか タイ語の習得をさせたかったので タイ語をしっかり習得する事が、むしろ将来の選択肢が 増えると考えている。(そこから、)更に選択肢を広げる為。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.3 今、高校生・大学生の子どもの高校を、どのような理由で選択したのか B⑤子どもの主体性 A②社会文化的要因 A④社会言語学的要因 8人 5人 B⑤等:本人の希望。 A②社会文化 A④社会言 的要因 語学的要因 4人 5人 A②・A④等:夫がタイ人で日本に移住 する予定もなかったので B④子の言語発達は B⑤子どもの 親の責任という意識 主体性 3人 3人 3人 B⑤等:娘自体がここの高等部に入ったら生徒会委員をやりたいと言って いたので尊重し、結局幼稚園から同じ学校で高校3年生までおりました。 A④社会言語 学的要因 B⑤子ども の主体性 3人 3人 B⑤等:大学は英語での受験を考えていたので。小学校から同じ学校で 先生や友人関係がよかったので、インター校への転校はせず、そのままバ イリンガルスクールに通い、選択授業の英語の割合を増やすことにした。 A④社会言語学的要因 2人 B④子の言語発達は 親の責任という意識 A②社会文 化的要因 B②家族の一員として のアイデンティティ 4人 3人 2人 B⑦その時点での 子どもの言語能力 1人 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤) A④等:英語力が 身につくから B⑦:「経済的な理由」「子供が 自信をなくしていたため、落ち着 かせるために人付き合いの少な い環境にした」

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2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.3 今、高校生・大学生の子どもの高校を、どのような理由で選択したのか B⑤等:親目線。進学校だから。EP では大学受験に 足りないと思ったので普通科に切り替え。 子供の意見。女子中から共学にうつりたい B④・B⑦:タイ語をメイン言語として極めて欲しかった。 A②・B④等:【日本人学校を卒業せずにインターに入学した理由】インタ ーは高校は4年間で中3の8月から始まる。日本人学校を卒業させる意味 があるか考えた。(そして、このインター高校を選んだのは、)バンコクで1番、 国籍のバランスが取れていて、しかも優秀な生徒が多いから。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.1 タイ日家族(タイ人と日本人の婚姻による国際家族)の場合 2.1.4 今、大学生・29歳以下の子どもの大学を、どのような理由で選択したのか B⑤:学びたい学科があったため。 B⑤子どもの主体性 17人 B⑤子どもの主体性 B④・B⑤:タイ語が主要言語になりましたから、 まずはタイ語でしっかり勉強させようと。 B⑦その時点での子どもの言語能力 3人 1人 B⑤:タイ語は普通にできるので、その上 で日本語の読み書き、敬語等を学びたい という本人の希望に従って。 B⑤・B⑦:英語メインて教育を受けてきたから B⑤子どもの主体性 12人 B⑤子どもの主体性 2人 A②・A③:外国に留学せずタイの大学を選んだのは将来タイで社会 人生活を営む際、それまでのインター校では経験出来なかったタイ人 社会や文化に慣れ親しんでおく事は必要だと感じていた為。 B⑤:行きたい学部があったから Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.2 日日家族の場合 (日本人同士の婚姻による家族) Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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報告の順番 ★近年の学校選択の理由を示します 2.2 日日家族(日本人同士の婚姻による家族)の場合 2.2.1 今、小学生の子どもの小学校を、親がどのような理由で選択したのか 2.2.2 今、中学生・高校生の子どもの中学校を、親がどのような理由で選択したのか 2.2.3 今、高校生・大学生の子どもの高校を、親がどのような理由で選択したのか 2.2.4 今、大学生~29才以下の子どもの大学を、親がどのような理由で選択したのか Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.2 日日家族(日本人同士の婚姻による家族)の場合 2.2.1 今、小学生の子どもの小学校を、どのような理由で選択したのか B⑤子どもの A⑤社会生活的 主体性 要因 1人 1人 A②社会文 化的要因 A④社会言 語学的要因 B④子の言語発達は 親の責任という意識 A①社会政 治的要因 2人 2人 2人 1人 B⑤子どもの 主体性 B④子の言語発達は 親の責任という意識 9人 6人 B⑥将来の移 動可能性 B④子の言語発達は 親の責任という意識 19人 8人 B⑤等:子供と学校に体 験入学して決めた。 A②・A④等:タイに長く住んでい る。タイ語を学びタイの習慣を身 につけさせたかった。 B④・B⑤等:必ず親子で見学に行き相談の上で決 めた B④・B⑤等:子供が幼稚園を気に入っていたため、 そのまま進学させた B⑤子どもの A④社会言語学 主体性 的要因 6人 6人 B⑥:帰国後スムーズに通学するため B④:日本の教育を受けさせたいから B⑦その時点での子 どもの言語能力 B④子の言語発達は 親の責任という意識 B⑥将来の移 動可能性 2人 1人 1人 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤) B⑦等:中国語が母国語レベ ルで学習できる点, それまで通 っていた台湾華語での学習だ ったため

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2.2 日日家族(日本人同士の婚姻による家族)の場合 2.2.1 今、小学生の子どもの小学校を、どのような理由で選択したのか タイに限らず、海外生活が長くなる予定なので。 進学先も日本ではないため。 日本に帰国する予定があるから。日本語だけで なく学校文化が途中でかわるのもよくないと考 えているから。子どもをみていて日本語で話す 先生や友達とのほうが居心地がよさそうだった から。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.2 日日家族(日本人同士の婚姻による家族)の場合 2.2.2 今、中学生・高校生の子どもの中学校を、どのような理由で選択したのか B⑤子どもの主体性 7人 B⑤等:見学した学校の中で子供が希 望した学校だったので。 B⑤子どもの B⑥将来の移動 可能性 主体性 B⑦その時点での子 どもの言語能力 5人 2人 9人 B⑤・B⑥等:「高校進学も日本の学校を考えていたので 日本人学校にした。子どもも日本人学校を望んだ。」 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.2 日日家族(日本人同士の婚姻による家族)の場合 2.2.2 今、中学生・高校生の子どもの中学校を、どのような理由で選択したのか 元々タイの地方在住。「選択の余地がなかった、通学の便とその 他の学校がなかった」ため、タイ語の幼稚園→タイ語で学習する 私立校に通学。小学校の途中で引っ越し。「タイ語の私立小学 校」を経て、中学校はインター校を選択。理由は「先生の質がい い。通学に便利」 英語より日本語を得意としていたため、中学部で難しくなる勉強 を日本語で学びたいという娘の希望で。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.2 日日家族(日本人同士の婚姻による家族)の場合 2.2.3 今、高校生・大学生の子どもの高校を、どのような理由で選択したのか B⑤子どもの 主体性 1人 B⑤子どもの主体性 B⑤等:本人が気に入っている学校だったため B④子の言語発達は 親の責任という意識 8人 14人 B⑤子どもの B⑥将来の 主体性 移動可能性 B⑦その時点での 子どもの言語能力 2人 3人 5人 B⑤・B④: 親と子どもで話し合って決めた。 B⑤・B⑥・B⑦等:日本語での教育。母子のみで帰国して 日本の高校も考えたが、タイに日本語で授業をしてくれる 学校があるなら、家族が離れずにいられるのでタイの日系 高校にしました。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.2 日日家族(日本人同士の婚姻による家族)の場合 2.2.3 今、高校生・大学生の子どもの高校を、どのような理由で選択したのか 中学3年生の時、本人の希望で私立学校のEPに編入した。 その後、本人の希望でそのまま高等部に進級した。 本人が行きたい一択。 (選択の結果:日本の学校や日本人学校の時は勉強する気 ゼロだったがインターナショナルスクールに変えてからは成 績もやる気もアップ) 姉が通っていて、インターナショナルスクールに本人が 興味があったため Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.2 日日家族(日本人同士の婚姻による家族)の場合 2.2.4 今、大学生・29歳以下の子どもの大学を、どのような理由で選択したのか B⑤子どもの主体性 B⑤等:本人の選択。英語で看護コースが学べるから 1人 B⑤子どもの主体性 A③社会経済的要因 5人 1人 B⑤子どもの主体性 A③社会経済的要因 3人 2人 B⑤子どもの主体性 A③・B⑤:引き続き英語を勉強し、進 学先の国で就職先を探したいという本 人の希望から A③・B⑤:海外の大学にも合格していたが、将 来日本で就職したいとの子供の希望で、日本 の大学を選択した。 6人 B⑤等:日本人学校やインターで学んだ経験を活かして、久しぶりに日本国 内で学ぼうと思った。タイの大学にも行ってみたい気持ちもあったが、長く日 本を離れていたので、日本の生活にも憧れがあった。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.3 その他国際家族の場合 (日本人とタイ以外の国籍の人との婚姻による国際家族) Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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報告の順番 ★近年の学校選択の理由を示します 2.3 その他国際家族(日本人とタイ以外の国籍の人との婚姻による国際家族)の場合 2.3.1 今、小学生の子どもの小学校を、親がどのような理由で選択したのか 2.3.2 今、中学生・高校生の子どもの中学校を、親がどのような理由で選択したのか 2.3.3 今、高校生・大学生の子どもの高校を、親がどのような理由で選択したのか 2.3.4 今、大学生~29才以下の子どもの大学を、親がどのような理由で選択したのか Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.3 その他国際家族(日本人とタイ以外の国籍の人との婚姻による国際家族)の場合 2.3.1 今、小学生の子どもの小学校を、どのような理由で選択したのか B⑤子どもの主体性 1人 B⑤等:子供の希望(タイ語に自信がないので、 イングリッシュプログラムがいい)と、学費・ 通学の便利さを夫婦で相談して。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.3 その他国際家族(日本人とタイ以外の国籍の人との婚姻による国際家族)の場合 2.3.2 今、中学生・高校生の子どもの中学校を、どのような理由で選択したのか B⑥将来の移動可能性 1人 A⑥:中学校2年のときに英国に移動することがわかって いたため、その準備も兼ねて一年だけインター校を選択 し通った。 B④子の言語発達は親 B⑥将来の移動 可能性 の責任という意識 2人 B④子の言語発達は親の責任という意識 1人 2人 B②家族の一員としての アイデンティティ 1人 B②・B④・B⑥等:日本へ帰国した時、そのまま日本語 教育を継続するため。父親が子どもを日本人として育 てるため。 B④等:主人の中国語が将来必要になるという意見を取り入れて。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.3 その他国際家族(日本人とタイ以外の国籍の人との婚姻による国際家族)の場合 2.3.3 今、高校生・大学生の子どもの高校を、どのような理由で選択したのか B⑤子どもの主体性 B⑥将来の移動可能性 4人 2人 B⑤・B⑥等:息子と相談して決めた。引き続きタイで暮 らす必要があったため、日本の高校よりもインター校で 英語をマスターして欲しかった。 B⑥:アメリカ合衆国への大学進学を考慮して。 B②家族の一員としての B⑥将来の移動可能性 アイデンティティ 1人 1人 B②・B⑥等:日本の大学へ進学するため。子どもを日本人として育てるため。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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2.3 その他国際家族(日本人とタイ以外の国籍の人との婚姻による国際家族)の場合 2.3.4 今、大学生・29歳以下の子どもの大学を、どのような理由で選択したのか B⑤子どもの主体性 4人 B⑤等:本人の選択。インターに通っていたので英語圏か英語で 学べるコースが前提だった。理系を希望で、専門用語の知識の関 係から日本へ行くことは考えられなかった。 B⑤子どもの主体性 1人 B⑤等:息子と相談して決めた。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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報告のおわりに 長時間のご清聴、ありがとうございました。 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)

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調査にご協力くださった皆様に心から感謝申し上げます。 この調査を通して、チームとしても、研究会としても、タイで子育てをする皆様の理解が 進み、これからどのような研究会活動をしていけばいいのかなど、多くの気づきをいただ きました。 また、いただいた回答の一つひとつが、今回、報告を聞いてくださっているお子さんがま だ幼い家庭の皆様の今後の学校選択に役立っていくことと思います。 この調査結果は、オンライン雑誌に論文を投稿する予定にしております。この情報を必要 としている方々にまた参考にしていただけるよう、進めていきたいと思います。 この度は、多大なるご協力、ありがとうございました。 タイにおける母語・継承語としての日本語教育研究会(JMHERAT) 学校選択調査チーム 松岡里奈・久保亜樹・村木佳子・常見千絵・齋藤沙夜花 Copyright©2022 JMHERAT学校選択調査チーム (松岡・久保・村木・常見・齋藤)