seraku

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July 18, 25

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安心・安全な農産物流通を実現する革命的な栽培履歴管理アプリ スポンサー名 株式会社セラク 課題の詳細 農産物の安心・安全な流通の実現・事故起因のフードロスを回避 農産物を安心・安全に流通させるために、農業生産における栽培履歴(農薬・肥 料)情報は非常に重要な情報です。現在は多くの栽培現場で手書きによる記録が 行われているため、情報の正確性や網羅性に課題があります。また、出荷時に使 用ルールに適合しているか確認が行われますが、記録が手書きであるためにその 作業は大きな労力を要しています。さらに、事後の確認で何らかの問題が検知さ れた場合にはせっかく生産した農産物を全量廃棄しなければなりません。 開発して欲しい ソフトウェア システム 技術要件 2025/7/13 栽培履歴管理アプリケーション 農薬の使用履歴を簡単に登録してデータ化 その場で使って良いかどうか自動で判断し、使い方をわかり安く表示 フロントエンド:スマートフォン向けアプリケーション(Flutter) バックエンド:Microsoft Azure(PHP・Python) セラクが提供している「みどりクラウドらくらく出荷」とのデータ連携 ©️福岡未踏的人材発掘・育成コンソーシアム 詳細は P2以降 1

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農産物流通における栽培履歴の課題 1. 農薬や肥料の使用履歴をデジタル化するための労力 • デジタル端末が不慣れな生産者が多いため、紙に記入したものをJAは回収 • 回収された使用履歴をOCRで読み取ってデジタル化 OCRの精度が低いので 確認と修正に膨大な時間がかかる 手書き OCR 全生産者の 圃場数分 OCR結果を確認 誤りを修正 ここが無茶苦茶大変 2. 農薬の使用方法をチェックするタイミング • 基本的には出荷前に記録の提出を行ってJAで確認を行う • そこで問題が発覚すると、せっかく栽培した作物は廃棄するしかない 農薬 散布 記録 提出 記録 確認 問題発覚 生産物は丸ごと廃棄 損失発生・フードロス 確認が間に合わない場合も・・・ 2

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農薬の難しさ • • • • 収穫までに利用できる回数が決まってる 収穫前のいつまで利用できるかが決まっている 使って良い品目や用途,使い方(希釈倍率)が決まっている 農薬のデータベースはあるけども正規化されてない なす,トマト,ミニトマト, しゅんぎくを除く!!!

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安心・安全な農産物流通を実現する革命的な栽培履歴管理アプリ スポンサー名 株式会社セラク 課題の詳細 農産物の安心・安全な流通の実現・事故起因のフードロスを回避 農産物を安心・安全に流通させるために、農業生産における栽培履歴(農薬・肥 料)情報は非常に重要な情報です。現在は多くの栽培現場で手書きによる記録が 行われているため、情報の正確性や網羅性に課題があります。また、出荷時に使 用ルールに適合しているか確認が行われますが、記録が手書きであるためにその 作業は大きな労力を要しています。さらに、事後の確認で何らかの問題が検知さ れた場合にはせっかく生産した農産物を全量廃棄しなければなりません。 開発して欲しい ソフトウェア システム 技術要件 2025/7/13 栽培履歴管理アプリケーション 農薬の使用履歴を簡単に登録してデータ化 その場で使って良いかどうか自動で判断し、使い方をわかり安く表示 フロントエンド:スマートフォン向けアプリケーション(Flutter) バックエンド:Microsoft Azure(PHP・Python) セラクが提供している「みどりクラウドらくらく出荷」とのデータ連携 ©️福岡未踏的人材発掘・育成コンソーシアム 4

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安心・安全な農産物流通を実現する革命的な栽培履歴管理アプリ 審査方法 書類審査 • 課題を解決する方法(サービス)を提案書としてまとめて提出 • 以下の視点で審査 どのようなUXで農薬や肥料の利用履歴を記録するのか? 技術面での実現可能性 面接審査 • オンラインで提案内容をプレゼン • 以下の視点で審査 課題解決へのモチベーション(なぜこの課題を選んだのか?) 技術的な説明内容(十分に実現可能性・運用可能性があるか?) 採択後 2025/7/13 フィールド視察 広島県ほうれん草生産者の現場で農薬散布の現場を視察(交通費当社負担) ©️福岡未踏的人材発掘・育成コンソーシアム 5

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安心・安全な農産物流通を実現する革命的な栽培履歴管理アプリ (参考)私たちの考えた方法 • JANコードを利用した記録 農薬使用前に農薬のパッケージに印字されたJANコードを読み取ることで、 その農薬の利用可否を表示し、使用を記録 • パッケージのAI分類による記録 パッケージの写真を撮り、それをAIによる分類問題とすることで、どの農 薬なのかを判断。利用可否と使用を記録。(ガラケーでも可能) • 電話による記録 生産者が特定の番号に電話をかけるとAI(生成AI)のオペレータが対応。 生産者が使用する予定の農薬名を聞き取り、利用可否を判断。記録を残す。 • 購買履歴から選択 JAの購買履歴から最近買った農薬がリストアップ。そこから利用する農薬 を選択して記録。 2025/7/13 ©️福岡未踏的人材発掘・育成コンソーシアム 6