AntiGravity IDEとUnityを CLI連携してシーンを操作してみる 事前勉強会LT(2026年9月26日・30分) MKTkakumei / Material Labo
■ 自己紹介 MKTkakumei 現職:個人事業主「Material Labo」 (10月より地元企業にて 社内SE(DX/AI推進)の部署で正社員雇用で勤務開始予定) 直近の活動: ・monoAI technology株式会社でエンジニアとして7年半勤務し、2026年7月に退職。 ・AIエージェント(Claude Code / AntiGravity IDE)を活用したVibe Coding開発を実践中 ・自分自身の人格・記憶を再現する「デジタルツイン」を個人開発・日常運用中 ・2026年5月に個人事業主「Material Labo」を開業(IT/AI受託・昆虫販売 等を展開) 過去の実績: ・ゲームジャム高梁2025 高梁市賞(『返済借金テンバイカード』) ・CCS2018 最優秀賞(CHAIN OF GROUND) ・Vtuberハッカソン2018 岡山大会 Klab賞 ・サーティファイ 情報処理技術能力認定試験 3級 ・サーティファイ C言語プログラミング能力認定試験 3級 2
今日話すこと ① Unity CLI とは何か(MCP方式との違い) ② AntiGravity IDE から Unity をCLI連携で操作できるようにするまで ③ 実際にチャット(自然言語)でシーンを操作するデモ ④ つまずいたポイントと解決策(ANSI表示崩れ・全角文字コピペ事故 等) ⑤ 質疑応答 ※ 時間の都合上、本セッションでは AntiGravity IDEとUnity Hub及びUnityEditorの インストールは完了している前提でデモを進めます。
① Unity CLIとは何か(MCP方式との違い) 4
Unity CLIとは何か MCP(Model Context Protocol) ・AI IDEとUnityがリアルタイムに 双方向でやり取りする方式 ・Unity側にサードパーティ製の MCPサーバーを追加導入する必要がある ・反応は速いが、常駐プロセスが不安定に なることがある ・サードパーティ製ゆえ、Unity本体の アップデートに追従できず、齟齬が起きても 対処しづらい ・最初はこちらを検討していた Unity CLI + Pipeline(今回採用) ・Unity公式が提供するベータ機能。 追加のサードパーティ製プラグイン不要 ・エディタ内にローカルHTTPサーバーが 常駐し、GUIを開いたまま操作できる ・unity status / unity list / unity command という分かりやすいCLI体系 ・知人の助言で「MCPよりCLIの方が 安定してるのでは」と方針転換した 5
② AntiGravity IDEからUnityを CLI連携で操作できるようにするまで STEP 1〜15 6
STEP 1 AntiGravity IDEを立ち上げる まずは、AntiGravity IDEを立ち上げます。 7
STEP 2 Unityプロジェクトを開く AntiGravity IDEを立ち上げたら、 Open Folderボタンを押して 任意のUnityプロジェクトを開いてください。 8
STEP 3 フォルダの作成者を信頼する 続けて、この表示が出た時は、 『はい、作成者を信頼します』を押してください。 9
STEP 4 Unityプロジェクトを開く 次に、AntiGravity IDEで開いた 任意のUnityプロジェクトをUnityで開いてください。 10
STEP 5 Editor Logを開く Unityが立ち上がったら、 コンソールウィンドウを確認して、 コンソールウィンドウの右上の点々の所をクリックし、 Open Editor Logを押してください。 11
STEP 6 Unity Editorのパスを控える すると、任意のメモ帳などのテキストエディタアプリで ログファイルが確認できます。 まずは、現在起動しているUnityEditorの 正式なフォルダパスを控えておきます。 12
STEP 7 Unityプロジェクトのパスを控える 次に、開いている現在起動している Unityプロジェクトデータの正式なフォルダパスを 控えておきます。 この工程まで終わったら、メモ帳とUnityを閉じてください。 13
STEP 8 Windows PowerShellを管理者として起動する 次に、UnityCLIを導入していきます。 まずはWindows PowerShellを管理者として立ち上げます。 14
STEP 9 Unity CLIをインストールする WindowsPowerShellが立ち上がったら、 以下を入力してEnterを押します。 $env:UNITY_CLI_CHANNEL='beta'; irm ` https://public-cdn.cloud.unity3d.com/hub/prod/cli/install.ps1 | iex 15
STEP 10 Unity CLIのインストール完了 少し待ち、このような表示になれば、 Unity CLI自体のインストールは一旦完了です。 次に、プロジェクトルートへの移動と パッケージインストールをPowerShellからやっていきます。 16
STEP 11 プロジェクトルートへ移動しパッケージをインストールする 以下を入力してEnterを押します。 cd "E:¥Unity¥Project¥UnityCLITest" unity pipeline install 17
STEP 12 処理が止まった場合はEnterキーを押す 少し待っていると、 環境によっては止まることがあるので、 その際はEnterキーを押します。 18
STEP 13 パッケージインストール完了・PowerShellを閉じる このような表示になれば、プロジェクトルートへの移動と パッケージインストールまで完了したことになります。 WindowsPowerShellを閉じてください。 19
STEP 14 Unityプロジェクトを再度開く 次に、先程開いていたUnityプロジェクトを、 再度Unityで開いてください。 20
STEP 15 AntiGravity IDEのAgentに指示を出す Unityが完全に立ち上がった事を確認した後、AntiGravity IDEに戻り、 右側のエージェントウィンドウに以下命令を行ってください。 命令後エージェントが作業を完了したら、AntiGravity IDEからUnityをCLI連携で操作できるようになります。 このプロジェクトはUnityのプロジェクトです。 Unity CLI経由でAntiGravity側から操作できるようにする作業は、既に完了しています。 これから新規にセットアップする必要はありません。 - Projectパス: E:/Unity/Project/UnityCLITest - Editorパス: F:¥Unity¥Hub¥Editor¥6000.0.65f1¥Editor¥Unity.exe 【最初にやること(必須)】 1. プロジェクトディレクトリに移動する 2. unity status でエディタがready状態か確認する 3. unity list で全コマンド一覧(約140個)を取得・把握する 4. コマンド一覧を踏まえ、自然言語の依頼にどのunity commandが対応するか判断できる状 態にする 【コマンド一覧の保存(必須)】 Document/Unity_CLIコマンド一覧.md として日本語でまとめて保存し、パスを報告する 以降、自然言語で操作を依頼したら、適切なunity commandに変換して実行・報告してくださ い。 21
③ 実際にチャット(自然言語)で シーンを操作するデモ STEP 16〜19 22
STEP 16 実際にオブジェクトを生成・操作させてみる それではいよいよチャット(自然言語)で シーンを操作していきます。 実際にエージェントに指示を出してみます。 SampleScene.unity上に、カメラの視野範囲に入る範囲でキ ューブとスフィアのオブジェクトを 生成して、再生ボタンを押すことで、視野範囲内を左右に移 動し、回転するようにしてほしい。 23
STEP 17 完成・動作確認 エージェントの作業が終わり次第、 Unityに戻って再生ボタンを押すと、こんな感じで キューブとスフィアが動いてることを確認できます! 24
STEP 18 プラスアルファの追加指示 次にプラスアルファで作業をさせてみます! 次に虹色に光らせてほしいのと、 今何の色になってるかをcanvasのGUIで左上に分かるように 設定してほしい。 25
STEP 19 完成 再生ボタンを押すと、 虹色に光ながら左上に今の色が分かるGUIが 実装されていることを確認できると思います。 これにて、本セッションの内容はすべて終了になります。 26
④ つまずいたポイントと解決策 27
つまずいたポイントと解決策 GUIエディタを開いたまま-batchmodeを実行 → “Multiple Unity instances...” エラー → Unity CLI + Pipelineへ切り替えて解決 PowerShellの表示が制御コードで文字化け → Windows PowerShellがANSI表示に非対応(未解決の既知の問題) → 表示は崩れたままEnterキーで進めれば処理自体は続行できる コマンド中の $ 記号が全角「$」に化ける → IMEの全角入力状態でのコピペが原因 → 半角/直接入力モードで貼り直して解決 約140個のコマンド一覧が多すぎて追えない → 目的のコマンドが埋もれる → AIエージェント自身にDocument配下へ日本語で一覧化・保存させて解決 28
⑤ 質疑応答 29
ご清聴ありがとうございました