Bonfire Design #2 アプリ開発におけるデザイナーの成長について

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December 12, 17

スライド概要

Bonfire Design #2 デザイナーの成長戦略において発表された資料です。

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2023年10月からSpeaker Deckに移行しました。最新情報はこちらをご覧ください。 https://speakerdeck.com/lycorptech_jp

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

Design #2 2017.12.11 [MON] @LODGE アプリ開発におけるデザイナーの成長について ヤフー株式会社 細見 沙央梨 Copyright © 2017 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

2.

自己紹介 細見 沙央梨 @shosomin Yahoo! JAPAN デザイナー • アプリのUIやユーザー体験設計を中心に担当 • その他デザイン関連イベントを主催 • Hack Day 2016で最優秀賞を受賞するなど、社外でもアプリ開 発を活発に行っている • 好きなものはネギ

3.

目次 1.近年のアプリ開発におけるデザインの役割 2.スキル分布マップによる可視化 3.成長のためのアプローチ方法

4.

近年のアプリ開発におけるデザインの役割

5.

スマホ市場の変遷 ・国内のスマホ利用率は全世帯で70%、20-30代は90%超え 総務省「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査 」 http ://www.soumu.go.jp /menu_news /s-news/01iicp01_02000064.html ・MAU500万人を超えるサービスは増減なし スマートフォンからの利用者が500万人を超えるサービスの数は横ばい~ニールセン 2017年の動向をまとめた 「Digital Trends 2017上半期」を公開~ http:// www.netratings.co.jp /news_release /2017/11/Newsrelease20171128.html スマホ市場成長が成熟期を迎えつつある

6.

依然として過酷な競争状況 ・アプリの配信数は200万超え Google Playストアのアプリ数が今年2月の時点で200万を突破 http ://juggly.cn /archives/185122.html AppleのApp Store、アプリ数200万本 http ://jp.techcrunch.com /2016/06/14/20160613apples -app -store-hits-2m-apps-130b -downloads -50b-paid-to-developers/ ・一人あたり平均30個のアプリ利用 スマートフォンでは平均30個のアプリが利用され、利用時間の85%を占める ~ニールセン スマートフォンのア プリ利用状況を発表~ http ://www.netratings.co.jp /news_release /2017/11/Newsrelease20171108.html

7.

技術・コンテンツのコモディティ化 ユーザーの選択肢 写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ

8.

サービスの差別化に必要不可欠なもの ブランド価値構築 ユーザビリティ向上 デザイン思考 選ばれる理由の増加 信頼性を得るための品質担保 共感を得るユーザー価値の創造 アプリ開発におけるデザインの重要性が高まる

9.

一昔前に必要とされていたデザイナーのスキル 件定義 設計 ビジュアル デザイン HTML/CSS Javasc

10.

スマホ時代での変遷 データ分析 ユーザーリサーチ UI設計 プロトタイピング ファシリ テーション ビジュアル デザイン インタラクション HTML / CSS モダンな開発スタイルに合う、役割を越えたスキルの必要性

11.

デザイナーの成長への選択肢は無限大

12.

発生した課題 ロードマップの不在という声

13.

スキル分布MAPによる可視化

14.

スキル分布MAP BUSINESS 二大パターン DESIGN DEVELOP

15.

スキル分布MAP 二大パターン BUSINESS DESIGN ユーザーリサーチ DEVELOP インタラクション iOS開発 Javascript データ分析 体験設計 Android開発 画面設計 コンセプト メイキング ライティング BI/VI ビジュアル設計 HTML/CSS

16.

スキル分布MAP 二大パターン DEVELOP +シニアデザイナーには深みが加わる • 説明力(コミュニケーション、関係者連携、上下信頼獲得等) • 事業知識(経営方針、サービス、KPI理解) • 課題解決力(仮説のセンスの良さ)

17.

スキル分布MAP 二大パターン BUSINESS DESIGN ユーザーリサーチ DEVELOP インタラクション iOS開発 Javascript データ分析 体験設計 Android開発 画面設計 コンセプト メイキング ライティング BI/VI DEPTH ビジュアル設計 HTML/CSS

18.

スキル分布MAP 二大パターン BUSINESS DESIGN ユーザーリサーチ DEVELOP インタラクション iOS開発 Javascript データ分析 体験設計 Android開発 画面設計 コンセプト メイキング データ サイエンス ライティング マーケ ティング BI/VI HTML/CSS ビジュアル設計 DEPTH マネジメント

19.

成長のためのポイント 1 得意スキルを軸に、どう成長のブランチを広げるか 2 スキルにどう深みを付けていくか 変化する世の中を考慮し、既存の枠にとらわれない

20.

成長のためのアプローチ方法

21.

アプローチ方法 課題解決のトライ&エラーを増やす

22.

アプローチ方法 01:担当領域以外のアプリ開発 例えば違う環境でアウトプットしてみる

23.

アプローチ方法 01:担当領域以外のアプリ開発 領域が違うアプリを経験するだけで ブランチの拡大・深みの習得への大きな一歩に Ex.プライベートでのサービス作成

24.

アプローチ方法 02:業務視覚化アプローチ 例えばあらゆることを視覚化してみる

25.

GAP視覚化アプローチ DEVELOP PRODUCT USER DESIGN BUSINESS 開発現場に存在するたくさんのGAPを紐解き、 視覚化された強固な共通言語を作る

26.

2 BUSINESS - DESIGN UIと必ずセットで起案するようにする DESIGN BUSINESS もっと記事との出会いを増やしたい

27.

2 USER - BUSINESS インタビューで洗い出した ユーザーの課題 ユースケースとして ストーリー化 KPIツリーにも加味

28.

3 DESIGN - DEVELOP プロトタイプ 指示書

29.

まとめ • スキルを磨くためのトライ&エラーのチャンスは 業務の隙間に落ちていたり、いかようにも作れる • 既存スキルをアレンジし、いかなる課題も デザイン的強みで解決することで真なる実力UPへ

30.

One more thing

31.

技を磨くシステムの構築 社内コンペ 社内LT

32.

ご静聴ありがとうございました