スニペットとウェブカウントを用いたウェブ検索クエリの分類

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スニペットとウェブカウントを用いたウェブ検索クエリの分類 大久保 拓也 颯々野 学 ヤフー株式会社 {tookubo,msassano}@yahoo-corp.jp 1 はじめに 多くの文書が電子化された近年では, 必要な情報を得るた めに検索システムを利用することが一般的である. 情報は常 に増え続けており, 検索システムにはより効率的に必要な情 報へ行き着くための工夫が求められている. その工夫の一つ としてユーザが入力するクエリに焦点をおいた研究がある. ユーザが検索システムに入力するクエリは, 一般的に非常に 短く, また曖昧性をふくんでおり [1][2], これらがシステムに よる検索を困難にしている. こうしたクエリの短さや曖昧 性に対して, クエリの表層以外の情報を追加することで, 検 索精度の改善が期待できる. 例えば, クエリが製品名だとわ かれば, ショッピングサイトやオークションサイトを優先的 に表示したり, 地名だとわかれば地図や最寄り駅の情報など を優先的に表示することが出来る. 図 1 は検索クエリ”六本 木駅”に対して, 駅周辺の地図を表示する例である. 2.1 スニペットを用いる手法では, クエリでウェブ検索を行い, その結果得られるスニペットに着目する. クエリに対する検 索結果のスニペットからは, クエリが一般的にどのような文 脈で使われるかの情報が得られると考えられる. ここでは, スニペットから情報を抽出する手段として, スニペットに対 して固有表現抽出を行い, その結果を利用する. 具体的には, 以下の手順でクエリのカテゴリ分類を行う. 1. クエリでウェブ検索1 を行う 2. 検索結果の上位 50 件からスニペットを抽出する 3. スニペットを文毎に分割し, クエリを含んだ文を収集 する 4. 収集した文に対して, 固有表現抽出を行う 5. 抽出された固有表現のうち, クエリと表記が一致した もののカテゴリを集計する 6. 集計の結果, 最も多いカテゴリを分類結果とする (どの カテゴリも 0 の場合はその他とする) 2.2 図 1: 検索クエリに合わせて地図を表示する例 本研究では, クエリを 3 種類の固有表現 (人名, 地名, 組織 名) とそれ以外 (その他) の 4 種類に分類することを目的と する. その目的を達成するために二つの手法を考え, 評価実 験による効果の検証を行った. 2 クエリのカテゴリ分類手法 本研究では, 以下で説明する二つの手法を利用してクエリ のカテゴリ分類を行う. 一つ目は, スニペットを用いる. ここでいうスニペットと は, ある検索クエリでウェブ検索エンジンによる検索を行っ た際に, 検索結果のページタイトルの下に表示される”検索 クエリを含む短い説明文”のことを指す. 二つ目は, ウェブカウントを用いる. ウェブカウントとは, ある検索クエリでウェブ検索した際の hit 数を指すものであ り, その検索クエリがウェブ上の文書でどの程度一般的なも のかを示す尺度と捉えることもできる. スニペットを用いる手法 ウェブカウントを用いる手法 ウェブカウントを用いる手法では, クエリの周辺テキスト に現れる特定のパターンに着目する. ここでいうパターンと は, クエリの前後あるいは周辺に現れる特定の単語を指す. ウェブ上の文章中でクエリがどのようなパターンと同時に 使われるかを調べることで, クエリを分類するための情報が 得られると考えられる. 例えば, ウェブ文書においてクエリ の前後に「株式会社」というパターンが頻出していれば, そ のクエリが組織名であることを示す有力な材料となる. ここでは, パターンをクエリとの文中における位置関係か ら周辺, 接頭表現, 接尾表現の 3 種類に分けて収集する. 周 辺とは, クエリを含む文中に表れる名詞を指す. 接頭表現と は, クエリを含む文中に表れる名詞で, かつクエリの直前に あるものを指す. 接尾表現とは, クエリを含む文中に表れる 名詞で, かつクエリの直後にあるものを指す. このようなパ ターンを集め, クエリとパターンとのウェブカウントから素 性を作り, 機械学習2 によりペアワイズ分類器を作成し, カテ ゴリ分類を行う. 2.2.1 パターンの収集方法 パターンは以下の方法で収集した. 1. 単一トークンのウェブ検索クエリを使いウェブ検索を 行う 2. 検索結果の上位 50 件からスニペットを抽出する 3. スニペットを文毎に分割し, クエリを含んだ文を収集 する 4. 収集された文を形態素解析3 する 1 http://search.yahoo.co.jp/ 2 学習には,liblinear[3] 3 形態素解析器 を使用 Juman[4] を使用

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5. 解析結果から周辺, 接頭表現, 接尾表現をそれぞれ抽出 する 表 1 に各パターンの例を示す. 表 1: パターンの例 周辺:ファン 2.2.2 接頭表現:法人 接尾表現:医院 ウェブカウントによる素性 分類対象のクエリに対して, 収集したパターンで次のよう にウェブカウントの素性を作る. 実験用のクエリは 2008 年 8 月のウェブ検索のクエリログ 上位 10 万件のうち, スペースが入っていないものからラン ダムにサンプリングした 1,498 個を用いる. このクエリに対 し, 人手によるラベル付けを行った. ラベルは固有表現 (人 名, 地名, 組織名) とそれ以外 (その他) の 4 種類とし, 固有表 現は IREX の定義に基づいてラベル付けを行っている. ク エリによっては, 文脈に依存してラベルが複数当てはまるも のも存在する. そのようなクエリは, ウェブ検索を行い, その 検索結果に含まれるスニペットの文脈から判断し, ラベルを 一意にしている. 表 2 に, クエリの内訳を示す. NOTNE で あるクエリが半数以上を占め,LOC が少ないが, 実際のウェ ブ検索に投げられるクエリの分布に対する分類精度をみる ためにクエリ数は調整しない. 1. クエリのウェブカウントを得る 2. パターンとクエリを組み合わせた文字列のウェブカウ ントを得る 表 2: 実験データの内訳 ラベル ORG(組織名) PER(人名) LOC(地名) NOTNE(その他) • 周辺: ”クエリ”⊔ AND⊔ ”パターン” • 接頭表現: ”パターンクエリ” • 接尾表現: ”クエリパターン” 3. 2 で得たウェブカウントを 1 のウェブカウントで割っ たものを本研究でのウェブカウント素性とする 2.3 スニペットとウェブカウントを組み合 わせる手法 スニペットの結果とウェブカウントの素性を同時に使う. スニペットの結果は各カテゴリについて集計した値となっ ているため, 取得したスニペットの数 50 で割ることにより 正規化している. こうして得られる正規化されたスニペット の結果の素性と, ウェブカウントの素性で機械学習によるカ テゴリ分類を行う. 3 関連研究 クエリ分類の研究では,KDDCUP2005[5] において, 英語 の検索クエリを与えられた 67 のカテゴリに分類するタスク が設けられている. ここで最も精度のよかった Shen[6] はク エリに対して検索エンジンが出力したカテゴリリストとの 一致, 及びページリストから素性を取り出して,SVM で分類 するという方法をとった. 本研究で対象としているクエリは 日本語であり, 対象とする言語が異なる. 日本語についての取り組みとしては, 安原らの分野連想語 を利用した未知語に対する分野の自動推定 [7][8] があげられ る. 彼らは, 未知語と分野連想語を検索エンジンで AND 検 索した際の hit 数と OR 検索した際の hit 数をもとに関連 度を計算し, 最も関連度の高かった分野連想語から分野の推 定を行っている. これは, 本研究で取り上げるウェブカウン トを用いた手法に似ているが, 彼らの手法では, 最も関連度 の高い分野連想語のみで分野を決定するのに対し, ウェブカ ウントを用いる手法では, クエリと各パターンのウェブカウ ントを総合して決定するという点で異なる. 4 評価実験 評価実験には, あらかじめ人手でラベル付けしたクエリを 用いる. 実験用クエリ 4.1 4.2 クエリ数 379 140 65 914 クエリ例 広島市立図書館 末續慎吾 池袋 貿易実務検定 固有表現抽出 スニペットを用いる手法における固有表現抽出は,YamCha4 に類似の固有表現抽出器に日本語文のデータを学習さ せたものを利用している. 学習データは,IREX[9] の固有表 現定義に基づいてアノテーションされている. ここで, アノテーションは人名地名組織名に関する定義の みを適用し, 数値表現と固有物名の定義は適用しない. これ は, 数値表現については, 単一クエリにおける出現数が非常に 少ないためである. また, 固有物名は実在する商品名から抽 象的な法律名, 賞名など対象が多岐に渡っているため, 今回の 実験では分類対象から除外した. 抽出器の精度は, ニュース 記事を主とした評価データに対して,F 値で 87 程度である. 4.3 ウェブカウント用のパターン 2.2.1 で述べたウェブカウント用のパターンは, 以下の条 件で収集した. • 2010/01/01 から 2010/08/15 までの検索クエリからス ペースが入っていないもの 265,244 クエリを使用 • 集計したパターンで頻度が上位のものを周辺:500 件, 接頭表現:500 件, 接尾表現:500 件をパターンとする 4.4 実験方法と評価尺度 スニペットを用いた手法については, 実験用のクエリをそ れぞれ分類して, その分類精度をみる. また, ウェブカウン トを用いた手法と二つを組み合わせた手法については,10 分 割交差検定による分類性能をみる. 分類の性能は以下の尺度で評価する. Accuracy 全てのラベルの正解数 全クエリ数 (1) 対象ラベルに対する正解数 対象ラベルのクエリ数 (2) Recall 4 http://chasen.org/ ~taku/software/yamcha/

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Precision 対象ラベルに対する正解数 対象ラベルに分類したクエリ数 (3) 2 ∗ P recision ∗ Recall P recision + Recall (4) 表 5: スニペットのシステム出力結果 ORG PER LOC NOTNE ORG 261 22 20 76 PER 9 103 4 24 LOC 14 5 41 5 NOTNE 216 54 11 633 F値 5 5.1 表 6: ウェブカウントのシステム出力結果 ORG PER LOC NOTNE ORG 220 12 11 136 PER 12 97 1 30 LOC 11 1 43 10 NOTNE 105 18 12 779 結果 固有表現全体の分類性能 固有表現全体についての分類性能は, 表 3 のようになっ た. ここでは,ORG,PER,LOC を対象ラベルとみて,Recall と Precision を計算している. スニペットを用いた分類では Recall が高く, ウェブカウントを用いた分類では Precision が高い. さらに, 二つを組み合わせたものが最も分類性能が 良く, 固有表現であるクエリに対して F 値 70 弱で分類でき ている. 表 3: 固有表現全体の分類性能 分類手法 Acc Rec Pre スニペット 69.29 69.35 53.29 ウェブカウント 76.03 61.64 66.30 組み合わせ 79.64 65.75 73.00 5.2 F値 60.27 63.89 69.19 カテゴリごとの分類性能 カテゴリごとの精度については, 表 4 のようになった. ど のカテゴリに対しても, 固有表現全体の精度と同様にスニペッ トでは Recall, ウェブカウントでは Precision が高い. さら に,ORG の Recall を除いた全ての評価において, 二つを組 み合わせたものが良い. また, 各分類手法の結果から,PER は比較的分類しやすく, 逆に ORG は分類が難しいと推測さ れる. 表 4: カテゴリごとの分類性能 分類手法 カテゴリ ORG PER LOC 5.3 スニペット Rec Pre F値 68.87 52.20 59.39 73.57 55.98 63.58 63.08 53.95 58.16 ウェブカウント Rec Pre F値 58.05 63.22 60.52 69.29 75.78 72.39 66.15 64.18 65.15 Rec 62.01 75.71 66.15 組み合わせ Pre F値 68.71 65.19 82.81 79.10 76.79 71.07 カテゴリ間の分類結果 表 5,6,7 は, 各手法でのカテゴリ毎の分類数であり, 横軸 がシステムによる分類結果で縦軸が正解のラベルである. ス ニペットのシステム出力結果では, 他の結果に比べて ORG の出力数が多い. NOTNE を誤って ORG や PER と出力 することも多いが, 固有表現のクエリに限れば最も多くのク エリをカバーしている. 逆にウェブカウントや組み合わせ のシステム出力結果では, カバーできていないクエリもある が, 固有表現と出力したクエリについては, 精度良く分類で きている. 6 考察 以下では, 評価実験の結果から, それぞれの手法の性質に ついて考察する. 表 7: 組み合わせのシステム出力結果 ORG PER LOC NOTNE ORG 235 7 8 129 PER 5 106 1 28 LOC 13 3 43 6 NOTNE 89 12 4 809 6.1 6.1.1 スニペット 文の数と分類精度について スニペットを用いた手法では, 取得した文中にクエリを固 有表現と判断できる文脈が含まれていれば, その固有表現の カテゴリに分類できる. 表 8 は, 分類に使用する文を 10 文 にした時と 100 文にした時の分類結果の例である. ”美輪明 宏”や”志賀高原”は, 最初の 10 文では, 人名や地名として判 断できる文脈のものがなかったため NOTNE と分類されて いるが,100 文にすると正しい分類ができている. 逆に”諏訪 湖花火”の例のような固有表現でないクエリでは,100 文のう ちに固有表現と判断される文が含まれていたために誤って 分類されてしまうこともある. 表 8: 使用文数による分類結果の例 クエリ 正解ラベル 10 文 100 文 美輪明宏 PER NOTNE PER 志賀高原 LOC NOTNE LOC 諏訪湖花火 NOTNE NOTNE PER 図 2 は, 検索スニペットから取得した文の数を変化させた 際の, 分類精度の変化である. 文数を増やすほど Recall が 増加していることが確認できる. これらのことから, 処理す るスニペットを増やすことで, 多くの固有表現であるクエリ をカバーする事ができると考えられる. またその一方で, 固 有表現でないクエリを誤って固有表現と分類される可能性 も高まる. 6.1.2 固有表現抽出の精度依存について また, この手法での分類精度は固有表現抽出の精度に大き く依存している. 文法が正確でなく, 表現が不規則な文章で あったり, クエリ自身が正しく形態素解析されないような場 合, 固有表現抽出に失敗するため, 正しく分類できない. 前 者の問題は, スニペットの数を増やして, 固有表現抽出可能 なスニペットを探すことで対処できる可能性がある. しか し, 後者のようなクエリ自体が正しく解析されない問題には 対処できない.

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75 表 11: 各分類器における重みが上位の素性 (C=周辺,P=接頭表現,S=接尾表現) 70 65 60 Recall 55 Precision 50 45 40 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 図 2: 分類精度と文数の関係 表 9 に示す”arsenal”や”ほしのまき”のように, アルファ ベットや平仮名のみのクエリは, 形態素解析の結果が未定 義語であったり, 正しい形態素に分けられなかったりで固有 表現抽出に失敗している例である. こうした問題には, 形態 素解析の結果を修正するなどの別の解決策が必要だと思わ れる. 表 9: スニペットの分類結果の例 クエリ 正解ラベル 分類結果 arsenal ORG NOTNE ほしのまき PER NOTNE 浜松町駅 LOC LOC 内外タイムス ORG ORG 6.2 ウェブカウント ウェブカウントを用いた手法では, 接頭表現や接尾表現が 特定の単語を分類することを目的としているため, 全てのク エリをカバーすることは難しいが, パターンに合致するよう な特定のクエリについては精度良く分類することができる. 例えば, スニペットで正しく分類できなかった”arsenal”や” ほしのまき”は, ウェブカウントでは正しく分類できている. しかし, 文脈をみていないため,”浜松町駅”のように LOC か ORG を文脈によって判断しなければならないクエリは得意 としない. 表 10: ウェブカウントの分類結果の例 クエリ 正解ラベル 分類結果 arsenal ORG ORG ほしのまき PER PER 浜松町駅 LOC ORG 内外タイムス ORG LOC 表 11 は, ウェブカウントを用いた学習で作成された各分 類器について, 重みが大きい素性上位 5 件づつを並べたもの である. 例えば,PER vs ORG をみると, クエリの周辺に” ファン”というパターンや, 接尾表現に”医院”というパター ンが頻出している場合は, そのクエリが ORG よりも PER に近いと分類される. 各カテゴリ別にみると,ORG や NOTNE かどうかを分 類するためには周辺のパターン,LOC は接頭表現や接尾表 現,PER に対しては比べるカテゴリに応じて様々なパターン が必要であることが確認できる. ORG vs PER C:10 P:社 C:各種 C:産業 C:協会 ORG vs LOC C:10 C:館 C:電気 C:協会 P:鉄道 ORG vs NOTNE C:産業 C:文化 C:協会 P:アーティスト C:マーク 7 PER vs ORG C:ファン S :医院 C:美 S :製造 C:作品 PER vs LOC C:ファン S :製造 C:赤 C:10 S :製菓 PER vs NOTNE P:アーティスト P:愛犬 P:リン C:日比 S :流 LOC vs ORG S :駅 S :周辺 S :史上 P:祭 S :プロジェクト LOC vs PER S :プロジェクト S :担当 P:祭 P:東海道 S :メンバー LOC vs NOTNE S :史上 S :プロジェクト C:寺 P:祭 S :医院 NOTNE vs ORG C:ファン C:作成 C:解説 C:毎日 C:管理 NOTNE vs PER C:10 C:各種 C:ところ P:番組 C:携帯 NOTNE vs LOC C:10 C:赤 P:東京 C:ところ P:飯田 まとめ クエリの分類問題に対して, 二つの手法を試し, その効果 を検証した. スニペットを用いた手法とウェブカウントを用 いた手法について, それぞれの特徴を述べた. スニペットを 用いた手法では, 使用する文の数を増やすことで Recall を 高めることができた. ウェブカウントを用いた手法では, 高 い Precision を出せた. 参考文献 [1] B.J. Jansen, A. Spink, and T. Saracevic. Real life, real users, and real needs: a study and analysis of user queries on the web. Information processing & management, Vol. 36, No. 2, pp. 207–227, 2000. [2] S.M. Beitzel. On understanding and classifying web queries. PhD thesis, Citeseer, 2006. [3] R.E. Fan, K.W. Chang, C.J. Hsieh, X.R. Wang, and C.J. Lin. LIBLINEAR: A library for large linear classification. The Journal of Machine Learning Research, Vol. 9, pp. 1871–1874, 2008. [4] 黒橋禎夫, 河原大輔. 日本語形態素解析システム JUMAN version6.0. 京都大学大学院 情報学研究 科 http://nlp.kuee.kyoto-u.ac.jp/nl-resource/ juman.html より入手, 2009. [5] Y. Li, Z. Zheng, and H.K. Dai. KDD CUP-2005 report: Facing a great challenge. ACM SIGKDD Explorations Newsletter, Vol. 7, No. 2, pp. 91–99, 2005. [6] D. Shen, R. Pan, J.T. Sun, J.J. Pan, K. Wu, J. Yin, and Q. Yang. Q 2 C@ UST: our winning solution to query classification in KDDCUP 2005. ACM SIGKDD Explorations Newsletter, Vol. 7, No. 2, pp. 100–110, 2005. [7] 橋本力, 黒橋禎夫. 基本語ドメイン辞書の構築と未知語 ドメイン推定を用いたブログ自動分類法への応用. 自然 言語処理, Vol. 15, No. 5, p. 10, 2008. [8] 安原寛之, 森田和宏, 泓田正雄, 青江順一. 分野連想語を 利用した未知語に対する分野の自動推定. The 23rd Annual Conference of the Japanese Society for Artificial Intelligence, 2009. [9] IREX Homepage. index-j.html. http://nlp.cs.nyu.edu/irex/