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March 08, 26
スライド概要
2026年3月10日 TSUDOI by giftee Tech #2
「本当の課題はそこじゃなかった選手権」
本当の課題を見つけるための MECEの考え方 〜課題を網羅しよう〜 緑川たかのり 2026年3月10日 TSUDOI by giftee Tech #2 「本当の課題はそこじゃなかった選手権」
おまえ誰よ? 名前:緑川たかのり 所属:HR @ 株式会社Polyuse x:techfavo、LinkdIn:midorikawa 翔泳社 クックパッド 書籍編集者 技術広報 人事 2012 2015 ハイヤールー 2020 Polyuse 人事 新規事業開発 2025 2026
課題を特定するの大変ですよね
課題の特定をミスると以下のようなことがおきます ● 間違った方向に全力で走ってしまう ● 課題に対して必要なものは作れず、何も解決しない機能を作り上げてしまう ● 本当は一瞬で解決できたことに時間を割いてしまう スタートアップにおいて人・時間・お金を無駄に使うのは致命的 正しい方向に導くのは、あなたの責任
課題の特定をミスらないために
課題をMECEに網羅して考える
課題の特定をミスらないためのステップ 1. 全体のプロセスを見直す 2. それぞれのプロセスで課題を網羅する 3. コストとインパクトで優先度をつける 4. 仮説を立証するためのデータを集める 5. 反対意見を当ててみる 6. 実行 例としてブログ投稿サービス - 問題:月の投稿数が少ないので売り上げが減っている - 現象:月に投稿数が1000件しかない - 課題:???
1. 全体のプロセスを見直す 全部のプロセスの課題を書き出していく 登録 メール認証 本文を書く 公開する 投稿ページへの アクセス シェアする ※ やや適当。もっと細かく見た方が良い
2. プロセスの課題をMECE(漏れなく、ダブりなく)に考える なぜ7割のユーザーが登録をせずに 離脱してしまうのか? 問題 なぜ登録する気が起きないのか なぜターゲットではな いユーザーがきてしま うのか? 広告のター ゲットを見 直す ABテスト をする 理想 なぜ登録しようとしたが途中でやめてしまうのか なぜ登録をしたくなる 情報がないのか? インタビューを する アクセスしたユーザー の50%が登録する なぜフォームを全て記 入してくれないのか? 入力項目が多す ぎるため減らす モバイルだと入力 がしづらいためモ バイル対応する なぜタイミングがわる いのか? 昼は働いている ため、夜に広告 配信をする 保存機能 を作る
3. 実行コストと成果のインパクトを考える モバイルだと入力 がしづらいためモ バイル対応する インタビューを する 保存機能 を作る 成果のインパクト大きい 入力項目が多す ぎるため減らす 広告のター ゲットを見 直す ABテスト をする 昼は働いている ため、夜に広告 配信をする 実行コスト が安い 原則:実行コストが安くて、成 果のインパクトが大きい課題と ソリューションが優先度高い
まだ動かない
4. 仮説を立証するためのデータを集める 広告のターゲット を見直す 課題:ターゲットではないユーザーがきてしまう 事情:現在配信の割合は全世界男性50%、女性50%をターゲットにし配信をし ている。サービスに登録をしている男女比は7:3である。 仮説:広告のターゲットをより男性向けに近づければ登録が30%増える 検証:前回の広告内容を変更せずに、配信ターゲットの割合を男性に増やして、 前回の広告内容とのコンバージョン率を比較する 立証:一週間の数値を比較し、登録数が30%を超えたら立証
ちょい待つ
どのようにして 「真の課題」にたどり着いたのか
5. 反対意見を取り入れてみる
広告の内容がそもそも男性向けなのでは? 登録比率ではなく、投稿率や継続率で見たと き、女性ユーザーの方が優良顧客であり、売 り上げに貢献する可能性はないか?
課題を昇華する 広告のターゲット を見直す 課題:女性向けクリエイティブの不足されており、広告配信が最適化されていな い 事情:現在配信の割合は全世界男性50%、女性50%をターゲットにし配信をして いる。サービスに登録をしている男女比は7:3である。 仮説:広告のターゲットを男性に寄せるよせすぎているため、女性向けのクリエ イティブを作って女性への配信を強化した方が、登録数だけでなく売り上げも上 がる? 検証:現在の広告クリエイティブはそのままに、女性向けに新たに作ったクリエ イティブを用意し、女性への配信割合を高めたグループと現状維持のグループに 分けてA/Bテストを実施する。 立証:女性向けクリエイティブ配信グループの登録数が現状比で20%以上増加し ている
課題を特定するのは本当に難しい
Tips ● 理想というのは課題の裏返し。すべてのソリューションは理想状態を達成す ることを目指す ● 課題が明確だと明確にソリューションが決まり、事業が前に進む ● 優先度を決める以上、なぜ他の施策を差し置いて進めるのか、鳥の目と虫の 目で説明をする(で、ないと皆が納得しない) ● 課題は少しずつ改善をしていく(で、ないと今までの施策が無駄になる) ● 所感や主観で課題を作らず、データを見てデータで決める
終わり