うつ病の評価尺度

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February 06, 22

スライド概要

抑うつ状態の評価方法について講義やYouTubeで解説するのに使用した資料です。講義での使用OKです。

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精神科医、大学教員かつYouTuberです。資料は講義での使用OKです。 私がYouTubeで使用している資料につき公開をご希望の方がいたら、該当する動画のコメント欄でお知らせください。

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関連スライド

各ページのテキスト
2.

BDI ベック抑うつ質問票 うつ病の重症度評価に主に用いられる 自記式 21項目の

3.

PHQ-9 DSM-5の基準にある9つの症状を扱う 自記式 9項目の

4.

ク イ ズ QIDS-SR DSM-5の基準にある9つの症状を扱う 16項目の自記式

5.

セ ス デ ィ ー CES-Dうつ病自己評価尺度 NIMH:米国国立精神保健研究所が作成 スクリーニングが主目的 自記式 20項目の

6.

EPDS エジンバラ産後うつ病質問票 産後うつ病のスクリーニング 10項目の自記式

7.

SDS ツ ン グ Zungうつ病自己評価尺度 自記式 20項目の

8.

精神診療 プラチナ マニュアル

9.

ハ ム デ ィ ー HAM-D ハミルトンうつ病評価尺度 面接で評価 質問数が異なる複数のバージョンがある 構造化面接のSIGH-Dがある 歴史がある

10.

マ ド ラ ス MADRS 面接で評価 構造化面接のSIGMAがある 最近の研究で使われがち

11.

研修医など 入院患者に対して 面接でHAM-DやMADRSでの評価 自記式のQIDSやBDIでの評価 外来患者に対して 自記式のQIDSやBDIで評価 をするといいでしょう

12.

気分障害の当事者など PHQ-9をネット上で見つけて プリントアウトして記入し 外来毎に持参したり 推移を記録したりして 主治医と共有するのも手でしょう