WebSig1日学校2013 クラウド登場で変化した受託案件と開発スタイルのRe-design ~リソースの変化とテクノロジーの進化〜

>100 Views

October 07, 13

スライド概要

2013.10.5 WebSig1日学校で話した講義の資料です。

自分の経験からウェブ系の受託業界の見方だったり、キャリアの考え方などについて話しました。

profile-image

アイレット株式会社 (cloudpack) エバンジェリスト / 公正取引委員会 デジタルアナリスト

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

関連スライド

各ページのテキスト
1.

クラウド登場で変化した受託案件と 開発スタイルのRe-design 〜リソースの変化とテクノロジーの進化〜 WebSig1日学校2013 2013.10.5 後藤 和貴

2.

アジェンダ 1.自己紹介 2.受託案件と開発スタイルの変化 3.変わったこと変わらなかったこと 4.Re-designする?

3.

注意事項 組織の中の個人、業界の中の個人、とい う視点で話します あくまで個人の意見・感想です

6.

どちらかといえば デザインより? システムより?

7.

20代 / 30代 / 40代 / それ以上

8.

受託系シゴトはツライ? 今のシゴト楽しい?

9.

1. 自己紹介

10.

“Evangelist” Kazutaka Goto @kaz_goto facebook.com/kaz.goto slideshare.net/kaz.goto

11.

働くといえば 業種・会社・技術を選択したら、 極めていくことができると... 例: Javaプログラマー→SE→PM→PL

12.

筑波大学 第三学類情報学科 (現在は別の名前) 情報科学専攻 (コンピュータサイエンス) インターネット来日時期 プログラミングユーザーイン ターフェースの研究

13.

新卒入社 カスタマーサポート@日本 ローカライズ開発@日本支社 国際化開発支援@米国本社

14.

( 技術チーム立ち上げ プロジェクトマネージャー プロジェクトリーダー/営業 取締役 )

15.

Wired Vision CTO CMS実装・カスタマイズ 広告商材企画・実装・営業 制作進行 引用: http://gihyo.jp/news/nr/2008/07/070903

16.

フリーランス テクニカルディレクター ニュースサイトCMS構築 リサーチ・講師 オンラインサービス開発

17.

http://www.mytracks.jp/

18.

エバンジェリスト 営業・PR・広報 商品企画 パートナーアライアンス 引用: http://biz.bcnranking.jp/article/news/ 1306/130605̲133572.html

19.

AWSを補完して使い安くした 月額費用固定型フルマネージドホスティング 24時間365日監視 サーバー運用・保守 セキュリティ バックアップ ミドルウェア 電話/メールによる サポート 日本円での 請求書発行 初期費用なし (移行作業含む) 月額5万円〜

20.

続きはウェブで クラウドパック

21.

キャリア データベースエンジニア QA/国際化エンジニア システム開発チームリーダー プロジェクトマネージャー プロジェクトリーダー/営業 プロジェクトマネジメント担当取締役 CTO フリーランステクニカルディレクター エバンジェリスト

22.

岐路 日本オラクル入社 Oracleへ転籍 ビジネス・アーキテクツ入社・役員化 テクニカルディレクターとして独立 cloudpack事業立ち上げ 東日本大震災時のタイガーチーム

23.

性質 自分の幸せ>他人の幸せ ムダなコストが大キライ(断捨離?) 夏休みの宿題は、最後に

24.

2. 受託案件と 開発スタイルの変化

25.

受託とは 「顧客が利用・販売する製品の開発を請 け負うこと。特に、顧客企業が業務の遂 行に利用する情報システムや業務用ソフ トウェアなどの開発を受注すること。」 (つづく) e-Wordsより引用: http://e-words.jp/w/E58F97E8A897E9968BE799BA.html

26.

受託とは 「ITの分野で単に受託開発といった場 合、顧客企業が業務で利用する情報シス テムや業務用ソフトウェアなどの開発 を、専門の事業者が請け負うことを意味 する場合が多い。」 e-Wordsより引用: http://e-words.jp/w/E58F97E8A897E9968BE799BA.html

27.

受託とは 「ITの分野で単に受託開発といった場 業務または顧客向けサービスで利用する 合、顧客企業が業務で利用する情報シス テムや業務用ソフトウェアなどの開発 ウェブシステムやウェブサイト を、専門の事業者が請け負うことを意味 する場合が多い。」 e-Wordsより引用: http://e-words.jp/w/E58F97E8A897E9968BE799BA.html

28.

受託案件 ウェブ制作 企業サイト群(ガイドライン含む) EC ウェブサービス CMS

31.

受託案件 クラウドホスティングサービス 企業サイト EC テレビ連動 ソーシャルゲーム

33.

ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q 公式サイトより引用 http://www.evangelion.co.jp/sp/news̲det.php?news̲c=11255

35.

役割 ウェブ制作 エンジニア/プログラマー プロジェクトマネージャー プロジェクトリーダー 営業

36.

役割 クラウドホスティングサービス エバンジェリスト 営業・PR・広報 商品企画 ディレクター

37.

どのように達成したか

38.

人・チーム

39.

体制: 内製型 すべてのファンクションを社内体制で準備 それなりの人数規模にならないといけな い できることをしぼる ビジネス規模も狭まる可能性あり スピード感を出しやすく、小回りが利く

40.

体制: 協力会社連携 クライアント クライアント 元請け 自分たち (SIer、広告代理店、制作会社) 自分たち 協力会社 (SIer、制作会社、フリー)

41.

体制: ブティック型 チーム連合 クライアント クライアント 自分たち 仲間 仲間 (会社、フリー) (会社、フリー) 仲間 仲間 (会社、フリー) (会社、フリー) 自分たち

42.

モノ

43.

わりと昔の調達 データセンター 会社A ネットワーク機器 会社B サーバー 会社C 運用保守サービス 会社D ソフトウェア 会社E

44.

インフラ すべてハードウェア調達し自社施設へ データセンター/レンタルサーバー クラウド利用の時代

45.

補足: クラウド後の世界 AWS玉川さん「クラウド開発と3つの世界」より引用 http://www.slideshare.net/kentamagawa/kansumi2013-tamagawa-26374020/11

46.

補足: クラウド後の世界 AWS玉川さん「クラウド開発と3つの世界」より引用 http://www.slideshare.net/kentamagawa/kansumi2013-tamagawa-26374020/14

47.

補足: クラウド後の世界 AWS玉川さん「クラウド開発と3つの世界」より引用 http://www.slideshare.net/kentamagawa/kansumi2013-tamagawa-26374020/16

48.

やりかた

49.

プロジェクト計画 ウォーターフォール型 アジャイル型(フェーズとイテレーショ ン) 継続的な追加開発

50.

政治? キーパーソンの発見 ステークホルダーの発見と利害関係 担当者の成功→プロジェクトの成功へ

51.

モチベーション管理 プロジェクトゴールと個人のモチベー ションのすりあわせ 各人のいじり方 ケとハレ

52.

3. 変わったこと 変わらなかったこと

53.

変わったこと

54.

ニーズ(顧客の要求) 高額な予算から、少額 で数が多くなってきて いる姿を表現する ウェブサイトの規模 予算規模 業界トレンド 技術トレンド

55.

技術要素 インフラ・機器 ミドルウェア プログラミング言語/フレームワーク デプロイ/CI(継続的インテグレーショ ン)

56.

プレイヤー ハードウェアベンダー ソフトウェアベンダー データセンター/ホスティング事業者 システムインテグレーター ITコンサル会社 広告代理店 ウェブコンサル/ウェブ制作会社

57.

プレイヤー… ハードウェアベンダー ソフトウェアベンダー データセンター/ホスティング/クラウド事業者 システムインテグレーター ITコンサル会社 広告代理店 ウェブコンサル/ウェブ制作会社

58.

変わらなかったこと

59.

個人のビジョン (やりたいこと) 何を達成したいのか どうなったら満足するか? 私の例 新しい技術を駆使し、世の中の人々の生 活を豊かにする 想定ターゲットは自分の両親

60.

4. Re-designする?

61.

せめぎ合い 周りで勝手に変わっていく... ニーズ(顧客の要求)、技術、協力会 社 一方で変わらない... 顧客のゴール、個人のビジョン

62.

変えたくない... 報酬 自分の価値 (存在意義)

63.

まず自分を磨く 知識 技術トレンド、ニュース、業界構造... スキル プログラミング言語、プロジェクト管 理、分析能力...

64.

目的 と 手段 顧客のゴール 職種 個人のビジョン 体制・組織 技術要素 開発スタイル インフラ ニーズ

65.

最大の結果を出すには 最大のパワーを出せる環境に自分をおく ニーズ 体制・組織 個人のビジョン

66.

たとえば組織

67.

会社の価値と 自分の価値 自分 人 人 人 会社 人 会社 人 人

68.

会社の価値が なくなったら? 自分 人 人 人 会社 人 会社 人 人

69.

必要な能力を 補完できるチーム 案件A 人 人 人 人 人 人 人 人 人 人 自分 人 案件C 人 人 人 人 人 人 人 人 人 案件B 人

70.

そして自分はどこに?

71.

材料 (技術、インフラ) 自分 組織 個人の ビジョン 自己中心的ポジション?

72.

世の中の動きに 逆らわずとも...

73.

ニーズ 材料 (技術、インフラ) 今の自分 組織 個人の ビジョン

74.

少し変えてみる

75.

ニーズ 必要な材料を 手に入れる 材料 (技術、インフラ) 今の自分 個人の ビジョン 組織 公安9課(攻殻機動隊)のイメージ? || 受託開発の未来形 特命部隊結成

76.

さいごに

77.

世の中の変化に対応し... ニーズ、技術要素、プレイヤー 自分の価値の絶対値を変えないため 環境(組織・体制)、役割(スキル)を変 える

78.

自分のあたりまえ(固定観念)を Re-designする

79.

世の中の変化に合わせて、 自分の武器(役割)をRe-designしよう 自分の居場所(環境)をRe-designしよう

80.

Q&A (ディスカッション)

81.

Thanks!