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December 15, 25
スライド概要
AI Engineering Summit Tokyo 2025(https://ai-engineering-summit-tokyo.findy-tools.io/2025/ttable?m=2025/timetable/d9fZe6CS) 2025/12/16
東京都内でエンジニアをしています
TypeScriptファーストなAIエージェントフレームワーク Mastraを選ぶ理由 AI Engineering Summit Tokyo 2025 2025.12.16 aki.ts@HedgehogPython
自己紹介 Ueda Shoitsu ハリネズミ・aki.ts KDDIアジャイル開発センター CB.AI Engineering KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
PoCをPythonで実装した後、本番リリース の際に少人数でクライアントとAPIサーバー をしっかり運用していくのは大変だと感じて いる方へ—Mastraがあります! KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
Mastraとは? TypeScriptファーストのフレームワーク 普段フロントエンドしか触っていない方でも簡単に扱うことができます PoC段階ではNext.jsなどに組み込み、バックエンドとして実装することも可能 Next.js Astro Hono Express Lambda Workers APIサーバーとして単体運用も可能 サーバーレス関数としてLambda等にデプロイ可能 KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
Mastraとは? 2025年11月6日にリリース一周年を迎え、v1ベータ版が利用可能に。 正式版への移行ガイドも公式ドキュメントで公開されています。 国内採用実績あり 今からMastraを学ぶには非常に良いタイミングです。 KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
Mastraのできること! KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
モデルプロバイダー LangGraphがLangChainをモデルプロバイダーにしているように、 Mastraも多数のモデルゲートウェイとモデルプロバイダーに対応しています。 モデルゲートウェイ モデルプロバイダー Bedrock Gemini Grok LumaAI OpenAI Azure Anthropic 能 1113種類以上のモデルにアクセス可能! KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
モデルプロバイダー モデルだけじゃない、Mastraは様々なモデルプロバイダー機能にもアクセスできる Mastra Amazon Bedrock Amazon Bedrock プロバイダー使用時 Bedrockガードレー ルを利用可能 KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
UIの開発も楽 AI SDKはVercelが提供するTypeScript向けのAI開発ツールキット。 UIの開発を高速化するフックを提供しています。 Mastraで構築したワークフローの レスポンスをAI SDKフォーマットで返す クライアント側でAI SDKの フックを使ってAPI呼び出し Mastraはそれらのインターフェースに対応し、エコシステムを活用できる KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
UIの開発も楽 AI SDKとMastraを活用するサンプルリポジトリ https://github.com/huanshenyi/mastra-aisdk5 AI Elements活用した ツール搭載チャットボットのUIを 簡単に構築できる 「キミガタリ」のコミック生成 機能のエージェンティックワーク フローのOSS版 https://github.com/huanshenyi/kimigatari-comics KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
Mastraの一般機能 MCP AG-UI Tools エージェント評価 RAG Users マルチエージェント ワークフロー Agents A2A KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
Mastraの一般機能 AG-UIは、AIエージェントとUIの接続を標準化し、 リアルタイムでシームレスな統合を実現する軽量プロトコル 単一のフロントエンドで、 AG-UI対応のすべての AIエージェントと連携。 標準化された通信で開発を 効率化 Mastraは新しいプロトコルに積極的に対応している KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
Runtime Context v1.0 Request Context ランタイム変数を使ってAIエージェントやツールなどを動的にカスタマイズできる Can you recommend good restaurants near me? runtimeContext.set("language", "en"); KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
Agent Network 複数のAIエージェントやワークフローが協力して、動的に判断しながらタスクを解決する 起動方法は2つ:generateは単発実行、loopは複雑なタスクを自動で繰り返し実行 私は調査エージェント! 私は執筆エージェント、 協力しよう! タスク 東京の食と歴史について のレポートをください 私はレポート作成 ワークフロー KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
他のSaaS製品との相性の良さ ベクトルデータベース トレースプロバイダー 選択肢が多く、個人開発で小さく始めることもできる KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
デプロイ先も豊富である Mastra Cloud、GitHubリポ ジトリと連携でき、簡単にデプ ロイが可能。現在ベータ版のた め、無料で利用できる Next.jsなどのフレームワー クに組み込んでデプロイす る場合は、VercelやAmplify もおすすめ KDDI Agile Development Center Corporation AgentCoreのCloudFormation 対応により、CDKを使って MastraをAgentCoreランタイ ムに簡単にデプロイできます!
開発チームの熱意がすごい Xでバグを発見した と呟いたら、すぐに コミュニティの人が 対応してくれた KDDI Agile Development Center Corporation アーキの議論中、 CTOが急に参加する ‹#›
Strands AgentsのTypeScript版が公開された 今でも、Mastraを学んだ方がいいですか? KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
Strands Agentsとは? AWS発のOSSフレームワーク、Python版は2025年10月にGAしました。 3行でAIエージェントを構築できることで有名ですが 真骨頂はAmazon Bedrock AgentCoreの 機能を簡単に利用できる点です。 2025年12月3日、re:Invent中 Strands AgentsのTypeScript版がプレビュー公開されました KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
Mastraは、むしろこれからより使いやすくなる! プレビュー版の機能が限定的で、これから徐々にPython版と同期をとっていきます。 Strands AgentsでAgentCoreを簡単に利用できるのは、AgentCore SDKのおかげです。 TypeScript Python TypeScript版のAgentCore SDK とStrands Agentsは、これから 共に成長していきます。 Python版ではStrands AgentsやLangGraphなどのフレームワーク が使えるため、TypeScript版もMastra対応の可能性が高いです。 KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
まとめ PoCから本番運用への移行が円滑 機能が豊富 AgentCoreがさらに使いやすくなる 正式版リリースが間近 「第5章: MastraでフルスタックのAIエージェントアプリを作ろう」 でMastraを学べるので、興味のある方はぜひ手に取って読んでみてください! KDDI Agile Development Center Corporation ‹#›
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