>100 Views
June 29, 26
スライド概要
令和8年度診療報酬改定で見直されるリンパ浮腫複合的治療料を図解で解説。重症例は時間区分の新設により最大500点へ、重症例以外は100点から150点へ引き上げられます。改定案と現行の比較を、医療従事者・レセプト担当者向けにまとめました。
▼ メルマガ記事(テキスト版)はこちら
リンパ浮腫複合的治療料が最大500点へ|令和8年度改定で時間区分を新設
https://www.daitoku0110.news/p/lymphedema-treatment-fee-revision
病院事務長。急性期から回復期まで多岐にわたる医療機関で勤務。 医事、介護事務、経理、財務、税務、監査、総務、設備、情報システム、地域連携、法人業務まで、幅広い部門で自ら実務を経験し全体を統括。福祉業界の知見やイベント開催経験に加え、課題解決のためにAIエージェントを作成し、法人を支援した実績も多数有する。 【公開資料】主に以下の2テーマでスライド・動画を提供。 1. 令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈など)や施設基準、医療DXの解説 2. AIエージェント(miiboなど)の構築・活用
令和8年度改定: リンパ浮腫複合的治療料 治療時間に基づく新評価体系と、最大500点への引き上げ 対象:医療従事者・レセプト担当者向け エグゼクティブ・サマリー
改定の基本理念:定額制から「実態に即した評価」へ 単一の定額評価 実態に即した 評価の実現 レバー1:重症度 レバー2:治療時間 令和8年度改定の最大の柱は、現場の実際の治療努力(時間と重症度)を直接的に診療報酬へ反映させる構造転換です。
制度変更のマトリックス:現行 vs. 令和8年度改定案 現行 令和8年度改定案 重症例 一律 200点 時間区分による段階評価 (最大 500点) 重症例以外 (区分2) 一律 100点 一律 150点(時間区分なし) 重症例には「時間区分」が新設され大幅な引き上げに。 重症例以外はシステムを複雑化させず、ベースラインの点数が底上げされます。
重症例の深掘り:治療時間に応じた段階的評価 点数 治療時間 現行: 200点 40分以上~60分未満 350点 (1.75倍) 60分以上 500点 (2.5倍) 40分 60分 実務上のポイント:新たに「40分」と「60分」がレセプト請求上の重要なしきい値となります。現行の200点から最大2.5倍の大幅な評価引き上げ。
重症例以外 (区分2) の深掘り:一律のベースアップ 現行 100点 +50点の引き上げ (1.5倍) 改定後 150点 ・時間区分は伴わない ・治療時間にかかわらず、一律150点で評価 事務負担(時間管理)を増やすことなく、全症例におけるベースラインの収益向上が実現します。
現場へのインパクトと実務上の3つの要点 60分閾値の最大化 重症例において60分以上 の治療を実施した場合、 最高点数である500点 (現行の2.5倍) を確実に 算定する。 厳密な時間管理の徹底 40分および60分の時間 区分を満たすため、治療 記録と時間管理のオペ レーションをアップデー トする。 全体的なベース収益 の底上げ 重症例以外 (一律150点) の点数引き上げにより、 複雑な要件を追加するこ となく部門全体の収益性 が向上。 総括:令和8年度改定は、リンパ浮腫治療にかける現場の時間と労力を 正当に評価する、より公平なシステムへの進化です。