【Ltech#23】Salesforceのデータをもとに Tableauで月ごとの売上金額を表示

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February 21, 23

スライド概要

2023/02/21(火)に開催した
Ltech#23 LIFULLにおけるSalesforce活用事例について語ります
https://lifull.connpass.com/event/273924/
の資料です

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

Ltech#23 Salesforceのデータをもとに Tableauで月ごとの売上金額を表示 株式会社LIFULL テクノロジー本部 コーポレートエンジニアリングユニット SF開発グループ 市来 亮介

2.

● 自己紹介 ● はじめに ● 課題 目次 ● 解決策 ● まとめ

3.

自己紹介 市来 亮介(いちき りょうすけ) LIFULLには2018年5月に中途入社 Salesforce開発チームで、 社内の営業やバックオフィス向けの機能 追加や改善を担当 所持資格 https://trailblazer.me/id/ichikir

4.

はじめに LIFULLの商品の区分 ● イニシャル商品(I商品) ○ 初回のみ売上が発生する商品 ● ランニング商品(R商品) ○ 契約期間の間、月ごとに売上が発生する商品 ● ボリューム商品(V商品) ○ 従量課金の商品で、月末or翌月にならないと売上額がわからない商品

5.

はじめに Salesforce内における、おおまかなLIFULLでの商談の流れ 1. 商談レコードを作成 2. 商談商品を追加 3. 商談レコードから注文レコードを作成 4. 注文レコードから申込書PDFを作成 5. 申込書PDFをお客様に送付 6. 返送された申込書PDFをもとに受注処理 7. Salesforceから販売管理システムに連携

6.

課題だったこと Salesforce内における、おおまかなLIFULLでの商談の流れ 1. 商談レコードを作成 2. 商談商品を追加 3. 商談レコードから注文レコードを作成 4. 注文レコードから申込書PDFを作成 5. 申込書PDFをお客様に送付 6. 返送された申込書PDFをもとに受注処理 7. Salesforceから販売管理システムに連携 それぞれで商品情報の 持ち方が異なる

7.

課題だったこと Salesforce内における、おおまかなLIFULLでの商談の流れ 1. 商談レコードを作成 入力しやすいように、商談商品の1レコードに下記情報を 持たせている 2. 商談商品を追加 ・商品 ・数量 ・単価 ・開始日 ・終了日 ・値引き額 ・値引き開始日 ・値引き終了日 3. 商談レコードから注文レコードを作成 4. 注文レコードから申込書PDFを作成 5. 申込書PDFをお客様に送付 6. 返送された申込書PDFをもとに受注処理 7. Salesforceから販売管理システムに連携

8.

課題だったこと Salesforce内における、おおまかなLIFULLでの商談の流れ 1. 商談レコードを作成 2. 商談商品を追加 3. 商談レコードから注文レコードを作成 4. 注文レコードから申込書PDFを作成 5. 申込書PDFをお客様に送付 6. 返送された申込書PDFをもとに受注処理 7. Salesforceから販売管理システムに連携 注文商品では、 申込書に記載しやすいように 本体と値引きの行を分ける

9.

課題だったこと Salesforce内における、おおまかなLIFULLでの商談の流れ 1. 商談レコードを作成 2. 商談商品を追加 3. 商談レコードから注文レコードを作成 4. 5. 販売管理システムでは、受注のヘッダー情報や明細情 注文レコードから申込書PDFを作成報、値引き情報を管理しているテーブルが分かれてい る。 なので、それぞれのテーブルにあったデータの持ち方や 申込書PDFをお客様に送付 項目に変換。 6. 返送された申込書PDFをもとに受注処理 7. Salesforceから販売管理システムに連携

10.

課題だったこと データの持ち方をまとめると ● 商談商品レコード 商品コード 商品名 定価 販売金額 利用開始日 利用終了日 値引き 金額 値引き 開始日 値引き 終了日 00001 商品A 5,000 3,000 2023/01/01 2023/03/31 -2,000 2023/01/01 2023/01/31 ● 注文商品レコード 商品コード 商品名 価格区分 金額 開始日 終了日 00001 商品A 本体 5,000 2023/01/01 2023/03/31 00001 商品A 値引き 2,000 2023/01/01 2023/01/31 ● 販売管理システム連携用レコード 商品コード 商品名 レコード タイプ 定価 販売金額 利用開始日 利用終了日 値引き 金額 00001 商品A 明細 5,000 3,000 2023/01/01 2023/03/31 00001 商品A 条件 -2,000 値引き 開始日 値引き 終了日 2023/01/01 2023/01/31

11.

課題だったこと データの持ち方をまとめると ● 商談商品レコード 商品コード 商品名 定価 販売金額 利用開始日 利用終了日 値引き 金額 値引き 開始日 00001 商品A 5,000 3,000 2023/01/01 2023/03/31 -2,000 2023/01/01 2023/01/31 ● 注文商品レコード 商品コード 商品名 価格区分 金額 00001 商品A 本体 5,000 00001 商品A 値引き 2,000 値引き 終了日 月ごとの売上が 開始日 終了日 いくらなのか 2023/01/01 2023/03/31 集計しづらい 2023/01/01 2023/01/31 ● 販売管理システム連携用レコード 商品コード 商品名 レコード タイプ 定価 販売金額 利用開始日 利用終了日 値引き 金額 00001 商品A 明細 5,000 3,000 2023/01/01 2023/03/31 00001 商品A 条件 -2,000 値引き 開始日 値引き 終了日 2023/01/01 2023/01/31

12.

どうやって解決したか ● SalesforceのApexバッチやApexトリガでデータを月ごとの売上金額に分割 ● いろいろな社内データと紐づけられるようにBigQueryに連携 ● BigQueryに連携したデータをデータソースにTableauで可視化

13.

どうやって解決したか ● SalesforceのApexバッチやApexトリガでデータを月ごとの売上金額に分割 Salesforceと販売管理システムとの間では、企業、店舗、受注レコードを相互連携しているので、 確定金額は受注レコードをもとに、月ごとの売上金額を生成 販売管理システム Salesforce 連携用取引先Obj レコードタイプ:企業 企業 30分に1回連携 店舗 レコードタイプ:店舗 連携用受注Obj 受注伝票 レコードタイプ:伝票 レコードタイプ:明細 レコードタイプ:値引き 1時間に1回連携 受注明細 受注明細値引

14.

どうやって解決したか ● SalesforceのApexバッチやApexトリガでデータを月ごとの売上金額に分割 営業はお客様に送付する申込書を作成するために商談/商談商品を登録するので、 進行中の売上金額は商談商品レコードをもとに、月ごとの売上金額を生成

15.

どうやって解決したか ● SalesforceのApexバッチやApexトリガでデータを月ごとの売上金額に分割 Salesforceと販売管理システムで相互連携している受注レコード 商品コード 商品名 レコード タイプ 定価 販売金額 利用開始日 利用終了日 値引き 金額 00001 商品A 明細 5,000 3,000 2023/01/01 2023/03/31 00001 商品A 条件 -2,000 値引き 開始日 2023/01/01 2023/01/31 商談商品レコード 商品コード 商品名 定価 販売金額 利用開始日 利用終了日 値引き 金額 00001 商品A 5,000 5,000 2023/04/01 2023/05/31 0 値引き 開始日 これらのデータをもとに、確定分と進行中の未確定分の月ごとの売上金額を生成 値引き 終了日 値引き 終了日

16.

どうやって解決したか ● SalesforceのApexバッチやApexトリガでデータを月ごとの売上金額に分割 レコードタイプ「確定」:販売管理システムと相互連携している受注データから生成した確定金額 レコードタイプ「進行中」:商談商品から生成した進行中の金額 レコードタイプ 商品コード 商品名 利用月 金額 確定 00001 商品A 2023/01/01 3,000 ※5,000(定価) -2,000(値引き) 確定 00001 商品A 2023/02/01 5,000 確定 00001 商品A 2023/03/01 5,000 進行中 00001 商品A 2023/04/01 5,000 進行中 00001 商品A 2023/05/01 5,000

17.

どうやって解決したか ● 社内のいろいろなデータとSalesforceのデータを紐づけられるように日次で BigQueryに連携 取引先 物件 取引先責任者 SalesforceのBulkAPIで 日次で連携 商談 注文 売上 Google Analytics 売上金額 業務システム 商談商品 注文商品 社内のありとあらゆる データ などなど

18.

どうやって解決したか ● BigQueryに連携したデータをデータソースにTableauで可視化 組織別の売上

19.

どうやって解決したか ● BigQueryに連携したデータをデータソースにTableauで可視化 組織×顧客のセグメント別の売上

20.

どうやって解決したか ● BigQueryに連携したデータをデータソースにTableauで可視化 組織×顧客×商品別の売上

21.

残課題 ● 従量課金制の商品(V商品)の受注済みの確定金額の連携が完ぺきではない ○ 昨年(2022年)末から連携を始めたが一部連携できないデータが発生しているので、 そのデータは手動で連携対象外にして、データを連携している。 この状態を解消し、手動対応なしで、全てのデータを自動連携させたい。 ● 現在、見込金額はイニシャル商品とランニング商品しかを見ることが出来ない ○ 従量課金制の商品(V商品)も見込金額をTableauで見れるようにしていきたい ● 営業が売上管理を行う資料にはまだ出来ていない ○ 上記の従量課金制の商品の見込/実績も見れるようになると利用される見込

22.

まとめ ● 溜められていくデータをどう見るか/どう計測するかを想定して、テーブル定義 や入力インタフェースを作った方が良いなと感じた ● Salesforceだけでは解決しにくい場合は、BigQueryやTableauなど他のサービ スも組み合わせて解決する ● 売上報告資料はTableauを見るだけでOKとなるようにしていきたい