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March 07, 26
スライド概要
World IA Day 2026 Tokyo 2026 前夜祭でスピーチした際のスライドです。
デジタルの力で、今までとは異なる次元のコラボレーションを実現し、望ましい未来構築に誰もが主体的に参画できる社会に転換することをミッションとした株式会社Hyper-collaborationの代表をしています。 TOGAF9.2 エンタープライズアーキテクト シックスセカンズ 上級EQファシリテータ(CEQF) 共同翻訳書:『超絶Badassアジャイルコーチング』
The Eve of WIAD Tokyo 2026 (前夜祭) 情報アーキテクチャで再定義する、 デジタル時代の働き方 株式会社Hyper-collaboration 吉田 裕美子 2026/3/6
会社紹介 株式会社Hyper-collaboration (https://www.hypercollaboration.co.jp/) 》ミッション 望ましい未来構築に誰もが主体的に参画できる社会に転換する 》ビジョン • デジタルの力によって今までとは違う次元でのコラボレーションを実現する • 一人ひとりの多様さを楽しめ、助けられる価値と、助ける価値を味わえる 自律分散型の社会を実現する 》サービス内容 • デジタル環境を活かした、組織と人の開発、コラボレーション支援 • Society5.0に向けた、組織体制作り、マネジメント転換支援 © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. メルマガ登録 1
代表紹介 吉田 裕美子(よしだ ゆみこ) • 保有資格等 • • • Six Seconds認定 EQアセッサー/プラクティショナー/上級ファシリテーター 一社)生涯学習開発財団認定コーチ TOGAF9認定 エンタープライズアーキテクト • 社会活動:NPO法人教育のためのTOC マスターリードファシリテータ 日本と欧米の小学校・中学校をつなぎ、クリティカルシンキングの道具、「教育のためのTOC」を通じて、子どもた ちの探究的な学習と国際交流を促進する • 経歴 • • • • 野村総合研究所、野村総合研究所ヨーロッパを経て、外資系企業の情報システム部門へ。 米コーニング・ケーブル・システムズ、シティバンク エヌ・エイを経てフリーランスのエンジニアとして独立。 2013年 株式会社ジョイワークス(人財開発、組織開発)を創業。 2020年 ジョイワークス を分社化し、株式会社Hyper-collaborationを創業。現在に至る。 以上の経歴から、ビジネスとデジタルの両面を理解することが強みとなる。 © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 2
Hyper-Collaboration Management Model © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 3
Hyper-Collaboration Management Model デジタル時代にマッチした、マネジメントの体系を導入し、 Hyper-collaborationを実現する。 コラボレーションプラットフォーム としての組織 効果的な チームワークのプラクティス 自律的、共感的 なリーダーシップ 活用する エンタープライズアーキテクチャ 活用する Scrum 活用する EQ © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 4
Hyper-collaborationのサービス領域 コラボレーションプラットフォーム としての組織 効果的な チームワークのプラクティス 自律的、共感的 なリーダーシップ アーキテクチャ思考で推進するDX(サービスモデリング) 組織運営の鍵となる、部門のサービスのモデル化、モデル内の 業務/情報の流れ、そして、その実現に必要とされるタレント アーキテクチャを設計し、組織機能向上を実現 3ヶ月で実現するアジャイルチームマネジメント変革 変化適応力のあるマネジメントに転換し、組織内の意思決定 に必要な情報の透明性とユーザビリティを向上 EQリーダーシップ開発 部門横断、組織横断の活動が求められるデジタル化社会の 中で、自分と他者を共に活かし合うためのリーダーシップを開発 © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 5
組織変革市場の主要領域と、Hyper-collaborationの位置づけ 組織変革支援の市場は、大きく2つの領域に分断されています。しかし、企業の課題は両領域にまたがっており、どちらか一方では 本質的な解決には至りません。Hyper-collaborationは、この市場のホワイトスペースにアプローチする企業です。 DX/ ア ー キ テ ク チ ャ へ の 専 門 性 コンサルティングファーム DX戦略、業務変革は得意だが、 人や組織の行動変容は不得意 Hyper-collaboration 両領域を統合し、 アーキテクチャ × チーム × リーダーシップを 総合的に変革する唯一の存在 =トランジションデザインカンパニー (両領域を橋渡しし、統合的な価値を提供する新たなポジション) 組織開発・人材開発企業 人・文化の変革は得意だが、 DX文脈、業務フロー、情報設計は不得意 © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 人・組織・文化への専門性 6
何かが欠けている © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 7
雷に打たれた日 HCD-Net講座「情報構造設計の考え方と実践 ~UIの設計・サービスの設計~」 2020年 情報アーキテクチャとの出会いと、ラーニングジャーニーの始まり・・・ © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 8
意味が導き出せず、ただ忙しいだけの日本の職場を変えたい! © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 9
そもそも、企業活動における “業務” ってなんだ? 業務とは、 異なる目的を持つ複数の活動が、 1つの成果へと統合される実践の流れである 業務は、自分だけで完結しない。 次の担当者の判断基準をつくるところまでが業務であるハズ! この視点が欠けると・・・ © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 10
作業手順が正しくても成果が出ないことに・・・ 作業の依頼 各タスクを 担当者に指示 1. 手順が正しくても、意味が伝わらなければ 成果は出ない 2. 業務は作業の流れではなく、目的の連鎖 で設計されるべき 進捗確認 作業環境整備が不十分 →作業の意図が共有されていなかった チーミングに時間がかかっている →チームの存在目的が言語化されていなかった © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 11
デジタル化によって起きた情報と働き方のパラダイム転換 デジタル時代の働き方 アナログ時代の働き方 • 書き換えの難しさ • 保存スペースの制限 • 集まって働く前提、「場」の共有 情報の設計というと、 フォルダ構成のルール化だと つい思ってしまうのは、 アナログ時代の働き方から パラダイムが変化できて • 書き換えが容易に いないから • 保存スペースの制限はほぼ無い • 非同期、境界を超えた協働 最終成果物をファイルに整理して保存 前提となる情報(判断基準/学び)を 相互に共有し合いながらアジャイルに活動 © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 12
業務設計における重要テーマ:判断基準を共有する 業務は、自分だけで完結しない。 次の担当者の判断基準をつくるところまでが業務である。 判断基準は、情報によって形成される 業務設計の核心は、 判断基準となる情報を、いかに記録し、 いかに活用するかにある それにより、業務の目的に込められた意味を解釈できる様になる。 © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 13
こんな当たり前っぽいことの変革の価値がなかなか伝わらない! © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 14
ほぼ必ず言われる「現場に聞いてください」発言 日本の強みだった、「現場力」が マネジメント層と実務層を分断することに・・・ 経営 マネジメント層 お互いが全く見えない状況に 個人商店化と個人間のタスクの受け渡しで、 ますます「現場に聞かないと」何もわからない 状態に 実務層 © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 15
何を、どのように変えるのか?:デジタル時代の業務設計の実施 現場主導の業務プロセス改善手法 作業の流れ、個々の作業時間に着目 デジタル時代の業務設計手法 業務をモデル化し、情報が連携されることを重視 現場で改善プロジェクトチームを形成する マネジャーと実務を知るチーム、アーキテクトが プロジェクトチームを形成する 最もその業務を知る人から詳細に現状を聞き出す 少量のヒアリングから情報構造のモデルを アーキテクトが設計し、関係者の言語を統一する 業務に費やしている時間を詳細に記録する 業務の流れの中で必要な情報を記録/参照できる フローを設計する 収集したデータから分析する テストする 問題を改善し、新しい手順に変える チェンジマネジメントと定着化支援を行う 工業化時代のまま © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 16
企業内の情報には、4つの階層的種別がある ◼ 企業内にある情報の4分類 速 状態 ① フロー情報 進捗、ToDo、チャット 「いま何が起きているか?」 意図 ② コンテキスト情報 議事録、仮説、戦略、プロジェクトワンページャー 「なぜそうしているのか(意図・背景)」 学習 基準 ※ ① ② が仕事の流れのなかで記録されて ③ ナレッジ情報 経験から抽象化された知識 「体験から何を一般化したか?」 変 化 の ス ピ ー ド いかないと、意味や戦略が断絶する ※ ③を形成していかないと、 組織学習が起 きない ※ ④が整備されないと、判断基準が揺らぐ ※ ② ③ ④をいつも参照可能にしておかな ④ マスター/参照情報 組織として固定化された判断基準 「何を基準にするか?」 遅 いと、社員は情報を探すことにばかり時間 を消費させられる。 →情報アーキテクチャの必要性 情報の種別にあったデジタルツールと、その使い方がある。 © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 17
目的ごとに業務を分類した構造図=サービスモデル 人事部門における「人事異動」に関わる処理 人事情報管理 異動イベント管理 社員 異動命令 • 社員番号 目的:経営判断や各事業の成功を • 氏名 人事・労務・能力開発の領域から支援するための • 部署 • 在籍ステータス 元となる情報を管理する。 • 社員番号 目的:人材の再配置が • 発令日 起きるタイミングで、 • 着任日 • 承認ステータス どのような変更が必要かを • 各種手続きステータス 確認し、関係者への通達と 人事情報の更新を行う。 • • • • 組織 役職・役割 職能資格・等級 異動命令詳細 組織ID 組織名 組織階層コード 有効期間 • 役割ID • 役割名(部長、 課長、担当職務 名など) • 職務定義 • 等級ID • 等級名(J1, M1, シニアアソシ エイトなど) • 異動区分(定期異 動、転勤、 昇格、出 向、 休職発令、復職 など) • 異動元組織 • 異動先組織 • 異動理由(組織改 変、欠員補充、キャリア 開発、本人希望、懲戒 • 役割等変更事項 © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 異動手続き管理 本人申請系タスク 人事労務系タスク • 目的:人事異動に伴う各種手続き/ タスク種別 • 給与・社会保険関連 • 通勤経路変更 処理 処理を指示/管理し、 • 住所変更 • 雇用契約書更新 • 引き継ぎ状況 • 辞令交付 社員が異動後の業務を • 資産返却状況(ロッ 滞りなく進められるよう環境を整備する。 カーキー、PCなど) 情報システム・総務系タスク 着任支援・オンボーディング ディレクトリ、ID管理 アクセス権限などの変更 座席・内線番号の用意 名刺発注 • ウェルカム・オンボーディ ング(部門内・関係者 への紹介) • メンターの指名 • 期待役割のすり合わせ • 着任先での目標設定 • • • • 18
部門経営を考えるための構造例 部門のミッションとビジョン 実現する 価値提供モデル 実現する 部門経営モデル © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 19
課題の可能性 領域 発生し得る課題 コンテキスト領域の情報不足 問い合わせ件数の上昇 • 担当者間、チーム間、部門間で解釈がズレる • 担当者間での問い合わせ件数が多く社員が忙殺される • 会議が多い ナレッジ領域の情報不足 成長停滞 • 同じ失敗を繰り返す • 知見が体系化されず作業効率が上がらない • 本質的な問題が発見されない マスター領域の情報不足 属人化 • 重要な判断は、経験値の多いベテランに聞かなければならない • 人によって判断が異なる 業務とは判断基準を更新し続ける営みと捉えると、学び続けることとも言える だからこそ、業務設計とは、作業手順を整えることではなく、 情報の構造を整えること © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 20
デジタル時代の働き方とは? 一人ひとりがやり終えた作業結果を伝えるのではなく、思考プロセスを共有し、記録し、共に考え続けること 情報アーキテクチャは、企業の中で、hyper-collaboration=デジタル環境を生かした次元の異なる協働を実現する © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 21
複雑で、チャレンジングな世の中で、 仲間と共に、メイクセンス=納得解を探究し続けるジャーニーを! © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 22
お問い合わせ先 各種ご質問、ご相談は、下記へお気軽にお問い合わせ下さい。 ◼ ご連絡先 株式会社Hyper-collaboration 〒101-0021 東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX4階 LIFORK秋葉原R34 Web:https://www.hypercollaboration.co.jp/ E-mail:[email protected] 電話:03-5860-9728 © 2026 Hyper-collaboration Inc. All Rights Reserved. 23