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November 29, 25
スライド概要
本資料では、Power AppsとPower Automateを連携させて複数のシステムを効率的に統合する方法について解説します。業務環境における情報の分散問題を解決するための手法や、具体的な連携パターン、フロー設計のポイント、通知方法の使い分けについて学びます。また、データ変換や加工テクニックを駆使して、業務改善を図る方法に焦点を当てています。実例として、プロジェクト管理やインシデント報告のデモも紹介し、最適な通知方法やメール送信のポイントについても言及します。
非IT企業でコーポレートITをする傍ら個人事業主として、Power Platformを使用した業務改善提案等をしています。
Power AppsとPower Automate 連携パターン実践編 気ままに勉強会 #129 #気ままに勉強会
自己紹介 よう 某企業でPower Platform関連のお仕事を しています。 業務ハックLabというブログとYouTube チャンネルで業務改善やPower Platform 関連の情報を発信しています。 #気ままに勉強会
ディスクレーマー お話しさせていただく意見・内容は あくまで個人の見解です。 # 気ままに勉強会
アジェンダ • 前回のおさらい • 複数システム連携の基本 • 通知・コミュニケーション • データ変換・加工テクニック • まとめ・実践のコツ #気ままに勉強会
前回のおさらい - 学んだ連携パターン データソース経由連携 標準コネクタ連携 ⚫SharePointリスト等を 介した間接連携 ⚫Power Appsからフロー を直接呼び出し ⚫自動トリガーによる非 同期処理 ⚫パラメータの受け渡し と応答 # 気ままに勉強会 JSON連携 ⚫複雑なデータ構造の効 率的な送受信 ⚫配列データの一括処理
今日のテーマ 前回 今回 Power Appsとの 基本的な連携方法 前回学んだ方法を使い、複数のシステムを 組み合わせてより実践的な連携について お話します。 # 気ままに勉強会
なぜ複数システム連携が必要? 業務環境: 情報が分散 ⚫ プロジェクト情報はSharePoint ⚫ コミュニケーションはTeams ⚫ タスク管理はPlanner ⚫ ファイルはOneDrive 手作業でのデータ移動が発生 ⚫ コピー&ペーストの繰り返し ⚫ 転記ミスのリスク ⚫ 時間の浪費 # 気ままに勉強会 Power Platformで解決 → → → 複数システムを自動で連携させることで シームレスな業務フローを実現
Microsoft 365 エコシステムの活用 主要な連携サービスを組み合わせることで、強力な業務システムを構築できます。 SharePoint Teams Outlook データの保存・管理、ファイル管理 コミュニケーション・通知 メール送受信・予定管理 OneDrive for Business Excel Online Planner 個人ファイル管理 データ集計 タスク管理 # 気ままに勉強会
連携パターン: SharePoint + Teams + Outlook 黄金パターンの組み合わせ SharePoint (データ管理) Teams (リアルタイム通知) • リストでデータを保存・管理 • チャネル投稿で即座に共有 • アダプティブカードを使った リッチな通知 • 履歴が自動で残る • 複数人で同時編集可能 # 気ままに勉強会 • チーム全体への情報共有 Outlook (記録として残す) • 正式な通知・承認依頼 • 証跡として保存 • 社外への連絡
フローの設計 設計のポイント 設計のポイント データは1箇所に集約 Power Apps(データ入力) SharePoint リスト(データ保存) • SharePointまたはDataverseを中心に • 他システムは通知・連携用 Power Automate(自動実行) Teams通知 # 気ままに勉強会 メール通知 タスク登録 ファイル保存 処理の流れを明確に • どのシステムが何を担当するか • データの流れを可視化
デモ1:プロジェクト管理 シナリオ 実装内容 新規プロジェクトが登録されたら、関 1.Power Appsで登録 (SharePointに保存) 係者に自動で通知し、必要な準備を進 める 2.Power Automateが自動実行 注目ポイント 1つの登録操作から、4つのシステムが 連携して動く フォルダ作成 # 気ままに勉強会 タスク作成 チャネル投稿 メール送信
DEMO1 #気ままに勉強会
通知方法の使い分け 即時性が必要 Teams 記録が必要 メール アクションが必要 アダプティブカード • リアルタイムでの情報共有 • 正式な通知・依頼 • 通知内での承認・却下 • チーム内での素早い反応 • 証跡として保存 • データの入力・確認 • カジュアルなコミュニケー • 社外とのやりとり • リッチなUI表示 ション # 気ままに勉強会
Teamsへの通知 メンション付き投稿 推奨方法:「ユーザーの @mention トークンを取得する」アクションを使用 注意点 複数メンションには複数のアクションが必要となります。 またチームやチャネルをメンションしたい場合は別の方法を 使用する必要があります。 アダプティブカード リッチなUIを持つインタラクティブなカード 設計ツール: Adaptive Card Designer https://adaptivecards.microsoft.com/designer 重要 承認フローには専用の「承認コネクタ」を使用してください。証跡管理とセキュリティが確保されます。 # 気ままに勉強会
メール送信時のコツ 件名はわかりやすく 本文は簡潔に HTMLメール活用 【重要】障害報告 • 概要は冒頭に • 表形式でデータ表示 【要確認】プロジェクト開始 • 箇条書きを活用 • 重要度の色分け 【共有】週次レポート • アクションを明確に • リンク誘導 # 気ままに勉強会
デモ2:インシデント報告 シナリオ 実装内容 トラブル報告時、優先度に応じて最適 1.Power Appsで登録 (SharePointに保存) な通知方法で連絡する 2.Power Automateが自動実行 注目ポイント 優先度による動的な通知先の変更 チャネル投稿 メール送信 # 気ままに勉強会 チャネル投稿 メール送信
DEMO2 #気ままに勉強会
データ変換・加工テクニック システムデータを人が読みやすい形に変換 日付の整形 数値の整形 formatDateTime() formatNumber() Before 2025-11-29T 20:00:00Z After 2025/11/29 Before 1234500 After 1,234,500 ファイル名の動的生成 concat('受注書_', triggerBody()?['OrderNumber'],'_', triggerBody()?['CustomerName'],'.d ocx') Result: formatDateTime(triggerBody()? [‘Created’],’yyyy/MM/dd’) # 気ままに勉強会 formatNumber(triggerBody()? [‘Amount’],’#,##0’) 受注書_ORD251129001_A社.docx
Wordテンプレートの活用 Wordテンプレートを活用することで帳票を簡単に作成可能に テンプレートの構造 Power Automateでのマッピング コンテンツコントロールを使用 「Microsoft Word テンプレートを事前設定します」 アクションで自動認識 コントロール名 設定する値(動的コンテンツ) 受注番号 @{triggerBody()?['受注番号']} 受注日 @{triggerBody()?['受注日']} 顧客名 @{triggerBody()?['顧客名']} 顧客メール @{triggerBody()?['顧客メール']} 商品名 @{triggerBody()?['商品名']} 数量 @{triggerBody()?['数量']} ・ ・ ・ # 気ままに勉強会
HTMLメールの生成 表や色分けを活用して、視覚的にわかりやすい通知を作成 テキスト形式 HTML形式 件名はわかりやすく 2025-11-29 新規受注:ORD251129001 顧客名:A社 金額:1234500 納期:2025-12-10 【要確認】新規受注のお知らせ(ORD251129001) 受注番号 顧客名 金額 ORD251129001 A社 1,234,500 表形式でデータ表示 詳細を確認 リンク誘導 # 気ままに勉強会 重要箇所は色分け
デモ3:受注管理システム シナリオ 実装内容 受注データを複数システムで管理し、 1.Power Appsで登録 (SharePointに保存) 関係者全員が最新情報を把握できる。 2.Power Automateが自動実行 注目ポイント 5つのシステムが連携したワークフロー データ追加 # 気ままに勉強会 ドキュメント 作成 タスク追加 チャネル投稿 メール送信
DEMO3 #気ままに勉強会
まとめ 複数システム連携の基本 • 適材適所のシステム活用 • 役割の明確化 効果的な通知・コミュニケーション設計 • 重要度に応じた使い分け • 情報の「見やすさ」を追求 データ変換・加工テクニック • 読みやすいデータへの整形 • 動的なファイル生成 # 気ままに勉強会
「面倒」は「改善のネタ」。 「面倒」を「楽に」、 「改善」を「楽しい」に 変えていきましょう! # 気ままに勉強会