Power AppsをAIで作る場所は、ブラウザの外にも広がった

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September 27, 26

スライド概要

本セッションでは、Power AppsのAI機能を「作る人を助ける」「使う人を助ける」「アプリに組み込む」の3レイヤーと、現在・引退・これからのライフサイクルで整理し、ブラウザ内のCopilotやvibeに加えて、GitHub Copilot CLI や Claude Code などのローカルツール(Power Platform Skills)を使ってアプリを生成・編集する手順を実演します。キャンバスアプリ、モデル駆動アプリ、コードアプリそれぞれの生成方法、必要なライセンス条件、実際のデモを通じて、AIによる自動生成と自然言語修正の流れを具体的に示します。

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非IT企業でコーポレートITをする傍ら個人事業主として、Power Platformを使用した業務改善提案等をしています。

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各ページのテキスト
1.

Power AppsをAIで作る場所は、 ブラウザの外にも広がった Claude Code / GitHub Copilot CLI × Power Platform Skills とPower Apps生成AI機能の現在地 よう(Yoh) 2026/9/26 気ままに勉強会 #149 #気ままに勉強会

2.

自己紹介 よう 某企業でPower Platform関連のお 仕事をしています。 業務ハックLabというブログと YouTubeチャンネルで業務改善や Power Platform関連の情報を発信 しています。 #気ままに勉強会

3.

ディスクレーマー 見解について スライド中の表記について ▶本セッションの内容は、登壇者個人の見解、 および自ら検証した結果に基づくものです ▶所属組織を代表する公式見解ではありませ ん ▶内容は登壇時点(2026年9月)の情報に 基づきます ▶【公式】:Microsoft公式ドキュメント に基づく情報 ▶【配信】:YouTube Live「業務ハック Lab」で確認済みの内容 ▶【R1検証】:個人環境で実施した実機検 証の結果 実際の環境・テナント設定によっては、同じ結果にならない場合があります ご自身の環境では、内容を改めてご確認のうえご活用ください #気ままに勉強会

4.

今日の話 前提 YouTube Live「業務ハックLab」で配信中のPower Apps生成AI機能 検証シリーズ(#27〜#30)の続きです (未視聴でも分かるよう、前半で要点を振り返ります) 前半 後半(メイン) ▶ブラウザの中のAI機能の現在地 ▶手元のAIコーディングツールから作る ▶配信で確認済みの要点だけ ▶キャンバスアプリ / モデル駆動型アプ リ/ コードアプリ ▶3つのライブデモで実際の動きを見る 今日の主役は 後半 ― ブラウザの外でPower Appsを作る #気ままに勉強会

5.

Power AppsのAI機能を整理する2つの軸 軸1 軸2 3つのレイヤー ▶作る人を助けるAI ▶使う人を助けるAI ▶アプリに組み込むAI ライフサイクル ▶現行 ▶引退 ▶これから 【配信】公式のAI機能索引は8カテゴリ(「はじめに」を除く)。 vibe・M365 Copilot in canvas apps・外部ツール群は索引に未掲載 #気ままに勉強会

6.

全体マップ:3レイヤー × ライフサイクル 現行 引退 これから 数式バーCopilot / 会話でアプリ作成 / コントロール名の変更(プレ ビュー) ― Power Platform Skills(ブラウザの 外) / vibe / アプリビルダー(プレ ビュー) 使う人を助ける アプリ説明文の生成 Copilotコントロール / カスタム Copilot(新規追加停止) / Copilot answerコントロール M365 Copilot in canvas apps(プ レビュー) アプリに組み込む AI Builder / AIプロンプト / コード アプリからのAI呼び出し ― Copilot Studioエージェント連携 作る人を助ける #気ままに勉強会

7.

名前の似た4機能の整理 THEN NOW 2026年2月2日から新規追加が停止 ▶Copilotコントロール ▶カスタムCopilot ▶Copilot answerコントロール 後継はこの1つに収束 ▶M365 Copilot in canvas apps ▶プレビュー ▶利用者にM365 Copilotライセンス が必要 【公式】既存アプリのコントロールは当面動作するが、新規追加はできない。新しく作るなら後継を前提に設計する #気ままに勉強会

8.

もう1つの軸:「どこで作るか」 BROWSER LOCAL TOOL ブラウザの中 ▶make.powerapps.com ▶vibe ブラウザの外 ▶GitHub Copilot CLI ▶Claude Code ▶+ Microsoft公式の Power Platform Skills 【R1検証】プラグイン体系は canvas-apps/model-apps/code-apps-preview 以外にも拡大中 (mcp-apps・mobile-app・power-automate・power-pages 等) #気ままに勉強会

9.

PART 1 ブラウザの中のAI 配信#27〜#30で確認した現在地 #気ままに勉強会

10.

make.powerapps.comのCopilot:使える条件 機能 条件(【公式】) 数式バーCopilot 日本語で使えるのは「説明」「コメントから生成」。 「数式を作成(プレビュー)」は英語のみ 会話でアプリ作成 Dataverse と システムカスタマイザー のロールが必要 コントロール名の変更 (プレビュー) 英語のみ。対象はラベルとボタン。Textが既定値以外であること アプリ説明文の生成 マネージド環境が必須。キャンバスアプリ版はUSリージョン・ 英語ブラウザのみ 補足:確認手順の詳細は配信#28で紹介 #気ままに勉強会

11.

vibe:確認できた事実 使える条件【公式】 動かして分かったこと【配信】 ▶提供リージョンは米国・オーストラリア・ アジア・インドのみ (アジアは日本リージョンとは別) ▶生成されるのはコードアプリ ▶英語のみ、既定の環境では利用不可 ▶配布時はデータソースに関わらず Power Apps Premiumが必要 ▶Codeビューは閲覧専用 ▶SharePointリストは編集画面では読み 取り専用。生成したアプリ上ではCRUD を実装できる vibe概要ページに新しい注記:アプリ作成はCopilot Coworkでも利用可能に。Copilot Studioへの展開も近日予定 新しい Power Apps Vibe エクスペリエンスの概要 - Power Apps | Microsoft Learn #気ままに勉強会

12.

ブラウザ版の共通の壁 vibe ▶提供リージョン限定 ▶英語のみ 生成ページ(ブラウザ版) ▶米国・英国・オーストラリア・シン ガポール限定 ▶プロンプトは米国英語のみ ▶モデルはGPT-4.1のみ では、ブラウザの外ではどうか? #気ままに勉強会

13.

ブラウザの外で作るとは 手元のAIコーディングツールに、Microsoft公式のプラグイン(microsoft/power-platform-skills)を入れて使う 対応ツール(公式)はこの2つのみ これは別物 ▶ GitHub Copilot CLI / Claude Code ▶ インストーラー自体がこの2つの検出を前提に設計 ▶ Azure AI Foundry Agent Service等への公式統合 パスは見当たらなかった ▶ Codex CLI等への非公式移植は存在 ▶ Microsoft 365 Copilot Cowork / Copilot Studio 生成ページ:ブラウザ版との違い【公式】 【R1検証】コマンド名は「プラグイン名:コマンド名」の形式 ▶ 全世界のパブリッククラウドで利用可/最新モデルを 利用可能 /canvas-apps:canvas-app ▶ Microsoftの推奨ルート # Learn: /canvas-app (short form) GitHub Copilot CLIとは全くの別物(チャッ ト・ブラウザベース) /model-apps:genpage #気ままに勉強会

14.

プラグインと生成物 プラグイン 生成物 主な前提(【公式】+R1検証) 今日のデモ canvas-apps(GA) キャンバスアプリ (.pa.yaml) .NET 10 SDK、既存アプリ(空でも可・ フォームファクターを事前に明示選択)、共 同編集をオン DEMO A model-apps(/genpage) モデル駆動アプリの生成 ページ Node.js、PAC CLI、Azure CLI(新規テー ブル作成時。R1検証で判明、公式未記載) DEMO B model-apps(アプリビル ダー・プレビュー) モデル駆動アプリ一式 PAC CLI 2.7.0以上、Azure CLI ― code-apps-preview コードアプリ 環境で「コードアプリを有効化」 DEMO C #気ままに勉強会

15.

何を作るかで、実行に必要なライセンスが変わる コードアプリ モデル駆動アプリ キャンバスアプリ ▶ 【公式】実行するユーザーに Power Apps Premiumが必要 ▶ 【公式】既定でプレミアム扱 い ▶ 使うコネクタによって決まる ▶ 【配信】vibeで作ったアプリ も同様 ▶ 標準コネクタのみならライセ ンスガイドで最終確認 共通(3つすべてにかかる) ▶ 【公式】マネージド環境では、アプリの種類に関わらず利用者全員に適切なライセンスが必要 ▶ 【公式】2027年2月から、ライセンスがないとアプリを開けなくなる (モデル駆動アプリ・マネージド環境内の全アプリ(キャンバスアプリ含む)・Dynamics 365の外で使う カスタムアプリが対象) Power Apps のライセンスに関する FAQ - Power Platform | Microsoft Learn #気ままに勉強会

16.

LIVE DEMO DEMO A|キャンバスアプリ #気ままに勉強会

17.

キャンバスアプリ生成の仕組み AIツール ⇄ キャンバスアプリ作成用MCPサーバー ⇄ Power Apps Studio(共同編集セッション) 流れ ▶.pa.yamlの生成 ▶検証 ▶エラーの自動修正 ▶Studioへの同期 内部は2段階構成 ▶プランナー:画面構成を計画(MCP検証 ツールは未使用、推測ベース) ▶ビルダー:コントロール定義と照合しな がら実装・修正 ▶DEMO Bのmodel-appsも同様の2段階 構成 #気ままに勉強会

18.

【DEMO A-1】新規作成 #気ままに勉強会

19.

【DEMO A-2】既存アプリの編集 ① 同期 ② 依頼 ③ 反映 ▶ 既存アプリの画面をローカル の .pa.yaml に ▶ 自然言語で修正(例:「フィ ルターを追加して」) ▶ 修正がStudioに戻る 実例 ▶ ギャラリー内にコンテナーコントロールがあり、OnSelectが動作しない不具合を発見 → 自然言語での修正依頼だけで解消 「コンパイルが通る」=「正しく動く」ではない #気ままに勉強会

20.

LIVE DEMO DEMO B|生成ページ #気ままに勉強会

21.

【DEMO B】生成ページをツールから作る 流れ ▶/model-apps:genpage でプロンプトを投入 → プランを確認 → ページとテーブルを生成 → デプロイ → モデル駆動アプリで表示 確認できたこと ▶【R1検証】日本リージョンの環境で問題 なく作成できる ▶【配信】ブラウザ版に日本語プロンプトが 通らなかったのは仕様どおり (米国英語のみ) つまずきポイント ▶ソリューションは必ず明示指定する ▶指定しないと既存テーブルのプレフィッ クス比率で自動判定され、既定 (Default)に作られてしまう #気ままに勉強会

22.

LIVE DEMO DEMO C|コードアプリ #気ままに勉強会

23.

【DEMO C】code-appsプラグインで作る 事前準備 ライブですること ▶ 環境で「コードアプリを有効化」をオン(表示確 認だけでなく、実際のデプロイまで確認する) ▶ /code-apps-preview:create-app を実行 ▶ エージェントが依存関係を自動確認・インス トール ▶ アプリ内容・展開先の環境ID・ソリューション を指示 ▶ プランを承認 → 自動でプロジェクト作成・実 装 ▶ デプロイし、make.powerapps.comで実行 ▶ code-apps-previewプラグインをインストール 公式クイックスタートはGitHub Copilot CLIでの手順だが、Claude Codeでも同じプラグイン・同じ手順で動作確認済み。 ソリューション指定は pa app push -s <solution-id> で対応でき、3プラグイン中もっとも安定した実装だった #気ままに勉強会

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同じコードアプリを作る2つの経路 比較項目 vibe(ブラウザ) code-apps-previewプラグイン(手元のツール) 生成物 コードアプリ コードアプリ 地域・言語 米・豪・アジア・インドのみ、英語のみ【公 式】 地域制限なし。日本リージョンでのデプロイ成功を実 機確認済み コードの編集 Codeビューは閲覧専用【配信】 ローカルで自由に編集できる 両者の関係 vibeのアプリを外部で編集しPAC CLIで再デ プロイすると、別アプリになりプランから切 ― り離される【公式】 利用者のライセンス Power Apps Premium【配信】 Power Apps Premium【公式】 優劣ではなく「用途の違い」:vibe はプロトタイプを素早く形にする/手元のツール はコードを管理しながら育てる #気ままに勉強会

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準備とつまずきポイント(1/2) 環境構築の連鎖(3デモ共通) canvas-apps特有 ▶ pacコマンドが見つからない → 原因は.NET SDK 未導入 → SDK導入後もNuGetソース未定義で失 敗 → ソース追加で解決 ▶ .NET 10 はランタイムだけでなくSDKを入れ る ▶ Power Platform Tools拡張だけではPAC CLI本 体が入らないことがある ▶ MCPが応答不能なら /plugin → Installed → /reload-plugins ▶ インストール直後はPATHが未反映。ターミナル /VS Codeの再起動が必要 ▶ フォームファクターは生成AIでは変更できない ▶ Studioのタブを閉じるとMCPの再接続が必要 model-apps特有 ▶ ソリューションを明示しないと自動判定でDefaultに作られる/新規テーブル作成を伴う場合はAzure CLI(az login)も必要 #気ままに勉強会

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準備とつまずきポイント(2/2) 共通 コードアプリ特有の制約【公式】 ▶MCPサーバーやnpmのパッケージ取得元 (社内ネットワークの制約) ▶組織のポリシーでプラグインやローカル MCPがブロックされることがある ▶PAC CLIの認証。アプリビルダーはAzure CLIも同じアカウントでサインイン ▶Power Apps for Windowsでは使えない ▶Power Platform Git統合は非対応 ▶SharePointフォーム統合は非対応 「静的検証・コンパイルが通った」≠「実際に動く」 必ず実機で操作して確認する #気ままに勉強会

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使う前の注意点【公式】 入手元 権限 ▶ 信頼できるマーケットプレイスからのみインストール ▶ 権限を最小限にしたアカウントで接続する 検証の順番 機密情報 ▶ 開発環境で検証してから本番に反映する ▶ 機密情報をプロンプトに貼らない ガバナンス 最終責任 ▶ DLPポリシーを確認する ▶ 生成されたコードは作った人が確認する 実例:ギャラリー内コンテナーの不具合。コンパイルが通っていても動作は別問題 #気ままに勉強会

28.

ブラウザの中か、外か:判断の3軸 01 02 03 作る人 環境 利用者 ▶CLI・Node.js・.NET を扱えるか ▶リージョン・言語の 制約を受けるか ▶何のライセンスを用意 できるか 3つのうち1つでも制約に当たるなら、もう一方の経路を検討する #気ままに勉強会

29.

続きはYouTube Liveで #27〜#30 で実機検証を公開中 次回:ブラウザの外のAIを実機 検証配信予定 #気ままに勉強会