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February 04, 26
スライド概要
Tech Challenge Party 2026 セッション登壇のスライドです。公開用に一部省略・調整してあります。
F-05 14:40-15:00 (20分)
エンジニアの皆さん、ちょっと「外」で遊びませんか?
― 技術の話は一旦置いて、kintoneコミュニティの熱量に触れてみる ―
浄土宗僧侶。 複数の組織で異なる役割を遂行するポートフォリオワーカーとして活動しています。 ・株式会社モリビ:DX・ICT推進部長 ・株式会社Ontellas:代表取締役(プレゼン研修 PersonaPitch|ペルソナピッチ・言語化支援) ・ShiftHub株式会社:代表取締役(業務改善支援事業) ・株式会社MOVED:プロダクトマネージャー・HRリード・プレゼントレーナー・Podcastパーソナリティ ・浄土宗僧侶:副住職 所属や立場は異なりますが、本質はすべて『課題解決』に集約されます。 デジタルによる仕組み化、言葉による意識変革、プレゼン支援に僧侶としての対話。これらを状況に応じて使い分け、『複雑な状況を整理し、納得感のある形に変換する』ことを一貫した役割としています。
Tech Challenge Party 2026 2026.02.04 JPタワーホール&カンファレンス
エンジニアの皆さん! ちょっと外で 遊びませんか? 技術の話は一旦置いて、kintoneコミュニティの熱量に触れてみる
kintoneのコミュニティ ⚫ キンコミ kintone user community (ユーザーコミュニティ) ⚫ cybozu developer community (開発者向け) ⚫ kintone hive/kintone AWARD (サイボウズ主催イベント) kintone Café (ユーザーコミュニティ)
kintone Café とは?(理念) kintone Caféは、まだkintoneに触れたことの無い方から、より高度なカスタ マイズを行いたいと考えているプロフェッショナルの方まで幅広い層を対象 に、 楽しく学び・教え合うことで、kintoneの魅力や活用法をみんなで共有す るための 勉強会コミュニティ です。
自己紹介
植田 剛士 Tsuyoshi Ueda Goshi Ueda なまえのよみかたが2つあるよ 出身地 長野県松本市 おしごと • 株式会社Ontellas 代表取締役 • ShiftHub株式会社 代表取締役 • 株式会社MOVED PdM/HRリード • 株式会社モリビ DX・ICT推進部長 • 浄土宗見性寺 副住職
植田 剛士 Tsuyoshi Ueda Goshi Ueda よくしゃべるよ 経歴 • kintone hive 2023 tokyo • kintone AWARD 2023グランプリ • トヨクモALIVE 初代グランプリ
鹿野内 春奈 Haruna Kanouchi かのってぃ 出身地 北海道北見市 おしごと 株式会社プロダクションエース 声優事業部・制作部 部長 コミュニティ kintone Café 事務局 kintone Café 東京 運営
コミュニティを『学びのインフラ』として持ち帰る この20分で、コミュニティの本質的な価値を理解し、参加への心理的ハードルを下げ、 具体的な次の一歩を踏み出すための視点を手に入れることができたらいいねと思っているのだ。 01 価値の再発見 02 参加のハードルを 越える ✓ なぜ今、エンジニアにとって「社外」が重要 なのか? ✓ kintoneコミュニティから学ぶ「安心して参 ✓ コミュニティが提供する、「4つのリターン」とは? ✓ 初参加でも気後れしないための、具体的な 03 一歩踏み出す ✓ あなたに合ったコミュニティの見つけ方 加できる場」の作り方 行動のコツ ✓ 今日から始められる「最小のアクションプラン」
エンジニアは 『意図せず学びあう』 文化を持っている 他業界と比べて、エンジニアの世界には独特の「学び 01 純粋な知的好奇心 多くのエンジニアは「どう動いているのか」「もっと良い方法はない か」を探求することが好き。この好奇心が学びの原動力となる。 02 対象の複雑性 技術は一人で完全に理解するのが難しいほど複雑。だからこそ、他人 の視点や知識を借りて理解を深めようとするインセンティブが働く。 合い」の文化が根付いています。 誰かに強制されるわけでもなく、自然と知識を共有し、 互いに教え合う。この背景には、エンジニア特有の気質 と、我々が向き合う技術そのものの特性があります。 03 共有と承認の欲求 自分がハマった落とし穴や、見つけたうまい解決策を誰かに共有し たくなる。「わかる!」という共感や「すごい!」という承認が、次の共有 へのモチベーションにつながる。
社外は『答え』より 『視点』をくれる コミュニティの真価は、特定技術の直接的な答えを得ること以上に、 自社の中だけでは生まれにくい多様な「評価軸」や「設計思想」、 そして貴重な「失敗談」に触れられる点にあります。 設計思想・アーキテクチャ観 ⚫ 「なぜその技術を選んだのか?」という背景 にあるトレードオフの考え方。 生々しい失敗談と学び ⚫ 実はこんな問題が起きた」という公には語ら れないリアルな情報。 多様な評価軸 ⚫ 自分にはなかった観点や評価基準。 ⚫ キャリアパスやチームビルディングに関する他 ⚫ 自社とは異なる規模やドメインでの設計パ ターン。 ⚫ 成功事例の裏にある泥臭い試行錯誤の過程。 社の事例。
RETURN 01 逆流現象 発信すると 情報が集まる 01 フィードバックによる深化 「その視点はなかった」「こういうケースもある」といった反応により、 自分一人で考えるよりも理解が圧倒的に深まる。 02 関連情報の集積 多くの人は「詳しくなってから発信」と考えがちですが、 順番は逆です。 アウトプットは自分自身を「アンテナ」化する行為。発信 することで、個人の調査では得られない質の高い情報 や機会が向こうからやってきます。 「この記事が参考になるよ」「この人に聞くといいよ」など、自分では 見つけられなかった高純度の情報が自然と集まる。 03 専門家としての認知 特定のテーマを発信し続けることで「〇〇といえばこの人」と認識さ れ、関連する相談や面白い話が舞い込む。
LT(ライトニングトーク)で登壇してみる Qiitaやno+eで「試してみた」記事を書いてみる 学んだこと、感じたことをSNSで発信してみる
RETURN 02 発信は個人の資産になる (履歴書より強いのでは?) 社外での発信活動は、あなたの知的好奇心と貢献意欲を証明する「ポートフォリオ」です。 一度きりの業務経験とは異なり、積み上げたブログや登壇資料は、あなたが寝ている間にも、誰かを助けているかも。 01 スキルの証明 ブログは課題解決力、登壇はプレゼン力、OSSはコード品質。これらは職務経歴 書の一文よりも雄弁に実力を語ります。 02 信頼の構築 継続的なコミットメントは「この人は本物だ」という評価を生み、将来の仕事の依 頼やオファーへのパスポートになります。 03 機会の創出 面白い活動は面白い人を惹きつけます。まだ見ぬ出会いは、あなたの発信から 始まります。
RETURN 03 本音の一次情報で、会社や技術の実態が見える コミュニティでのオフラインの対話には、フィルターのかかっていないリアルな情報が溢れています。 この「一次情報」に触れることこそ、参加する大きな価値の一つです。 あるあるww あるあるww 標準機能だけでやろうとして、現場から 『使いにくい』って暴動がおきまして……。 あるあるww
RETURN 04 心理的安全性があると、学びの速度が上がる 「こんな初歩的な質問をしても大丈夫だろうか」という不安なく、 未完成なアイデアを共有できる心理的安全性の高い場は、 失敗を恐れず試行錯誤できるため、個人の学習速度を劇的に加速させます。 質問のハードルが低い 失敗が許容される 多様なバックグラウンド ⚫ 「初歩的な質問歓迎」という空気が醸成さ れており、知識レベルに関係なく誰でも疑 問を解消できる。 ⚫ 完成品だけでなく、うまくいかなかった試行 錯誤の過程も価値ある情報として共有され る。 ⚫ 自分より初心者もいれば、遥かに経験豊 富な専門家もいる。 ⚫ 恥をかける」環境が、大胆なチャレンジを促 す。 ⚫ 教えることでも学びが深まり、教えられることで ⚫ 業務上の利害関係がないため、素直に「わか らない」と言える。 直接的に成長できる。
No Sell, No Job だから安心して来られる 「営業‧採用活動の禁止」という明確なルールは、参加者が売り込みを警戒することなく、 純粋な学びと交流に集中できる心理的安全性を確保し、 場の公平性を担保する要石です。 心理的安全性の確保 場の公平性の維持 コミュニティの持続可能性 ⚫ 「何か売りつけられる・リクルーティングさ れる」という警戒心を解除 ⚫ 特定の企業や個人の宣伝の場になることを 防ぎ、参加者が対等な立場へ ⚫ 商業色が強まると、純粋な学習者は離脱 してしまう ⚫ 参加目的が「学び」と「交流」に純化され、 本音の対話が生まれる ⚫ 誰がえらいとか、えらくないとか、無し ⚫ コミュニティの自律的な価値を長期的に維持 すごくなくて良い する礎となる
ここで言いたいのは 『kintone Caféに来て』ではない 本日kintoneのコミュニティを例に出したのは、その優れた『場の設計思想』を一般化して学ぶためであり、お誘いが目 的ではありません。大切なのは、ここで得た視点を持って、自分に合った様々なコミュニティに飛び込んでみることです。 01 そのコミュニティは 「学び」に集中できるか? 02 多様な参加者が いるか? 03 運営の思想に 共感できるか? ✓ 参加者が安心して参加できそうなルールや 雰囲気があるか ✓ 自分と異なる背景を持つ人との出会いが期待 できるか ✓ コミュニティが何を目指しているのかが 明確か ✓ 営業や宣伝の匂いが強すぎないか ✓ 異業種・他業種の活用事例がありそうか ✓ 学びを促進するための工夫がみられるか
まずは 目標は低く! 雰囲気を知る 聞くだけ参加だってOK 『期待しない』 で行ってみる 最初のゴールは「会場の場所と空 気感を知る」だけ。それ以上の学 びは全てボーナスステージと考え ましょう。 無理な発言や質問は不要です。 他の人の発表や質疑応答をただ 聞いているだけでも、十分な学び があります。 懇親会は『一言』だって満点 早めに帰ったって構わない 隣の人に「今日の内容、面白かっ たですね」と一言話しかけるだけ で100点です。会話が続かなくて も気にしません。 疲れたり合わないと感じたら、気 兼ねなく退席してOK。参加し続け ること自体は目的ではありません。 「何かすごいことを学ぼう」と意 気込むと、緊張して楽しめません。 まずは成果を求めず、ただその 環境に身を置いてみること。 それだけで十分な第一歩です。
完成品より 『途中経過』が めちゃくちゃ刺さる コミュニティでの登壇は、完璧な 成功事例を語る場ではありません。 むしろ、現在進行形の 課題や、泥 01 共感性の高さ 「すごい」で終わる完成品よりも、試行錯誤の過程は「わかる、自分 も悩んでいる」という当事者意識のある強い共感を生みます。 02 学びの再現性 結果の模倣は困難ですが、失敗の回避法や問題解決のアプローチは、 他者が即座に自分の仕事に応用できる生きた知恵となります。 03 フィードバック 「今、これで困っています」という正直な開示は、聴衆から具体的な アドバイスや助け舟を引き出す最強の呼び水になります。 臭い 試行錯誤といった「プロセ ス」こそが、聴衆の深い共感を呼 び、価値あるフィードバックを引き 出します。 04 ハードルは低い 「完璧じゃなくていい」という認識が広まることで、登壇への心理的 障壁が下がり、コミュニティ全体の知の共有が活性化します。
運営の工夫 受付・オープニングでの歓迎 ルールの明示 ✓ 初めての型いらっしゃいます か?といった声かけ ✓ いわゆる行動規範、こういうコ ミュニティです!という提示 ✓ イベントの楽しみ方や過ごし 方についてアナウンス ✓ 写真撮影の可否や、SNS投稿 のルール 者が孤独や不安を感じないよう、 会話のきっかけづくり 情報提供の明確さ 受付での声かけやルール説明 ✓ 自己紹介タイムが設けられて いる ✓ タイムテーブルが分かりやす く掲示されている ✓ 参加者同士が話すためのグ ループワーク ✓ ハッシュタグがあり、感想を追 いやすい 初参加でも 迷子にしない導線 良いコミュニティ運営は、初参加 など、意図的に設計された 『導線』を用意しています。
今日のToDo 参加・発信・継続 のハッピーセット 今日の話を知識で終わらせないために。今週中に試せる「最小単位の一歩」を選んでみよう 01 気になるイベントを 1つ見つけてみる 02 今日の学びをSNSで 140字で投稿してみる 03 気になる人を 1人フォローしてみる ✓ connpassやTECH PLAYを開き、自分の興 味のあるキーワードで検索する。 ✓ 今日のTCP2026で一番印象に残ったことを、 自分の言葉で要約してつぶやいてみよう。 ✓ 今日登壇していた人や、SNSで発信をし ていた人を探してフォローしてみる。 ✓ 参加登録までしなくてもOK。気になるイベン トとしてキープしておくだけで、情報収集のア ンテナが立ちます。 ✓ ハッシュタグ#TCP2026をつければ、他の参 加者と繋がるきっかけにもなります。 ✓ 自ら発信できないときは、人の流れを眺めるだ けでもコミュニティの雰囲気が感じられます。
いろんな 外で遊ぼう
エンジニアの皆さん! ちょっと外で 遊びませんか?
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