OnTime for Domino 日本語化に関する各種設定マニュアル

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December 20, 23

スライド概要

【公式】 OnTime Group Calendar for HCL Domino ページ
https://ontimesuite.jp/fordomino/
OnTime Group Calendar for HCL Dominoの日本語化に関する各種設定について説明したマニュアル。

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【公式】 OnTime Group Calendar for Microsoft ページ https://ontimesuite.jp/forms/ 【公式】 OnTime Group Calendar for HCL Domino ページ https://ontimesuite.jp/fordomino/ 高速グループスケジュールの OnTime Group Calendar for Microsoft / for Domino の日本総代理店をしています。 CEO at AXCEL corporation that the agency of OnTime Group Calendar in Japan.

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各ページのテキスト
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for Domino(Ver.7.7-) 日本語に関する各種設定マニュアル ステップバイステップ OnTime Group Calendar Direct Shop 2021/03/31

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目次 1. ユーザー名とその他プロフィール情報について p. 3 2. メインビューのユーザー名表記とソート順について p. 4 3. メインビューでユーザー名の表記を設定する構成について p. 5 5. NameFormat文書でDisplayNameの使用 p. 8 4. GlobalSettings文書の設定箇所について p. 6 6. DefaultSettings文書で名前書式を指定 p.10 (参考2)部署情報をDJXの組織情報に変更 p.16 (参考1)DisplayNameを複雑な内容に変更 p.14 2

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1.ユーザー名とその他プロフィール情報について ConfigDBのUser文書で保持している値 OnTimeはDominoDirectoryや独自に準備した組織情報 DB等からユーザーのプロフィール情報を取得して User文書に保持し表示情報として利用できます。 メインビューではNameFormatを利用して加工した書 式を利用できます。 Person:ユーザー名(変更できません) Display Name:ユーザー名 Email:インターネットメールアドレス(変更できません) ユーザー詳細 メインビュー Short Name:短縮名(変更できません) Title:役職 Company:会社名 NameFormatで 書式指定 Department:所属名 Location:ロケーション Office Phone:電話 Cell Phone :携帯 3

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2.メインビューのユーザー名表記とソート順について メインビューのユーザーの並び順や表記は以下 の仕様となっています。この仕様に基づき日本 語で使用しやすく設定を行います。 ユーザー名の表記について メインビューに表示するユーザー名はユーザー やグループ単位でDefaultSettings文書にて様々な 設定に切り替えて利用できます。 例えば、各使 用言語ごとにDefaultSettings文書を作るならユー ザー名も言語別の表記が可能です。 この画像がイイの? 日本語化については後 ろに特別セクションにし たら。 このマニュアルはConfig ソート順について ソート(並び)順は使用する組織で1つの共通の 並び順だけが使用できます。 設定は組織に一つ だけある設定文書であるGlobalSettings文書で行 います。 補足) 個人グループや共有グループでは管理者が設定 するソート順に依存せずに並べ替えができます。 4

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3.メインビューでユーザー名の表記を設定する構成について メインビューで表示されるユーザー名の表記の設定がどのように反映されるか概略図を準備しました。 次ページ以降でGlobalSettings文書の設定箇所から順に説明を記載します。 ログインユーザー DefaultSettingsの NameFormatの指定 方法についてはp.10 5 NameFormatでの 書式の設定につ いてはp.8 GlobalSettingsでの 表記情報取得の設 定についてはp.6

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4.GlobalSettings文書の設定箇所について -1 DisplayNameとソート順の設定 Persons ユーザー名の表記 ユーザー名を一般的なフィールド以外で指定 する場合はこちらで指定します。 「Formula」を指定すると@関数式が使用で きます。今回は値に以下を指定します。 @Name([CN]; @If(AltFullName=""; FullName; AltFullName)) Alt. Sort Order ソート(並び)順 組織で一つの並び順を@関数式を使用して指 定します。今回は以下を指定します。 @If(AltFullNameSort=""; "ん"+LastName; AltFullNameSort) Resources 会議室やリソースの表記を指定します。詳細 や利用可能人数は別項として取得できるの で通常はCommon-Siteで十分です。 6 ・ Display of Users Usersセクションの一番下 左はDisplayNameのフィールドに保 管される値をNotes式で指定してい ます。 右はメインビューでのユーザーや リソースの並び順を指定していま す。指定しない場合はUnicode順と なります。

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4.GlobalSettings文書の設定箇所について -2 その他のプロフィール情報 ・Data source Business Cardセクションの右側 ユーザープロフィール情報の取得先をカスタマイズできます Read from other Database デフォルトではDominoディレクトリの同じフィールド名の値を取得します。 有効にすることでDominoディレクトリの任意のフィールドの値を 取得させたり、Dominoディレクトリ以外からも値を取得できます。 Yesの場合のDBの指定 Server、FilePath、View、Key 取得したいDB内のユーザーを特定する為に必要なパラメータを 指定します。@DBLookupと同様のパラメータを指定します。 Yesの場合のユーザー情報の指定 Location、Department、Company、Title、Office Phone、 Mobile Phone、Short Name ユーザーの各種取得したい情報をNotes式で指定します。 よって値取得をしないフィールドについては“”(ブランク)を指定します。 7

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5.NameFormat文書でDisplayNameの使用 -1 NameFormat文書を作成します。 左サイドメニューからNameFormatsビューを選択し ます。 アクションの「Add Name Format」をクリックします。 8

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5.NameFormat文書でDisplayNameの使用 -2 例えば図の様に指定して保存します。 DisplayNameと-Advanced- を選択した時 の %DispName%はGlobalSettings文書で@関数式 により指定した表示名のことです。 今回はPersonsのLine1に %Title% %DispName% (%LastName%) と指定することで、それぞれのフィールドで 保持している値を繋げて 役職 表示名 (苗字) の様に表示するように設定しました。 例)部長 佐藤 太郎(Sato) NameFormatについての詳細は別紙「OnTime for Domino 管理者マニュアル」を参照してく ださい。 9

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6.DefaultSettings文書で名前書式を指定 -1 DefaultSettingsビューで既に存在するDefaultの 文書を編集します。 Defaultの文書を選択して「Edit」ボタンをクリックし ます。 10

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6.DefaultSettings文書で名前書式を指定 -2 Defaultの文書なのでMembersは * のままにします。 特定のユーザーのみに設定を適用させたい場合は、新規に文書 を作成し、Membersに特定のユーザーを指定します。 Languageに日本語、Regionに日本語(月曜始まり)を選択します。 日本語(日曜始まり)も選択可能です。 図の様にNameFormatに「Japanese」を指定して保存します。 他のDefaultSettings文書で指定されたユーザー以外はこの設定 が有効になります。 11

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6.DefaultSettings文書で名前書式を指定 -3 各種項目設定の変更なのでServerSettingsビュー でサーバーを指定して「Admin」コマンドを実行してく ださい。 実行が正常に行われたらメッセージが表示されます。 12

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6.DefaultSettings文書で名前書式を指定 -4 OnTimeクライアントを開くと、設定した名前 書式や並び順表示が反映されているのが確認 できます。 既に開いていた場合は一度閉じてから再度開 く事で反映されます。 13

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(参考1)DisplayNameを複雑な内容に変更 -1 GlobalSettings文書のDisplay of Usersで DisplayNameの情報を@関数式で構成すること で様々な表記を行うことができます。 本マニュアルでは日本語別名の後ろに英語名、 更に社員番号(EmployeeID)も表示させる設定を 記載しました。 FAQにも幾つかのサンプルを掲示しています。 https://www2.ontimesuite.jp/category/djx/ 今回は以下のNotes式を指定します。 @If(AltFullName=""; @Name([CN]; FullName); @Name([CN];AltFullName) +"("+ @Name([CN]; FullName) +")")+""+EmployeeID 14

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(参考1)DisplayNameを複雑な内容に変更 -2 設定を変更したら、ServerSettingsビューで 「Admin」コマンドを実行してください。 クライアントでも画面をリロードすると表示 が変わります。 表示名は図の様になります。 15

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(参考2)部署情報をDJXの組織情報に変更 -1 GlobalSettings文書のBusiness CardセクションのData sourceの情報を@関数式で構成することで様々な情報 を取得することができます。 本マニュアルでは所属名にDJXの情報を利用したサン プルをご紹介します。 Location:Level0 Level0の値。 Department:Level1+@If(Level2=“”;“”;“-”+Level2) 本マニュアルでは同一サーバーの同じDominoディレ DJXの2階層目と、3階層目があればつなげます。 クトリからDJX関連の情報などを取得します。 Company:CompanyName 会社名を表示します。 Title:JobTitle 役職を表示します。 Office Phone:OfficePhoneNumber 会社電話。ユーザー詳細画面に表示されます。 Mobile Phone :CellPhoneNumber 携帯電話。ユーザー詳細画面に表示されます。 16

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(参考2)部署情報をDJXの組織情報に変更 -2 設定を変更したら、ServerSettingsビューで 「Admin」コマンドを実行してください。 クライアントでも画面をリロードすると表示 が変わります。 今回は図のように表示されます。 FAQにDominoDirectoryでよく利用するフィール ド名を掲示しています。 https://www2.ontimesuite.jp/fieldname-names/ 17