プレゼンテーション中の発表者のみが聴取可能な音楽による発表テンポ制御の検討

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January 24, 20

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プレゼンテーション中の発表者のみが聴取可能な音楽による発表テンポ制御の検討
第109回GN研究会

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Nakamura Laboratory (Meiji University)

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明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 中村聡史研究室

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各ページのテキスト
1.

プレゼンテーション中の発表者のみが 聴取可能な音楽による発表テンポ制御の検討 徳久弘樹、中村聡史、森勢将雅 (明治大学)

2.

背景:プレゼンテーションの広がり • プレゼンテーション(以下プレゼン)は 現代の様々な場面で行われている • 大手企業の新商品説明会 • 大学生のゼミ活動 • PowerPointやKeynoteといったツールの 普及で誰もがプレゼンを行える社会に

3.

背景:プレゼンテーションの広がり • 多くの情報が飛び交う社会 • 自分の話に興味を持ってもらうために、 伝わりやすいプレゼンを行うことが極めて重要 • 内容がいくら興味深くても、プレゼンがダメだと伝わらない

4.

背景:伝わりやすいプレゼンを行うために • プレゼン上達に対する世間の関心も高い • 関連書籍も多く出版されている • 「社内プレゼンの資料作成術」(2015年) • 「[新版]パーフェクト・プレゼンテーション」(2016年)

5.

背景:プレゼン支援に関する研究 プレゼン中の声や身体所作の情報をフィードバックし, 改善につなげる練習システム[栗原ら,2006]

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背景:プレゼン支援に関する研究 トピックと内容を入力することで,スライドを 自動生成するシステム[Jieら,2017]

7.

背景:プレゼン対策の課題 • 本番前に取り組むものが大半 • 練習や準備の支援がメイン • 本番中に起こりうる問題には対応が難しい

8.

背景:本番中に起こりうる問題 • 緊張する • 声が小さくなる • テンポが速くなる

9.

背景:本番中に起こりうる問題 対応が難しい • 会場の大きさ,聴衆の人数など本番独特の雰囲気 • 練習などによる事前の対策が困難 • 自分では気づきづらい

10.

背景:本番中に起こりうる問題 対応が難しい • 会場の大きさ,聴衆の人数など本番独特の雰囲気 • 練習などによる事前の対策が困難 • 自分では気づきづらい 本番中の発表者に直接働きかける手段が必要

11.

大きな目的 発表者が本番中の悪影響を受けずに 伝わりやすいプレゼンを行うための支援をする

12.

大きな目的 発表者が本番中の悪影響を受けずに 伝わりやすいプレゼンを行うための支援をする →本番中の音楽聴取

13.

音楽聴取について 音楽聴取は人間に様々な影響を与える • リラックス効果 • 本番中の緊張を緩和できるのでは? • ロンバード効果 • 雑音下の発話は静音下よりも聞き取りやすいものになる • 本番中の声を大きくできるのでは?

14.

音楽聴取について 音楽聴取は人間に様々な影響を与える • リラックス効果 • 本番中の緊張を緩和できるのでは?←これまでの研究① • ロンバード効果 • 雑音下の発話は静音下よりも聞き取りやすいものになる • 本番中の声を大きくできるのでは?←これまでの研究②

15.

これまでの研究①:緊張緩和 「プレゼンテーション中の発表者のみが聴取可能な 音楽による緊張緩和手法の提案」[徳久 2019] • GN106で発表 • 音楽提示で • プレゼン中の緊張が有意に低下 • 話しやすさが向上する傾向 • 音楽にはジャズを採用 n=20

16.

これまでの研究②:声の大きさ 「自身のみが聴取可能な音楽による プレゼンテーション支援手法の提案」[徳久 2019] • ボレロを聴いて15分プレゼン • 中盤から終盤で声量が増加傾向 • プレゼン時間も守られやすく n=12

17.

これまでの研究 プレゼン本番中の音楽聴取により • 緊張を緩和 • 声を大きく

18.

これまでの研究 プレゼン本番中の音楽聴取により • 緊張を緩和 • 声を大きく 今回の研究では音楽聴取による プレゼンのテンポ制御に着目

19.

テンポ制御について • 人間にはパーソナルテンポ(精神テンポ)が存在する • 各々が最も心地よいと感じる間合い • 歩行や食事、発話などの行動スピードに関係

20.

テンポ制御について • 人間にはパーソナルテンポ(精神テンポ)が存在する • 各々が最も心地よいと感じる間合い • 歩行や食事、発話などの行動スピードに関係 • 聴いている音のテンポに引き込まれる • 音楽を聴取した場合に、発話速度が低下する[大野ら 2019]

21.

テンポ制御について 本番中の発表者に適切なテンポの音楽を聴かせることで、 プレゼン中の発話のテンポを制御できるのでは? →速くなることを防げる?

22.

プレゼン中の音楽聴取 • 遮音性のないイヤフォンの流行 • 分割磁界供給型骨伝導による 常時装着音響デバイス[暦本 2018] • Xperia Ear Duo(2018 Sony)

23.

プレゼン中の音楽聴取 • 遮音性のないイヤフォンの流行 • 分割磁界供給型骨伝導による 常時装着音響デバイス[暦本 2018] • Xperia Ear Duo(2018 Sony) プレゼンしながら音楽聴取が可能に

24.

本研究の目的 発表者にのみ聴こえる音楽を提示し 適切なテンポのプレゼンになるように支援

25.

本研究の展望 • 発表者のテンポ状態に合わせて音楽を提示

26.

本研究の展望 • 発表者のテンポ状態に合わせて音楽を提示 • テンポが速くなっている→ゆっくりな音楽で遅くさせる • この流れを自動化

27.

本研究の展望 発表者のテンポ状態に応じてリアルタイムで 適切な音楽を提示するシステムの完成 発表者の状態を検知

28.

本研究の展望 音楽でテンポ誘導が可能か? 発表者のテンポ状態に応じてリアルタイムで 適切な音楽を提示するシステムの完成 発表者の状態を検知

29.

本研究の展望 音楽でテンポ誘導が可能か? 発表者のテンポ状態に応じてリアルタイムで 適切な音楽を提示するシステムの完成 発表者の状態を検知 どんな音楽なら効果がある?

30.

実験

31.

実験:目的 音楽聴取によるプレゼンのテンポへの影響を 調査しテンポ制御の有用性を検討 • プレゼンのテンポを測る指標 • 聴衆による客観評価 • 話速度:単語数(words)÷時間(minute) • テンポの異なる3つの音楽(BPM100、80、60)で調査

32.

実験:概要 • 実験協力者 • 明治大学4年生で同大学大学院の入試を控えた12名 • 入試に5分間のプレゼンが課されている • 実験でも入試と同じ内容と制限時間 • 1名につき4回のプレゼン(音楽3種類、音楽なし)を行う

33.

実験:概要 • 5名1組で行う • 発表者1名、聴衆4名 • プレゼンが1回終わるごとに 発表者がローテーション • 疲労などを考慮し2日間に 分けて行う • 音楽条件の順序は人により異なる

34.

実験:概要 • 明治大学中野キャンパスの教室を貸切で使用 • 発表者に見える位置にタイマーを設置 • 発表者は録音用ピンマイクと遮音性のない イヤフォンを装着 • 音楽なしのときにも装着 • 客観評価への影響を防ぐため • 聴衆は発表者が音楽を聴いているかどうかわからない

35.

実験:使用した音楽 • 作業中に聴く音楽は好きでも嫌いでもない曲が最も ふさわしい[Yakuraら 2018] • 人による好みの差が生じにくいジャズを採用 • BPM100 • BPM80 • BPM60

36.

実験:使用した音楽 • 作業中に聴く音楽は好きでも嫌いでもない曲が最も ふさわしい[Yakuraら 2018] • 人による好みの差が生じにくいジャズを採用 • BPM100 • BPM80 • BPM60

37.

実験:使用した音楽 • 作業中に聴く音楽は好きでも嫌いでもない曲が最も ふさわしい[Yakuraら 2018] • 人による好みの差が生じにくいジャズを採用 • BPM100 • BPM80 • BPM60

38.

実験:使用した音楽 • 作業中に聴く音楽は好きでも嫌いでもない曲が最も ふさわしい[Yakuraら 2018] • 人による好みの差が生じにくいジャズを採用 • BPM100 • BPM80 • BPM60

39.

実験:実験中に回答するアンケート • プレゼンが1回終わるごとに 発表者、聴衆それぞれに アンケートを実施

40.

実験:実験中に回答するアンケート • プレゼンが1回終わるごとに 発表者、聴衆それぞれに アンケートを実施

41.

実験:実験中に回答するアンケート • プレゼンが1回終わるたびにアンケートを実施 主観評価アンケート(発表者が回答) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 質問内容 回答形式 話しやすさ 7段階リッカート尺度 1(話しにくい)~ 7(話しやすい) テンポを どう感じたか 制限時間を 意識したか 時間のバランスを コントロールできた か 自己評価 客観評価アンケート(聴衆が回答) 質問内容 回答形式 7段階リッカート尺度 1(遅い)~ 4(適切)~ 1(速い) ① 序盤のテンポを どう感じたか 7段階リッカート尺度 1(遅い)~ 4(適切)~7(速い) 7段階リッカート尺度 1(意識しなかった)~ 7(意識した) ② 終盤のテンポを どう感じたか ① と同様 ③ 聞き取りやすさ 7段階リッカート尺度 1(聞き取りにくい)~ 7(聞き取り やすい) ④ どのくらい焦ってい るように見えたか 7段階リッカート尺度 1(落ち着いていた)~ 7(焦ってい た) 7段階リッカート尺度 1(できなかった)~ 7(できた) 7段階リッカート尺度 1(悪い)~ 7(良い) 音楽ありの場合 どのくらい音楽は 7段階リッカート尺度 1(気にならなかった)~7(気になった) 気になったか 音量はどのように 7段階リッカート尺度 1(小さい)~ 4(適量)~ 1(大きい) 感じたか

42.

実験:実験中に回答するアンケート • プレゼンが1回終わるたびにアンケートを実施 主観評価アンケート(発表者が回答) ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ 質問内容 回答形式 話しやすさ 7段階リッカート尺度 1(話しにくい)~ 7(話しやすい) テンポを どう感じたか 制限時間を 意識したか 時間のバランスを コントロールできた か 自己評価 客観評価アンケート(聴衆が回答) 質問内容 回答形式 7段階リッカート尺度 1(遅い)~ 4(適切)~ 1(速い) ① 序盤のテンポを どう感じたか 7段階リッカート尺度 1(遅い)~ 4(適切)~7(速い) 7段階リッカート尺度 1(意識しなかった)~ 7(意識した) ② 終盤のテンポを どう感じたか ① と同様 ③ 聞き取りやすさ 7段階リッカート尺度 1(聞き取りにくい)~ 7(聞き取り やすい) ④ どのくらい焦ってい るように見えたか 7段階リッカート尺度 1(落ち着いていた)~ 7(焦ってい た) 7段階リッカート尺度 1(できなかった)~ 7(できた) 7段階リッカート尺度 1(悪い)~ 7(良い) 音楽ありの場合 どのくらい音楽は 7段階リッカート尺度 1(気にならなかった)~7(気になった) 気になったか 音量はどのように 7段階リッカート尺度 1(小さい)~ 4(適量)~ 1(大きい) 感じたか

43.

実験:結果(客観評価アンケート) 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 終盤テンポ 4.27 4.69 4.40 4.30

44.

実験:結果(客観評価アンケート) 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 終盤テンポ 4.27 4.69 4.40 4.30

45.

実験:結果(客観評価アンケート) 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 終盤テンポ 4.27 4.69 4.40 4.30

46.

実験:結果(客観評価アンケート) 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 終盤テンポ 4.27 4.69 4.40 4.30 音楽なしと音楽ありで比較

47.

実験:結果(テンポ比較) • 序盤は音楽ありの方が遅く 評価される傾向 • 終盤は音楽なしの方が遅く 評価される傾向 7 7 6 6 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 音楽なし 音楽あり 音楽なし 音楽あり 序盤テンポ 終盤テンポ

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実験:結果(客観評価アンケート) 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 終盤テンポ 4.27 4.69 4.40 4.30 音楽なしと3種類のテンポを比較

49.

実験:結果(客観評価アンケート) 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 終盤テンポ 4.27 4.69 4.40 4.30 BPM60 > BPM80 > BPM100 >音楽なしの順に遅く評価

50.

実験:結果(客観評価アンケート) 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 終盤テンポ 4.27 4.69 4.40 4.30 音楽なし> BPM60 > BPM80 > BPM100の順に遅く評価

51.

実験:結果(話速度) • 話速度について • プレゼンの内容を平仮名で文字起こしし、文字数をカウント • その文字数をプレゼンにかかった時間(分)で割る 例 文字数:1858文字(words)、時間:4分46秒(4.77minute) 1858words÷4.77minute = 389.79 words/minute(wpm)

52.

実験:結果(話速度) • 実験協力者ごとに本来の話速度が異なることを想定 • 音楽なしの話速度を1.00として正規化 正規化前 正規化後 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 458.38 1.00 456.92 1.00 440.00 0.96 425.96 0.93

53.

実験:結果(話速度) • 実験協力者ごとに本来の話速度が異なることを想定 • 音楽なしの話速度を1.00として正規化 正規化前 正規化後 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 458.38 1.00 456.92 1.00 440.00 0.96 425.96 0.93

54.

実験:結果(話速度) • 正規化後の値の全実験協力者分の平均 • BPM100 > BPM80 > BPM60の順に速い • 音楽なしを下回ったのはBPM60のみ BPM100 BPM80 BPM60 1.02 1.00 0.98

55.

実験:結果(まとめ) • 客観評価 • 序盤:BPM60のときに最も遅く評価 • 終盤:音楽なしのときに最も遅く評価 • 話速度 • BPM60のときに最も遅くなる傾向

56.

考察

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考察:序盤テンポ 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 • 音楽聴取によりテンポが遅く評価される傾向 • アンケートでは4.00を最も適切なテンポとして質問

58.

考察:序盤テンポ 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 • 音楽聴取によりテンポが遅く評価される傾向 • アンケートでは4.00を最も適切なテンポとして質問

59.

考察:序盤テンポ 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 • 音楽聴取によりテンポが遅く評価される傾向 • アンケートでは4.00を最も適切なテンポとして質問 • BPM60はただ遅くするだけでなく適切なテンポに近づけている 最も有用性の高い音楽テンポ

60.

考察:序盤テンポ • 実験協力者12名をA~Lとして、各条件の客観評価の平均値 • BPM60のときに最も遅く評価されている人が5名と最多 評価値 BPM100:3名、BPM80:2名、音楽なし3名 7 6 5 4 3 2 1 A B C D E 音楽なし F BPM100 G BPM80 H I BPM60 J K L

61.

考察:序盤テンポ • 実験協力者12名をA~Lとして、各条件の客観評価の平均値 • BPM60のときに最も遅く評価されている人が5名と最多 評価値 BPM100:3名、BPM80:2名、音楽なし3名 7 6 5 4 3 2 1 A B C D E 音楽なし F BPM100 G BPM80 H I BPM60 J K L

62.

考察:終盤テンポ 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 終盤テンポ 4.27 4.69 4.40 4.30 • 音楽なしのときが最も遅く評価 • 音楽聴取時の条件はいずれも序盤より速く評価 • 音楽なしは大きな変動なし

63.

考察:終盤テンポ 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 4.40 4.30 ↓上昇 終盤テンポ 4.27 4.69 ↓上昇 • 音楽なしのときが最も遅く評価 • 音楽聴取時の条件はいずれも序盤より速く評価 • 音楽なしは大きな変動なし ↓上昇

64.

考察:終盤テンポ 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 4.40 4.30 ↓上昇 終盤テンポ 4.27 4.69 ↓上昇 • 音楽なしのときが最も遅く評価 • 音楽聴取時の条件はいずれも序盤より速く評価 • 音楽なしは大きな変動なし ↓上昇

65.

考察:終盤テンポ • 各実験協力者の終盤テンポの客観評価 • 音楽なしのときに最も遅く評価された人が7名と最多 評価値 • 音楽聴取条件はいずれも4名ずつ 7 6 5 4 3 2 1 A B C D 音楽なし E F BPM100 G BPM80 H I BPM60 J K L

66.

考察:終盤テンポ • 各実験協力者の終盤テンポの客観評価 • 音楽なしのときに最も遅く評価された人が7名と最多 評価値 • 音楽聴取条件はいずれも4名ずつ 7 6 5 4 3 2 1 A B C D 音楽なし E F BPM100 G BPM80 H I BPM60 J K L

67.

考察:終盤テンポ • 各アンケート結果より • 実験協力者は制限時間を遵守する意識が強い傾向 • 序盤遅くなった分のテンポを取り戻そうとした • 音楽聴取に慣れた可能性 主観評価アンケート 事前調査アンケート 日頃の制限時間の意識 5.18 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 制限時間の 意識 5.67 5.58 5.25 5.25 時間の バランス 4.67 3.92 3.92 4.17

68.

考察:終盤テンポ 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 終盤テンポ 4.27 4.69 4.40 4.30 • 終盤において、BPM60と音楽なしの差は小さい • BPM60は序盤のテンポを制御しながら終盤も標準的なテンポに 抑えられる可能性

69.

考察:終盤テンポ 質問内容 音楽なし BPM100 BPM80 BPM60 序盤テンポ 4.31 4.21 4.13 3.89 終盤テンポ 4.27 4.69 4.40 4.30 • 終盤において、BPM60と音楽なしの差は小さい • BPM60は序盤のテンポを制御しながら終盤も標準的なテンポに 抑えられる可能性

70.

考察:まとめ • 序盤において • 音楽聴取はテンポ制御に有用な可能性が示唆された • BPM60は遅くするだけでなく適切なテンポに • 終盤において • 音楽聴取時には序盤遅くなった分、速くなる傾向 • それでもBPM60であれば標準的なテンポに抑えられる

71.

今後の展望

72.

今後の展望 • 今回行った実験は1つのプレゼンに対して1テンポのみ • プレゼン中にテンポを切り替えた場合の検証 • 曲のジャンルなどの影響の調査 • さらに遅いテンポの検証

73.

今後の展望 リアルタイム支援システムの完成に向けて • 様々な音楽ジャンルで調査と分析 • 主にユーザの音楽の好みとの関係性 • 複合的な支援(例:声を大きくしつつ,テンポも遅くする)

74.

まとめ • 背景 • プレゼン中にテンポが速くなってしまう問題に対して、本番中にできる対策アプローチが 必要 • 提案 • プレゼン中の音楽聴取によるテンポ制御 • 調査 • BPM100、BPM80、BPM60の3種類のテンポで調査 • 結果 • 序盤には効果的な傾向、終盤はBPM60であれば速くなるのを抑えられる