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June 01, 26
スライド概要
2026/06/01 行われたオンライン勉強会のショートセッション(5分) での発表資料です。
技術書執筆部!~AIで本を書く裏側、教えてください【Q&A延長戦】~
https://sebook.connpass.com/event/391634/
AIに「書かせない」執筆術 600件の個人ブログとAIで記事制作を加速させた話 的場達矢(HeritageArrow)/ 2026.06.01 X: @mtb_beta
TL;DR: AIに文章を書かせず、 編集支援ツールとして使うことで 公開可能なブログ記事の制作を 隙間時間で進められた話
第一回は参加できなかったのですが 「何をAIに任せるか」についての私の実験を共有します Python歴約15年のフリーランスエンジニア・技術顧問・相談役 執筆の経験 カテゴリ 経験 技術書 (商業出版) 中級者向けのPython実践本(共著/2冊、2018、2024) 初学者向けのPython実践本(単著/1冊、2024) 知見本 (同人誌) IT実務のアンチパターン(単著/2冊、2018、2019) デザイナーはどうやって作るか(共著/1冊、2020) 次の本を書きたい。 何をどう書けばどんな価値を作れるだろう、 を模索中
スタートライン 新しいブログメディアを作って手作業で記事を書き溜めていた 人の実践・実体験に紐づく情報だけを掲載した場所を作りたい。 10-20の記事を溜めたが、制作コストが高い。 制作を仕組み化して、継続したい。 細切れの時間をかき集めて手戻りのない制作を進めたい 育児しながら個人事業主で、複数顧客を並列対応しつつ、複数の勉強会を継続している 割り込みが多く、コンテキストスイッチも激しいが、隙間に時間はある AIと既存の素材を活かして成果物を生み出したい ClaudeCodeをMaxプランで契約していて、クオータが余っていた。AIが暇している。 素材として、自分の殴り書きブログに記事が600ある(400公開・200お蔵入り)
やってみた! AIに既存ブログ素材を解析させ て、情報を抽出させた AIに記事の企画・ドラフトを作 成させ、手で文章を書いた 企画テンプレを用意し、企画レ ビューの効率化した 他にもあるが割愛。 詳細へ ChatGPTによるイメージ
MCPサーバー 事前に、MCPサーバーを自作して接続した経験があった 2025-05-29 はてなブログMCPを作ってみたので、自分のブログを解析さ せてみた この対応のために技術的な調整はした 高速な並列検索のためのキャッシュ
制作フロー
企画とドラフトの管理・レビュー 文書はGit/GitHubで管理し、整理やコミットをAIに任せる 文書はマークダウン。生成と並行にObsidianでレビュー
ChatGPTによるイメージイラスト
企画テンプレート 企画テンプレートで企画を標準化して、レビュー効率を上げた 構成要素 目的(この記事を書く目的。何を達成したいか) 記事が参照されるシチュエーション(どんな場面で、誰がこの記事を読むことを想定しているか) 伝えたいこと・記事の価値(読者がこの記事から得られるもの) 執筆者に期待する内容(例:体験談を話してほしい、一般論を説明してほしい、文化を紹介...) 記事に含んでほしい章・節 マークダウン形式でリポジトリに格納した
結果 600の記事から 85記事が有望記事として スクリーニング ドラフト準備まで2~3時間 40~60の企画があり、 22に選抜され、ドラフト化 案件・移動・育児の隙間で書く
所感 良い点 企画と記事案があるので、実際に文章を書く際に迷子にならない。裏どり・補強に時間を使える。 先に大量の企画が整理されてるので、話のスコープを絞りやすい。脱線が防止される。 企画を文書化しているので、「結局、何が言いたいんだっけ?」を思い出しやすい。 課題 結局のところ、文章を書くのには時間がかかる。これは、しょうがない。 疲れてると、AIが書いた文章を採用しがち。後で「あれ?こんな表現書いたっけ?」となったり。 この仕組みは、ClaudeCodeの安売りに依存。今後の値上げを想定して仕組みを調整していきたい。 今後に向けて AIに書かせるのはドラフトではなく、アウトラインだけでも良かったかもしれない。 自分の表現を守るためには、アウトラインに対して、音声入力して整える方が速いかもしれない。 AIに執筆プロセスを評価させたところ、「AIに記事をレビューもさせてみてはどうか?」など
AIは書き手ではなく、 実践知を読者に届けるための編集支援ツール 素材と情報設計を投入すれば記事制作を安定させられる AI活用と技術書執筆に理解のあるエンジニアを探している場合はお声掛けください。 X: @mtb_beta / HeritageArrow / Tatsuya Matoba