2026 外国人児童・生徒への教育 第4回 日本語アプローチ①:日本語をどのように教えるか?

-- Views

May 09, 26

スライド概要

広島大学 教育学部 初等教育学プログラム選択科目「外国人児童・生徒への教育」の授業スライドです

profile-image

ことばや文化の多様な背景をもつ学び手(例:外国につながる子どもなど)を手がかりに、教育学の基本問題である「教育の目的」「カリキュラム」「評価」を捉え直しています。近年は「何ができるようになったか」を到達的に示すことが求められがちですが、その中で学びが「標準への適応」や「不足の補い」として語られやすくなる点にも目を向け、人格の形成や関係、場への参加といった教育の価値を、カリキュラムと評価の視点で考え直します。

Docswellを使いましょう

(ダウンロード不可)

関連スライド

各ページのテキスト
1.

1 2 3 4 5 6 ユニット1 多数者の教育学から 多様性の教育学へ 7 8 9 10 11 12 13 14 ユニット2 ユニット3 外国人児童生徒もいる学校・教室の場で子どもたちを育てる方法 多言語・多文化の教育課題 を分析する ①日本語教育 アプローチ ②バイリンガル ア ③学校全 ④学校外 プローチ 体アプロ 連携アプ ーチ ローチ 15 分析1 分析2 分析3 まとめ 受入方 社会と 日本語 教科と 初期指 言語構 バイリ 複数言 学校づ 学外連 学校事 学校事 少数散 レポー ンガル 語指導 くり 歴史 指導 日本語 導 造 携 例分析 例分析 在地域 ト 概要 法

2.

「学校」の中で全体的にいろいろなアプローチを行う ⓐ日本語アプローチ Ⓒ学校全体アプローチ 視覚化・操作化・体験化・文脈化・やさしい日 本語を用いながら日本語の力を伸ばしていく 行事,特別活動,学校システムの中に 組み込む,子どもを活躍の場をつくり 学校全体の多様性を認め力を作る ねがい 学校の カリキュラム 目的・目標 ⓑ多言語・多文化アプローチ 複数の言語を積極的に使う経験をすることで 認知を伸ばしていく, 複数の言葉と文化に根ざしたアイデンティティ を大切にする すがた 目的・目標 に対して どうなったか ⓓ学校外連携アプローチ 外部のNPOやボランティアと提携し 学校だけではなしえない 共生の力を地域全体で育んでいく

3.

学校全体のカリキュラムとして設計する ①日本語アプローチ 日本語指導の教室の大きな流れ ③教科と日本語の統合学習 日本語の 知識や 学習参加の ための力を 技能を ②日本語の文法や語彙 生活面 つける 身につけ + での ①初期指導 読み・書きの指導る 適応を ②日本語の文法や語彙 促す + 読み・書きの指導 ①初期指導 ①→②→③と段階を追っていくのではなく,割合で考える 在籍学級 (いつものクラス)も アイデンティ ティの形成 自己と世界の つながり 将来像など + ほとんどの時間は こちら 齋藤ひろみ・今澤悌・花島健司・内田紀子(2011)『外国人児童生徒のためのの支援ガイドブッ ク―. 子どもたちのライフコースによりそって』凡人社を参考に構成

4.

「文法」を学ぶから「コミュニケーション」できるのか? 「コミュニケーション」をするから「文法」も学べるのか? 意味のあるやりとりにつながる ことばの 学びに ついての 哲学 語彙・文法の獲得につながる 形式の獲得のためには 語彙や文法の練習 それを使った会話が大事 だから どのような 学習課題を するべき? 意味のあるやりとりのためには 「リアルな内容」「リアルなやり とり」であることが大事 語彙・文法などの形式ができる 意味のあるやりとりをする

5.

実際,どんな授業をしているでしょう? 日本語指導の授業の映像を見ています。

6.

横溝先生の授業ではどのようなくふうがされていたでしょうか? 視覚化 視覚化 体験化 言語に依存 しがちな授業 操作化 やさしい 日本語化 文脈化 操作化 体験化 文脈化 やさしい 日本語化 ©️

7.

文部科学省『文化的言語的に多様な背景を持つ外国人児童生徒等のための 言葉の発達と習得のものさしまるわかりガイド』より https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/clarinet/003/1345413_00002.html

8.

「文法」を学ぶから「コミュニケーション」できるのか? 「コミュニケーション」をするから「文法」も学べるのか? 意味のあるやりとりにつながる ことばの 学びに ついての 哲学 語彙・文法の獲得につながる 形式の獲得のためには 語彙や文法の練習 それを使った会話が大事 だから どのような 学習課題を するべき? 意味のあるやりとりのためには 「リアルな内容」「リアルなやり とり」であることが大事 語彙・文法などの形式ができる 意味のあるやりとりをする 「リアルな内容」「リアルなやり取り」があって「言語の習得」は起こる それのない学びは「知識の整理」にはなっても「使える」にならない ただし,サバイバルで得てきた日本語を「知識として整理」することは重要 10歳以上だと「形式の知」があって「使う」になることも多くなる

9.

学校全体の教師が学べること 今日の授業で出てきた「日本語アプローチ」の中で 「日本語指導」の場だけでなく 「通常の教室」の場でも使えそうだな。 あるいは,実は「通常の教室」の場でも実は使われているかもしれない な。 というものはどんなことでしょうか?

10.

外国人児童・生徒への教育 フェーズ2 外国につながる子どもたちもいる学校・教室の場で子どもたちを育てるアプローチ 第4回 4月20日(月)日本語アプローチ① 資料 日本語〈も〉学んでいる子どもたちのことばの力を捉えてみよう