BPP行脚_井芹久美子さん

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November 19, 23

スライド概要

BPP行脚とは:WACATEの歴代のBPP賞受賞者のもとへ、2023夏のBPP受賞者である私が主にオンラインでお一人ずつお邪魔し、あの頃と今、セッション製作秘話、テストについてのあれこれなどを聴いたり話したりするものです。

今回は、2008冬の受賞者である井芹久美子さんにお時間いただきました。

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QA Engineer @kworkcom できるようになることが好きです サイゼリヤとワークマンとDevLOVEに結構います

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各ページのテキスト
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BPP行脚 井芹久美子さん 2023/11/10(金) 20:00In Xスペース

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当日までに準備したこと ご本人にチェックいただいた上で SpeakerDeckスライドを公開する

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BPP行脚とは ● 概要:歴代のBPP受賞者とぐんちゃが話す場 ○ ● ● WACATEの歴代のBPP受賞者のもとへ、2023夏のBPP受賞者である私が主 にオンラインでお邪魔し、あの頃と今、セッション製作秘話、加速、アウトプット、 テストについてのあれこれなどを聴いたり話したりするもの 日時:不定期、最大22:00ごろまで 形式:1on1形式 ○ ツールは公開可否に合わせて検討 ■ 公開:Xのスペース、Zoomなど(歴代受賞者と私のみスピーカー) ■ 非公開:Zoomなど 3

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BPP行脚の目的 ● 知り合う、話す ○ ● 「加速」「アウトプット」について考える ○ ● 「BPP賞はマリオのスター⭐」とリナさんというかたにアドバイスいただいた。ス ターの力を借りて歴代BPP受賞者のみなさんと話したい WACATEに参加者が一度は聞いたことのあるこの言葉の意味を考えるための インプットにしたい アウトプットの機会にする ○ 「スライド作成→当日→まとめスライド追加」の行脚プロセス自体をアウトプット の機会にしたい 4

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BPP行脚バックナンバーor 予告 ● ● ● ● ● ● ● Mayさん (12夏&15冬) 23/09/27 in Xスペース リナさん (13冬) 23/10/03 in Xスペース なそさん (16冬) 23/10/18 20:00- in Zoom よしたけさん (17冬) 23/10/22 10:00- in Xスペース みずのりさん (10冬) 23/10/22 19:00- in Xスペース しんすくさん (12冬) 23/11/09 20:00- in Xスペース 井芹久美子さん (08冬)23/11/10 20:00- in Xスペース 開催回を数字で数えないことにしました🚲 バックナンバーのスライドはこちら 5

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自己紹介 ● 名前:ぐんちゃ(@gun_chari) ○ ● 仕事:SIer C#で開発→事業会社QA→スタートアップQA ○ ● 2023冬BPPセッションの準備中 気質:ストレングスファインダーの上位と下位の要素 ○ ○ ● MacBook Proとダーツのおかげで始まったキャリア WACATE:2023夏 初参加 ○ ● 群馬から「チャリで来た」(実話) 上位:共感性、達成欲、学習欲、責任感、目標志向 下位:分析思考、原点思考、競争性、戦略性、コミュニケーション 好きなもの:コーヒー、サイゼリヤ ○ サイゼリヤの動向の先読み力を仕事に活かしたい 6

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他己紹介 ● 名前:井芹久美子さん ○ ● WACATE:2008冬 BPP ○ ○ ○ ● 写真撮影が好き BPPセッション「変化の中でテストしてみての気づき」 WACATE実行委員(2010-2016) WACATE招待公演(2020冬) 社外活動・アウトプット: ○ ○ ○ ○ ○ JaSSTなどでの登壇経験 JSTQB技術委員 テスト設計コンテストU-30クラス審査委員 『実践ソフトウェアエンジニアリング (第9版)』(一部) 『システムテスト自動化 標準ガイド』(一部) 7

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BPPの先輩がたとこんな会話がしたい ● あの頃と今 ○ ● 製作過程 ○ ● ● ● ● BPP受賞当時と現在の仕事、勉強会参加状況、視野や視座の変化など BPPセッションのテーマ決め、内容を作り込んでいく中で考えたこと 加速 アウトプット ソフトウェアテストについてのあれこれ もしも今もう一度BPPセッションするなら 上記では聞きたいことをリストアップしましたが、これらを一方的かつ網羅的に質問するというよりも、その場の雰 囲気に合わせて話したり聞いたりしたいです。 8

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BPPの先輩がたと加速の話がしたい ● 期間中「加速!GOGO!」→期間後「加速…?」 ○ 雰囲気だけで盛り上がり、理解できていない、考えようとさえしていなかった自 分に気付いた ● 私がまだわからないこと ○ ○ ○ ● 「加速する」の目的語がなんなのか(成長?それ以外にあるとしたら?) 私自身、加速することを望んでいるのかどこに向けて加速したいのか ■ 「我々はマラソンをしなければならんので」←→「加速」 ■ 燃え尽きたりしないのか 「WACATEは加速装置」の意味 加速にまつわる体験談あれば知りたい ○ ○ なにがどう加速した?その結果なにが起きた? その後、同じペースで続いた?減速や停止したことはないの? 9

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BPPの先輩がたとアウトプットの話がしたい ● アウトプット大切、の解像度を上げたい ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● 目的:なんのために 意義:なにがうれしい モチベーション:なにが原動力 種類:どんなアウトプット 継続:続けるための習慣など 推奨:「〜〜はいいぞ」 上記に関連したエピソードを聞きたい ○ ○ なぜ、なんのためにどんなアウトプットをしたか その結果どうなったか 10

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井芹さんとこんな話がしたい 井芹さんとWACATE ● ● ● いつどのような経緯で初参加し、どんなポジぺを書いてBPP賞をとり、BPPセッション ではどんなことを話しましたか その後、どのような経緯で実行委員となりましたか 実行委員時代のこと ○ ユースケーステストのセッションを担当したことがあるのですね ■ ● ちょうど今回と同じ ○ 実行委員の活動の中で、印象に残っているエピソードありますか 招待講演のこと ○ 「良いテストは良いフィードバック」次のスライドに続く 11

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井芹さんとこんな話がしたい 「良いテストは良いフィードバック」 ● スライドの作りかたについて ○ スライドの作りかたは人それぞれかと思います ■ ■ ● 情報カードに書き出したり、マインドマップを用いたり 井芹さんはどのような方法で話すことを決めたり、内容の構造を整理してりしているのでしょうか 内容自体について ○ 正確(What)、的確(What)、適時(When)、理解容易(How)、信頼構築(Where) ■ 良いテストとは?を考えた際にどのような思考プロセスでこれらを抽出しましたか? 12

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井芹さんとこんな話がしたい 書籍の翻訳 『実践ソフトウェアエンジニアリング (第9版)』 『システムテスト自動化 標準ガイド』 ● ● 翻訳に携わることになったきっかけは何でしたか? 翻訳のモチベーションは何でしたか? 13

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井芹さんとこんな話がしたい マインドマップとソフトウェアテスト ● 私自身、最近までの4年間はテストを考える際にマインドマップを用いていましたが、 最近は別の方法を試しています。 ○ ○ 私の反省:今まで「テスト分析〜テスト実行結果の記録」の全てを1枚のマインドマップでやろうとして おり、盛り込み過ぎていたかもしれません 中間成果物として用いた際、実際の業務ではどのような最終成果物を作り、中間成果物としてのマ インドマップをどのように管理すると良いのでしょうか 14

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当日に話したこと ご本人にチェックいただいた上で サマリーや感想を記載し、 SpeakerDeckをアップデートして残す

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井芹さんと話したこと アイコンの写真はムクドリ ● 堂々としており、パッと逃げない ベストプラクティス、ワーストプラクティス、アンチパターン ● ベストプラクティス ○ ○ ● 前提となるものがあったりする 辿ろうとすると、その前提をそもそも満たせない場合もある ワーストプラクティス、アンチパターン ○ ○ 踏まない、避ける、ということが可能な場合がある ↑こちらを意識するとうまくできる場合もあるかも。 選択肢として覚えておくと良い 16

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井芹さんに後日教えていただいたこと バグ票ワーストプラクティス検討プロジェクト(バグ票ワープラ) ● ● ● 活動内容:バグ票について議論するコミュニティ 参加時期:2013-2017年辺りに井芹さんは参加していた 得たもの: ○ ○ バグ票をコミュニケーションツールとして捉える、ベストではなくワーストに注目してみる、などの視点 バグ票は身近な割に学ぶ方法をあまり知らなかったこともあり、貴重な経験となった 参考:https://www.jasst.jp/symposium/jasst15kansai/pdf/A3-1.pdf , https://www.jasst.jp/symposium/jasst17tokai/pdf/S5-3.pdf 17

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井芹さんと話したこと WACATEと井芹さん ● WACATEの2回目から参加 ○ ● 08冬BPP受賞、09冬BPPセッション「変化の中でテストしてみての気づき」 ○ ○ ● 参加のきっかけは、当時の先輩にWACATEの存在を教えてもらったこと 09冬からBPPセッションが始まったため、09夏BPP受賞者のWさんと同じタイミングである09冬に BPPセッションを行った 当時、変化の中でテストすることに興味があった。基本を大切にしようということを伝えた 実行委員になった ○ ○ そろそろやってみたいな、というタイミングが訪れた 勉強会は参加も楽しいが、作る側になるとさらに楽しい 18

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井芹さんと話したこと WACATEと井芹さん ● 実行委員の活動の中で印象に残っていること ○ ①13夏「分けてみよう 悩んでみよう 同値分割・境界値分析」 ■ ■ ○ 「こういう仕様の時は気をつけよう」という具体例を挙げた ● 具体例:「数字ならば有効」 このWACATEのセッション資料をもとに作成した資料が以下の2つ ● JaSST'18 Kyushu「ワークを通してじっくり考える同値分割&境界値分析」 ● さらにそのJaSSTの資料をもとにまとめた資料「同値分割&境界値分析Ver.2」 ②写真撮影係📷 ■ 参加者の表情がイキイキしていた 19

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井芹さんと話したこと スライドの作り方「ストーリーの整理、声に出す、紙に出す」 ● ストーリーの整理 ○ ○ ○ ● 声に出す ○ ○ ● 資料読む、ホワイトボードに書き留める、俯瞰して整理 ↑をすると、ストーリーが見えてくる それをもとに資料を作る 作った資料を声に出して読み上げてみる 繋ぎが甘くて聞いている人がびっくりしそうな部分に気づいたりする 紙に出す ○ ○ 作った資料を印刷してみることもある 俯瞰すると、穴の存在に気づくことがある 20

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井芹さんと話したこと 2冊の本の翻訳に参加(一部) ● 『実践ソフトウェアエンジニアリング (第9版)』 ○ ● 『システムテスト自動化 標準ガイド』 ○ ● 先に井芹洋輝さんが参加していた テスト自動化研究会のコミュニティの中で、翻訳したい人で進めた 翻訳のモチベーション ○ ○ 有益そうな本なので、翻訳されるとまず自分が嬉しい それに加えて、他の人の役にも立ったらいいな、という気持ち SQiP研究会で論文を書いた ● 『要求仕様書におけるテストエンジニアの視点を活かした欠陥検出方法の提案』 ○ ○ 提案した手法を、公開されている要求仕様書に適用してみた 秋山さん「リーダーとして他の研究員を引っ張ってくださったのでありがたかったです。」 21

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井芹さんと話したこと マインドマップとソフトウェアテスト ● 「発散」と「収束」は分けて進めるといい ○ ● 「仕様書に書いてあることがすべて」になりがちであるという私の課題に対し ○ ○ ● マインドマップで発散、文書で収束などの方法もあるかも 「仕様書に書いてないことに対して発想を広げる」もあるが、「書いてある文書をより深く理解する」と いう視点も持つと良い アドホックな図やUMLを書いてデータの関係や構造を整理するなど 文書になれば意味が一意に定まるとも限らない ○ 「解釈が分かれる文書」も書けてしまう 22

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井芹さんと話したこと テスト設計レビュー ● Q:テストスキルやドメインの経験値に差異がある人同士でのテスト設計レビュー ○ ○ ○ ● 私:テストスキル低&ドメイン経験値中 Tさん:テストスキル高&ドメイン経験値低 上記の2名が相互にレビューするメリット、今後も恒常的に生み出せるか ■ 特に「Tさんの成果物を私がレビューする」という方向での価値 A:案件の知見共有、客観的にみた時の視点などで貢献できるかも ○ ○ 同じチームにいても別々の案件を担当している場合、ドメイン知識にお互い偏りが出てくる ■ 相互にレビューすることにより、その偏った部分の知見を共有できる 自分では意味が理解できても、他の人から見るとわかりにくい文になっている場合がある ■ 「ここはどういう意味?」などを聞いていくことで、気づきに繋がる 23

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感想 色々な経験やチャレンジから、色々な視点を得ている 本を読むなどの静的なインプットだけでなく、WACATE実行委員、SQiP研究会、バグ票ワープ ラ、テスト自動化研究会などで他の人と一緒に何かを考えたり、作ったりもしていたという印象を 受けた。そして、ともに何かを進める過程で色々な視点・考え方・方法などを知っていったのかな と思った。 私自身、一人で黙々と進める学習やインプットは今後も大切にしていきたいが、もっと他の人と 意見交換したり、一緒に何かを考えてみたり、何かを公開したりといったことをしてみたい。「気 づきを与え合える仲間作り」を、2023冬のWACATEでできるといいなと思った。 24

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おわり 井芹さん、ありがとうございました! アンチパターンを避ける、書いてあることを より深く理解する、など、視点として覚えてお きます! 25