令和8年度診療報酬改定|乳幼児加算の要点と実務への影響を9枚で図解

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May 17, 26

スライド概要

令和8年度診療報酬改定で見直される訪問看護の乳幼児加算を8枚のスライドで図解。1日1,300円から1,400円への100円増額、超重症児等への1,800円据え置き、3つの算定区分での適用範囲、実務への影響まで、訪問看護ステーション管理者向けに要点を整理しました。

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令和8年度改定で乳幼児加算が100円増額|訪問看護への影響を徹底解説
https://www.daitoku0110.news/p/infant-addition-revision-2026

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https://notebooklm.google.com/notebook/eae2c0c9-893e-44b2-a76d-258c83a05c1c

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病院事務長。急性期から回復期まで多岐にわたる医療機関で勤務。 医事、介護事務、経理、財務、税務、監査、総務、設備、情報システム、地域連携、法人業務まで、幅広い部門で自ら実務を経験し全体を統括。福祉業界の知見やイベント開催経験に加え、課題解決のためにAIエージェントを作成し、法人を支援した実績も多数有する。 【公開資料】主に以下の2テーマでスライド・動画を提供。 1. 令和8年度診療報酬改定(算定要件・疑義解釈など)や施設基準、医療DXの解説 2. AIエージェント(miiboなど)の構築・活用

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各ページのテキスト
1.

令和8年度診療報酬改定: 乳幼児加算の要点と実務 への影響 訪問看護ステーション管理者のための 戦略・運用ガイド

2.

エグゼクティブ・サマリー:令和8年度改定の3つの要点 +100円 (1,400円へ) 「厚生労働大臣が定める者 以外」の乳幼児(6歳未 満)に対する加算が、1日 1,300円から1,400円へ引 き上げ。 1,800円据え置き 重症度が高い「厚生労働大 臣が定める者」への加算 は、手厚い評価を維持し 1,800円のまま変更なし。 3区分で統一適用 訪問看護基本療養費、在 宅患者訪問看護・指導料、 同一建物居住者訪問看護 ・指導料のすべてで同一 水準が適用。

4.

評価構造の再編:点数格差の縮小とベースラインの底上げ 令和6年度 (改定前) 令和8年度 (改定後) 厚生労働大臣が 定める者 (重症度高) 1,800円 1,800円 (据え置き) 厚生労働大臣が 定める者以外 1,300円 1,400円 (+100円の引き上げ) 差額: 500円 差額: 400円 重症度に応じたメリハリは維持 しつつ、一般乳幼児への訪問看 護評価が底上げされる構造。 「厚生労働大臣が定める者」とは:超重症児または準超重症児、別表第7に掲げる疾病等の者、別表第8に掲げる者。

5.

影響規模の可視化:算定利用者の過半数が「増額対象」 令和7年6月審査分速報値 42.0% 1,800円対象 (厚生労働大臣が定める者) 58.0% 1,400円対象 (厚生労働大臣が定める者以外) Strategic Takeaway 単価の引き上げ幅は 「100円」ですが、全 体の約6割(58.0%)の 利用者に適用されるた め、ステーション全体に 与える実質的なレベニ ューインパクトは非常 に大きい構造となって います。

6.

適用範囲:提供主体を問わず「3つの算定区分」で完全統一 訪問看護基本療養費 (訪問看護ステーションからの提供) [※注11:1及び2(八を除く)への加算] 在宅患者訪問看護・指導料 (医療機関からの提供) 同一建物居住者 訪問看護・指導料 (医療機関から同一建物への提供) 同一水準の乳幼児加算(1,400円/1,800円)が適用。 提供主体(ステーションか医療機関か)による点数の差違は生じません。

7.

実務への影響とアクションプラン:システム更新と現場の運用 システム・事務対応 [要対応 - 改定施行日まで] レセプト請求システム・訪問看護 記録フォーマットの新単価更新。 施行日以降に提供する6歳未満の乳幼 児への算定額(1,300円→1,400円)の 切り替えを正確にセットアップする。 現場・看護運用 [現状維持 - 運用変更なし] 利用者区分のスクリーニングと 記録方法。 超重症児等(別表第7・8含む)の判定 要件は従来通り。令和6年度改定で導入 された区分判定の運用フローをそのまま 継続可能。

8.

財務的視点:乳幼児受け入れ体制の維持・拡充へのポジティブなサイン [1訪問あたり +100円] × [利用者の 58.0%] × [訪問 回数] = [年間ベースでの 大きな収益貢献] 1回あたりの増額幅は小規模に見えますが、乳幼児の訪問看護に積極的に取り組むステーションにとっては、 年間ベースで小さくないプラスの影響をもたらします。 これは、国が「乳幼児の受け入れ体制の維持・拡充」を制度面から強く後押ししている明確なメッセージです。

9.

まとめ 「状態に応じた質の高い訪問看護の実現へ」 制度の趣旨を理解する 一般乳幼児への評価の底上げと、重症児への手厚い評価の維持。メリハリのある質の高いケアの提供。 早期のシステム適応 算定システムの更新と現場への周知を施行日までに完了させ、シームレスな移行を実現する。