250709_林_エネメカ_構エネ紹介

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July 27, 25

スライド概要

構造エネルギー工学学位プログラム、スマートグリッド研究室に所属する大学院生の林さんは、学類時代にエネルギーメカニクスコースで蓄電池の遠隔制御を経験し、現在はAIを活用したEV充放電制御に挑戦中。エネルギーとITの融合に魅力を感じ、幅広い進路に可能性を広げています。スマートグリッド研究室 -> https://smartgrid.kz.tsukuba.ac.jp/

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小平大輔 - 筑波大学エネルギー・環境系助教。現在の研究テーマは、電気自動車の充電スケジューリング、エネルギー取引のためのブロックチェーン、太陽光発電とエネルギー需要の予測など。スライドの内容についてはお気軽にご相談ください:kodaira.daisuke.gf[at]u.tsukuba.ac.jp

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各ページのテキスト
1.

エネルギーメカニクス 学位プログラムの紹介 2025/7/9 構造エネルギー主専攻 スマートグリッド研究室 林弘辰

2.

自己紹介・研究概要  エネメカに所属していた。現在大学院1年  学部では複数の蓄電池の充放電を遠隔制御するシ ステムの開発と実装を  大学院ではAI(マルチエージェント強化学習)を 使用した複数EVの充放電制御アルゴリズムを開発 中  AI、IT × 電力、エネルギー をテーマ

3.

なぜエネメカに? 悩み:  1 理論だけを深堀するというよりかは、実機を動かしたい!  2 実世界への応用、実装に注力した研究をしたい!  3 でもAIとかITとかにも興味がある… →AIとかITとかは自分で勉強できるから、エネメカに入って勉強 してエネルギーに関する知識を習得し、その後AIやITもやってる 研究室に入ればいいのでは?

4.

抱えていた不安  1 実際にAIとかITとかやってる研究室ってあったっけ?  2 進路がまだ決まってないしSEとかのIT職行きたくなるかも。その時に進路 がエネルギー系の研究開発職に絞られちゃうと嫌かも  3 研究はリモートワークがいいけど、なんか知能機能の方がリモートワーク できる気がする

5.

コース選択後のどの科目が 研究と関係しているか  1 電力工学:電力がどのように発生、輸送されるかをある程度理解できた → 研究背景や応用で「常識外れ」なことを察知できるようになった  2 実験系科目:実機をどのように触るか、どのような点に注意しながら実験 すべきかを知れた → 機器が上手く動かない時もどこが問題かを仮説立て、検証できるようになっ た  3 パワーエレクトロニクス:電力系統や太陽光発電について理論的、体系的 に勉強できた →蓄電池やEVの特性をある程度予測しながら実験を進めることができた

6.

大学院での生活  注:ここはかなり所属研究室による。小平先生のスマート グリッド研究室の例。  今のところ大体研究3、就活3、講義1、息抜き3のバランス  研究室は週1~2程度 他は在宅で作業  就活(夏インターン)は、(自分の研究テーマと似たよう なものであれば)基本受かるのでストレスは現状少なめ  国内旅行に行ったり、ゲームをしたりなどしたりして息抜 きする余裕も全然ある

7.

大学院での生活

8.

大学院での生活

9.

進路について  基本的には修士で卒業して、国内メーカー企業の研究開発職や、コンサルタン ト/シンクタンク、またはIT関連職種(データサイエンティストやシステムエ ンジニア職など)に就く予定  夏インターンとか今後の研究のモチベーションや成果次第では博士課程進学も 考慮 →進路は割と選び放題。研究室の先輩方には金融関連の所に挑戦したり、JRに 行ったりした人もいた。

10.

B2の自分が抱えていた不安への答え:  エネメカだとITとかAIとかできないんじゃないの? →自分の努力と所属研究室(とchatGPT)次第でどうにでもなる  進路が電力系や工業系に限定されるのでは? →どこにでも行ける。興味がある分野で実績を積んでいけば更 にスムーズ。  実機動かす研究だとリモートワークできないのきつくない? →結局コードを書いたり調べ物する時間がメインなのでリモー トワークはできる。

11.

最後に自分の考え  ITとかAIそのものを研究する、となるとかなーり厳しい(海外のガチのバケモ ンとか天才と戦う必要がある。)  とは言え、AIやITの実装だけで食ってくのもかなり厳しい(chatGPTで良く ね?が発生する)  だから、AI×エネルギーとか、今の所ニッチな?市場を攻めていけば、割とま だ凡人でも希望がある