西洋美術史ゼミ第一回:イントロダクション

256 Views

March 25, 22

スライド概要

隔週程度で行っている、世界史と西洋美術史の勉強会のスライドです。私は理系の学生なので厳密な考証は行っていませんが、可能な限り正確に書くことを心掛けたつもりです。今回はイントロダクションです。以下のURLからスライドと補足資料をダウンロードできます。
https://github.com/amazuun/Art_of_Europe

profile-image

理系の大学生です。近代以降の美術史や思想史、現代美術について興味があります。厳密な考証は行っていませんが、可能な限り正確に書くことを心掛けています。後の物の方が出来が良いので、最新のものを最初に読むことをお勧めします。githubからはスライドと補足資料をダウンロードできます。参考文献は補足資料に記載しています。

シェア

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

各ページのテキスト
1.

西洋美術史ゼミ 第一回 イントロダクション 発表者 あまずん

2.

発表者について あまずん Twitter : @quii_w (メイン) @amazuunsc(サブ) 理系の大学生(数学専攻)をやっていま す。 近代以降の美術史や思想史、現代美術に ついて興味があります。

3.

ゼミの目的 • 西洋美術史の流れをつかみ、美術鑑賞などに活かす(特に~近 代)。 • 美術を布教する。 • PowerPointの操作やプレゼンを理解する。

4.

ゼミのターゲット • 美術に興味があるけど、何から勉強すればいいかわからない。 • 歴史(特に世界史)が好き! • 美術は好きだけど一部の時代しかよく知らない…。 • 美術館/博物館をもっと楽しみたい! • とにかく新しいことを学ぶのが好き! 上記のような人をターゲットにしています。

5.

ゼミの流れ • 発表者は固定で行います。 • 美術出版社「増補新装 カラー版 西洋美術史」を 一章ずつ読み進め、内容をまとめ発表します。 • 全12章ですが、すべてやるかはわかりません。 印象主義の9章まではやりたいと思っています。 • 一回の講義の所要時間は30分~1時間ほどを 目安に考えています。 • 1,2週間に1回くらいのペースでやれたらとは 思っていますが未定です。やるときは告知して日程 調整を行います。

6.

注意 • 発表者はあくまで独学です。誤った説明は補足してくださると 助かります。 • 世界史についても同時進行で勉強します。こちらも補足してく ださると助かります。 • さらにゼミ運営は初めてです。発表者固定ではありますが、至 らぬ点があれば指摘してください。 • 資料作りの段階で目的は達成しているので、興味のある回だけ 来てくだされば大丈夫です!気軽に×を押してください!

7.

全体の構成 • 全十三回の予定ですが内容によって前後するかもしれません。 1. イントロダクション 2. 原始美術と古代オリエント美術 3. ギリシア美術とローマ美術 4. 中世I(初期キリスト美術・ビザンティン美術・初期中世美術) 5. 中世II(ロマネスク美術・ゴシック美術) 6. イタリア初期ルネサンス美術/15世紀の北方美術 7. イタリア盛期ルネサンス美術/マニエリスム/北方ルネサンス美術 8. バロック美術/ロココ美術 9. 近代I(新古典主義・ロマン主義・写実主義) 10. 近代II(印象主義・象徴主義・後期印象主義) 11. 現代I(キュビズム・シュルレアリスムなど) 12. 現代II(抽象絵画・ポップアートなど) 13. 現代III(ランドアート・新表現主義など)

8.

講義の前に:美術とは? • まず始めに、美術とは「感性のみで観るもの」ではありませ ん! • むしろ、知識があることを前提として楽しむものと言えます。 「教科書で見た作品だ!」という鑑賞の仕方ももちろんアリで すが、知識を持つことで、時代背景、技法、作者など、様々な 要素で作品を観ること、理解することができ、それが楽しさに 繋がります。このような楽しみ方は「考察」の面白さに近いの で、そのような文化が好きな方にオススメです。

9.

美術とは?:2 右の作品はピート・モンドリアンという作 家が描いたComposition(No. 1) Gray-Red という作品です。一見すると高尚でよくわ からない「現代アート」的な作品ですが、 彼が「新造形主義」という理論に則り、 垂直と水平の線、三原色と無彩色の抽象表 現によって普遍的な美を追い求めたという ことを知れば、何をしたいかがなんとなく 見えてきませんか?

10.

美術とは:3 また、右の絵は有名なサルバドー ル・ダリの「記憶の固執」という 絵です。本来は硬いものである時 計をチーズのようにぐにゃぐにゃ したものとして描いています。 彼がこのような絵を描いた背景と して「シュルレアリスム」という 芸術運動があり、当時フロイトに より提唱された「無意識」の概念 に影響を受け、無意識と理性が統 一されるような超現実的な光景を 描き出そうとしました。 この写真 の作成者 不明な作成者 は CC BYSA のライセンスを許諾されています

11.

美術について:3 • このように、美術は作品自体と、それにまつわる情報を用いて鑑 賞します。とはいえ、そこまで厳密な知識を持つ必要はなく、 「何となく知ってる」程度でも十分楽しめます。 • なので、そこまで気負わず、「何となく知ってる」の範囲を広げ るくらいの気持ちで見てくだされば幸いです。抽象画も10章から とかなり進んでからなので!

12.

次回の内容 • 原始美術と古代オリエント美術 有名な「ラスコーの壁画」から、 メソポタミア美術、エジプト美術 を当時の情勢と共に概観します。 • 関連するワード: 1. シュメール美術 2. 黄金のマスク