Unityで作る はじめてのVision Pro Windowアプリ

5.9K Views

August 06, 23

スライド概要

UnityとXcodeでVision Pro向けのウィンドウアプリを作成する方法を説明しています。

profile-image

XR(VR/AR)のエバンジェリスト。XR技術で世界を変えていきましょう。 https://majimajiwaroze.connpass.com/

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

関連スライド

各ページのテキスト
1.

UNITYで作る はじめてのVISION PRO WINDOWアプリ UNITY 2022 / XCODE15 BETA5

2.

大久保 聡 Mail ovjang@gmail.com Twitter @followapp

3.

開発環境  UnityでビルドしてVison Proのシュミレーターで動作させます。開発環境は下記の通りです。  Unity2022.3.5f1  macOS 13.4.1  Xcode 15 beta 5  開発機材  Mac Book Pro M1 Max

4.

UNITYのモジュール  Unity2022.3.5f1をに、visionOS Build Supportを追加しインストールします。

5.

UNITYのプロジェクト作成  3D(URP) Coreを選択し、プロジェクトを作 成します。

6.

SCENEの作成  カメラ前にCubeを配置します。

7.

プラットフォームの切替  先ほど作成したSceneを追加します。  プラットフォームにvisionOSを選択します。  Switch Platformを押下します。

8.

UNITYでビルドします。  Buildボタンを押下すると、ビルド先のフォルダを聞かれますので新しくフォルダを作成し、それをビ ルド先に指定します。  ビルドが完了すると、Unity-iPhone.xcodeprojがフォルダ内に作成されていますのでXcodeで開きま す。

9.

 LinkerのフラグにARM64用のフラグを追加します。

10.

ビルドしてみます。  実行環境にApple Vision Proのシミュレーターを設定します。  実行ボタンを押下し、ビルドします。

12.

エラー解消  visionOSで利用できないUIScreen系を条件コンパイルで除外します。TARGET_OS_XRが定義され てないため、これをTARGET_OS_VISIONに3個所書き換えます。

13.

再度実行  ビルドが正常に終了し、visionOS上でアプリが 実行されます。

14.

IMMERSIVE /FULLY IMMERSIVE  Immersive(VR/MR)などのアプリを作成するためには、現状はβプログラムへの申し込みが必要です。  https://create.unity.com/spatialから申し込みを行ってください。

15.

参考  WWDC23の動画