NaITE37_教えてQDG

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August 29, 22

スライド概要

6th長崎QDG参加から考えるエンジニアサクセス(※)で使用した発表資料

(※)https://nagasaki-it-engineers.connpass.com/event/256070/

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■ 所属  京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)  長崎IT技術者会(NaITE)

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各ページのテキスト
1.

6TH長崎QDG参加から考える エンジニアサクセス 結局、現場ではどうすればいいの? 教えて6th長崎QDG! 京セラコミュニケーションシステム株式会社 能見 純一

2.

もくじ ● 自己紹介 ● 6TH 長崎QDG 概要 ● 今日の話の前提 ● 検討1「プロセスの可視化、合理化」 ● 検討2「人材育成」 ● まとめ 2

3.

自己紹介 能見 純一(のうみ じゅんいち) 所属 : 京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS) 経歴 : 1981年 誕生(京都) 2004年 金沢工業大学(工学部 情報工学科)卒業、KCCS入社(鹿児島) 2021年 長崎転勤 2022年 長崎IT技術者会(NaITE)加入 仕事 : 入社後、京セラ社内向けWebシステムの開発 転勤後、開発プロセス改革 3

4.

自己紹介 好きな(影響を受けた)本 4

5.

6TH 長崎QDG概要 「真のDXをけん引するソフトウェア品質とテストの技術を議論しつくす!」と 題して、ソフトウェアやシステム開発で何よりも優先すべき品質およびテストを テーマとして開催。 5 ※1

6.

6TH 長崎QDG概要 タイトル一覧 シフトレフトとアジャイルテスト 地域・中小企業はDX変革で生き残る IoT/DX時代を生き抜く力 地域在住管理職から見る、ソフトウェアテストの過去・現状・未来 ソフトウェア開発者の人材育成と組織活性化 若手エンジニアの成長と育成 開発に必要なマネジメントとは? Android用ファジングツールの適用およびその性能評価 プロセスの見える化から設計へ 他(LTセッション) 6

7.

今日の話の前提 QDGの内容をベースに、その一部をピックアップし、 今日からできる品質改善の具体的な行動への落とし込み を検討します 『 勉強会 』なので、一方的な報告のみでなく、 一緒に考え、参加者みなさんのご意見もぜひお聞かせください 7

8.

検討1 「プロセスの可視化、合理化」 プロセスの見える化から設計へ ~仕事、改善、品質の基本~ 古畑 慶次(こばた けいじ) 氏 ※2 8

9.

検討1 「プロセスの可視化、合理化」 現状 : 市場が求める要求の変化 機能→価値 問題解決にさらにスピードが求められる 問題 : 仕事のプロセスが変化に追いついていない(旧態依然) 見直す機会がない (形骸化) プロセスが見えない、共有できない (俗人化) 9

10.

検討1 「プロセスの可視化、合理化」 ※2 10

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検討1 「プロセスの可視化、合理化」 開発(下流)工程の例 詳細設計 → 開発 → 単体テスト 基本設計書 チェック シート 詳細設計書 ソース コード ソース コードを 変更する 変更箇所を 詳細設計書 に反映する チェック シート 開発環境 ソース コンペア 変更箇所、 変更内容が 妥当かを 確認する レビュー 記録 テスト ケースを 設計する テストを 実施する テスト 仕様書 変更箇所、 変更内容が 妥当かを 確認する チェック シート テスト ケースが 妥当かを 確認する テスト 結果 テスト 結果に不備 がないかを 確認する 11

12.

検討1 「プロセスの可視化、合理化」 開発(下流)工程の例 ※2 12

13.

検討1 「プロセスの可視化、合理化」 開発(下流)工程の例 詳細設計 → 開発 → 単体テスト 基本設計書 チェック シート 詳細設計書 ソース コード ソース コードを 変更する 変更箇所を 詳細設計書 に反映する チェック シート 開発環境 ソース コンペア 変更箇所、 変更内容が 妥当かを 確認する レビュー 記録 テスト ケースを 設計する テストを 実施する テスト 仕様書 変更箇所、 変更内容が 妥当かを 確認する チェック シート テスト ケースが 妥当かを 確認する テスト 結果 テスト 結果に不備 がないかを 確認する 13

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検討1 「プロセスの可視化、合理化」 得られた気づき 成果物が多い ことが、工期を圧迫している原因となっている可能性 作業内容を精査する中で、俗人化(聞かないとわからないこと)があった 目的 に沿った成果物、手段なのか疑問なものもあった 改善する機会 を得る第1歩が、プロセスの可視化だと実感した 14

15.

検討1 「プロセスの可視化、合理化」 現場への適用検討 第1段階 現在のプロセスをフローにまとめてみる 第2段階 作業、成果物の必要性を考える 第3段階 成果物定義書、プロセス定義書にまとめてみる 第4段階 手順の精査、合理化を図る 第5段階 定期的に見直す運用の確立 15

16.

検討2 「人材育成」 ~ソフトウェア開発者の人材育成と組織活性化 ~モチベーションが共鳴する組織 「プロジェクト道免許皆伝」 斎藤 芳明(さいとう よしあき) 氏 ※3 16

17.

検討2 「人材育成」 背景:ソフトウェア開発マネジメント交流会議の中で 「ソフトウェア開発者の人材育成と組織活性化」について議論 仕事のプロジェクト(チーム、組織)単位で自立型メンバーが育つ環境が出来ないか 17 ※3

18.

検討2 「人材育成」 問題 余裕がない 責任がない コミュニケーション不足 問題の肥大化 対処の悪循環 体調不良 ※2 18

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検討2 「人材育成」 ※3 19

20.

検討2 「人材育成」 ※3 20

21.

検討2 「人材育成」 ※3 21

22.

検討2 「人材育成」 ※3 22

23.

検討2 「人材育成」 ※3 23

24.

検討2 「人材育成」 現場への適用検討(心) タイムマネジメント ... Googleカレンダー活用 ストレスマネジメント . . . 課題の切り分け(嫌われる勇気) セルフモチベーション . . . 自己理解 (やりたいことの見つけ方) 24

25.

検討2 「人材育成」 現場への適用検討(場) 心理的安全性の確保 . . . 多様性を認める + 挑戦 25

26.

検討2 「人材育成」 現場への適用検討(型) 目的の共有 ... 「○○のためにする」 やる気スイッチを押す . . . セルフモチベーション 話の腰を折らない 心に届きあう対話 ... 違和感を突き詰める . . . 心理的安全性 本音を引き出す ... 「本当は?」 賞賛より感謝 ... 「ありがとう」 丹田呼吸 ... 休憩をとる 26

27.

検討2 「人材育成」 現場への適用検討(鍛) 朝日を浴びる 丹田呼吸100日 運動毎日20分 大豆、カツオ、バナナ いずれも ようは 習慣 に関すること 健康な身体造り をおこなうこと 27

28.

まとめ 仕事のプロセス、成果物の分析により、品質が安定、向上する 自己理解とセルフマネジメントの実践により、 自己実現を図る副産物として品質を含めた仕事の成果が向上する 28

29.

まとめ 「今日から」リスト 現在のプロセスをフローにまとめてみる 作業、成果物の必要性を考える Googleカレンダー活用(タイムマネジメント) 「○○のためにする」(目的の共有) 話の腰を折らない(心に届きあう対話) 「本当は?」(本音を引き出す) 「ありがとう」(賞賛より感謝) 休憩をとる 朝日を浴びる 29

30.

ご清聴、ありがとうございました 京セラコミュニケーションシステム株式会社 能見 純一 30

31.

おまけ 自己理解(能見の 働く・生きる 目的) 31

32.

引用、出典 ※1 NaITE(長崎IT技術者会) 6th長崎QDG https://nagasaki-it-engineers.connpass.com/event/222448/ 参照 2022-8/24 ※2 古畑 慶次 6th長崎QDG「プロセスの見える化から設計へ ~仕事、改善、品質の基本~」 https://www.docswell.com/s/naite/KW3MQK-6thQDG_7#p1 参照 2022-8/24 ※3 斎藤 芳明 6th長崎QDG 「ソフトウェア開発者の人材育成と組織活性化 ~モチベーションが共鳴する組織 「プロジェクト道免許皆伝」」 https://www.docswell.com/s/naite/52JQV5-6thQDG_9#p1 参照 2022-8/24 ※ 書籍全般 アマゾン公式サイト https://www.amazon.co.jp/ 参照 2022-8-24 32