ロジスティクス2025年問題と持続可能なロジスティクスの未来

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July 02, 25

スライド概要

働き方改革を実現するための法改正が2019年から行われ、2025年4月からトラックドライバーの残業時間は年間最大960時間に制限されることになった。この残業時間の上限規制により、一度に運転しなければならない距離が短くなり、トラックドライバー個人の労働環境は改善される一方で、「長距離をタイムリーに運べなくなる」「ドライバー全体の収入が減り、異業種に転職する」「物流業界の売上が減少する」などの懸念がある。以下のリンクからすべての情報を見るには、ここをクリックしてください:https://www.sdki.jp/blog/challenges-facing-japans-logistics-industry-in-2024/61

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こんにちは、幕井ひなたです。市場調査・コンサルティング会社のSDKI Analyticsで、市場細分化データ、市場成長、新規事業の分析などをお手伝いしています。SDKI Analyticsのウェブサイト www.sdki.jp/ をご覧ください。

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1.

ロジスティクス2025年問題と持続可能なロジスティクスの未来 働き方改革を実現するための法改正が2019年から行われ、2025年4月からトラックドライバ ーの残業時間は年間最大960時間に制限されることになった。この残業時間の上限規制によ り、一度に運転しなければならない距離が短くなり、トラックドライバー個人の労働環境は 改善される一方で、「長距離をタイムリーに運べなくなる」「ドライバー全体の収入が減り 、異業種に転職する」「物流業界の売上が減少する」などの懸念がある。 これは日本では「物流2025年問題」と呼ばれ、政府の「持続可能な物流に関する研究会」は 、このままでは2025年にトラックの輸送能力が14%不足し、2030年には34%不足すると試算

2.

している。ドライバーの長時間労働に依存する日本の物流業界は、早急に対策を講じる必要 がある。 FPCJでは、この新たな時間外労働の上限規制の実施に先立ち、日本ロジスティクスシステム 協会(JILS)研究センター所長兼室長であり、上記の研究会メンバーでもある北條勝氏をお 招きし、「ロジスティクス2025年問題」を前に、持続可能なロジスティクスのために何をな すべきかを議論する。 詳しい情報はこちら: 日本の物流業界が直面する課題 原資料: SDKI アナリティクス