#patchwork2022 から見たパーティー史

1.1K Views

October 07, 22

スライド概要

配信イベントCUERaider vol.52 私立CUERAIDER学園 2nd season にて使用したスライドに、誤記の訂正、配信時に判明した事実誤認、配信日時の追加をしたものをアップロードしています。

profile-image

ex-legman of AniEveZ / オタクとクラブの境界領域

シェア

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

関連スライド

各ページのテキスト
1.

#patchwork2022から見た パーティー史 2022/10/5 T-TOKUDA

2.

自己紹介 T-TOKUDA 東京都出身 大学院を出た後、転職のため、九州や関西に住み、いろんな地域のDJパーティーを知 る。 2015年春~2016年秋までアニイベZスタッフとして、DJパーティー情報を収集する。 現在は、趣向を変えつつ、DJパーティー情報を「オタクとクラブの境界領域」というタイト ルでnoteにて発表している。 https://note.com/balleaux

3.

講演をやるきっかけ 先週水曜にmoppさんからCUERAIDERで何か話してほしいと依頼が来る 具体的にどういうのがいいかと聞いたら、時系列✖地域性でパーティーを語って欲しい と言われる →ということなら、時系列✖地域性でパーティー史を語り、最近行われた patchwork2022で締めくくると面白いのでは?

4.

patchwork2022とは サブカル系クロスオーバーDJイベント https://patchwork-prj.netlify.app/ 2022年8月13日(土)13:00~20:30、clubasiaにて開催 参加者のひとり「(これらの界隈の)全て」 スタッフのひとり「オールスター」(noteより) 僕「歴史を感じる」→前々からパーティー史が書けるとは思っていた 歴史が、バラバラな属性をパッチワークのようにつないでるとは感じていた

5.

源流(2009~2012年) 2009年 アニメないと(京都など)、アニメトロ(京都)、(D:)ドライヴ(神戸) 2010年 アニソンマトリクス(東京)、2DM3NTiON(名古屋)、ルーピーリレー(第1期・配信) 2011年 μ(仙台)、アニメソング中毒(名古屋)、A-Crach!!(広島)、Anime Splay(福岡)、MEDAMA(宮崎) 2012年 ラブあに!(名古屋)、Anthem(名古屋)、Ota-Cluber(大阪)、MOGRAツアー 上記に加えて、やはりRe:animation(東京など)の存在が大きい

6.

いばらの道(2013~2014年) 2013年 DJ WILDPARTY VS.リリースツアー 2014年 聴覚彼女(名古屋)、SECRET BASS(米子・松江) アニソン原曲系が優勢になるころ それでも、上記のイベントだけでなく、黎明期のイベントの一部や、sssELF(高松)のよう なクラブ化したイベントが歴史をつないだ

7.

関西に追いつけ追い越せ(2015~2017年) 2015年 w/A(nimation(札幌など)、GOOD COORDINATE(京都など)、トラニメ(大阪)、 Commune310(レーベル) 2016年 ご注文はげっとーすぺーすですか?(弘前)、soundanimation(東京)、 Sweet Spot(東京、のちのJuke Vox)、MIKURU’S SUMMER MAGIC(東京)、 大学生が好きそうなアニソンがかかるイベント(富山)、をたまぜ!(大阪)、 アニメロジカ(大阪)、 Hotel Moonsideリリースの影響が出始めたころ

8.

関西に追いつけ追い越せ(2015~2017年) 2017年 あかつき!!!!!!(東京)、Animetic Anthemic(東京)、あにまじっく!(東京)*、 First Fantasy(甲府)、Myboom!!(名古屋)、Basspot(大阪)、 巡(各地) *あにまじっく!は、実質的に2017年か 渋谷では、暴力的にカワイイが開催され、新たな潮流が押し寄せていく

9.

“黒船”の来航と夜明け(2018~2019年) 2018年 UNDER Freaks(東京)、VIRTUAFREAK(東京)、A-izm(名古屋)、Layered(京都)、 Subculimation(岡山)、USAGI Production(レーベル) 2018年は、秋葉原エンタスのオープンのほかに、Vtuber楽曲(例えば、Hello, Morning、 VR-virtual Reality-)リリース、ブシロードDJ LIVE(D4DJの前身)の開催といった、“黒船” の来航があった RIP(東京)の開催により、シーンが明確になる →オタクとクラブの境界領域

10.

“黒船”の来航と夜明け(2018~2019年) 2019年 ANiMENTiON!(釧路など)、XimerNosinA(札幌)、Popup nature(東京)、 FUTURE WHAT’S(東京)、partynize(東京)、White Label(名古屋)、 NARDYARD(広島)、FUTURING BOY(徳島)、cawfeeMIX!!(シンガポール) Stardrop Records(レーベル) 何といっても、ネオンライトのリリース 知名度急上昇

11.

大配信時代(2020~2021年) 2020年 HAIKAI(福島・郡山)、A面打破(東京)、暴音部(東京)、VIRTUALIZE REALIZE(東京)、 ≠ODAYAKA(立川)、グルーヴを止めるな(岡山)、Music Unity(配信)、 鮮やかなダンス(配信など)、創奏音楽祭(配信)、VRC電音研(VR)、VMDJ(ラジオ) 電音部が始動した年 2021年 ANISONAIR!!(東京)、電音俱楽部(各地)、CUERaider(配信)、 MOTTO MUSIC(レーベル) クラブサイドとして、dubbin’(東京)、SPRAYBOX(レーベル)も注目すべきか

12.

そして現在へ(2022年) 2022年 POINT ZERO(東京)、GENESIDE(東京)、moon, mood, mode(東京)、 Osaka Melty(大阪)、Invaders(レーベル)、BLACKVOXX TOUR そして、patchwork2022(東京) CLUB Lantisのリリースもありました。

13.

以上です ありがとうございました。