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December 09, 25
スライド概要
日本サイエンスコミュニケーション学会の年会で発表した資料です。
「つくばにおける対人コミュニケーションを基盤とした大学院生コミュニティの再構築:「院生ひろば」における対話の場のデザインと実践」というタイトルです。
つくば院 つくばにおける対 学院 「院 コミュニティの再構築: ひろば」における対話の場のデザインと実践 筑波 筑波 筑波 学 学 学 3 2 人 子 心 士 士 士 生 生 大 大 大 生 大 1 . . . 大 ネットワーク コミュニケーションを基盤とした 滝波 俊平 , 菊地理 大 3 2 11 大 Tsukuba Graduate Student Network 学院 (博 学院 (博 学院 (博 , 松本 彩花 ) ヒューマニクス学位プログラム3年 ) 医学学位プログラム2年 ) 理学学位プログラム2年
有意義なサイエンスコミュニケーション = 異分野コミュニケーション 力 知識の翻訳 / 対話の中での調整 力 2 共創のためのサイエンスコミュニケーションの重要性
阪 関 大 西 ・ 2 158の国 ・ 3大 実践例: 万博 阪万博 null 地域, 13の企業, 8つのシグネチャーパビリオン
ネットワーク(TGN)とは 研究学園での共創の価値を 出し 2010年発 、超異分野な学 団体 生 見 生 「異分野コミュニケーション」「サイエンスコミュニケーション」を促進 足 4 つくば院
学 みんなの学会 (2020-2021) プレゼンバトル (2011-18) 筑波 の研究プレゼンNo. を決める企画 尚ら(2012)『科学技術コミュニケーション』第11号, pp. プレゼンひろば (2011-2015) らの研究を道ゆく にプレゼン 常的な異分野コミュニケーション 1 9 8 3 7 7 7 3 6 人 日 生 二 大 ・ 生 谷 雄哉ら (2014)『科学技術コミュニケーション』第16号, pp. 田 5 角 石 日 自 TGNの実践活動の紹介 - . - . 学問分野を超えた誰でも参加できる学会 讃井 知 野村 港 (2021) 本サイエンスコミュニケーション協会誌, 11(2).
6 2022-2023年におけるTGNの活動 何もなし
生 生 行 入 コロナ渦で余裕がなくなった学 面 7 何が起こったのか? 異分野交流を対 で う場の消滅 新規メンバー加 ほぼなし 活
的の再構築 が以前は空気のように存在 共同研究 イノベーション 異分野コミュニケーション サイエンスコミュニケーション 目 人 目 人 生 対 一 8 TGNの コミュニケーション 院 間の対 第 の 的 コミュニケーションの促進
「院 ひろば」 (2025年3 交流の場の構築 ) 「超 院 ひろば」 (2025年6 改良 月 月 目 生 生 ・ 「話す」「聞く」に着 生 9 大 学院 「読む」「書く」も追加 )
ひろば① 活や研究について話し会い繋がる場 内容 用 生 人 0 . トークテーマの書かれたサイコロを 意する . 5-6 で1つのグループを作る . 1 ずつサイコロを振って出たテーマについて話す . 周りは気になったことを質問する . 3と4を時間内で繰り返す 人 1 5 4 3 2 1 生 院
行 生 人 ひろば② 契約サブスク 気分転換法 意外な趣味 行っているバイト 1日の時間割 穴場スポット 研究以外でのコミュニティを広げ るために っていることはある? 1 1 院 つくば駅周辺で おすすめスポットはある? 個 でもできる追加の研究や 学びにいける研究室情報知ってる?
ひろば③: 実施 オープニング 紹介 サイコロトーク (2周が 日 目 生 己 クロージング 2 1 自 院 安) 時
風 生 3 1 院 ひろば④: 実施 景
ひろば」の参加者分布 参加者の分野分布 参加者の学年の統計 12名 一 生 一 1 2 然科学系の分野が 4 1 自 「院 番多い M が 番多い D が次に多い
ひろば」の希望のトークテーマ 一 比 生 日 方 研究のテーマが 番重視 で 常も 較的多い 5 1 一 「院
ひろば」の参加者コメントと反響 博士後期課程に進学するにあたり、筑波大 学の先輩方に実際の生活についての現状の 話を聞けたのが非常に有意義でした。 普段は関わる機会の少ない、様々な分野の 方と会話する貴重な機会となりました。 研究だけでなく、大学周辺のオススメ施設 などQOLが上がるような面白い話題も出 て、とても有意義な時間でした! 様々な分野において共通する考えや 異なる捉え方などを知る面白さがあり、 一つのテーマからどんどん話が広がってい 生 く楽しい場でした! 6 1 「院 率直に言えば、とても楽しく、有意義な 時間でした。院生ひろばでの交流を通じ て、自分のおかれている状況を客観視す ることができ、より柔軟に物事をとらえ られるようになったと思います。良いリフ レッシュの機会になりました。 普段交流のないような他の専門の院生と話 ができたことは、とても良い刺激になりま した! また、意外と日々の生活や悩みなどは一緒 で、親近感も湧きました。 T-ACT 奨励賞 運営メンバー増加、TGNの転換点
院 生 己 ・ 自 生 ① 7 1 超 紹介タイム 院 ひろば①: 概要 ひろばに「読む」「書く」や「ゲーム性」を追加 ②グループ内の共通点探索 ③他グループに共通点を 当ててもらう
生 ・ 8 1 超 院 ひろば②: テンプレ
院 ひろば③: タイムテーブル オープニング 紹介 共通点探し 他グループの共通点当て 生 ・ 己 クロージング 9 1 自 超
院 風 生 ・ 0 2 超 ひろば: 実施 景
院 参加者の学年分布 大 生 士 ・ 一 ・ 文 士 1 M が 番多い 修 と博 の割合は 1 2 人 「超 差なし ひろば」の参加者 参加者の分野分布 社会科学が多め
2 2 ホワイトボードの内容抜粋①
3 2 ホワイトボードの内容抜粋②
正直、研究室に配属されてから「 学院って どんな感じなんだろう」と漠然とした不安が ありました。超 院 ひろばで様々な分野の 院 さんと話してみて、みんな最初は同じよ うに悩んでいたんだと知れたのが きかった です。 普段交流のない異分野の皆さん と交流できる貴重な機会だった と思います! 学してから研究室と 宅の往復ばかりで、同期の 院 と話す機会がほとんどありませんでした。超 院 ひろばでは、分野も学年もバラバラな たちと 「意外な共通点」を探すゲームを通じて、 然と会 話が まれました。研究の話だけじゃなく、趣味や 活の話もできて、「 学院にも居場所がある」と 思えるようになりました。 ・ 人 自 人 大 大 大 自 生 ・ 生 生 生 生 関連イベントでメンバーが4 4 2 生 入 参加者コメント 増加
Star SL & Griesemer JR. (1989). Social Studies of Science, 19(3), 387-420. 異なる分野が共通のオブジェクトを通じて協働できる 5 2 考察①
生 院 6 2 考察② ひろばではトークテーマサイコロが境界オブジェクトとして機能
生 ・ 超 7 2 考察③ 院 ひろばではホワイトボードが境界オブジェクトとして機能
境界オブジェクト 8 2 考察④ ごはん 申請書 研究ポスター 院生クッキング 超異分野ゼミ つくばQxQ
9 2 TGNの参加者の推移
■「院生ひろば」「超・院生ひろば」により大学院生コミュニティにおける 異分野交流の土台を作成することができた ■ 境界オブジェクトの置換で多様な活動への展開が可能 ■ TGNのメンバー: 4名→31名への拡大 ■ 今後は対人交流を土台とした 異分野・サイエンスコミュニケーション企画へ挑戦予定 0 3 結び