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September 28, 25
スライド概要
第1回 Pattern Meetup @Yokohama
事例紹介での資料
タイトル「アジャイル品質パターンの価値をCMMIで検証してみた」
【アジェンダとまとめ】
■CMMIの超概要紹介
多くの国の優れた組織やプロジェクトを調査・分析し、そこで行われていることを“プラクティス”としてまとめた
■CMMI(その他ITIL, ISOなど)と“パターン”の共通点と相違点
共通点:抽象的で広く適用可
相違点:CMMIはコンテキストフリー、パターンはコンテキストがあり読んでいて楽しい
■QA to AQのパターンと関連の深いCMMIプラクティス領域(PA)
品質保証・品質管理以外にも、プロジェクト管理、プロジェクト・組織の改善活動の幅広い領域にヒントを与えることがCMMIとの比較で分かる
■CMMIと“パターン”の補完関係
CMMI for パターン: パターンの価値をより明確にする &パターン適用時の考慮事項を提供する
パターン for CMMI:CMMIのプラクティスの具体的な実装方法のヒントを提供する
■事例 QA to AQ「障壁の解体」とCMMI「GOV(統治)」
株式会社SI&C CMMI高成熟度リードアプレイザー
第1回 Pattern Meetup @Yokohama 事例紹介 アジャイル品質パターンの価値をCMMIで検証してみた 株式会社SI&C Consulting Unit, CMMI Sector 小林 浩 2025年9月27日 1.0 1
自己紹介 小林 浩 株式会社SI&C Principal、Consulting Unit, CMMI Sector Lead SI&C: 2023年9月 MBO、TOB、2024年7月にシステム情報から社名変更 https://www.siac.co.jp/ 2025年8月にアクセンチュアが買収 IBMとアクセンチュアにてエンジニア、PM、品質管理等を経験後、現在は組織能力向上を支援するコ ンサルティングサービスを提供。 ◼ 主な資格や活動 ➢ CMMI高成熟度リードアプレイザー(開発,サービス) ➢ AgileCxO認定APHコーチ・アセッサー・インストラクター、SAFe SPC/LPM ➢ Scrum Alliance認定ScrumMaster、PMI認定PMP ➢ SEMAT日本支部メンバー、SE4BS検討メンバー、QA to AQ翻訳メンバー、匠Method User Groupメンバー、 PMI日本支部DAコミュニティWG3メンバー、スマートエスイー DXゼミ講師 など ◼ Note 「CMMI&アジャイルコンサルタントのブログ」 CMMIや匠Methodについて書いてます 2 https://note.com/hiroshi_k727
CMMIに関する参考資料 ■CMMIモデル (有料、年間ライセンスを購入) https://cmmiinstitute.com/products/cmmi/cmmi-v2-products ■クイックリファレンスガイド CMMI Model Quick Reference Guide (無料)※日本語版も数か月以内にリリース予定 https://www.isaca.org/resources/reference-guide/cmmi-model-quick-reference-guide このクイック・リファレンス・ガイドは、CMMI能力領域、プラクティス領域、プラクティスグループレベ ルの要約を含む、CMMI®(Capability Maturity Model Integration:能力成熟度モデル統合)モデルの全 容を凝縮したものです。この要約は、モデルのコンテンツエリアの概要と、完全な Model Viewer サブスク リプションで期待できる内容について説明しています。 ■CMMI Technical Report: Performance Results (無料) https://www.isaca.org/resources/reports/cmmi-technical-report 世界中の組織が CMMI を活用してビジネス パフォーマンスを向上させ、持続可能な競争優位性を生み出 している様子をご覧ください。 ■Note CMMI&アジャイルコンサルタントのブログ(小林) (もちろん無料) https://note.com/hiroshi_k727 3
アジェンダ ◼ CMMIの超概要紹介 ◼ CMMIと“パターン”の共通点と相違点 ◼ QA to AQのパターンと関連の深いCMMIプラクティス領域(PA) ◼ CMMIと“パターン”の補完関係 ◼ 事例 QA to AQ「障壁の解体」とCMMI「GOV(統治)」 4
CMMIとは CMMI ® ( Capability Maturity Model Integration ) ◼ 米国カーネギーメロン大学のソフトウェア工学研究所(SEI)が開発したプロセスの能力成熟度モ デルです。現在はISACA(2025年6月からその下部組織のCMMI Institute)が管理しています。 ◼ SEIが、多くの国の優れた組織やプロジェクトを調査・分析し、そこで行われていることを“プラ クティス”としてまとめたものです。 ➢ プラクティスはWhatのレベルで抽象化、Howはあくまでもサンプルとして提示 ➢ 抽象度が高いので、時代の変化の影響を受けず、適用可能 (例:アジャイル開発でももちろん有効) ◼ 組織のプロセス能力(成熟度)を 5 段階で評価する仕組みを持ちます。 ◼ 次のドメインをカバーします: ➢ 開発、サービス、供給者、セキュリティ、セーフティ、データ 、ピープル、バーチャル ◼ 特にソフトウェア開発の分野では、開発能力を測る国際標準的な指標となっています。 5
アジェンダ ◼ CMMIの超概要紹介 ◼ CMMIと“パターン”の共通点と相違点 ◼ QA to AQのパターンと関連の深いCMMIプラクティス領域(PA) ◼ CMMIと“パターン”の補完関係 ◼ 事例 QA to AQ「障壁の解体」とCMMI「GOV(統治)」 6
CMMIとアジャイル品質パターン 共通点 SEIが、多くの国の優れた組織やプロ ジェクトを調査・分析し、そこで行わ れていることを“プラクティス”として まとめたものです。 アジャイル品質パターン(QA to AQ)とは、アジャイル品 質に関する問題とその解決策をペアで整理したパターンカ タログです。QA to AQ、 実際に成功した取り組みから抽象化された共 通の課題と解決策を体系的にまとめた もので、チーム内で共有しやすく、日常のプロセスに自然 に組み込めるように設計されています。 いずれも、成功した取り組みを抽象化している。 7
CMMIとアジャイル品質パターン CMMIは コンテキストフリーでパターンと比較 して抽象度が高い カバー範囲が広く体系化されている 読んでいてあまり面白くない。 相違点 QA to AQは コンテキストがあって、より具体的 読んでいて面白い 8
アジェンダ ◼ CMMIの超概要紹介 ◼ CMMIと“パターン”の共通点と相違点 ◼ QA to AQのパターンと関連の深いCMMIプラクティス領域(PA) ◼ CMMIと“パターン”の補完関係 ◼ 事例 QA to AQ「障壁の解体」とCMMI「GOV(統治)」 9
QA to AQのパターンと関連の深いCMMIプラクティス領域(PA) お客様と議論し、各パターンと特に関連の深いCMMIのプラクティス領域(PA)を特定した。 カテゴリー 中核 品質のアジャイル のあり方 パターン名 特に関連の深いCMMI PA アジャイル品質プロセス RDM, PCM, PAD 障壁の解体 GOV QAを含むOneチーム PQA, GOV 品質スプリント VV, PCM, PAD プロダクト品質チャンピオン PLAN, MC アジャイル品質スペシャリスト PLAN, MC 品質チェックリスト PQA, PR 品質作業の分散 PLAN, MC 品質エキスパートをシャドーイング PR, PQA QAリーダーとペアリング PR, PQA できるだけ自動化 TS, PI, VV 10
QA to AQのパターンと関連の深いCMMIプラクティス領域(PA) 続き カテゴリー 品質の特定 品質の可視化 パターン名 特に関連の深いCMMI PA 重要な品質の発見 RDM 品質シナリオ RDM 品質ストーリー RDM 測定可能なシステム品質 MPM 品質の折り込み RDM, MPM 着陸ゾーン MPM 着陸ゾーンの再調整 MPM 着陸ゾーンの合意 RDM, MPM 品質ロードマップ PLAN, MC 品質バックログ RDM システム品質ダッシュボード MPM, MC システム品質アンドン MPM, MC 11
パターンと関連の深いCMMIプラクティス領域(PA) 集計結果 QA to AQのパターンとCMMIのプラクティス領域(PA)の関連 能力領域 QA to AQ パターン名 CMMI PA ENQ RDM VV IMP PR SHP PMW PQA PCM PAD MPM GOV PLAN EDP MC TS 計 PI 1 アジャイル品質プロセス RDM, PCM, PAD 2 障壁の解体 GOV 3 QAを含むOneチーム PQA, GOV 4 品質スプリント VV, PCM, PAD 5 プロダクト品質チャンピオン PLAN, MC 1 1 2 6 アジャイル品質スペシャリスト PLAN, MC 1 1 2 7 品質チェックリスト PQA, PR 8 品質作業の分散 PLAN, MC 9 品質エキスパートをシャドーイング PR, PQA 1 1 2 10 QAリーダーとペアリング PR, PQA 1 1 2 11 できるだけ自動化 TS, PI, VV 12 重要な品質の発見 RDM 1 1 13 品質シナリオ RDM 1 1 14 品質ストーリー RDM 1 1 15 測定可能なシステム品質 MPM 16 品質の折り込み RDM, MPM 17 着陸ゾーン MPM 18 着陸ゾーンの再調整 MPM 19 着陸ゾーンの合意 RDM, MPM 20 品質ロードマップ PLAN, MC 21 品質バックログ RDM 22 システム品質ダッシュボード MPM, MC 1 1 2 23 システム品質アンドン MPM, MC 1 1 2 PA計 能力領域計 1 1 1 3 1 1 1 1 1 1 1 2 1 3 1 2 1 1 1 2 1 1 1 1 1 1 1 2 1 1 1 1 1 2 1 1 2 1 7 3 1 2 16 3 4 2 2 11 7 2 4 2 10 6 1 2 1 12
パターンと関連の深いCMMIプラクティス領域(PA) 開発のためのCMMIの19のPAのうち、12のPAとの関連を特定した。 QA to AQは、CMMIの幅広いプラクティスと関連していることが分かる。 QA to AQのパターンとCMMIのプラクティス領域(PA)の関連 PCM(プロセス管理) 2 PAD(プロセス資産開発) 2 MPM(実績と測定の管理) 7 GOV(統治) 2 II(実装のインフラ) 0 EST(監視と制御) 0 PLAN(計画) 4 MC(監視と制御) 6 RSK(リスクと機会の管理) 0 EDP(成果物のエンジニアリン TS(技術ソリューション) グと開発) MWF(人材の管理) SI(実施の支援) 1 PI(成果物統合) 1 OT(組織トレーニング) 0 CAR(原因分析と解決) 0 DAR(決定分析と解決) 0 CM(構成管理) 0 保) 4 2 3 4 5 6 7 8 VV(検証と妥当性確認) PR(ピアレビュー) PQA(プロセス品質保証) PCM(プロセス管理) 改善) PQA(プロセス品質保証) PAD(プロセス資産開発) MPM(実績と測定の管理) 維持) 3 GOV(統治) II(実装のインフラ) EST(監視と制御) 画と管理) PR(ピアレビュー) 1 RDM(要件の開発と管理) PLAN(計画) MC(監視と制御) RSK(リスクと機会の管理) 理) 開発) 2 TS(技術ソリューション) PI(成果物統合) OT(組織トレーニング) CAR(原因分析と解決) 援) VV(検証と妥当性確認) 0 慣と持 7 SI(実施の支 管 ングと PMW(作業の計 続性の IMP(実績の ENQ(品質の確 PMW(作業の計画と管理) RDM(要件の開発と管理) の ニアリ SHP(習慣と持続性の維持) 関連パターン数 ン数 SHP(習 IMP(実績の改善) 関連パター 材 エンジ ENQ(品質の確保) CMMIのプラクティス領域 MW EDP(成 F(人 果物の CMMIの能力領域 DAR(決定分析と解決) CM(構成管理) 13
パターンと関連の深いCMMIプラクティス領域(PA) 想定通り「ENQ(品質の確保)」の能力領域のPAとの関連(16件)が最も多い。 「IMP(実績の改善)」(11件) 、「PMW(作業の計画の管理)」(10件)と続く。 「SHP(習慣と持続性の維持)」 (2件)との関連は数としては少ないが特に重要。(特にGOV(統治)のPA) QA to AQのパターンとCMMIの能力領域の関連 CMMIの能力領域 関連パ ターン数 ENQ(品質の確保) 16 IMP(実績の改善) 11 PMW(作業の計画と管理) 10 SHP(習慣と持続性の維持) 2 EDP(成果物のエンジニアリングと開発) 2 MWF(人材の管理) 0 SI(実施の支援) 0 関連パターン数 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 ENQ(品質の確保) IMP(実績の改善) PMW(作業の計画と管理) SHP(習慣と持続性の維持) EDP(成果物のエンジニアリングと開発) MWF(人材の管理) SI(実施の支援) 【補足】 ENQ(品質の確保): 品質保証と品質制御 IMP(実績の改善):組織やプロジェクトの能力と実績の、測定・分析・理解 PMW(作業の計画の管理):作業および人員の、計画と管理 SHP(習慣と持続性の維持):組織全体にわたりプロセスが習慣的に持続・実施・維持され、事業目標の実現に効果的に貢献していることを検証 14
アジェンダ ◼ CMMIの超概要紹介 ◼ CMMIと“パターン”の共通点と相違点 ◼ QA to AQのパターンと関連の深いCMMIプラクティス領域(PA) ◼ CMMIと“パターン”の補完関係 ◼ 事例 QA to AQ「障壁の解体」とCMMI「GOV(統治)」 15
CMMIとパターンの補完関係 CMMI (その他ISOやITIL等 の認証や参照モデル QA to AQ (その他の各種パターン) CMMI for パターン パターンの価値をより明確にする & パターン適用時の考慮事項を提供する パターン for CMMI CMMIのプラクティスの具体的な 実装方法のヒントを提供する 16
アジェンダ ◼ CMMIの超概要紹介 ◼ CMMIと“パターン”の共通点と相違点 ◼ QA to AQのパターンと関連の深いCMMIプラクティス領域(PA) ◼ CMMIと“パターン”の補完関係 ◼ 事例 QA to AQ「障壁の解体」とCMMI「GOV(統治)」 17
QA to AQのパターンと関連の深いCMMIプラクティス領域(PA) QA to AQのパターンの中で重要な基盤である「障壁の解体」を例としてとりあげる カテゴリー 中核 品質のアジャイル のあり方 パターン名 特に関連の深いCMMI PA アジャイル品質プロセス RDM, PCM, PAD 障壁の解体 GOV QAを含むOneチーム PQA, GOV 品質スプリント VV, PCM, PAD プロダクト品質チャンピオン PLAN, MC アジャイル品質スペシャリスト PLAN, MC 品質チェックリスト PQA, PR 品質作業の分散 PLAN, MC 品質エキスパートをシャドーイング PR, PQA QAリーダーとペアリング PR, PQA できるだけ自動化 TS, PI, VV 18
事例1 GOV(統治)と「証跡の解体」 GOV(統治) 中核パターン 障壁の解体 意図:実績、プロセスおよび関連する活動におけるスポン サーシップと統治の役割について上級管理層へ手引きを提供 する。 価値:プロセス実装の費用を最小限に留め、目標達成の可能 性を高め、実装されたプロセスが事業の成功を支援しそれに 寄与することを検証する。 (概要) レベル1: 上級管理層は、何が重要かを特定し、組織の目的を 達成するためのアプローチを定義する。 レベル2: 上級管理層は ・パフォーマンス向上のための組織の目標を定義し、伝える。 プロセスに従うための機能、資源、およびトレーニングを提 供する。情報ニーズを特定し、収集した情報を使用して、実 績改善の統治と監視を行う。プロセスに従い、実績目標を達 成する説明責任を人員に与える。 アジャイルチームはどのようにしたら障壁 を取り除き、品質に関してよりアジャイル になることができるでしょうか? 早い段階でQA担当者をチームに含めるなど、 さまざまなアクションを通じてコミュニ ケーションを妨げる障壁や壁を取り壊しま す。QA担当者をスプリントの一部にして、 チームに取り込み、品質に対してチーム全 体に報酬を与えます。 19
事例1 GOV(統治)と「証跡の解体」 CMMI for パターン: パターンの価値をより明確にする &パターン適用時の考慮事項を提供する GOV(統治) (概要) レベル1: 上級管理層は、何が重要かを特定し、 組織の目的を達成するためのアプローチを定義 する。 CMMI レベル2: 上級管理層は for パフォーマンス向上のための組織の目標を定義 パターン し、伝える。プロセスに従うための機能、資源、 およびトレーニングを提供する。情報ニーズを 特定し、収集した情報を使用して、実績改善の 統治と監視を行う。プロセスに従い、実績目標 を達成する説明責任を人員に与える。 中核パターン 障壁の解体 アジャイルチームはどのようにしたら障壁を取り 除き、品質に関してよりアジャイルになることが できるでしょうか? 早い段階でQA担当者をチームに含めるなど、さ まざまなアクションを通じてコミュニケーション を妨げる障壁や壁を取り壊します。QA担当者を スプリントの一部にして、チームに取り込み、品 質に対してチーム全体に報酬を与えます。 QA to AQ使用者にとってのメリット • 当パターンを実践するためには、上級管理層の関与が不可欠であることを理解する。 • 当プラクティスから上級管理層がどのように関与すべきかのヒントを得られる。結果として、上級管理層へパ ターンの価値が説明しやすくなり、上級管理層に関与の必要性を理解してもらえる。 20
事例1 GOV(統治)と「証跡の解体」 パターン for CMMI:CMMIのプラクティスの具体的な実装方法のヒントを提供する 中核パターン GOV(統治) (概要) レベル1: 上級管理層は、何が重要かを特定し、 組織の目的を達成するためのアプローチを定義 する。 レベル2: 上級管理層は パフォーマンス向上のための組織の目標を定義 し、伝える。プロセスに従うための機能、資源、 およびトレーニングを提供する。情報ニーズを 特定し、収集した情報を使用して、実績改善の 統治と監視を行う。プロセスに従い、実績目標 を達成する説明責任を人員に与える。 障壁の解体 パターン for CMMI アジャイルチームはどのようにしたら障壁を取り 除き、品質に関してよりアジャイルになることが できるでしょうか? 早い段階でQA担当者をチームに含めるなど、さ まざまなアクションを通じてコミュニケーション を妨げる障壁や壁を取り壊します。QA担当者を スプリントの一部にして、チームに取り込み、品 質に対してチーム全体に報酬を与えます。 CMMI使用者にとってのメリット • アジャイルでの品質保証のアプローチを検討している組織では、具体的施策の一つとして「障壁の解体」が重要 であることを理解する。 • QA to AQの他のパターンも合わせて活用して、組織に合ったアプローチを作成することができる。 21
まとめ ◼ CMMIの超概要紹介 ✓ 多くの国の優れた組織やプロジェクトを調査・分析し、そこで行われていることを“プラクティス” としてまとめた ◼ CMMI(その他ITIL, ISOなど)と“パターン”の共通点と相違点 ✓ 共通点:抽象的で広く適用可 ✓ 相違点:CMMIはコンテキストフリー、パターンはコンテキストがあり読んでいて楽しい ◼ QA to AQのパターンと関連の深いCMMIプラクティス領域(PA) ✓ 品質保証・品質管理以外にも、プロジェクト管理、プロジェクト・組織の改善活動の幅広い領域に ヒントを与えることがCMMIとの比較で分かる ◼ CMMIと“パターン”の補完関係 ✓ CMMI for パターン: パターンの価値をより明確にする &パターン適用時の考慮事項を提供する ✓ パターン for CMMI:CMMIのプラクティスの具体的な実装方法のヒントを提供する ◼ 事例 QA to AQ「障壁の解体」とCMMI「GOV(統治)」 22
ご質問・ご要望は 株式会社SI&C CMMI Sector 小林 [email protected] 浩までお気軽にお願いします。 23