I時代のオープンデータ伝道師の役割

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July 18, 26

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デジタル庁「2026年度オープンデータ伝道師会第1回」での「AI時代のオープンデータ伝道師の役割」と題した発表資料です。

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各ページのテキスト
1.

AI時代のオープンデータ伝道師の役割 2026.7.9 令和8年度オープンデータ伝道師会 川島 宏一

2.

Open Dataの動きがなければ、いまの生成AIは生まれていない OpenAIのChatGPT、GoogleのGemini、 AnthropicのClaudeのようなAIモデルの訓練に用いら れている数十億ものデータ・パラメータは、偶然に生まれた ものではない。それらは、政府が収集するデータを、法的 にも技術的にも自由に再利用できるようにするという、意 図的な決定の結果なのである。 pp. 44–45. Kindle English Edition.

3.

AI時代においてオープンデータは単なる透明性政策ではなく AIの公共的利用可能性を支える基盤 「質問に回答するのにウィキペディアなど、オープンデータのコミュニティが公開 しているデータをどの程度参考にしていますか? 」と聞いてみると、 Gemini 私はウィキペディアのようなオープンデータコミュニティの貢献に非常に強く依存し、恩恵 を受けています。彼らが築き上げた知識のインフラが、私の知能の土台の一部を作って いると言っても過言ではありません。 Chat GPT ChatGPTのようなAIは、オープンデータ・コミュニティが長年築いてきた“公共的な知識 インフラ”の上にかなり乗っていると考えてよいと思います。

4.

地域固有のデータから共創的に課題解決し 新しい情報を発信する価値がさらに高まる 企業 データを起爆剤として 多様な主体による 市民 行政 共創的な問題解決を プロデュースできる人材 大学・ 研究機関 の価値がますます高まる 4

5.

『まち』は解決すべき問題の宝庫 データで問題の構造を明確にし多様な主体の役割分担で解決できないか? 観光資源の活用 滞在時間・回遊性の向上 域内移動手段の確保 人口減少 行財政改革 地域防災 インフラの維持管理 中心市街地の活性化 5

6.

科学技術の進化とインフラ・日常生活の設計変更が連動する必要がある 科学技術の進化が 日常生活 日常生活 物的 物的 科学技術の進化と インフラ インフラ 制度的/物的インフ 既存の制度的インフラ に跳ね返されてきた ラ・日常生活の設計 制度的 インフラ 制度的 インフラ 科学技術 科学技術 変更が連動する必 要がある  AIが拡張 6

7.

ウィキペディアタウン みんなで街歩きしながら情報を集めてご当地紹介! 市民がまちを歩き、専門家に話を聞いたり、図書 館で調べたりして地域固有の文化遺産や名所など を発見し、ウィキペディア上に記事として投稿す る活動。日本では2013年に横浜市で活動が始ま り、日本各地に広がっている。これまでの活動実 績と今後の活動予定はウィキペディア上で詳細な 時系列情報で公開されている。 青木和人 オープンデータ京都実践会、Code for 山城代表, https://www.libsil.library.ne.jp/wikipediatown/ 松戸市、https://www.city.Matsudo.chiba.jp/library/event/wikihoukoku.html 7

8.

マッピングパーティ:みんなで街歩きしながら地図を書いて問題発信! 市民がテーマを決めて、まちを移動しながら、 オープンストリートマップで地図を描いていく活 動。利用しやすさを表す「アクセシビリティ」を テーマにした場合、歩きながら、車椅子利用者な どハンディを持つ方々に必要な情報を探し、地図 に書き込んでいく。そうすることで段差や狭い道 幅、身障者用トイレやエレベーターの位置など貴 重な情報が収集・発信される。 @Yfuruchin https://qiita.com/Yfuruchin /items/096f919fe210f8adca 91https://qiita.com/Yfuruch in/items/096f919fe210f8adc a91https://qiita.com/Yfuruc hin/items/096f919fe210f8a dca91 Code for TODA, https://codefortoda.org /2016/12/01/mapping/ https://speakerdeck.com/barsaka2/you-do-not-know-openstreetmap-world?slide=53 8

9.

これからのオープンデータ伝道師の役割 1. 伝導の対象 自治体よりも地域社会(コミュニティ) 2. 活動の軸足 データのオープン化よりもデータをトリガーとした地域課題の解決や ローカルコンテンツの発掘 3. 伝道師の役割 多様な主体間の対話のファシリテーターからアーキテクトへ