copainter 活用例紹介

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December 04, 25

スライド概要

copainter・ユーザー交流会にてまっくすさん(@minux302)が発表されたスライドです。

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(ダウンロード不可)

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各ページのテキスト
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copainter 活用例紹介 まっくす (@minux302) 2025.11.21

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目次 1. 前提のお話 2. (私の)AI を使ったワークフロー a. イメージ作り b. AI 生成(土台づくり) c. 加筆修正 d. AI 生成(なじませ・仕上げ) 3. AIを使う上での心構え 4. まとめ (C) 2030 GRT BANK All rights reserved

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今日のおはなし ※このスライドは Nanobanana Pro が出る前に 作成されたものです

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今日のおはなし 自分がAIを活用する際の大まかな流れ、心構えについて 自分の属性:趣味の漫画描き 今回は特にキャラクターに特化して説明 copainter を使った使い方(※キャラ学習モデル使用)

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大まかな流れ Step1 Step2 Step3 Step4 ラフ作成 AI生成 加筆修正 AI生成 イメージ作り 土台作り 意図の反映 仕上げ・なじませ

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Step1:ラフ作成 入力に使用するラフを用意します。 おおよそのデザイン程度は入れています (白ハゲより多少は意図を汲み取ってくれる) 注意点 線が綺麗すぎるとそのまま出力しがち、がラフすぎ るとAIが構図を読み取れない...のでバランスが重要 構図によってうまくいくかはケース by ケースなの でとりあえず変換してしまう心意気で 顔の細かい表情は描き直されちゃう前提 自分が描いてる漫画の1コマ

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Step2:AI生成(土台作り) いきなり完成を目指さず、完成イメージの土台 となる画像の作成します。 ここでの完成度は6〜7割程度のものが出れば OK。

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Step2:AI生成(土台作り) 学習モデルの利用 計20枚程度で学習 3面図 NovelAI のキャラ参照でデータを増やす

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Step2:AI生成(土台作り) 入力のラフ度合いによって使う AI を変えている 入力が読み取れる、絵柄を出したい 入力がラフすぎる、もしくはない 線画・画像変換で生成 AI アシスタントで生成

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Step2:AI生成(土台作り) 入力がある程度しっかりしている(意図が汲みとれる) 絵柄を出したい → 線画・画像変換で生成 注意点 入力画像に基づいてパラメータ設定が必要 → 次スライドで説明 キャラ生成の場合は学習がほぼ必須レベル (※今回のサンプルではキャラ学習モデルを使用)

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Step2:AI生成(土台作り) 特に重要なパラメータは以下の三つ → 入力のラフ度合いに基づいて調整 ラフ度合い 強 弱 プロンプト 日本語 (AIで詳細なプロンプト化) 自動判定 忠実度 AI 変化の強さ (Control Strength) (Denoising Strength) 低 中〜高 線画:高 カラー:低〜中 線画:高 カラー:低〜中

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Step2:AI生成(土台作り) 忠実度 (Control Strength) 入力 低 中 高

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Step2:AI生成(土台作り) AI変化量の強さ (Denoising Strengh) 入力 低 中 高

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Step2:AI生成(土台作り) 入力がラフすぎる、もしくは入力画像がない AI アシスタントで生成 キャラクター画像 +(ラフ画像) + プロンプト で意図を伝える 注意点 AI アシスタントはアップロードされた最後の画像のサイズで 出されるので構図指定のラフ画像は最後に入れる 100点のものが出なくとも近いイメージのものが出たら採用 (チェックポイントとして、細かい修正を別の生成でする)

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Step2:AI生成(土台作り)

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Step3の前に... 線画化をしている → 加工しやすいから! 線画化を入れることで、Step2がある程度精度が低くてもあと工程で修正しやすくなる

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Step3:加筆修正 細かい調整(情報量を落とす) 特に表情、破綻、デザインの不一致を修正

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Step4:AI生成(なじませ・仕上げ) 加筆修正したところを馴染ませて1つのイラス トとして仕上げてくれる (ペン入れ機能がおすすめ) AIは入力の制約が弱い場合(ex. AI変化の強さ が強い、忠実度が低い場合)と完成した画像を 出そうとする→情報が揃ってないところを揃え てくれる

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Step4:AI生成(なじませ・仕上げ)

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Step3 と Step4 Step3 Step4 加筆修正とAI変換は適宜繰り返す 1回で完成させようとしない! 困難は分割せよ! 加筆修正 AI生成

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作例

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AIを使う上での心構え 100点を目指さない 加筆修正前提で考える メリットは時短だけではない!体力の温存も 意外と見落としがちなメリットとして、労力が減る 集中力を切らさない工夫 生成すると数十秒かかり、集中力が切れる。 できるだけ集中力を切らさないような、自分にあったやり方を見つけよう 何を描き、何を描いてもらうか どこを省力化したいが、逆に自分はどこにこだわりたいか

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一言 AI が実際に使えるかどうかは使う人のスキル・立場による。 (効率が逆に下がる...ということもある) なので実際に使うかは人それぞれだが、AIとつきあっていくことはこれからの時代避けられない。 自分なりにどういう落とし所にするかは 自分で触って、自分だけの答えを持つことが必要だと考えています。

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今日のおはなし ※このスライドは Nanobanana Pro が出る前に 作成されたものです

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まとめ AI を使ったワークフローの紹介 Step1: イメージ作り Step2: AI 生成(土台づくり) 入力に応じたAI の使い分け パラメータについて(プロンプト、忠実度、変化の強さ) Step3: 加筆修正 Step4: AI 生成(なじませ・仕上げ) AIを使う上での心構え 100点を目指さない 体力の温存 集中力を切らさない意識 何を描き、何を描いてもらうか自分だけの正解を見つける