ARCSモデルで教育をやってみた

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August 22, 21

スライド概要

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インフラ系エンジニアやってるJK。

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各ページのテキスト
1.

ARCSモデルで教育をやってみた @yassy

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01 インスタラクショナル デザインとは 02 ARCSモデルとは 03 実際にやってみた 1

3.

3 インスタラクショナルデザイン is 何? ⚫ インスタラクショナルデザインとは、教育を中心として「効果・効率・魅力」の向上を目的とした手法のこと ⚫ 元々は、第二次世界大戦時にアメリカで研究されていた教育手法 ⚫ 戦後は企業や一部の学校で取り入れられ、体系化された ⚫ インスタラクショナルデザインと一口に言っても、様々な手法が存在 ⚫ 今回は学習内容の理解、かつ自信を持たせる必要があったため、ARCSモデルを採用

4.

4 ARCSモデル is 何? ⚫ 注意(Attention)、関連性(Relevance)、自信(Confidence)、満足感(Satisfaction)の4つの観点から教育を考える方法 ⚫ 学習者の学習意欲(やる気)を高めるためのモデル 関連性 (Relevance) やりがいがあ りそうだな 注意 (Attention) おもしろそ うだな 自信 (Confidence) やればできそ うだな 満足感 (Satisfaction) やってよかっ たな

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5 ⚫ 注意(Attention) ⚫ 学習対象に対し、どのように注意を向けさせるか ⚫ 目を引く工夫をすることで、学習者に好奇心を向けさせる ⚫ 関連性(Relevance) ⚫ 学習者に「なぜこれをやらなければならないのか」を理解させる ⚫ 学習者は、学んでいることと自身に何らかの繋がりを感じなければ意欲を感じない ⚫ 自信(Confidence) ⚫ 学習前に具体的なゴールを明示して意識させる ⚫ 失敗しても大丈夫な環境を作る、他人との比較ではなく過去の自分との比較で進捗を確認する ⚫ 満足感(Satisfaction) ⚫ 努力の結果をすぐにチェックできるようにする ⚫ 学習した内容がどのように使われるかを強調する

6.

6 ⚫ 注意(Attention) ⚫ 勉強会形式で学習を行い、基本的に手を動かすことを中心とする ⚫ 関連性(Relevance) ⚫ 今日は何を学習し、学んだことで何ができるようになるのか、業務でどのように使用するのかを明示するようにする ⚫ 自信(Confidence) ⚫ 最初に多くの情報を与えすぎない →情報量が多いと自信を無くしやすいため ⚫ 勉強会の最後に「練習問題」として、その日の学習内容を復習させる ⚫ 満足感(Satisfaction) ⚫ 実際の事例として、業務で使用しているコードで練習させる →勉強したことが、実務に繋がったという達成感を得られる ⚫ できるようになることリストを作成し、やった個所に取り消し線を入れていく →成長が視覚的に見えるようになる

7.

7 ⚫ インスタラクショナルデザインでよく挙げられる用語として、「スモールステップ」と「学習者検証の原則」がある ⚫ スモールステップ 課題の難易度を徐々に上げていき、相手を無理なくステップアップさせる方法 課題 スモールステップ 課題 課題 課題 課題 ⚫ 学習者検証の原則 インスタラクショナルデザインでは、学習者ができるようになって初めて「教えた」とする 学習者ができていないは「教えたつもり」である 学習者ができる・できないようになるかは「教える側の責任」 課題