PlatformCon2023_Recap_20230630

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June 30, 23

スライド概要

Platform Engineering Meetup#3 の登壇資料です。
https://platformengineering.connpass.com/event/284023/

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ゲームが大好きなインフラ寄りのエンジニア。 新しいことに触れるのが好きです。デザインやイラストも好きで、最近はUIやWebフロントエンドに興味があります。 最近は3DCGにも興味があり、BlenderやUnreal Engineの勉強中です。 これまで不足していたアウトプットを増やそうと画策中。

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関連スライド

各ページのテキスト
1.

PlatformCon 2023 Recap Platform Engineering Meetup #3 Ayako Tanaka (@tananyan29)

2.

Who am I? 初登壇! Ayako Tanaka / tanayan 日本ヒューレット・パッカード合同会社 CloudNative Days - Committee Platform Engineering Meetup - Organizer @tananyan29 @tanayan299

3.

Who am I? 7/1から 新会社! Ayako Tanaka / tanayan 日本ヒューレット・パッカード合同会社 株式会社エーピーコミュニケーションズ CloudNative Days - Committee Platform Engineering Meetup - Organizer @tananyan29 @tanayan299

4.

What is PlatformCon 2023? ● ● PlatformEngineering.orgとHumanitecが主催 2022年に第1回が開催されたイベントで今回が第2回

5.

What is PlatformCon 2023? ● ● Stories/Tech/Blueprints/Culture/Impactの5つの分野 計169セッション!

6.

What is PlatformCon 2023? https://www.youtube.com/playlist?list=PLR7 4Ng-6aEfAhi0cAd2ZTKV3u3Gl_WvWQ ● https://www.youtube.com/playlist?list=PLR7 4Ng-6aEfDH3Bk3U2uD-2LQGhVt0-0t https://www.youtube.com/playlist?list=PLR7 4Ng-6aEfAKvH4nqpkOsf3qE46S1cjZ テーマに合わせた視聴の推奨パスが提供されている

7.

Today's Recap Theme +α

8.

改めてPlatform Engineeringとは? Platform Engineering Meetup#1 @jacopenさん講演スライドより

9.

改めてPlatform Engineeringとは? Platform Engineeringの概念は なんとなくわかった! Platform Engineering Meetup#1 @jacopenさん講演スライドより

10.

改めてPlatform Engineeringとは? 成功のために 何を意識する? Platform Engineeringの概念は なんとなくわかった! Platform Engineering Meetup#1 @jacopenさん講演スライドより

11.

改めてPlatform Engineeringとは? 成功のために 何を意識する? Platform Engineeringの概念は なんとなくわかった! 実践のために 何からはじめる? Platform Engineering Meetup#1 @jacopenさん講演スライドより

12.

Recap Contents 01 Platform Engineering成功のポイント 02 Forter社のロードマップ作成事例

13.

Platform Engineering成功のポイント

14.

Platform Engineering成功のポイント #1 Product Thinking #2 Self Service #3 Curation #4 Feedback Loop #5 Marketing #6 Business Value

15.

Platform Engineering成功のポイント ● ● ● #1 Product Thinking ロードマップを作り継続開発 開発を続ける製品として捉える 目標を示すロードマップを作成 使用してもらうために信頼を得る ○ ○ ○ 高い品質、信頼性、耐久性 各事業ごとに必要な要件(セキュリティ、コンプラ イアンス etc…)を満たす ロードマップの納期を提示

16.

Platform Engineering成功のポイント ● ● #2 Self Service 開発者が欲しい環境を欲しいときに得られるよう にする 情報への到達性の強化 ○ ○ ● 充実したドキュメント ○ ○ 開発者が自立して利用できるように ● 統一された情報アーキテクチャ デザインパターン チュートリアル FAQセクション オンボーディングプロセスの整備

17.

Platform Engineering成功のポイント ● ゴールデンパス(ユーザーが最小の認知負荷で 追従できる手順)の提供 ○ #3 Curation ○ ゴールデンパスで認知負荷の低減、標 準化の推進 ○ 開発者が意識しないで良い部分を抽象化 ■ 認知負荷を軽減 標準化とコード類の再利用性の推進 ■ 一貫性と品質の担保 ■ システムのスケーリングを見据える ゴールデンパスから外れるパスを許容する

18.

Platform Engineering成功のポイント ● ● #4 Feedback Loop 顧客の意見を反映 ● 開発者のニーズをロードマップに組み込む Platformチームと開発者の相互コミュニケーショ ン フィードバックの収集 ○ ○ UXインタビュー Platformチームと特定の開発者チームで一緒にバ リューストリームマップを作成 ■ 開発から商用環境デプロイまでの時間をマップア ウトすることで、開発の障壁を洗い出す

19.

Platform Engineering成功のポイント ● #5 Marketing 顧客の第一選択肢になるよう宣伝 構築したPlatformの使用は強制せず、開発者 の第一選択肢として提示 ○ ○ ● 万人受けは狙わない Platformの機能ではなく開発者にもたらすメリット を提示する ブランディング

20.

Platform Engineering成功のポイント ● ● #6 Business Value 導入のインパクトを示す Platform導入によるエンドユーザーとビジネス にもたらす影響を証明する 組織の効率を測り価値を示す ○ DORA(デプロイ頻度/変更のリードタイム/ 変更障害率/サービス復元時間)

21.

事例:開発者と合意するロードマップの 作成方法と使用方法 120人以上のエンジニアと20以上の開発チームを擁するForterの事例 The roadmap impact: A blueprint for success

22.

Forter社の課題 Platformチームの目的が不明瞭 Platformを製品ではなくワンショットのシステムとして提供していたため… 6か月後に何をやるのか不透明 20以上の開発チームの要望を管理できない 作業の見通しが立たず自律的に動けない 適切なエンジニアの数を見積もれない

23.

Forter社のロードマップの作成Step Step 01 Step 02 Step 03 PlatformTeam内でシードロードマップを作成 Customer Advisory Board (CAB)を作成 開発者の要望をシードロードマップに反映

24.

Step1:PlatformTeam内でシードロードマップを作成 1/2 1. list up 1. Product outcome をリスト化

25.

Step1:PlatformTeam内でシードロードマップを作成 2/2 1. list up 2. prioritization 例: 3 or 4 outcome/クォータ 1. Product outcome をリスト化 2. outcome を各タイムスロットに個数制限をつけて配置

26.

Step2:Customer Advisory Board (CAB)を作成 1/3 各チームの 代表者 (Max15人 程度) 3. list up 3. Platform に望む output をリスト化

27.

Step2:Customer Advisory Board (CAB)を作成 2/3 各チームの 代表者 (Max15人 程度) 3. list up 4. convert 3. Platform に望む output をリスト化 4. output を outcome に変換

28.

Step2:Customer Advisory Board (CAB)を作成 2/3 output: 実行結果 outcome: 結果として何を 実現したいか

29.

Step2:Customer Advisory Board (CAB)を作成 2/3 output: 実行結果 outcome: 結果として何を 実現したいか 4. 例えば、 Kubernetes基盤へ移行する = output prioritization コスト削減、効率向上 = outcome

30.

Step2:Customer Advisory Board (CAB)を作成 3/3 5. prioritization 各チームの 代表者 (Max15人 程度) 3. list up 4. convert 3. Platform に望む output をリスト化 4. output を outcome に変換 5. outcome を各タイムスロットに個数制限をつけて配置

31.

Step3:開発者の要望をシードロードマップに反映 1/5 6. vote 6. それぞれのチームの outcome に対して優先順位の投票

32.

Step3:開発者の要望をシードロードマップに反映 2/5 7. prioritization 7. 投票の結果をうけて outcome を並べなおす

33.

Step3:開発者の要望をシードロードマップに反映 3/5 7. prioritization & 8. vote 7. 投票の結果をうけて outcome を並べなおす 8. それぞれのチームの outcome に対して優先順位の投票 ×2

34.

Step3:開発者の要望をシードロードマップに反映 4/5 9. merge 9. 結果をもとにすべての outcome の優先順位を協議して決める

35.

Step3:開発者の要望をシードロードマップに反映 5/5

36.

Forter社の課題(再掲) Platformチームの目的が不明瞭 Platformを製品ではなくワンショットのシステムとして提供していたため… 6か月後に何をやるのか不透明 20以上の開発チームの要望を管理できない 作業の見通しが立たず自律的に動けない 適切なエンジニアの数を見積もれない

37.

Forter社の課題は解決した! Platformチームの目的が明確化! Platformを製品としてロードマップにもとづいて継続的に開発し続ける! 6か月後に何をやるのか不透明 数年単位の達成目標が明確化 20以上の開発チームの要望を管理できない 優先順位の全社的な合意 作業の見通しが立たず自律的に動けない 次に着手するべきことが明確化 適切なエンジニアの数を見積もれない 目標達成に必要な人員の計算が可能に

38.

まとめと所感

39.

まとめと所感 ● Platformを成功させるための共通のポイントとしてProduct Thinking / Self Service / Curation / Feedback loop / Marketing / Business value が重要 ● ● ● ● 技術的要素だけでなく 文化的要素もとても大事 ポイントは相互に絡み合っていてどれか一つを考えればいいわけじゃない 製品開発を考えたら当たり前のポイント ○ Platformを構築する、という言葉で考えると抜け落ちそう Platformを製品として考えるうえでロードマップは有用 ● Platformが何を提供してくれるのか明確になるロードマップはよさそう ○ 高い透明性で優先順位を会話できる ○ Platformが軌道にのったあとも有用性をアピールできそう ○ 定期的に見直さないと形骸化して使い物にならなそう …

40.

参照セッションリスト

41.

参照セッションリスト 1/2 Platform成功のポイントに幅広く触れていたもの ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● The Golden Age of the Platform Building the Perfect platform™ in the midst of Everything Else™ From infrastructure to app deployment: Where does a platform start and end? When the fit for everyone isn’t the right fit for you Platform engineering: The way to reshape scalable collaboration Why treat your new Internal Developer Platform as a startup Why is it so hard to create a great Platform-as-a-Product? How to accelerate the adoption of your internal platform The impact of effectively running large platforms with small teams End-to-end workflows are key for developer portal success

42.

参照セッションリスト 2/2 Platform成功のポイントのうち特定項目に深く触れていたもの ● Product Thinking ○ ○ ○ ● Self Service ○ ○ ● Platform kick-start at a Global Telecom organization Marketing ○ ● Build golden paths for day 50, not for day 1! Shift left! Build it right! Discover the DevEx journey Feedback Loop ○ ● DevEx is NOT DevOps: Investing in developer enablement to reduce barriers to continuous delivery How CyberArk reduces cognitive load with platform engineering Curation ○ ○ ● How Realtor.com created a platform culture that lasts Platform engineering is all about product The roadmap impact: A blueprint for success Platform as agents of enterprise improvement Business Value ○ FinOps: More than just cloud resources and tooling

43.

Thank you for your attention! Twitter: @tananyan29 / GitHub: @tanayan299