tile.openstreetmap.jpの現状について

7.1K Views

December 03, 22

スライド概要

State of the Map Japan 2022 in Kakogawa

profile-image

Georepublic / OSGeo.JP / Japan Unix Society / OpenStreetMap Foundation Japan

シェア

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

関連スライド

各ページのテキスト
1.

tile.openstreetmap.jpの現状 について State of the Map Japan 2022 Taro Matsuzawa @smellman

2.

今日のお題 • 感謝 • 自己紹介と近況 • tile.openstreetmap.jpの昔と現状について • PMTilesのホスティング • 今後の野望

3.

感謝 • tile.openstreetmap.jp 及び openstreetmap.jp はさくらインターネットに よる提供です。 • tile.openstreetmap.jp のタイルサーバの作成サーバはKioxiaから寄与してい ただいています。 • 同人誌書くとサーバを貸してもらえる謎の対価交換。

4.

自己紹介と近況

5.

自己紹介 • Georepublic R&D / CISO • 地理空間系エンジニア • OpenStreetMap Foundation Japan サーバ管理者 • OSGeo.JP 理事 • 日本UNIXユーザ会会長 • Breakcoreクラスタ

6.

近況など • イタリアに行ってきました • State of the Map 2022及びFOSS4G 2022に参加 • レポートはOSC 2022 Online/Fukuokaにて(動画公開中) • ジムに通い始めました • 糖尿病対策です • 体重はまだ変わってない

7.

寄稿 • 日本測量協会の月刊測量9月号に 寄稿しました。 • Cloud Optimized フォーマッ トについて解説。

8.

国連の活動やっています • UNOpenGIS コミッター • Smart Maps Core オーナー

9.

タイルと自分 • 最初は国土地理院の仕事でタイルレンダリングの高速化を実装 • 某放送局の地図をTilemillで作成 • JICAの講師としてタイルの技術を毎年講義 • 趣味でベクトルタイル作成を開始 • 趣味から徐々に仕事になってきた • タイル=趣味=仕事=Life!

10.

tile.openstreetmap.jpの昔と現 状について

11.

昔のtile.openstreetmap.jp • かつてはGMOインターネットが無償提供をしてくれていた • 老朽化に伴い廃止 • 元々は日本領域のみレンタリングしていて、他の領域はProxyをするという仕 組み。 • GeoIPによる竹島問題などにも対応していた。

12.

tile.openstreetmap.jp 第二世代 • さくらインターネットからさくらのクラウドを無償提供していただいて運用 を開始 • 運用開始時は日本の領域のみ提供(後述) • openstreetmap.jpも同じくさくらのクラウドで運用 • 現在Ubuntu 20.04で運用中

13.

OpenMapTiles • OpenMapTilesは世界中でオープンなOpenStreetMapのタイルを作成するプ ロジェクト • 立ち上げ当時から注目し、いくらかコミットなどもした • レンダリングに時間がかかる • 日本だけで3日ぐらいかかる • 日本のタイルサーバに毎週デプロイをしていた

14.

Planetiler • Javaで書かれたPlanet単位のレンタリングを目標としたプログラム • https://github.com/onthegomap/planetiler • Planetのダウンロードからmbtilesまでの出力が1コマンドで完結 • OpenMapTilesのスキーマと互換性がある • OpenMapTiles 3.14互換がそろそろ来るかも知れない • https://github.com/openmaptiles/planetiler-openmaptiles/pull/50

15.

現在のtile.openstreetmap.jp • Planet単位の地図タイルを実家のサーバで生成してアップロード • Kioxia提供のサーバを利用 • 竹島問題、北方領土問題をベクトルタイルを駆使して雑に解決している • ようは一部を上に被している • 北方領土は良いベクトルが無くって本当に雑になっている

16.

アーキテクチャ • vector / raster タイルサーバ • 20 Tile Server GL instance + Varnish Cache. • 毎週planetを更新するたびにキャッシュをクリアしている • 標準で三つのスタイルを提供 • Nginxリバースプロクシ

18.

Demo

19.

PMTilesのホスティング

20.

PMTiles • ProtoMapsが作成しているmbtilesのCloud Optimized 版 • 静的ホスティングに対応、GET Protocol Range Optionを活用

21.

PMTilesのホスティング • Mbtiles形式をgo-pmtilesで変換してからサーバにアップロード • https://github.com/protomaps/go-pmtiles • CORSの設定をちゃんとやっておく必要がある • https://github.com/smellman/pmtiles-example

22.

Demo

23.

タイルは常に公開 • mbtilesは https:// le.smellman.org/ に • PMTilesは https://tile.openstreetmap.jp/static/ に • 常に最新のモノを公開しているので、ご自由にご利用ください fi • もちろん、tile.openstreetmap.jp も自由に使ってね!

24.

今後の野望

25.

やっぱりDEMでしょ • Maplibre v2.4で3D表示が可能になった • もともとhillshade表示は可能 • 標高がわかるといろいろ楽しい • とりあえず年末の楽しみとしてやってみたい

26.

参考データ Global Map Archive