『地域交通』の未来_ITを出発点にともに考える

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May 24, 22

スライド概要

令和4年度第1回地⽅創⽣勉強会 講演資料(2022年5月24日開催)
講演動画はこちら。
https://youtu.be/PaxggZ11eeY

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伊藤昌毅 東京大学 大学院情報理工学系研究科 附属ソーシャルICT研究センター 准教授。ITによる交通の高度化を研究しています。標準的なバス情報フォーマット広め隊/日本バス情報協会

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各ページのテキスト
1.

2022年5⽉23⽇ 令和4年度第1回 地⽅創⽣勉強会 『地域交通』の未来︓ ITを出発点にともに考える 東京⼤学 ⼤学院情報理⼯学系研究科 附属ソーシャルICT研究センター 准教授 伊藤昌毅

2.

伊藤 昌毅 • • • • • 東京⼤学 ⼤学院情報理⼯学系研究科 附属ソーシャルICT研究センター 准教授 静岡⼤学 ⼟⽊情報学研究所 客員教授 専⾨分野 – – ユビキタスコンピューティング 交通情報学 – – – – – – – – 静岡県掛川市出⾝ 2002 慶應義塾⼤学 環境情報学部卒 2009 博⼠(政策・メディア) 指導教員︓ 慶應義塾⼤学 徳⽥英幸教授 2008-2010 慶應義塾⼤学⼤学院 政策・メディア研究科 特別研究助教 2010-2013 ⿃取⼤学 ⼤学院⼯学研究科 助教 2013-2019 東京⼤学 ⽣産技術研究所 助教 2019-2021 東京⼤学 ⽣産技術研究所 特任講師 2021-現在 現職 – 運⾏管理者(旅客) 経歴 資格 2

3.

伊藤×国⼟交通省 • 標準フォーマット関連 – – – – • • • • • • バス情報の効率的な収集・共有に向けた検討会 座⻑(H28年度) 標準的なバス情報フォーマット利活⽤検討会 座⻑(H29年度) バス情報の静的・動的データ利活⽤検討会 座⻑(H30年度) GTFS-JPに関する検討会 委員(R2年度) オープンデータ関連 – 公共交通分野におけるオープンデータ推進に関する検討会 委員(H29年度-R3年度) MaaS関連 – 都市と地⽅における新たなモビリティサービスのあり⽅懇談会 委員(H30年度) – 新モビリティサービス推進事業有識者委員会 委員(R1年度) 交通政策審議会 – 交通政策基本計画⼩委員会 委員(R1年度-) シェアサイクル – シェアサイクルの在り⽅検討委員(R1年度-) 鉄道 – 鉄道の混雑緩和に資する情報提供のあり⽅に関する勉強会 委員(R2年度) 点呼 – 運⾏管理⾼度化検討会・ワーキンググループ(R2年度-)

4.

伊藤×経済産業省・総務省 • 経済産業省 オープンデータ関連 – 官⺠データの相互運⽤性実現に向けた検討会 座⻑(H29年度) – 情報共有基盤 利⽤促進ワーキンググループ 委員(H30年度) • 総務省 オープンデータ関連 – 地域情報化アドバイザー(R2年度〜R3年度)

5.

伊藤×地⽅⾃治体 • • • • • • • 沖縄観光2次交通の利便性向上に向けた検討委員会 座⻑(H30年度〜) 群⾺県バスロケーションシステム実証実験 アドバイザー(R1年度) さいたま市 スマート駅広研究会 副会⻑(R2年度〜) 佐賀市 街なか未来技術活⽤モデルプラン策定業務有識者会議 委員(R2年度) 東京都 東京都における地域公共交通の在り⽅検討会 委員(R2年度〜R3年度) 熊本市 熊本版MaaS勉強会 有識者委員(R3年度〜) 杉並区地域公共交通活性化協議会 会⻑(R3年度〜) • その他⾃治体主催のイベントでの講演多数 – 静岡県掛川市、⽯川県能美市、群⾺県、島根県安来市、沖縄県、富⼭県、岐⾩県、北海道など

6.

学⽣時代にコンピュータ・インターネットと出会う • x

7.

Cyber World と Physical Worldが融合す る中での空間情報やナビゲーションに関⼼ 専門家による特別な仕事から,情報技術に よって多種多様な情報がマッピングの対象に Mapping Physical World 地図(Cyber World でのWorld Model) 人の活動が媒介となり物理空間と サイバー空間の融合が加速 空間行動は物理空間 上の現象としても 扱われるように 受益者として空間情報 サービスを利用する 博士論文: A Study of End-user Mapping for Building Interactive Spatial Services (2009)

8.

いつも境界にいた IT 交通 文系 理系 地方 都市

9.

⿃取⼤学で交通と出会う

10.

2010年〜2013年 バスネット︓ ⿃取⼤学発 バス・鉄道乗換案内 の開発 • 年間4万人を超えるユニークユーザ • 年間30万件を超える検索数 • 総務大臣賞 産学官連携功労者表彰,平成21年 • 総務大臣表彰 U-Japan大賞 地域活性化部門賞, 平成20年 • ほか受賞多数

12.

スマートフォンによるバスロケーションシステムの開発 • GPS搭載スマートフォンを⾞載端末として利⽤することで,低コ ストな設置,運⽤を実現 – ⿃取市の15路線で運⽤→現在は⿃取県全域で稼働中 バスネット サーバ リアルタイム 位置情報 位置から遅れを 推測

13.

バスネット利⽤者の⾏動分析 • Webやアプリの利⽤データのビックデータ分析から、公共交通 への需要を明らかに 出発地や目的地の分布 KeisankiAB 出発地設定 目的地 イオン鳥取北 (バス停) 鳥取駅 (バス停) 県庁日赤前 (バス停) イオン鳥取北 (バス停) 鳥取砂丘 (バス停) 区間ごとの需要 ● 市街地に集中 ● 特に中心部の駅 鳥取大学 ● ● イオン鳥取北 500 450 イオン鳥取北 鳥商前 400 鳥取県庁 350 300 鳥取駅 250 利用数 順位 出発地 鳥取駅 1 (バス停) イオン鳥取北 2 (バス停) 鳥取駅 3 (バス停) 鳥商前 4 (バス停) 鳥取駅 5 (バス停) 目的地設定 200 150 100 50 0 0 2 4 6 8 10 12 14 16 時間帯 h 鳥取大学 工学研究科 情報エレクトロニクス専攻 計算機工学 (A|B) 研究室 地域別の需要分布 鳥取駅バス停 バス停ごとの乗降パターン 18 20 22 24

14.

アクセスログ解析システムの開発 • 直感的な解析を実現するWebインタフェースの開発 – Hadoopを使った分散処理でデータ解析を⾼速に実現 – 総務省戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)地域ICT新興型研究開発に採 択

15.

モビリティは100年に⼀度の⼤変⾰の時代

16.

ビジネス誌でも多くの特集 2018年3⽉5⽇号 2018年9⽉号 2019年4⽉29⽇号 2019年7⽉30⽇号

17.

背景として︓ 情報通信技術の発展 メインフレーム (1950年代〜) ワークステーション (1980年代〜) ラップトップ (1990年代〜) タブレットPC (2000年代〜) ミニコンピュータ (1970年代〜) IBM System/360 UNIX, インターネット などのはじまり パーソナルコンピュータ (1980年代〜) PDA (1990年代〜) スマートフォン (2000年代〜)

18.

Software Is Eating the World: 注⽬すべきはソフトウェア • マーク・アンドリーセン⽒によるウォールストリート ジャーナル紙への寄稿⽂(2011年8⽉) • さまざまな既存事業や業界が、ソフトウェア上に再構築され、オン ラインサービス化しつつある。 • 映画、農業から国防にいたるまで、このトレンドの勝者の多くはシ リコンバレー型起業家が経営するテクノロジー企業だ。 • こういった新興企業が既存の業界構造に襲いかかり、破壊しつつあ る。 • 今後10年、もっと多くの業界のビジネスモデルがソフトウェアに よって再編され、世界を席巻するシリコンバレー企業がさまざまな 分野で変⾰をもたらすことになるだろう。 https://trailblazing.hatenablog.com/entry/2015/05/27/インターネット:マーク・アンドリーセンの予

19.

モビリティ⾰命の地域社会へのインパクト • 移動⼿段・くらしの⾜をどう確保するか – 多くの⼈にとっては、モータリゼーションで移動が⼿軽に・便利に – 過疎化・少⼦⾼齢化などの状況の中で、新しいモビリティで地域の⾜を再構築で きるか︖ • 地域の産業・経済基盤をどう成⽴させるか – 地域の雇⽤を⽀える企業・事業は今後どうなるのか • 裾野の広い⾃動⾞関連産業 • 道路などのインフラ整備 – 第⼀次、第⼆次産業からソフトウェア・サービスへ

20.

⾞両⽬線で次のモビリティを考えるなら CASE

21.

CASE: ⾃動⾞産業が⾒据えている⽅向性 • C: Connected – 通信・ネットワーク化 • A: Autonomous – ⾃動運転 • S: Shared and Service – サービス化 • E: Electric – 電動化 • 2016年にダイムラーが提唱・⼀企業に留まらない⾃動⾞産業の⽅向性を⽰ すキーワードとなる https://www.daimler.com/innovation/case-2.html

22.

TESLA • イーロンマスク⽒による電気⾃動⾞ベン チャー企業 – 2003年創業 • ⾃動運転に対応したハードウェアを標準 装備 – カメラや超⾳波、レーダーなどで周辺を認識 – オートパイロット機能を提供 – 現在は完全な⾃動運転ではないが、将来は完全⾃ 動運転に対応︖ – ソフトウェアアップデートで機能追加 • 利⽤者の運転⾏動を通してアルゴリズム を進化 • Webでカスタマイズ・オーダー https://ja.wikipedia.org/wiki/テスラ・モデル3

23.

https://response.jp/article/2019/02/28/319596.html

24.

各社の実験も活発に • カリフォルニア州⾞両管 理局(DMV)が公開した ⾃律⾛⾏⾞の開発企業各 社による試験状況より • ウェイモ(Google)、 Uber、AppleなどIT企業 も実験中 hKps://wired.jp/2019/02/26/new-robo-car-report-card/

25.

• xx トヨタの求⼈広告が話題に(2017年) https://adgang.jp/2017/10/151302.html

26.

もっと知りたい⼈は・・・ • 5年後のビジネス構造変化を読み解く、 最良の教材は⾃動⾞産業だった! ガソリン⾞の廃⽌ 世界規模の再編 ⽔平 分業の⼤波 そしてコネクテッド ⽇本経済の⼤⿊柱は⼤丈夫か 世界の⾃動⾞産業を知り尽くすコンサル タント・ジャーナリストの描く未来 忖度なしに「⾃動⾞業界」の現状を描く https://www.amazon.co.jp/dp/4065235294/

27.

⾃動運転は いつ実現するか︖

28.

• x http://www.mlit.go.jp/common/001226541.pdf

29.

2020年︕︖ • テスラは2020年に「完 全な⾃動運転」を実現 する – オートパイロット機能 – スマートサモン機能 https://wired.jp/2019/02/25/tesla-full-self-driving-promise/

30.

⽇本政府: 2020年︖ • x 2013年 https://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/actions/201311/09car.html 2015年 hKps://news.tvasahi.co.jp/news_poliPcs/arPcles/000059910.html

31.

CES 2019 トヨタ・リサーチ・インスティテュート (TRI)ギル・プラットCEOスピーチ • レベル5の⾃動運転とは、いつどこで どんな環境でも、ドライバーなしで⾃ 動運転が可能なシステムと定義されま す。 • これはすばらしい⽬標ですし、私たち もいつかは達成できるかもしれません。 • しかしながら、こうした⾃動運転シス テムが抱える、技術的・社会学的な難 しさを⽢く考えてはいけないと思って います。 2019年01⽉08⽇ https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/26085185.html https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1161/181/html/001_o.jpg.html

32.

• x 官⺠ ITS 構想・ロードマップ 2019 より

33.

今ある⾃動⾞がただ⾃動運転になる だけではない

34.

City of Tomorrow with Autonomous Vehicles (Drive Sweden) • ⾃動運転によって街がどう変わるかというビジョン – 街の空間を⾞のための場所から⼈のための場所へ • • • • • • 道路標識が不要に 道路を効率よく使えるようになり歩道が広がる 駐⾞場を街の中⼼に作らなくてよい 駅に到着したときに待たずに出迎え ⾃動運転トラックの隊列⾛⾏で効率よく 計画的に積み荷を処理することで駐⾞場削減 https://www.youtube.com/watch?v=WmYsWYDQxuI

36.

IT×交通の可能性が 世界中で試されている

37.

MaaS (Mobility as a Service)

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MaaSとは︖ • ドア・ツー・ドアの移動に対し、 様々な移動⼿法・サービスを組み合わ せて1つの移動サービスとして捉えるものであり、ワンストップでシーム レスな移動が可能となる。 • 加えて、様々な移動⼿段・サービスの個々のサービス⾃体と価格を統合 して、 ⼀つのサービスとしてプライシングすることにより、いわば「統 合⼀貫サービス」 を新たに⽣み出すものであり、価格⾯における利便性 の向上により利⽤者の移動⾏動に変化をもたらし、移動需要・交通流の マネジメント、さらには、供給の効率化も期待できる。 • ⼩売・飲⾷等の商業、宿泊・観光、物流などあらゆるサービス分野との 連携や、医療、福祉、教育、⼀般⾏政サービスとの連携により、移動⼿ 段・サービスの⾼付加価値化、より⼀層の需要の拡⼤も期待できる。 (国交省 都市と地⽅の新たなモビリティサービス懇談会中間とりまとめより)

39.

MaaS Global社による定義 • あらゆる種類の移動⼿段を単⼀の 直感的なモバイルアプリにまとめ ます。さまざまな事業者が提供す る移動の選択肢をシームレスに組 み合わせて、旅⾏計画から⽀払い まですべてを取り扱います。オン デマンドで旅⾏を購⼊する場合で も、⼿頃な価格の⽉額パッケージ をサブスクライブする場合でも、 MaaSは最善の⽅法であなたの移 動のニーズに応えます。

40.

Whim by MaaS Global • • ヘルシンキ(フィンランド)でMaaSを実現 Whim というアプリを通して鉄道、バス、タ クシー、⾃転⾞などの組み合わせ検索や予約決 済を実現 https://whimapp.com

41.

https://note.mu/kakudosuzuki/n/n01c8ab0f9b84 Whimの利⽤ • xx

42.

Whimのプラン: 料⾦により交通⾏動を誘導

43.

統合の度合いで4段階のレベルが提唱されている • xx http://www.tut.fi/verne/aineisto/ICoMaaS_Proceedings_S6.pdf

44.

変⾝するLA マイカーなしでも移動に不⾃由なし モビリティー⾰命進⾏する⽶国 • 牧村和彦⽒(計量計画研究所) による現地レポート • ⽶国にて、⾞社会から新しいモ ビリティサービスによるまちづ くりが始まっていることを報告 hKps://www.nikkei.com/arPcle/DGXMZO33296960T20C18A7000000/

46.

「全ての交通サービスが⾃分の ポケットの中にある」 という、 今までに感じたことのない 異次元の感覚

47.

モビリティのサービス化 (MaaS)は、⾃動運転より本質 的なモビリティ進化の⽅向性 流⾏語として消費される予感しかしない…

48.

MaaSの背景︓ IT・スマホの普及・発展 • いつでもどこでも「その時・その場で・他に何も使わずに」解決す るのが当たり前に – – – – 知りたい→WebやSNS検索 届けたい→SNSでシェア 売りたい→カメラで撮ってメルカリに ⾏きたい→乗り換え案内やGoogle Maps • 利⽤者の「したい・欲しい」の種に気付かせ、阻害せずに具体的な 形に落とし込めるようにUI/UXが進化中 – 明確に「何をしたい」を持たなくても、アプリとの対話の中で欲求を形成・具現化

49.

多くのライドシェア(ライドヘイリング) サービスが登場 2010年 サンフランシス コで設⽴ 2013年 東京でタクシー 配⾞開始 2016年 トヨタと提携 2016年 京丹後市で「さ さえ合い交通」 2012年サンフランシス コで創業 2015年 楽天が出資 2017年 Googleが出資 2012年マレーシアにて創 業 2012年 中国で創業 東南アジア8ヶ国168都市 でサービス提供 2015年 Lyftと提携 2017年8⽉ トヨタ⾃動⾞ などと協業 2018年 Uberの東南アジ ア事業を買収 中国最⼤のライドシェア 2016年 Appleなどが出資 2016年 Uberの中国事業 を買収 2018年 ⽇本で事業開始

50.

交通⾏動におけるスマホの役割の拡⼤ • なぜ使えなかった︖雪の⽇の交 通アプリ – アプリに騙されてバス3回も逃した – 乗る予定のバスがアプリから消えた – タクシーアプリでずっと探してたけど全 然駄⽬ • →平常時に使えるだけでなく、 緊急時にも使えて当然という利 ⽤者意識 – 悪天候なら乱れて当然、で思考停⽌しな い NHK NEWS Web 2016年1月19日 64

51.

公共交通を活かしたまちづくりの成熟 • モータリゼーションが先⾏したヨーロッパにおいて、中⼼市街 地を公共交通によって活性化する施策が⼀般化 – 数⼗万⼈規模の都市でもトラムを整備、⾚字前提の運営 • LRT導⼊、歩⾏者専⽤道路、トランジットモール… フランス オルレアン https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Rue_Jeanne_dArc_Tramw ay_Orleans.jpg フランス ストラスブール http://uemuraakifumi.com/machi/858 ドイツ カールスルーエ https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Heilbronn_Bah nhofsvorplatz_Stadtbahn01_2002-09-08.jpg

52.

⽇本やアメリカでも続く動き • 世界的にも⾃家⽤⾞から脱却し公共交通を中⼼としたまちづく りがすすめられている アメリカ ポートランド http://kcube.zouri.jp/potland-notoshikoutuseisaku.html 台湾 ⾼雄 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Kaohsiung_LRT_Circu lar_Line_at_Gate_of_Kaohsiung_Port_20180621.jpg 富⼭市 http://www.toyamashi-kankoukyoukai.jp/?tid=100846

53.

⾃治体はMaaSに どう向き合うべきか︖

54.

× MaaSアプリを業者から買う ○ 結果としてMaaSが出来上がる ように公共交通事業者や地域の関 係者を⽀援する

55.

1. 地域公共交通会議を機能させよう

56.

⽇本の公共交通の特徴 • ⺠営の営利事業としての経営 • 複数事業者で同⼀エリアで競争 • 鉄道・バス・タクシーがそれぞれ別会社

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競争前提の地域公共 交通運営 • 岡⼭では新規参⼊の妥 当性をめぐってストや 法廷闘争も https://toyokeizai.net/articles/-/213178