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September 06, 25
スライド概要
教育方法学・教科教育学という「一般的な教育」と,外国人児童生徒教育学という「特別な教育」をどちらも行っています。 このどちらもを同時に行う研究室は,日本の中ではほとんどありません。その結果,大学を含む多くの教育の場でこの両者は別々のものになってしまっています。
【お願い】このスライドは,広島大学 大学院人間社会科学研究科 教育科学専攻 教師教育デザイン学プログラムで開講している「外国人児童・生徒の教育課程デザイン論」(南浦涼介担当)の授業で行った受講大 学院生たちの発表資料です。 Trifonas and Jagger 2024 Handbook of Curriculum Theory, Research, and Practice, Springer のハンドブックのいくつかの章を選んで発表したものです。 教育的価値・資料的価値としてウェブでの掲載を行っていますが,いわゆる「論文」ではありませんので,論文等への引用や掲載は固くお断りします。 質問については広島大学南浦研究室(https://minamiura-lab.com/)までおねがいいたします。 1
Ⅰ.発表の目次 Ⅰ.文献報告 Ⅰ-ⅰ.著者紹介(城田) Ⅰ-ⅱ.章の全体構成(井戸) Ⅰ-ⅲ.章の要約(井戸・城田) Ⅱ.言語的文化的に多様な子どもの包摂への示唆(井戸・城田) Ⅲ.参考文献・引用文献 2
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅰ.著者紹介 Cathryn Teasley コルーニャ大学(スペイン) 教育学部 講師 専門(キーワード) 幼児教育、社会排除、文化的多様性、多文化主義、教えることと学ぶこと Cathryn TEASLEY | PhD Assistant Instructor | PhD | Universidade da Coruña, A Coruña | UDC | Department of Pedagogy and Curriculum Studies | Research profile Cathryn Teasley Severino 3
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅱ.章の全体構成 • はじめに 1 • グローバル・シティズンシップ概念の総合的なレビュー • 歴史的視点から見たグローバル・シティズンシップ 2 • ポストコロニアリズム的視点から見たグローバル・シティズンシップ • グローバル・シティズンシップ教育におけるコロニアリズムとその代替案について • グローバル・シティズンシップの複雑さと主流の言説(普遍的なグローバル・シティズンシップ) 3 • コスモポリタニズムを用いた解釈とその意義 • トランスナショナルなシティズンシップに対する批判 • グローバル・シティズンシップ「教育」の可能性 4 • 結論 4
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (城田) ◆はじめに グローバルシティズンシップ教育(21世紀初頭から) 教育がいかにして世界をより平和的、包括的で安全な、持続可能なものに するか、そのために必要な知識、スキル、価値、態度を育成していくかを 包括する理論的枠組み (参考5 GCED:Global Citizenship Education(地球市民教育)について:文部科学省) 分析視点:ポストコロニアル的+脱植民地的視点 5
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (城田) A.アブディ(2015) グローバルシティズンシップ教育は覇権的概念/当然のもの/抑圧的 ⇒一体何を意味するかを考える余地を与えない スワンソン・ガマル(2021) グローバル(国境を越えた世界へと放出される)とシティズンシップ(国家への 服従)の言葉が内包する矛盾 生産的緊張をどう生み出すか? グローバル社会 国家 生産的緊張 言説内のグローバル(外向き)シティズンシップ(内向 き)の矛盾を欠陥・直すべきものとして捉えるのではな く、ユーロモダニズム、資本主義搾取、植民地支配の影 響からの脱出からの抵抗や新たな意味・価値を育む可 能性の場になると捉えようとすること 6
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (城田) ◆歴史的・脱植民地的視点から見るグローバルシティズンシップ教育 グローバルな統治と市民権の変遷 ナポレオン以前(1450~1790)には、民主的なグローバルな統治と市民権の追 求は始まる カント(1724-1804)「恒久平和」を達成するための国境を越えた統治プロジェク トを可能にする世界機関の創設を説く ・ヨーロッパにおける政治・哲学・経済・教育思想の流れをくむ ・歴史的文書に描かれる平等な権利と自由、安全保障、友愛などの思想は、 ヨーロッパの文脈における白人男性にのみ適用 ⇒非難 7
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (城田) ⇒非難 ①マリー・グージュ(フランスの劇作家、フェミニズム運動・奴隷廃止論者) 「平等」という理想概念に内在する矛盾を指摘。 EX)1789年人権宣言が前提とする人間に女性が含まれていない →1791年に対抗宣言として「女権宣言」 ②メアリ・ウルストンクラフト(イギリスの社会思想家、フェミニズム運動先駆者) ルソーの『エミール』において、女性が男性に従属するような不平等性を指摘。 ※ただし、世界大戦を契機に、グローバルな統治の必要性が希求されるように… 8
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (城田) 国連が掲げる権利 ↓ 近代西洋の枠組み(道徳的に優位に見えるため) 幻想 →・R.キプリング「白人の責任(The white man’s burden)」 未開の地を植民地することが使命である ・ナチスの迫害 ヨーロッパ入植者がアフリカ・アメリカ・アジアの人々(zone of nonbeing) に対して迫害/拷問/奴隷化/大量虐殺をしていたのに、当時は暴力が容認され ていた。ナチスがヨーロッパ人に対して迫害を加えたとき、はじめて広く国際社会 で重大な過ちとして警鐘が鳴った。 9
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (城田) 実質的な植民地支配が1960年代に終わっても(ポストコロニアル) 植民地支配者が残した政治的・法規制はあらゆる戦争につながっている。 そして、植民地性(coloniality)はいまだ続いている。 この植民地性は、文化的・政治的・経済的あらゆる側面で、植民地支配の要素を 拡大させていっている。 では、グローバルシティズンシップ教育のカリキュラムを通じて再生産される植 民地性はどう再生産を阻止できるだろうか? 10
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) ◆グローバル・シティズンシップ教育におけるコロニアリズムとその代替案 ➤ナショナルなシティズンシップと、シティズンシップ教育 (Abdi,2015) ・「境界性」は、ナショナルなシティズンシップの中心的な考え方である。 ・私たちの市民権に対する認識は,住んでいる国の文脈から導出される。 「どこに住んでいるかということが,私たちがどのように,そして何を学ぶ のかについて,かなりの程度規定している」 ➤ナショナルなシティズンシップ教育の役割 ・「ある国の文脈の中で,人々が自分たちのシティズンシップに関わる権利と責任 を,概念的にも具体的にも確認し,理解することを支援する学習」。 11
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) ➤グローバル・シティズンシップ教育の複雑さ ・世界には地域・国家間の不平等や,地政学的・経済的な権力構造が作用する。 国境を越えたシティズンシップ教育は複雑になる。 ・新自由主義的な公共政策(平等<経済的動機) …人種や社会階層によって人々を隔離する都市計画 ワン・サーズ・ワールド(先進国)と,ツー・サーズ・ワールドの格差拡大 ・一方,個々の国家が地域的・世界的な取引をコントロールする力は急速に低下。 ・グローバル・シティズンシップに関する主流の言説として,この懸念は語られない。 12
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) ➤グローバル・シティズンシップ教育に関する主流の言説 ・世界的な相互交流と責任の重要性 ・グローバル・シティズンシップ教育は「生徒がグローバル化について批判 的な理解をもち,自分たちや自分たちの国が地域や世界の問題とどう関 わっているかを考え,異文化間の視点に立つことを奨励する」 (Pashby,2009) ・「地球市民」という概念 ・「地域や国のコミュニティだけでなく,地球規模のコミュニティの一員で あることを認識する」ことのえきる「地球市民」としての視点が必要。 (Pashby,2009) ・国家,人種,民族,宗教,ジェンダーなどのアイデンティティを超越する努力が強 13 調されやすい。
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) コスモポリタニズム…国家や民族に囚われることのない,世界主義・世界市民主義を志向する考え方 ➤コスモポリタン的なグローバル・シティズンシップの解釈 ・ヨーロッパ系アメリカ人の多くは,コスモポリタン主義とグローバルシティズン シップをつなげて解釈した。 (Dower, Singer, Rawls, Ignatieffなど) ・政治的コミットメント,他者に対する責任が強調された。 (解釈) ・多様な社会集団は,グローバルな領域の中 で,他者に対する責任を負うとされた。 ・各社会集団は政治的コミットメントをする上 で,「グローバル共同体/統治システム」に対し て,世界市民としての「義務・責任」を果たす 必要があるとされた。 =共通化されたグローバル・シティズンシップ 図:コスモポリタン的なグローバル・シティズンシップの解釈(発表者作成) 14
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) ポストコロニアリズム…帝国主義や植民地支配による政治的・経済的・文化的影響を批判的に研究しようとする考え方。 ➤ポストコロニアル政治学者からの視点 ・コスモポリタニズムの肯定 (K.Appiah,2006) 「コスモポリタニズムは,政治的コミットメントというよりも,倫理的義務や存在論的アイ デンティティを表している。このため,コスモポリタニズムをシティズンシップという観点 から理解する必要はない。( 自由・権利/義務・責任を伴うような関係で捉えない) なぜならコスモポリタニズムは,国家や民族の共同体への帰属と同じように,正式なグ ローバル共同体への帰属を伴わないため,グローバルな統治システムを必要としない からである。その目的は…共生することである」 (解釈) ・多様な社会集団を,それぞれが存在論的アイ デンティティをもつ主体として尊重し,他者とと もに生きるための倫理的義務を守ることが大 切である。 ・グローバルな領域に,統治システムは不要。 図:コスモポリタン的な世界における共生(発表者作成) 15
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) ➤倫理的側面に着目する意義 ・特定の視点や人間経験の形態を普遍化しない。 ・歴史化された差異,人間的な親和性や連帯的な行動を通した新しい考えに開 かれている=「反帝国(主義)的」 (Jeffress,2009) 「グローバル・シティズンシップ」 (一元的・普遍的な世界観) 「コスモポリタニズム」 (多元的な世界観) 16
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) ➤トランスナショナルなシティズンシップへの批判 Q.グローバル・シティズンシップまで収斂されないトランスナショナルなシティズンシップはどうなのか? A.キムリッカは,懐疑的な立場を示している。 ・民主主義と人権の基本的原則を尊重するように,各国家に促すべき (Kymlicka,2009) ⇔一方で,国境を越えた制度や組織を,民主的なものにするのは容易でない。 深い参加民主主義には,熟議とプロセスの正当性が不可欠となる。 ・国家/言語の境界内における参加の重要性 「国家/言語の境界の中での民主主義的参加は,言語の境界内を 越えたより高いレベル,つまりエリートの声が多数を占める空間より も,より純粋で積極的である」 「平均的な市民は,自分の言葉で政治問題を議論することにしか 心地よさを感じない」 ナショナルなレベルでの熟議を重視。 図:民主的参加の度合いと社会階層(発表者作成)17
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) Q.ここまでは,グローバル・シティズンシップ教育の問題点が論じられてきたが,本当に可能性が残されていないのか? ➤グローバル・シティズンシップ教育の可能性 ・「外向きのまなざし」と「内向きのまなざし」との間に生じる葛藤 =世界の環境社会的な未来に対する新たな認識形成が可能 (Swanson&Gamal,2021) 新自由主義による普遍化への対抗となる。 ◆スコットランドにおける教育の事例 ・若者は「他者の権利,責任,価値観,意見を知り,尊重 し,配慮し,より広い世界の中でのスコットランドの役割 を理解する」べきとされている。 ・国民統合を図る「内向きのまなざし」が働いている。 ・スコットランドを,イングランドによる歴史的侵略の被害 者と位置づけ,イングランドによる植民地暴力を,無縁 の出来事として扱っている(=外向きのまなざし)。 図:グローバル・シティズンシップ教育における2つのまなざし(発表者作成) 18
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) ➤ナショナリズムとグローバル・シティズンシップの関係性 ・ナショナリズム運動 ・国民国家に対する理想論 ナショナル・アイデンティティをめぐる排除 ・主権獲得運動を伴うナショナリズム運動 ・ガンディーによる平和運動 …大英帝国からの独立を目指すナショナリズム運動であると同時に, 既存の不公正な社会システムに対する闘争でもあった。 ・人権とコスモポリタン的民主主義を基盤としたグローバル・シティズンシップ 植民地地域の多様性や差異の尊重につながる可能性。 19
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) ➤グローバル・シティズンシップ「教育」として何ができるのか? ・フレイレの対話主義に基づく「解放の教育学」 …普遍主義に基づく沈黙,排除,抑圧を再認識する必要性。 ・コバルの「多元的な世界観のためのデザイン」 (Designs for the pluniverse) …従来の近代的・西洋的な空間,時間,物質的な言説を超越し, 関係者の生きた経験,記憶,感性,希望の複雑な集合体に向き合う。 ※特に,グローバル・サウスで,デカルト的合理性や啓蒙主義的個人主義が適合しないケースが多い。 ・ナショナリズムや主権運動を悪者扱いする言説に抵抗する必要性。 …不公正な社会システムへの対抗という意味も含まれる。 20
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) ➤グローバル・シティズンシップの普遍化に対する抵抗 ・グローバル・サウスの視点から,人権を再認識する上での3つの緊張。 1.開発の権利と,新自由主義・資本主義による環境破壊の継続と強化 2.先住民・民族の集団的願望と,近代的人権に基づく個人主義 3.地球上の他の生命種を,人権という概念が包摂しないこと。 (Boaventura de Sousa Santos, 2019) 西欧から発信される覇権的知識と,周辺部の無視される知識の間にある亀裂。 サントスは「従来からの」人権と,それが「ポスト深淵的尊厳の生態学」の不可欠な一部 となる可能性とを区別するように促している。 ポスト深淵的尊厳の生態学(post-abyssal thinking dignity ecology) …植民地主義や近代性に根ざした、西洋中心の知識体系において排除されてきた人々や知の尊厳を回復し、 多元的な知識体系が共存し,それをもとに対話できる関係性や環境。 21
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) ➤グローバル・シティズンシップ教育の目標論 ・逆説的な目標 ・共有された地球上で異なる存在を学ぶために,自らを解き放つ。 ・ハウス・モダニティからの脱却 ・「近代の築いた家」 (house modernity built) …国民国家,グローバル資本,普遍的知識,社会的流動性,分離可能性を含む。 ハウスモダニティの構築によっては,植民地の権利は何も変わらない。 ・覇権的な理解の限界に対する批判的な問いかけとして,概念化する必要がある。 22
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) ➤結論 ・これまでのグローバル・シティズンシップ教育 …西洋にルーツをもつ価値観, 争いの絶えない第三世界の概念的な学習空間。 本論では,グローバル・シティズンシップ教育とコスモポリタニズムについて,ポストコロ ニアリズム的分析を行った。 ★意義 : ナショナルなシティズンシップとグローバル・シティズンシップの共存だけでなく, その他の形態の集団的帰属と人権を認識することで,人類の多様な現実を,個人として, あるいは位置づけられた共同体の成員に対して示すことができる。 従来のシティズンシップ教育 ポストコロニアリズム的分析の導入されたシティズンシップ教育 23
Ⅰ.文献報告 ―Ⅰ-ⅲ.章の内容 (井戸) ◆カリキュラム論との関連性(補足) ・工学的アプローチ…普遍化された「グローバル・シティズンシップ」を育成するためのカリキュラム (普遍化された目標をもとに,具体的な学習を設計する。) ・生態学的アプローチ…社会集団/子どものアイデンティティや文脈をもとに, 多元的な規範や価値観を踏まえながら,カリキュラムを考える。 工学的アプローチ 生態学的アプローチ 24
Ⅱ.言語的文化的に多様な子どもの包摂への示唆 (井戸) ◆教室空間にポストコロニアリズムの視点を導入することで… ➤教室空間で均質化された「グローバル・シティズンシップ」を育成することには,マジョリティの視点 に立った教育目標を強化する可能性が含まれることに気づかされる. 社会的マイノリティの視点 (特に,植民地支配を受けた国や地域にルーツのある人々) が欠落しやすい. ➤「みんな同じ」を目指すよりも,「みんな違う」中で関係性を考える教育が必要なのではないか. 例)歴史教育の場合 ・マジョリティの視点からみた通史を学ぶ場合,「内向きのまなざし」が強くなりやすい. ・マイノリティの視点や他国の視点などを取り入れることで「外向きのまなざし」も包 摂されやすくなる. あらゆる視点から歴史を捉える中で,多様なアイデンティティに触れることができる. それが自己と他者の関係性を考え,包摂することにもつながるのではないか. 25
Ⅱ.言語的文化的に多様な子どもの包摂への示唆 (城田) ◆教室内外で子どもが経験する「生産的緊張」をいかに活用するか 言語的文化的な多様さから「生産的緊張」をより一層経験すること ⇒日本社会と母国とのつながりの間に生まれる葛藤・対立≠解消すべき課題 むしろ、創造的学びが生まれるチャンスと捉える ●実際に日本語以外を使っている場面に遭遇することによって、 (他のクラスメイトにはできないことをしている=違う一面を知る) 言語的文化的に多様な子どもは日本社会と母国を行き来する存在であることが、 周りの子どもに意識化される 見方・考え方が変わる可能性があるかも? 26
Ⅲ.参考文献・引用文献 • Cathryn Teasley(2024) Curricular Convergences and Divergences Around Global Citizenship Education -Between the Universal and the Pluniversal, Peter Pericles Trifonas, Susan Jagger , Handbook of Curriculum Theory, Research,and Practice, Springer, pp.345-362. • Research profile,Cathryn TEASLEY(www.researchgate.net)(閲覧2025年8月1 日) • 文部科学省HP 「GCED:Global Citizenship Education(地球市民教育)について」 (https://www.mext.go.jp)(閲覧2025年8月1日) 27