Amazon Bedrock Model Distillationでモデル蒸留を試す

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March 16, 25

スライド概要

JAWS-UG 茨城 #1 Education-JAWSコラボ回のLTスライド

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各ページのテキスト
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Amazon Bedrock Model Distillation でモデル蒸留を試す 2025/3/15 JAWS-UG 茨城 #1 Education-JAWSコラボ回 Kiyoshi Jin

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About Me ■経歴 インフラエンジニアとして20年以上、サーバやネットワーク設計、 構築、運用支援などに従事。2019年にジョイット合同会社を設立。 ■所属グループ JAWSUG東北 青森支部 ジョイット合同会社 代表社員 神 希嘉 ■好きなAWSサービス Amazon Bedrock https://www.joyit.co.jp ■好きな基盤モデル Anthropic Claude 3.7 Sonnet

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本日のお題

4.

Amazon Bedrockで蒸留モデルを作成

5.

Amazon Bedrock AWSが提供するビジネス向け生成AIサービス 主要な生成AIの基盤モデルを利用可能 https://aws.amazon.com/jp/bedrock

6.

Amazon Bedrock Model Distillation Amazon Bedrock で蒸留モデルを作成することができる機能 蒸留モデルとは「教師モデル(基盤モデル)」の知識を 小型の「生徒モデル」に蒸留したもので特定ユースケース向けに最適化。 より軽量ながら教師モデルの性能を保持し、高速で低コストな運用が可能 。 https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/build-faster-more-cost-efficient-highly-accurate-models-with-amazon-bedrock-model-distillation-preview/

7.

今どきな機能なのでAWS公式サイトを 参考に茨城に特化した蒸留モデルを モデル呼び出しログで生成してみました https://docs.aws.amazon.com/bedrock/latest/userguide/model-distillation.html

8.

最初に利用する基盤モデルをリクエスト (今回はAmazon Nova)

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モデル呼び出しログ保存用S3バケット作成

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モデル呼び出しのログ記憶を有効化 (先ほど作成したS3バケット指定)

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Bedrockのプレイグラウンドで教師モデル (Nova 1.0) との茨城関連のチャットを 100回以上実施 (必ずSingle Prompt使用)

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モデル呼び出しログ保存用S3バケット にログがあることを確認

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教師モデルは プレイグラウンドと同じ Nova Pro 1.0 生徒モデルはNova Micro 蒸留モデル生成ジョブを作成

14.

応答は適度な長さにしておく アクセスログの呼び出しを選択 モデル呼び出しログ保存用 S3バケットを指定 プロンプトとそれに対応する 教師モデルの応答ペアを使用 教師モデルの応答ペアをそのまま学習に利用することで 再度教師モデルに問い合わせて応答を生成し直す処理をスキップ

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アウトプット先の S3バケットを指定 サービスロールは 新規に作成 蒸留モデル生成ジョブを実行

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蒸留モデル生成完了 (約1時間半程かかりました)

17.

ジョブ名が最初設定した名前と違う?

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実は最初のジョブはエラーになりました

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最初はプレイグラウンドでChatを 選んで生成したモデル呼び出しログを利用

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リクエスト処理中に内部エラーが発生? エラーログもなく原因が全く分からない

21.

色々と試しましたが結局ダメでした

22.

最終的にSingle Promptでチャットした モデル呼び出しログでうまくいきました

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モデル蒸留ジョブにて蒸留した カスタムモデルを選択

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プロビジョンドスループットを購入 (モデル呼び出しはプロビジョンドスループットが必要)

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1時間で約1万5千円強・・・・・・

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とりあえず「購入を確認」まで確認

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試すのはここまで!

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(後片付け)蒸留したモデルを削除

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比較は次回の課題!

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次回作にご期待ください!