172 Views
November 29, 25
スライド概要
Backlog World 2025セッション資料です
Developer
Backlog World 2025 ⽣成AIでBacklogの 活動履歴を宝の⼭に変える⽅法 岡本秀⾼ 2025. 11. 29 © DigitalCube Co. Ltd.
⾃⼰紹介 ● 地元企業を2社ほど転々 ● DigitalCube - アプリケーション開発者 ● Stripe - Developer Advocate ● DigitalCube - 事業戦略室 ( BizDev ) ● WP-Kyoto: https://wp-kyoto.net Revtrona: https://revtrona.hidetaka.dev Okamoto Hidetaka 岡本 秀⾼ AWS Samurai 2017 / Alexa Champions / AWS Community Builders JP_Stripes Connect 2019 & 2025 元実⾏委員⻑ WordCamp Kansai 2017 & 2024 元実⾏委員⻑ © DigitalCube Co. Ltd. 2
今⽇のテーマ 情報を「知覚可能」にする⽅法 © DigitalCube Co. Ltd. 3
暗黙知 個⼈の経験や勘‧直感に基づく、 ⾔語化や形式化が難しい知識のこと https://ja.wikipedia.org/wiki/暗黙知 © DigitalCube Co. Ltd.
暗黙知によるハイコンテキストな仕事(職⼈技) ● 製品や現場を⾒て、「なんとなく危ない」と感じる ● 「あの件だけど、これと似た感じでいけるよ」 ● 相談した次の瞬間に参考資料やURLが送られてくる 各個⼈の経験知や勘によって 先読み‧先回りを実現させている © DigitalCube Co. Ltd. 55
暗黙知が⽣み出すハレーション ● 「あの件って‧‧‧、何のことですか?」 ● 「そんな話、知らないないですよ‧‧‧」 ● 「Backlog検索しても、出てこないです」 暗黙知を持たないメンバー(新⼈など)が 置いてけぼりになりやすい © DigitalCube Co. Ltd. 66
デジタルキューブについて 内製で複数の SaaS / PaaSを構築‧運営 Shifter FinanScope Amimoto WordPressを「静的サイト」に変える SaaS 事業承継やIPOのためのタスク管理 SaaS WordPress x AWSのフルマネージド IaaS https://www.kek.jp/ja/ https://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~ynext/amed/ https://ja.amimoto-ami.com/ © DigitalCube Co. Ltd. 77
ナレッジの分散や⼈‧チームへの依存 サービスごとに対応履歴やナレッジ、開発履歴がある ⇨ 「これなんでこうなってるの?」を探すのが⼤変 「 Shifter でこのプラグイン使える?」 「ごめん、 Shifter はわからん」 「OK。じゃあ誰に聞けばいい?」 「XX さんだけど、今⾶⾏機だわ」 「えー、じゃあ Backlog 掘り返すしかない?」 * さっき5秒で考えた事例⽤フィクションです © DigitalCube Co. Ltd. 88
対応履歴‧メモ‧ナレッジ‧共通認識 ● ⼤前提: 「決まったこと」「やったこと」を記録する ● 理想: 「過去のデータを参考に、各⾃が判断」 ● 現実: 「⾒つからんのやが‧‧‧」 ● そして: 「 XX さん、ちょっとお時間良いですか?」 ⇨ 「ログがあるから、⾃分で探して欲しい」 vs 「それが⾒つからないから困ってるんです」 © DigitalCube Co. Ltd. 99
記録だけでは活⽤が難しい ● 記録は Backlog に残っている ● 「今の課題に使える記録」の発⾒には検索⼒が必要 「記録を⾒つける、情報として活⽤する」 そのための暗黙知が必要になる © DigitalCube Co. Ltd. 1010
記録のナレッジ化、形式知化における問題 ● 正しい検索クエリを作れない ● Wiki / ドキュメントを⾒つけれない ● ナレッジにしても参照されない → 「読まれないなら書く時間が勿体無い」 © DigitalCube Co. Ltd. 1111
暗黙知 / 記録の活⽤ Before: 記録を検索するスキルに暗黙知が必要 After: 「⾒つけるまで検索させ続ける」仕組みでカバー © DigitalCube Co. Ltd. 1212
⽣成AI Generative AI © DigitalCube Co. Ltd. 13
⽣成AIは、試⾏回数で検索スキルを補える ● 質問から意図を理解する ● 検索クエリを考えて検索する ○ 要求された情報が⾒つかるまでリトライする ● 検索結果から重要な情報を抽出 © DigitalCube Co. Ltd. 1414
Backlog AI プロジェクトを横断した 新しい情報探索ツール © DigitalCube Co. Ltd. 15
Backlog MCP サービスを横断した 新しい情報探索体験 © DigitalCube Co. Ltd. 16
2つの AI ツールを活⽤する ● Backlog AI: Backlog にある情報にフォーカス ● Backlog MCP ( with Claude / ChatGPT) esa / Slack / Web / GitHubなど、総合的な情報収集 © DigitalCube Co. Ltd. 1717
Backlog x AIで 暗黙知を表出化 記録を掘り起こし、 組み合わせて活⽤する。 → 活⽤を続けて内⾯化へ https://ja.wikipedia.org/wiki/SECIモデル © DigitalCube Co. Ltd. 18
Backlog MCP 応⽤編 社内の記録‧暗黙知をコンテンツマーケティングへ活⽤する © DigitalCube Co. Ltd. 19
コンテンツマーケティングの理想と現実 ● 理想: 社員の取り組み‧事例をコンテンツ化 → 訪問者の悩みに、実例で解決策を提⽰ ● 現実: 「次の案件 / PJ で忙しいから、書く暇なんかない」 「現場がわからないので、何をコンテンツにしていいかわからない」 © DigitalCube Co. Ltd. 2020
Backlogの対応履歴から、コンテンツを企画する ● ● 業務でやったこと x 発信したい情報 企画フェーズでのリサーチから キーワードを決めてからの 事例探しフェーズまで https://labworks.digitalcube.jp/technology/how-to-protect-files-using-x-robots-tag/ © DigitalCube Co. Ltd. 2121
Backlog x ⽣成 AI x コンテンツマーケティング ● キーワードから事例を探す 「 A と B のキーワードを⽬指しましょう」 「 Backlog を探して、関連する取り組みや案件探して」 ● 事例からコンテンツを企画 「⼤きな PJ や案件が終わったので紹介したい」 「 Backlog のチケットから、コンテンツを企画して」 © DigitalCube Co. Ltd. 2222
コンテンツマーケティングの理想と現実( with ⽣成 AI ) ● 理想: 社員の取り組み‧事例をコンテンツ化 → 訪問者の悩みに、実例で解決策を提⽰ ● ⽣成 AI によるアシストで‧‧‧ 「こんなコンテンツ出したいけど、この案件紹介してOK?」 「コンテンツ企画したいので、最近やったPJ教えて」 © DigitalCube Co. Ltd. 2323
⽣成AI による記録⽂化の強化 現状 「どうせ書いても誰も見ないし 読んでくれないんでしょ」 ● 書いても読まれない ● 記録しない ● 見つからない ● わからないから質問がくる ● 「結局聞かれるなら、書かなくていい」 © DigitalCube Co. Ltd. 2424
⽣成AI による記録⽂化の強化 現状 ありたい姿 「どうせ書いても誰も見ないし 「記録しておけば、 読んでくれないんでしょ」 AI が見つけてくれるはず」 ● 書いても読まれない ● 生成AI が見つけてくる ● 記録しない ● 書かないと質問がくる ● 見つからない ● 記録する ● わからないから質問がくる ● 「記録してあるから、 ● 「結局聞かれるなら、書かなくていい」 まずBacklog AIで探してみてよ」 © DigitalCube Co. Ltd. 2525
ナレッジと認知について “存在することは知覚されることである” https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョージ・バークリー © DigitalCube Co. Ltd.
もし誰もいない島で ⽊が倒れたら、 ⾳はするか? The Chautauquan Volume Ⅲ. pp.543-544 © DigitalCube Co. Ltd. 27
A: No The Chautauquan Volume Ⅲ. pp.543-544 © DigitalCube Co. Ltd. 28
記録しても、 知覚されなければ 存在しない © DigitalCube Co. Ltd. 29
隠れたタスクを知覚させる = © DigitalCube Co. Ltd. 3030
隠れたタスクを知覚させる = バックログスイーパー https://nulab.com/ja/partner/integrate/ai-backlog-sweeper/ https://backlog.com/ja/blog/backlog-sweeper/ © DigitalCube Co. Ltd. 3131
Backlog x ⽣成 AI で、埋もれた記録を知覚する ● 「記録を⾒つけるスキル」という暗黙知を AI で⼀般化 ○ 誰でも60%くらいの成功率で記録を辿れる「補助装置」 ○ 残りの40%は暗黙知の共同化から始める( SECI モデル ) ● 「⾒つけてくれるから、記録しよう」の動機づけ ○ vs ナレッジベースは「卵と鶏の問題」 ○ VS ではなく 双⽅向からのアプローチを⽬指す © DigitalCube Co. Ltd. 3232
まとめ ● 暗黙知でチームはまわるが、スケール / 継承が困難 ● 最⼤の暗黙知は「記録を⾒つける検索スキル」 ● ⽣成 AI による記録発⾒アシストを活⽤しよう © DigitalCube Co. Ltd. 3333
Good first action 1. Backlog AI にタスクの悩みを聞いてみる 「 X について、類似の対応履歴とかある?」 2. Backlog MCP を利⽤した情報のマッシュアップ 「 このチケットについて、リサーチして」 © DigitalCube Co. Ltd. 3434
“存在することは 知覚されることである” https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョージ・バークリー © DigitalCube Co. Ltd. 35