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January 21, 26
スライド概要
2026/1/7〜1/9開催
Regional Scrum Gathering® Tokyo 2026
https://2026.scrumgatheringtokyo.org/index.html
Day2(2026/1/8)に発表した、大石真紀子の資料です。
「観察」から始めるスクラムマスターの最初の一歩 – チーム改善の糸口を見つけよう
https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2026/proposal/25145
サイボウズ株式会社の主に開発本部の資料を公開するアカウントです。
「観察」から始めるスクラムマスター の最初の一歩 ~チーム改善の糸口を見つ けよう~ Makiko Ohishi Cybozu, Inc. RSGT2026 Sponsor Session 1
自己紹介 大石 真己子 Makiko Ohishi サイボウズ株式会社 開発本部 スクラムマスター 元々はテクニカルライター&UXライター 好きなものコーヒー、猫 2
サイボウズという会社 3
企業理念 チームワークあふれる 社会を創る サイボウズの理念は「チームワークあふれる社会を創る」こと。 私たちはその理念に沿ってチームワークを支えるソフトウェアを 開発し続けてきました。 4
kintoneとは
とは サイボウズが世界中にチームワークを広めるため開発してい る 「業務改善プラットフォーム」 のクラウドサービスです 6
ドラッグ&ドロップで簡単に作成できる Webデータベース(=”アプリ”) 業務データを柔軟に蓄積し、社内で共有・見える化 運用しながらの変更も容易 7
顧客の業務に合わせて拡張可能な ノーコード/ローコード開発プラットフォーム 外部サービスとの連携などを可能にするAPIを開発・提供 8
チームの体制や特色
開発サイクルと特色 要件検討 設計 フィードバック リリース モブプログラミングを多く取り 入れ、フルリモートでもコラボ レーション・知見共有が進むよ うにしています デザイナーなどとの協同作業も 始めやすいです 実装 テスト 1週間スプリントのスクラム 10
今日は「チームの観察」について話します
みなさんどうやって観察していますか? うまくチームを観察できていますか? 12
スクラムマスターが最初にやりがちなこと • スクラムイベントをいくつか見てすぐにアドバイスする • フレームワークを当てはめる • 過去の成功体験を持ち込む これが合っているチームもあるけど合わないチームもある 私自身も過去のチームと比べながら、どう動いたらいいか 迷っていた… 13
なんとなく観察しはじめる まず「チームを観察します」と宣言 この人黙ったままだよな…と思われるのもよくないので最初に挨拶 がてら観察宣言をした 14
スクラムマスターとしての期待を伝えられる チームに入って少し経った頃、マネージャーとの1on1でスクラム マスターとしてやってほしいことを言われる あなたに期待していることはチームの観察です まずはチームをしっかり見よう︕と 安心してチームの観察に集中するこ とができた 15
意識した4つのポイント • 観察に集中する • 観察を記録する • 介入する • インペディメントリストを作成する 16
観察に集中する スクラムイベントやモブのハドルに入り、チームを観察する • 雰囲気やコミュニケーションのスタイル • スクラムイベントの進め方 • メンバー間の関係性 • 開発の進め方 開発中はつい口をはさみたくなっても割って入らないようにした 17
観察を記録する • 事実と所感があとから見返 してもわかるように • 1回だけの状況ではなく、 複数回同じパターンが続い ていないか 18
観察から介入へ • 介入は難しい。タイミングを間違えると、かえってチームの流れ を乱してしまう • 全員に関係すること、誰かを非難するようなものではない事柄は なるべくその場で指摘 ex.スクラムイベントの時間超過 • 誰かのふるまいや発言が気になるなど、特定の人に関することは その場で言わないようにした 19
観察結果からインペディメントリストを作る • 介入が難しいのは難易度が高いことや解決に時間のかかる問題 も多いからだと気づく • インペディメントリストを作って優先度順に並べておくことに した 20
インペディメントリストとは • チームの課題を並べておくリスト • いわばスクラムマスターにとってのバックログ • 価値のある課題から取り組む • インペディメントリストを元に、優先度の高い問題について 1on1で話したり、チームのふりかえりに意見を持っていった りした • 少しずつ新しいTryが増え、チームの開発リズムも整ってきた 21
観察・記録・介入・改善 この4つは繋がっている 22
観察から始まる改善ループ 改善 判断 介入 観察 記録 一度きりではなく、回し続ける 23
観察に慣れてきたら/チームの改善が進んできたら • メモを取りながら集中して聞く場と、手元で作業しながら耳だけ聞 いておく場を分ける • 複数チームを見ている場合、他のチームの観察や改善に時間を割く ようにする 24
学んだこと • フラットに見る観察は大事。でもただ見ることが観察ではない • 観察からいかに改善ポイントを見つけられるか • 観察からチームの問題に気づき適切な介入タイミングを探ってい く。それがスクラムマスターの役割 25
学んだこと 介入の仕方は主に2つある 1. その場で割って入る 2. 場を改めて提案する • ふりかえりや1on1での提案 自分には場を改めて提案することが合っていた 26
観察のすすめ • 2スプリント、できれば1か月くらい、メモを取りながらチームを 観察し続けてみてください • チームの状況は刻々と変化するので、強弱をつけつつ日常的に観察する ことがおすすめ • そこから複数回発生する問題を見つけてみましょう • 気づいた課題はインペディメントリストを作って、ふりかえりや 1on1で議題にして話してみましょう 27
チームに寄り添うスクラムマスターでありたい • 寄り添うとは 改善を重ね、安定的に成果を出せる状態を支えること • その土台として 信頼関係を何よりも大切にする だからこそ、観察を続けていきます。 28
今日発表の内容はブログにもまとめています https://blog.cybozu.io/entry/2025/07/24/113000 29
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