やさしいIPアドレス入門

591 Views

May 29, 23

スライド概要

ビヨンドの社内勉強会で発表した「やさしいIPアドレス入門」のスライドです。
IPアドレスについて詳しくない方にもわかるような基本的な内容になっています。

profile-image

日本・中国・カナダを拠点に、AWS や GCP・Azure などのマルチクラウドに対応した、クラウド / サーバーの構築・移行、24時間365日の運用保守 / 監視、負荷テスト、Webシステム開発、サーバーサイド / API 開発 など、クラウド / サーバーに特化したサービスをご提供いたします。 ● コーポレートサイト https://beyondjapan.com ● YouTube https://www.youtube.com/c/beyomaruch ● X(Twitter) https://twitter.com/beyondjapaninfo ● Instagram https://www.instagram.com/beyondjapan_24365

シェア

またはPlayer版

埋め込む »CMSなどでJSが使えない場合

関連スライド

各ページのテキスト
1.

やさしい IPアドレス入門

2.

2 ふだん何気なく目にするIPアドレスですが・・・ こんな感じでいろいろありますよね 192.168.56.100 172.16.10.6 10.0.1.2 169.254.221.188 255.255.255.255 今回は、なんでこんな表記になるのかを見ていきます IPv6はやさしくないのでまたの機会に...

3.

3 そもそもなぜIPアドレスが必要なのか?(ΦωΦ) もしゃもしゃ ヤギ県ヤギ市クロヤギ町 2-2-1

4.

4 これがネットワークの世界になると・・・ 住所がないと、どこに届けていいかわからない ???

5.

5 IPアドレス = ネットワーク上の住所 ネットワーク機器は 電気信号しか認識できないので、 電気信号で「0」と「1」を組み合わせて 意味を持たせるのです( =2進数) 「ビヨンド」の場合 111000111000001110010011111000111000001110101000111000111000 001110110011111000111000001110001001

6.

6 でも2進数は人間が読みにくい・・・ なので、代わりに 10進数を使います。 で、なんで 例えば11000000101010000000000100000001 が 192.168.1.1 になるのか??

7.

7 そのまえに基礎知識 IPv4では、2進数で0と1が32個並んでいます( 32 bits) で、それを8個のグループ に分けます(8 octets) そんで、8オクテットずつを区切って表示します ↓ xxxxxxxx . xxxxxxxx . xxxxxxxx . xxxxxxxx \第1オクテット/ \第2オクテット/ \第3オクテット/ \第4オクテット/

8.

8 対応表を見ればすぐに変換できる!(当社比) 例えば 192.168.1.1(10進数)を 2進数で表したい場合・・・ 10進数 2進数 1 00000001 2 00000010 168 = 128+32+4 = 10100100 4 00000100 1 = 00000001 8 00001000 1 = 00000001 16 00010000 組み合わせると、 32 00100000 11000000.10100100.00000001.00000001 64 01000000 になります。 128 10000000 192 = 128+64 = 11000000

9.

9 ネットワークアドレスについて よくIPアドレスのうしろに /24 みたいなのがついてますよね。 これは プリフィックス (prefix)値 と呼ばれ、同じネットワーク内で いくつIPアドレスが使えるかを表す数字 です。 これもIPアドレスと同じように、 32ビットから算出されます。 11111111.11111111.11111111.00000000 1が先頭から24個並んでるのでネットワークアドレスは 192.168.1.0/24 という書き方をします。

10.

10 で、これはなんなのか? 社内とかでIPアドレスを使う場合、どれくらいの範囲かを 先に決める必要があります。 そんなときに使うのが サブネットマスク というもので、 IPアドレスの使用可能な範囲を表します。 これも2進数で表記し、 1が並べば並ぶほど使える IPアドレスの数が減ります 。 ↑どゆこと?

11.

例えば・・・ 150人規模の事務所でネットワークアドレスを決めたいとき ①2進数なので、使える台数の範囲は 2の2乗ごとの数字分になる → 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128, 256, 512….(正確にはここから 2を引く。詳しくは後述) ②256をサブネットマスクで 表すと → 2進数では 11111111.11111111.11111111.00000000 になるので、 これを10進数に直すと 255.255.255.0 になります。 ③ということで、 1が24個並ぶので 192.168.1.0/24 または 192.168.1.0/255.255.255.0 と表記します。

12.

ルール きまりがあります 192.168.1.0 のように、第4オクテットが0の場合は ネットワークアドレス 192.168.1.255 のように第4オクテットが255の場合は ブロードキャストアドレス と呼ばれ、あらかじめ予約されており使えません。 なので、これらのアドレスは 社員のパソコンとかに割当てできません 。 12

13.

ルール その2 まず、アドレスの部分にはそれぞれ呼び方があります。 (255.255.255.0の場合) 192 .168 .1 . 1 ┗ ネットワーク部 ┛┗ホスト部┛ そして、同一ネットワーク内に所属する端末たちは、アドレスの範囲を表す サブネットマスクは 基本的に同じ値を当てる必要があります 。 例えば... 192.168.1.200/24と 192.168.1.3/27 が同じネットワークにいても、 .200→.3への通信は取れません ※ /27では32台しか割り当てできないため (また、ネットワーク部が合っていない場合も通信はできません) 13

14.

14 グローバルアドレスとプライベートアドレス グローバル(パブリック)アドレス → インターネット側で使われる プライベートアドレス → クローズド環境(主に会社、家など) クラス 範囲 ネットワークの数 A 10.0.0.0 - 10.255.255.255 (10.0.0.0/8) 1 B 172.16.0.0 - 172.31.255.255 (172.16.0.0/12) 16 C 192.168.0.0 - 192.168.255.255 (192.168.0.0/16) 256 ネットワークの管理者は、上図の中から好きに範囲を決めることができます より柔軟なCIDRもあるよ