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November 18, 25
スライド概要
2025年11月14日(金)開催
UiPath Friends 東海 ~名古屋で開く、自動化の扉。つながる、広がるUiPathの輪~
UiPath FriendsはUiPath ユーザー有志によって運営される非営利の公式ユーザーコミュニティです。 UiPathに関する技術交流や勉強会を行い、UiPathユーザーの技術力向上に寄与していきます。 イベントの登壇資料を掲載しています。 コミュニティサイト: https://uipath-friends.doorkeeper.jp/ YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/@UiPathFriends
社内教育×UiPath市民開発 課題を見据えて次のステージへ
会社紹介 2
自己紹介 名前 今川 正平(しょうへい) ・営業~システム~販売企画~ SCM~システム ・2回目のシステム部では RPA推進を担当 好きな自社製品 うまかっちゃん からし高菜 趣味 ・ツーリング(各務原行きました) ・猫のお世話 3
元々、無人実行だったRPA 市民開発の歴史 元々、社内では「システム部門が開発するRPA」が存在していた(2018年~) もともと無人実行をベースにしたサービスの提供。 RPAプロジェクト数 147 130 116 ・RPAは、システム開発より小回りが利く、立ち位置 (75%のロボットは外注製) ・無人実行PCを20台運用して、業務毎に運用。 「寝ている間にやっておきます」が売り文句。 77 41 2 18年 19年 20年 21年 22年 23年 課題:ロングテールを解決しきれない
市民開発っていいよね。 偉い人 「リスキリング」とか「現場DX」の文脈で 市民開発を進めてはどうかな? 市民開発の歴史 ・BIツール、RPA等、ユーザーDXの推進。 ・RPAは、市民開発者として、方針を転換。 (この時点では有人実行を想定) ・ロングテール解決への打ち手。 ・システム部門は 教育支援を担当 ・社内認定制度の 整備と運用
①教育支援を実施して、市民開発者を育成。 ・社内講習カリキュラム 計画12名 → 受講実績40名 社内カリキュラム
②オフィスアワー(週次のなんでも質問会) オフィスアワー 毎週火曜日14時-15時、事前準備、予約不要、飛び込み大歓迎 のフリー質問会
ハウス食品グループ本社 現在の実績 UiPath 3年目(RPA導入8年) CoEグループ 4名 市民開発者 約40名 定量効果 ⚫ 市民開発者育成人数: 定性効果 40名 131体 ⚫ 業務削減時間:2480時間 ⚫ 業務削減効果:7,936千円/年 ⚫ ロボ開発数: ⚫ 部門推進体制確立(営業本部) 営業企画推進部RPA推進者がリーディングし、 RPA推進者の会議体発足取り組み本格稼働 RPA推進者組織
振り返り(まだ道半ばなこと) 現状(手詰まり・小粒ネタ) みえてきた課題 理想(部署横断レベル) • 市民開発者数は急増したが、効果創出は追いつかず。(25年4月のライセンス購入が多い) • 前期の種まき(新規部署への研修)は十分。今期は収穫に注力(導入済部署へのフォロー)
振り返り(仮説と検証) 振返りと打ち手 • 「個人」ではなく「部署」として取り組む • 「担当者」ではなく「上長」が旗振りをする →これらが成功のポイントではないか? 「開発者=担当者の業務」の 枠を突破する必要があるね。
今期取組方針 まとめ <UiPathは市民開発からのスタート> ・市民開発者のスキル向上 ・管轄本部単位でのRPA推進 <ボトムアップ+トップダウン>
市民開発者から、UiPathロボット作成事例と所感
自己紹介 # 名前 茶屋 薫(チャヤ カオル) ◆UiPath歴:3年目 # 好きな自社製品 北海道チャウダー ゼリエース # 最近の楽しみ - 動物園に行く
作成したロボットの紹介 業務名 製品規格書作成 作業時間/回 0.5時間 → RPA化後:5分 作業時間/年 30 時間 → RPA化後:5時間 業務内容 MercriusとハウスHPから対象製品のデータを抽出し、得意先提出フォーマットに転記する ※5件/月を想定 時間 創出 従業員 exp 導入前の課題:データ抽出と転記の繰り返し作業に多くの時間を要した 導入後の効果:手作業の工数および内容照合人員の削減を実現できた RPA 導入前 データ抽出・転記 内容確認・照合 RPA 導入後 データ抽出・転記 内容確認・照合 製品規格書提出 データを加工し、 フォーマットへ転記 内容を確認し、 製品規格書を提出 業務内容詳細 製品規格書提出 工数 削減 その他 品質
ロボットを作ってみての感想 ロボットを思うように操作することができず、トライ&エラーの繰り返しで苦戦しました。 開発したロボットによって担当外の業務効率化にも貢献でき、さらに社内で水平展開されるとうれしいです。