[Idea] → [Product]: カタチにする"よろこび"を味わおう

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November 27, 25

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2025/11/26 「DevLOVE AIドリブンな開発現場・組織 その1」にてハッカソン with AI についての話をする機会をいただきました

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島根県に生息しています。プロダクトエンジニアです。 株式会社Helpfeelでエンジニアリングマネージャーをやっています。ワークアット株式会社に所属しています。 コワーキングスペースenunでコミュニティマネージャーをやっています。

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各ページのテキスト
1.

[Idea] → [Product]: カタチにする"よろこび"を味わおう 2025/11/26 DevLOVE AIドリブンな開発現場‧組織 その1 株式会社Helpfeel ⾓⽥ 徹

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About me Helpfeel inc, : engineer / unit leader / engineering office Work@ inc, : engineer / CTO enun : community manager 島根県松江市出身島根県松江市在住 1982年くらいにはこんな感じだったんですが ⽉⽇の流れって怖いですね 2

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最初にちょっと昔話をさせてください ● 2015年当時の⾃分はSIerで受託開発をしていました ● アジャイル開発⾃体は知っていました ○ ● 書籍などで学んでいるが、どこか遠い世界にも感じていました そんな⾃分のキャリアが変わるきっかけは 3

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ハッカソンの参加歴 ABCハッカソン ヘルスケアハッカソン レッドハッカソン ヘルスケア共創サミット 2017 2015 松江City Hack!!運営 学⽣向けハッカソン運営 転職 松江City Hack!!運営 学⽣向けハッカソン運営 StartupWeekend⽯⾒ StartupWeekend松江 EMConfスタッフ 転職 2021 2019 Hack On Air ~MBSハッカソン~ kamiariHack 社内アイデアソン運営 2025 2023 松江City Hack!!運営 学⽣向けハッカソン運営 kamiariHack StartupWeekend⽯⾒ StartupWeekend⽶⼦ 社内ハッカソン StartupWeekend松江 地域コミュニティ主催

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こんなキャリアを 歩んできた視点で話します 6

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Helpfeel 開発部 (2023/10〜現職) 専⾨性に基づいて、プロダクトの開発‧運⽤と会社の成⻑に貢献する部署 CTO‧開発部⻑ テクニカルフェロー 53名(うちフルタイム40名) アドバイザー プロダクト別チーム Gyazo Cosense Helpfeel プロダクトマネージャー プロダクトマネージャー プロダクトマネージャー エンジニア エンジニア マネージャー テクニカルサポート 事業開発 エンジニア コーポレートIT(情シス)も 開発部所属 デザイナー コーポレートIT コーポレートエンジニア 7 7

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プロダクト‧ラインナップ ナレッジの専⾨会社として、情報の川上から川下までをカバー それぞれのサービスが情報の収集(Gyazo)、編集(Helpfeel Cosense)、検索(Helpfeel)に特化 Gyazo Cosense Helpfeel 世界トップシェアを誇る あらゆる情報を整理できる 検索に特化しどんな質問にも スクリーンショット共有ツール 画期的な知識共有サービス 答える疑問解決システム 検索システム ToC 画像・動画基盤 ナレッジ管理 ToB 画像‧動画基盤 8

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Helpfeel カスタマーサポートの課題を解決する 検索型AI-FAQ ユーザーのあらゆる疑問をすぐに解決できるFAQ検索エンジン。 ユーザーが⾃⼒で問題を解決するのを⼿助けするだけでなく、 CS担当者やコールセンターの負担も削減します。 検索性能に特化した 新世代FAQ検索システム Enterprise B2B ※スマートキャンプ株式会社主催「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2023」FAQシステム部⾨で受賞 9

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ある⽇、CTOがいいました ● 「ハッカソンやりたいんですよね」 ○ 技術的なトライを伴う不確実性の⾼い領域にも取り組みたい ○ ⾮連続な成⻑を遂げるためには絶対に必要なプロセス ○ つまり業務上どうしても必要なハッカソンがある 10

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いいですね!やりましょう! 11

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2025年8⽉30~31⽇ 埼⽟県秩⽗市で実施 12

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やったこと ● チームを組まず完全個⼈戦 ○ ● ● ⽣成AIはいくら使っても良い 事前に社内から課題(テーマ)ドナーを募る ○ 提供された課題を精査しリストをあらかじめ⽤意する ○ 課題リストから選択してもよいし⾃分のアイデアを持ち込んでも良い 超短期スケジュール ○ ⼟曜⽇15:00までに集合、⽇曜⽇12:30に発表&審査開始 ○ 各⾃で事前準備はしてもよい 13

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参加メンバーの傾向 ● 個⼈開発者 ● プロダクト志向 ● 複数のAI Agentを⽇常的に使⽤している 14

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結論、とてもよかった 15

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なにがよかったか ● ほぼすべてのメンバーが動作するプロトタイプを持ってきた ● 同じ課題に対して異なる複数のアプローチが提⽰された ○ 組み合わせることでさらによいアプローチになりそうなヒントがあった 16

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なぜよかったか? 17

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ハッカソンが持つ学びの価値 ● ● インプットとアウトプットのサイクルを極限まで⾼速化 ○ 他流試合 ○ 完遂⼒ ○ プロダクト思考 ○ 挑戦の場 ナレッジの獲得、創造、そして実践を実施する短距離⾛ ○ 対して個⼈開発は⻑距離⾛ 18

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知識創造のプロセスとして有名なSECIモデル https://www.knowledgewing.com/kcc/share/method/single76.html 19

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ハッカソンが持つ学びの価値を当てはめる ● 多種多様なメンバーが知識を持ち寄り共同化する ● アイデアを検討する段階で表出化して討議する ● 連結化してプロダクトにまとめ上げる ● プロトタイプを作成する段階で実践して内⾯化する 20

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The GRAI framework ‒ extending the SECI model to reflect generative AI https://realkm.com/2025/05/21/the-grai-framework-extending-the-seci-model-to-reflect-generative-ai/ 21

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The GRAI framework ‒ extending the SECI model to reflect generative AI ● AIを知識創造スパイラルにおける「新たなアクター(主体)」として 位置づけ、SECIモデルを拡張する ○ AIに対して適切に暗黙知を「表出(プロンプト)」するスキル ○ AIが⽣成した知識(幻覚のリスク含む)を⼈間が評価し、正しく内⾯化するスキル https://realkm.com/2025/05/21/the-grai-framework-extending-the-seci-model-to-reflect-generative-ai/ 22

23.

GRAIフレームワークに当てはめる ● ⽣成AIと調査を⾏い知識を共同化する ● プロンプトとして表出化して討議する ● 連結化してプロダクトにまとめ上げる ● プロトタイプを作成する段階で実践して内⾯化する 23

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我々はなにをすべきか? 24

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読解⼒と⽂章⼒を鍛える

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● 審美眼を鍛える 26

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● 捨てることを躊躇しない 27

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ありがとうございました! 28