GH-CUG LT 開発未経験者が、 やまぱん!さんの著書を読んで GH-300 を受けた話 きっかけは、この1冊。 GH-CUG LT / 前半 1
自己紹介 今日は「GitHubに詳しい人」ではなく、学び始めた非開発者の話をします。 山田 コードは自分でほぼ書いていません。 ChatGPTに書いてもらいました。 • 普段はセキュリティのお仕事に従事 • 開発経験はほぼありません • GitHub経験:Pagesで静的サイトを公開したくらい 「非開発者が、GitHubをどう仕事に活かすか」という目線でお話しします。 2
きっかけは、この1冊でした 『読んでつなげる GitHub』 ご縁があって、やまぱん!さんの著書を献本いただきました。 GitHubの基礎から、第一線で活躍されている方々の活用方法まで学べる 開発者だけでなく、非開発者が仕事でどう活かすかを学びたい方にもおすすめ 後半で話す「セキュリティガバナンス × GitHub」を考えるきっかけにも 3
GitHub、完全に理解した 本を読み終わった直後の自分 「GitHub、なんとなく分かった気がする」 たぶん、かなり危険なところにいました。 ただし、この分かった気が 次の学習へのモチベーションに ※いわゆるダニング=クルーガー効果の概念図(説明用) 4
じゃあ、GH-300を受けてみよう GitHubとGitHub Copilotをもっと勉強したくなって調べてみると… GH-300のバウチャーがある研修を発見!! levelup for microsoftの研修 模擬テスト GH-300 GitHub Copilotを 体系的に学ぶ 知識を確認・弱点を把握 せっかくだし受けてみる ただ、研修のデモになると…… 「今、何をやっているんだろう?」 5
GitHub Copilotで、 GitHub Copilotを勉強してみる せっかくGitHub Copilotの資格を受けるなら、勉強にも GitHub Copilotを使ってみよう。 GitHub CopilotでGitHub Copilot勉強アプローチ 模擬テスト GitHub Copilot Chat 知識を補強 結果・解説を整理 学習ノートを作成 参照先を渡して質問 分からないことは 本人に聞く GitHub Copilotについて、GitHub Copilot本人に聞く。 6
本を読み終えてから、受験まで 9/6 9/7 9/8 本を読了 研修完了 GH-300受験 GitHub、完全に理解した 模擬テスト → バウチャー取得 「結構仕上がったんじゃないか」 今振り返ると、かなり勢い任せです……(笑) 7
そして本番 仕事の昼休みにテストセンターへ。 体感 なぜか自信満々 仕上げた知識からの出題は3割くらい 機能を知っているだけでは判断しにくい 「実際の開発ならどう使う?」が問われる感覚 「あれ、なんか、 わかんないよ……」 開発経験ゼロの自分には、ここが難しかった 8
結果 685 / 1000 合格ライン 700 あと 15 点 落ちました。 やまぱん!さん、申し訳ありませんでした。 9
何が足りなかったのか 知識として覚えるだけではなく、実際に使っておくべきだった。(とても反省) GitHub Copilot CLI 開発フロー 実際に使ってコードを書いてみる 少なくとも1回は触ってみる 「この場面ならどう使う?」を 体験する 「ちゃんと触っていれば…」が、受験後いちばん残った反省でした。 10
前半まとめ 開発未経験でも、ここまでは行けた。 本を読む → 研修 → Copilotで 勉強 → GH-300 → 685点 当たり前の話ではあるが、GitHub Copilotは「勉強する」だけじゃなく、 ちゃんと触ろう。と思いました……。 本を読んだあと、Copilot Proを契約しました。これから使い倒していきます。 11
でも、そもそも。 なぜ、開発者ではないセキュリティ屋が GitHubや GitHub Copilotを学ぶのか? NEXT GitHub から始めるセキュリティガバナンス GH-CUG LT / 前半 1 2
GH-CUG LT / 後半 Repository Policy GitHub から始める セキュリティガバナンス FedRAMP 20x → ISMAP → 日本のセキュリティ人材の未来 Controls Evidence Review Copilot GH-CUG LT / 前半 13
なぜ、セキュリティ屋が GitHub を学ぶのか? 答え:セキュリティガバナンスの運用が、少しずつ「Git 的」になっていくと見ているから 前半の問い 後半の主張 開発者ではない自分が、なぜ GitHubやGitHub Copilotを 学ぶのか。 数年〜10年後、GRC・監査・ セキュリティコンサルでも、GitHubを使う 場面が増える可能性がある。 Security Governance × GitHub × AI ポイントは「開発者になる」ことではなく、 開発基盤上でガバナンスを実装できるようになること。 14
いまのセキュリティガバナンス:だいたいドキュメント中心 もちろん実務は回る。ただ、変更管理・証跡・再利用性はつらくなりがち。 規程 リスク評価 統制一覧 Word Excel Excel 証跡 レビュー 変更履歴 SharePoint / フォルダ メール / Teams ファイル名 人間が読み、人間が集め、人間が年1回評価する世界 15
背景:米国のクラウド認証実務は、日本にも波及しやすい あくまでも断定ではなく仮説。ただし、制度設計の参照関係を見ると無視しづらい流れ。 FedRAMP 米国政府クラウド認証 NIST SP 800-53 セキュリティ管理策 ISMAP 日本政府クラウド評価 皆様もなじみが深いであろう、ISMAPの管理基準は、 JIS Q 27000シリーズ、政府統一基準に加え、 NIST SP 800-53※の考え方も参考にして策定されています。 ※米国政府のセキュリティデファクトスタンダード FedRAMP 20xで起きている「Git / API / 機械可読化」の流れは、 将来的に日本のセキュリティ実務へ入ってくる可能性が高い 16
FedRAMP 20x:すでに「書類提出」から変わり始めている 認証資料を提出して終わりではなく、GitHub等のGitリポジトリで継続的に管理・レビューする世界へ。 従来イメージ FedRAMP 20xで見えてきた世界 文書中心の認証 GitHub / Gitを使った認証 ✓ Word / Excel / PDF ✓ ファイルを提出 ✓ 一時点でレビュー ✓ 更新のたびに再提出 ✓ 人が資料を確認 ✓ private Git repositoryで提出物を管理 ✓ 変更履歴をGitで管理 ✓ 認証データを継続的に更新 ✓ Machine-readableな情報も活用 ✓ APIや自動化との連携 FedRAMP 20x Pilotでは、提出物へのアクセス方法として private Git repositories が実際に使われています。 GitHubは「開発コードを置く場所」から、セキュリティガバナンスを 管理する基盤の一つへ。 17
10年後の仮説:Document-based から Git-based へ GitHub一択という意味ではなく、Git / API / Machine-readable を前提にした運用が増えるという話。 Git-based Governance Document-based Governance ✓ Word / Excel ✓ メールレビュー ✓ 年次評価 ✓ 手作業の証跡収集 ✓ ファイル名で変更管理 10年後 ✓ Repository ✓ Pull Request ✓ Issue / Actions ✓ 機械可読データ ✓ AI支援・継続的評価 もう一部では始まっている。 この流れが日本のGRC実務にも広がる可能性がある。 18
セキュリティガバナンスを GitHub に載せると、こう見える 文書置き場ではなく、レビュー・変更管理・是正管理・自動化の基盤として見る。 Governance as Code 規程・統制 Repository 変更管理 Git History レビュー・承認 Pull Request 不備・是正 Issues 自動チェック Actions 作成・整理支援 GitHub Copilot 19
そこに GitHub Copilot が入ると何が起きるか 最終判断は人間。AIは「読む・探す・比較する・整理する・ドラフトする」を支援。 マッピング 影響分析 Evidence整理 規程・統制・NIST CSF等の対応整理 PR変更がどの統制に影響するか確認 証跡の分類・不足観点の洗い出し Issue起票 YAML/JSON レビュー支援 不備・是正タスクのドラフト作成 機械可読データの作成支援 変更差分の要約・論点抽出 人間:判断・承認・リスク受容 / AI:読み込み・比較・整理・下書き 20
だから所謂「文系セキュリティ」こそ、GitHubを触ろう 開発者になる必要はない。エンジニアと一緒にガバナンスを実装できる人材になる。 つまり、これからの時代Githubを扱えるセキュリティ人材の価値が向上する Security / Risk / Governance これから強そうな人材像 Git / GitHub 規程を書ける リスクを評価できる 開発基盤を理解できる AIで実務を加速できる JSON / YAML / API + AI / Copilot 「まだ珍しい今」から触っておくと、キャリア上かなり効くはず。 21
まとめ 非開発者こそ、 GitHub を触ってみよう。 開発者がセキュリティを触ってみるのも良いかもしれません(?) GH-CUG LT / 前半 22